サンスポにオーナーインタビュー。(下記リンクは一部。5まである)
野球や球団への強い思いが感じられるの非常に良い。しかしこれは「勝負ビジネス」。電車のビジネスとも、後援会組織とも違う。ライバル球団との間に、WIN-WINという関係性などは存在せず、勝負に負ければ誰かが責任をとらなきゃいけない、特殊なビジネスの世界だ。阪神電鉄は負けても責任をとらなくてもいい存在だ。だから勝負を託すことのできる、責任者に予算と人事の権限を委ねるのが仕事だ。そう考えればすべてはシンプルになる。電鉄関係者から代表取締役2名(オーナーと社長、二人代表取締役だよね?)と本部長がいて、権限のないGMがいるという構造は、責任者だらけに見えて、その実、責任者が不在。電鉄が「オーナー(資金的後ろ盾)機能」に徹し、執行責任者を雇うという関係性ができないものだろうか。
コメント
トラオさんの提案は正しいと思う。しかし現在の阪神球団の組織図を見るとプロ経験のあるGM中村の上にプロ経験のないT球団本部長(電鉄からの出向組)がおり、その他にもいわゆる部長クラスが数名おり組織そのものの構成がおかしく、かつ出向組を守るために中村が矢面にたってるだけの組織だ。昨日の出陣式も球団幹部やマスコミを集め社長が年末に言ったコミュニケーションうんぬんについて『私はそのような言い方をしていない』とマスコミを通じて発信してるところからしてまだまだこの組織は機能してないと感じる。
優勝する球団は必ず現場のユニホーム組と背広組が一致団結している。和田も南も本気で優勝したいのなら巨人原やないけど一からチーム(フロント含め)を作りなおすくらいの意気込みがほしい。
GMを あんまり負広って言わないでー!
オーナーは「愛してま〜す!」と声高に叫ぶけど、下の人間は自分の居場所を守るのに必死。
やっぱり「一丸」は80周年だからって出来るもんじゃないよ。
黒田が帰って来ただけで「一丸」が伝わる広島。
地道って大事だねぇ。
今季の讀賣は「完全に若手中心にチームを作り変える年」と決めつけてる気がする。
ベテラン2人を穫ったのは、それを目立たせない為のフェイクのように思う。
そして「それを実行できる体制が整って」いて、「2軍にも新しい戦力が育ってる」としたら、似たような環境のウチは出遅れてる感が満載だ。
去年、平田さんが育てた選手を今年、平田さんが1軍で出迎えるという「当たり前のこと」が、すんなりいくことを願うしかない。
いろんな「しがらみ」があるだろうけど、伸び伸びと躍動させてほしい。
また中村ノリがサードを守ってる夢を見た。
病院に行ってこよう。
何でもメジャーが良いとは思いませんが、ことビジネスと言う点においては何歩も
先を行っている感は否めません。
編成面のチーム作りはGMが。
現場のマネジメントは監督が。
それらの任命権やチームへの出資はオーナーが、それぞれ責任を持ち、
首と非難を賭けている。
阪神に限らず日本の球団は、この責任の所在があやふや過ぎて、ヘンテコな
人事が繰り返される。
更に最大の弱点として、球団経営のプロが不在と言う点が構造をややこしくしています。
事務方や現場はさておき、意志決定者がオーナー企業側の論理しか持ち合わせておらず、
妙な軋轢ばかりが生み出されてしまう。
そろそろ「球団一筋」の専任者を配置するべきだと思いますが…
日本野球機構(NPB)から電鉄本社に戻ってきたぬまっち(沼沢正二さん)はどうしてるんでしょう?
『「球団一筋」の専任者』というんならこの人しかいないと踏んでるんですが。
少なくともM社長よか野球愛、球団愛は深いんでないかい?
坂井オーナー、年末の漢字一文字は「無」だったと記憶していますが、今度は「ぜっこう蝶」が乗り移ったかのように饒舌に語っていますね(笑)。
自分は自営でやって来たので大企業の人事システムについてはよくわかりませんが、ほぼオーナーに専念している今、心掛けている事は「現場に口出ししない」「やる気を出させる為に定期的に(部分改装等)気分転換させる」ぐらいです。
中村GM、板挟みで大変でしょうね。
確かにこのオーナー、就任当初からタイガース愛は感じるんです。そして電鉄で登り詰めた方なので経営者としても、恐らく一流の物は持っているんじゃないかと思うんです。インタビューを読んでも立派な事は仰っているんで。
でも、そこまで分かっていて大胆な変革を行わない、口は出す割には球団としての姿勢に思い切った刺激を与えないと言うのでは、我々1ファンと殆ど変わらないんですよね。そしてこれこそが、この球団の悪い伝統、「それでも客は入って黒字」だから変える必要が無い。と言う所に辿り着くのでは無いだろうか。
組織も人も同じだと思うが、進歩とは変わる、と言う事であり、変わらなくては成長は無いはずなんです。この球団は何十年も熱いファンに支えられている事によって、中途半端に安定している。それによって「まあ、良いや」と、変化を恐れているのではないか?
何年も続いた暗黒時代。そこからの二度の優勝。そして、その後十年まずまずの成績を残し、経営も安定しているはず。そこに甘えが有り、それによって変化を求めないと言う現状維持に甘んじているように思えてならない。
ウォルト・ディズニーが、現状維持は後退しているのと同じ、だと言っていたそうですが、球団創立八十周年の老舗球団。いつまでも先人が作り上げた「タイガースと言うネームバリュー」に甘えず、本気で変えていかなくてはいけない。「奢れる者久しからず」と、ならないように。
球団の金儲けだけを考える経営ではなく、勝てるプロ野球の球団経営としての事業経営に長けている人が阪神球団を引っ張って行ってくれたらと思います。
如何にしてチームを強くし、優勝という最終目的に向かうための編成育成ができる人材がほしいです。
オーナーは優勝し、強いチームであって欲しいと願うのは当然ですが、球団への思いと、勝てる球団経営の才覚・実力は違うと思います。
チーム常勝機能を持てる人材が別に必要かと思います。