西武の人的補償は脇谷になりそうだという。
西武 FA片岡の人的補償に脇谷「決めるのは早かった」(スポニチ)
小さいことかも知れないけど、球団がオフィシャルに出しているコメント「先方の球団があるので個人名は控えないといけない」これだよね。共存共栄だから、書いてもらうのはかまわない、いやありがたい。でも業界の決めごとやスジをグダグダにして、良いことなど何もない。「ルールだから個人名は言えない、この一言は必ず添えてくれ」これをやって欲しいだけ。
何事もすべて、悪いことばかりじゃないし、良いことばかりでもない。人事だって、貸方借方いつでもとんとん。選手の出入りそのものよりも、回し方、使い方がよっぽど大事。特にキーになるのは口の使い方じゃなかろうか。
思っていることを実現させたい時、それをそのまま言葉にすれば良い相手(状況)もあれば、少しひねらなきゃ伝わらない相手(状況)もある。
野村克也という監督は優れた理論家で実行力、決断力もあり成果を残す人ではあるが、口の使い方や組織の活性化という点ではそれほど優れているとは思わない。好き嫌いが激しく、レッテルを貼ってしまうことで、相当な割合の選手を「殺して」しまう。一方、星野仙一という監督は、特に言葉を巧みに使える監督だろう。そのポイントは「口はフォローするために使う」ではなかろうか。
「横一線の競争だ!」そういう時は、もう意中の選手にレギュラーは決まっている。でもそう言えば、その選手は慢心しないし、ライバルは腐らない。ひょうたんからコマで切磋琢磨になる。
「アイツが面白い。このまま伸びればレギュラーもある」そういう時、そいつは今一つパンチが足りていない。何か自信なさそうにしているのを後押ししてやっている。
「さすがベテランだな。格が違う」そういう時、そろそろ休ませながら、若手を使っていこうとしている。
その他諸々、競争をあおり、若手に経験を積ませたり、ベテランを刺激したり、チーム活性化策をガンガン行いつつ、言葉巧みにフォローする。これが星野監督の得意技。チーム運営だけでなく、相手との勝負の中でも、誠実すぎることはマイナスでしかない。タイガースの勝負弱さは、こういう腹芸ができていないことにもあると思う。
コメント
因みに私はリアル腹芸が得意です(笑)。
確かに、中村GMも和田監督も真面目さや誠実さは伝わりますが「タヌキ感というかキツネ感(いい意味での)」が足りない感じがします。
しかし、読売は脇谷を持って行かれても、予定通りというか痛くも痒くもない!上手くプロテクトしたもんだ!
「たった一言が人の心をあたためる、人の心をきずつける」
私の昔の上司が教えてくれた言葉ですが、
今日のtoraoさんのご意見を読んで、業界、世界は違えど、(特に組織を束ねるリーダーが意識すべき)共通する言葉なのだと気づかされました。
トラオさんの野村監督評は激しく同意しますが星野監督評は?褒め過ぎの気がします!球団オーナーと直結。戦力を大補強して勝ってる印象が有ります。武闘派の印象も。偏見でしょうか?
2塁手2人も補強したのだから余った2塁手を出す・・・まさに予定調和のような補償でした。
確かに阪神は昔から腹芸はできませんよね、落合監督みたいに徹底的にマスコミ遮断しろとは言いませんが
「何をやってくるかわからない」不気味さみたいなもんは出してほしいところです。現政権では無理でしょうけど。
特定秘密保護法は日本じゃなく阪神にこそ必要かと・・・
情報はダダ漏れ(他球団も多少漏れてるけど)で、それがそのまま記事になる事を厭わない。
球団は虎マスコミとの間が、これで正常だと思っている。
相手方や他球団にしてみれば、「仁義に欠ける」印象しかない。
余りのダダ漏れぶりに、潰れたトレードも数多くあるとか。
憶測や飛ばしなら、まだ可愛げもある。
ただ、水が流れるが如く情報流出が止まらないこの現状は、流石に拙いんじゃないでしょうか。
いつか痛い目に逢いそうで怖いですね。
ノムさんに ダメ出し食らうなら川藤会長に怒られたほうがいいです。
昨日の球団年賀式で南球団社長は式典出席者を前に このオフ、ゴメスや呉などの獲得により補強はしたが(優勝するためには)王道は若手の成長、若手の成長が競争を激化させると語ったそうです。この人の言葉にモチベーションが上がる若手はいないだろうな。昨日の年賀式には選手は出席してなかったと思うが選手全員を前に同じこと言えるのかな? 仮に口ばかりだとしても選手全員を前に 南や和田が『今年は全員が同じスタートラインに立ってると思え。人気、実績、個人記録は一切考慮せず調子の良いものを優先的に起用する。阪神は変わるのだ!』みたいな話でもしてくれたら選手だけでなくファンも熱くなれると思うのだが。。。。南じゃ無理だな。どうせ騙すにしても もっと上手く騙せよって(笑)
まあブログの内容としては、ふーんと思う程度ではあるが
好きな人を全力で褒めるのは非常に良いと思う。
否定に付いては結構雄弁な人が多いが、褒めるのは苦手な人が多いので
内容は賛否両論あってもそんな感じて良いのではないかと思う。
みんな無いものねだりするからね~腹芸出来たら強くなるのかは何とも言えんが、星野が語っているような人間かどうかも知らないが、どんな希望通りになってもきっと新たな不満が出て来ての堂々巡りになるんやろうなぁ
和田のベテランに対する「やってもらわなきゃ困る。」が大嫌い。どういうつもりか知らないが、本人にも若手にも火をつけるどころか、火を弱める言葉です。監督インタビュー聞いてもムカつくだけだから、いっそのこと黙っててほしい。選手は応援するし、優勝もしてほしいけど、彼は胴上げされる資格はないですね。
今日の読売新聞に小さく「阪神、鶴岡で決定」の記事が
もう決まりですねw
和田監督が「今年は俺もヤバいから、なんとかしてくれ!」って言っても、誰も踊らないだろうなぁ
捕手は球団の「顔」だと思います
「讀賣!」って言われれば阿部だし、「ヤクルト!」って言われれば古田wだし
星野さんの分析、解りやすいですわ
2002年だったかな、NHKでの特集で見事に阪神という球団を分析してました、監督という立場で
「タニマチが離れても大手術しなきゃならんのや!」って言って行った大改革…
星野さんの後の数人の監督が時間をかけて元の阪神に戻してしまいました
西岡や福留に「外から見た阪神と中から見た阪神の違い」を聞いてみたいですわ
今年も「重い試合」が多く観れる予感がします
来年のことも考えてね、和田さん
昔180名のトップを経験した時に色々な経験をさせてもらった。
やる気を出させる言葉と殺してしまう言葉は僅かな差だが結果は真逆だ。
特に新人を伸ばすのなら自分の評価より他人の評価で褒めると効果的みたいだ。
例えば一二三が先輩から「お前平田監督の評判良いぞ!頑張れ」と言われたら
俄然やる気が出るだろう!
逆に辞めさせたい奴は「お前評判悪いな~!」と言えば黙って去っていくのだ。
言葉は怖いが意識して育てる立場の人間は使ってもらいたい。
DeNAのコーチみたいにマウンドで怒鳴っても今の子は育たないのだ。
たぎれ鶴岡 ウチに来ちゃったヨ〜。
まぁ、来たからには頑張って頂くしかありません。
確かに和田ちゃんはイマイチ談話等はツマラナイですね。
かつてのノムさんや仙さんと比べるのは酷かもしれませんがそれにしても…
岡田語は解読が難しかったですが結構楽しめました。
談話もエンターテイメントの一つだと思いますので、そらどうしても掛布さんに期待してしまいます。