今日はタイガースOBのAさんに都内某所にてインタビュー取材を行う日。といっても広告企画なので、名もなき「制作側の担当者(文字を書く係)」として、材料を探して広告スペースを文字で埋めるのが私の仕事だ。写真を撮影をする時間を含め、Aさんに割いてもらった時間は1時間ほどで、そのうち私に与えられているのは数十分。進行が押せばさらに減るかも知れない。よくあることだ。どなたが相手でも一担当として淡々と進めるのがプロというもの。
だけどAさんへの思い入れは強い。強すぎるくらい強い。タイガース21世紀二度の優勝は、不可能を可能にした男たちの勝利だったと思うが、今思うと先頭に立って切り開いていったのがAさんだった。不可能は、不可能だと思う気持ちがもたらしていたのだと教えてくれた。明るい話題に乏しかったタイガースファンをいつも誇らしい気持ちにさせてくれる選手だった。
取材を前にして、引退することになった時に自分で書いたものを読み返してみた。さびしい気持ちがストレートに甦ってきた。仕事は仕事として、せめて感謝の気持ちだけは伝えたい、そう思った。
さあ、直前の準備をしよう。周囲にはクライアント、スポンサーなどお目付役はいるだろうが、せっかくのAさんと二人だけで話をする機会、大事にしよう。
(公表前の件につき、具体的表現をひかえた。ご理解のほどを)
コメント
四年前の虎バカパーティーで頂いた「toraoさんがAさんの引退する事になった時に書いたもの」は、今でも私の宝物です。
Aさんに「将来ぜひタイガースの監督を!」とお伝え下さい!
(個人的余談=春高バレーの応援で汗だくヘトヘト、つくづく自分は野球以外の応援には向いていない(;o;))
Aさんは赤い彗星のAさんですかねw
私にとっては野球を考えながら見る楽しさを気付かせてくれた、極めて思い入れの強い選手です。
健康面の事もあるのでしょうが、コーチなど人を育てる側に着いて欲しいと常々思ってます。
自分が上手くなるのと、人を育てるのは別の経験・能力だと思うので早くそれを研究する
立場に立って頂きたいですね。コーチもやはりトライ&エラーの積み重ねだと思いますし・・・
健康面は懸念がありますが、他人でも出来る事は他に任せてでも、新しい事に挑戦して頂きたいです。
A☆さんの取材、頑張って下さい。
アマ時代、五輪代表に代走守備要員として参加した時から、その名を知り、
阪神入団時「新庄さんの穴は僕が埋めます」と言い放ち(本人は言い間違いだと仰ってましたが)
その後の活躍は周知の通り。
無念すぎる引退の後も、メディアを通じて野球への消えない情熱は伝わってくる。
勿論、タイガースへの厳しい愛情も。
熱い記事になる事を楽しみにしてます。
引退と聞いた時、私たちファンは本当に残念に思いました。
全力プレイの為の怪我。
完治することを願っていました。
トラオさんの思い通りのインタビューができたら良いですね!
夢のような時間はあっという間に無事終了。ついつい色々聞きたくなってしまってクライアントさんからの要望を満たすのに必死でした。
あの大好きな投手だったSさんがAさんのマネジャーをやっていてびっくり!
とにかく本当に素晴らしい方。取材音源は永久保存の宝物です。
トラオさん、取材お疲れ様でした。Sさんとは雨降らしのSさんですか(笑)?確かスポーツマネジメント会社に再就職したと聞きましたが、その線でしたか。お元気そうで何よりです。
Aさんの話の内容も気になりますが、書ける時が来たら教えて下さい。