先発は黒田と岩田。阪神は2回一死、マートンが右越二塁打に今成のつまり気味中前打に、マートン判断良くスタートして先制。続く江越は追い込まれながら外のスライダーが高くなるのを右線へ狙い打って二塁打で一死二三塁と、波状攻撃をしかける。続く鶴岡も食い込んでくるツーシームを叩き付け、前進して構えていたセカンドの頭を越える中前安打で2者生還。3-0とした。しかし広島は直後、グスマンが左越特大2ランで3-2。阪神も3回表、先頭上本中前クリーンヒットと盗塁、悪送球もからんで無死三塁、福留四球で無死一三塁。ここでゴメス併殺打の間に1点追加、4-2。序盤、制球の甘い黒田と守備のミスを攻めた。ところが阪神もだらしなく、上本のトンネルなどで好機を広げられて1点返されて4-3。さらに5回ウラ、ロサリオに同点二塁打を打たれると、歳内にスイッチ。岩田はもらったリードを守れなかった。試合は7回表二死、鳥谷がエラーで出ると、ボークで二進。この”敵失2連発”を上本が前進する右越二塁打で生かして5-4と勝ち越し。ところがところがそのウラ安藤がピリッとせず、菊池、丸が連打。内野安打を好捕した上本に悪送球も飛び出して無死一三塁とされ、その後なんだかんだで2点を奪われて逆転。8,9回はリリーフ陣に抑えられて痛い敗戦。これで8月は勝ちなしの3連敗。首位に1.5差と水を空けられた。
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対広島 12回戦 マツダスタジアム
神 | 0 3 1 0 0 0 1 0 0 | 5
広 | 0 2 1 0 1 0 2 0 x | 6
勝:ヒース2勝4敗4S
S:中崎0勝5敗16S
敗:安藤4勝3敗0S
HR:グスマン ツーラン2号
阪神:岩田 – 歳内 – 安藤 – 加藤 – 岩本
広島:黒田 – ヒース – 大瀬良 – 中崎
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両軍ミスの多い試合だった。最後の決まり手は安藤が打たれたことと、上本のエラーということになるが、なんというか、まあ「しゃあねえなこりゃ」と思えてしまう内容だった。
「9回にクローザーを出したら、もう後はもう監督は何もできないので祈るだけ」とは言うが、タイガースは8月頭にして、「7回に安藤を出したら、後は福原、呉昇桓とゼロに押さえてくれるのを祈るだけ」という感じ。だがこの試合で、あらためてそんなんじゃやっていけないということがよくわかったはず。いや、わかってくれ。調子のいい投手は必ずいるはずだ。どの投手も春からそれなりに登板させてあり、力を発揮できるだけの備えはあるだろう。後はその調子の良さに、自信という魔法をかけてやって送り出し、信用して使ってやるだけのこと。それをやる度胸と、自分がやってきたことへの信頼だけのこと。
上本は打って走って大活躍して、守備でチョンボして吐き出す。もちろんエラーは誉められたもんじゃないが、まあそんな日もあるわな。よう足を使って頑張ってはいるし、進歩はしている。反省しすぎることなく、オレがチームを引っぱるという気持ちで打っていけばいい。
1番鳥谷、3番福留、4番ゴメスの調子が落ちているのをわかった上で、でも早くなんとかなってくれと「不動」を決め込む。たいして強くもなく、正念場を迎え下がり気味なのに、まるで常勝チームのようにひたすらに待ち続けるというのはいかがなものか。動いて刺激して、おなじくたいして強くもないチームを毎年優勝させている監督を褒めちぎるつもりはないが、悔しいじゃないか。
負けるのはいいのよ。考える材料を得ているのに、チームを強くしていく方に結びつけないのがイカンのよ。なにがあっても動かざること山の如しでは、「風林火山」でもなんでもなくて「山山山山」、フリーズ、サボリとそしられても仕方なかろう。
安藤、福原、福留、鳥谷。彼らの代わりになる選手が必要だと、去年の秋からやってきた。それで、やっぱり代わりになる選手などいない!と決め込んで今に至っている。だが、今ここでもう一押ししてみい。一度「ダメだこりゃ」した江越が、少なくとも大和の代わりにはなっている。まだ今なら大丈夫だからいろいろやってみい。去年の秋からそれなりに投資しているから、ちょこちょこ回収できるはず。中には大化けするのもあるから。だまされたと思ってやってみい。良い結果が出る可能性が高いのはそっちだから。「風風風風」でやってみい。
歳内、岩本、ナイスピッチング!成長しているね。
コメント
昨日のある新聞に阪神OBの遠山氏のコメントが載ってました。
内容はとにかく阪神選手は反復練習が少ないと言う内容。勝っても負けてもプロは一流プロは反復練習の連続です。
引退したヤクルト宮本だったか?が言ってたけ反復練習は2万回してモノになるらしいです。
選手かコーチかはわからんけど楽しようとする傾向が阪神にはあるらしい。確かに沖縄キャンプ観てても阪神ほど練習量の少ない球団はないです。マスコミ向けにパフォーマンスはするが中身がない。結局毎年夏場にへばるのはキャンプの取り組み方がおかしいから。結果ですべてが判断されるプロの世界。
今年も脱落が見えてきましたな‼️
遠山氏のコメント貼っときますhttp://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/429273/
シーソーゲームは見ていて面白いけど、負けるとダメージが大きい!
まあ「勝てるゲーム」でしたね。残念…
>岩田
私は野球の投手などやった事がないので分かりかねますが、無死一塁で絶好の併殺打を打たせたのにトンネルして無死一三塁になった時の投手の心理はどんなモノなのでしょう?!
そして、そこを一失点で抑えたとしても、球数・エネルギーの消費は相当激しいと思います。
岩田は確かに援護をもらいながら五回でKOされたけど、少し気の毒に思いました。
安藤も、エラーと打ち取った打球がことごとくヒットコースへ行ってしまう不運が重なり気の毒でした。
そしてシーソーゲームを演出した上本は、猛打賞に盗塁と打撃は素晴らしかったけど、これだけセカンドで固定されているのだから、守備力をもう少し向上して欲しい。ミスから流れがカープに移ったのは確かです。
悔しいゲームの中、若い歳内と岩本が好投!これは昨日の一敗を後に何勝にも返してくれる価値ある好投だったと思います。
あとは、代打でワクワク出来るような若手選手が上がってくれば、まだまだチャンスはありますよ。
貰っては吐き出し、貰っては吐き出しと、およそ先発投手がやってはいけない
事を2度もやっては勝利の女神にそっぽ向かれてもしょうがない。
勝ち投手になれる資格がないという事だね。
昨日も書きましたけど、先発5枚目6枚目の件もそうだし、ベテラン選手と若手
との件もそうだし、いつも言い訳を探しながらやっている感じ。
やれ開幕ダッシュだ、交流戦に向けてだ、夏場の大事な時期に、終盤となってはetc.
確かに何人かは使ってはいるけど、本気で何か事が起こらないと腰を上げる気が
皆無のような気がしてなりません。
中谷3打席、北條に至っては1打席で鳴尾浜送り。
江越こそ偶々上げた時期に結果を残した事で使い続けているけど、これもいつまで
続くやら・・・。
今年最初に扇の要として育てると宣言した梅野ですら「修行の旅」から帰ってこない。
本当にシーズン見据えた戦いが出来ているのか、冗談ではなく目の前の1勝の事しか
眼中にないのかと疑いたくなります。
「山山山山」
何となく見た目カッコいい(笑)
まぁ、ドッシリ構えての山なら良いんですが、まるで氷の如く凍りついた山だからなぁ。
草も木も生えない(笑)
苗も肥料もあるはずなのに・・・おかしいなぁ。
トンネルはやってしまったら防げないけど送球ミスは防げるはず。
阪神野手陣は上本もそうだけど投げても間に合わないのに無理して送球、結果2次災害を引き起こすのが多すぎます。一瞬の判断力をもっと身に着けてほしい。
安藤は不運すぎました、内容は全然悪くないので次頑張って。岩本、歳内はかなり戦力になってきました。何とかベテラン投手陣を助けてあげて。
今日もベテラン能見先発なので継投が鍵となると思われます。今こそ一丸で連敗脱出頼んます。
歳内はもう一段使い方を上げてもいいでしょうね。
ストレートに力強さが出てきたのでスプリットが効いてます。カーブもいいアクセントになってます。
僅差の終盤でもいけそうです。
ファームの選手では石崎。
球速が戻って(というか伸びて)きて、面白い存在だと思います。
元々投げっぷりのいい投手ですし、7、8回を任せられるようになれば、ブルペンがずいぶん楽になるでしょう。
あと、どうしても諦められないのは島本。
一軍でかなり打たれはしましたが、あれで今季は終了というのではもったいなさすぎます。
ベイスターズの若い左腕投手が躍動していますが、先発とリリーフという違いはあれど島本もあれくらい出来るはず。
昨日は安藤が点を取られましたが、
これは、安藤の調子が良かったからって7回に固定しようなんて楽をするな、ブルペンの活性化にたゆまぬ努力をせよ、との警告だと思って、どんどん入れ換えをして欲しいですね。
まだ全然間に合います。
黒田から序盤4点ゲットしても、直ぐに追いつかれる展開にトドメをさしたのが、上本の絵に書いたような見事なトンネル!
代走のあとサードの守備についた大和、これからの彼の立ち位置を暗示しているような予感がしました。
長期ロードをそこそこの成績で乗り切るためには、今夜の能見先発ゲームは絶対落とせないと思います。
忘れてはいけない8/6のゲーム(特に広島にとっても思いは同じでしょうが・・)と合わせて勝ち越しで最初のカードを乗り切ることです。
上本のミスやゴメスの不振など敗因は多々あるが、やはり「監督の采配力の差」…これに尽きると思う。ホームの代打攻勢、見事にハマる。乗り込んだタイガースが、やらなければならないことを目の前でヤられた。「新井さんの為に」なのかは知らないが広島の対阪神への熱い想いは凄まじい。逃げ切れず追い付かれ逆転され追い越せず。ゴメスの状態上がり待ち。下の外人さんを使うなんて考えは微塵もない。ヤクルトが、低年俸で獲得した選手の活躍を目の前で見ても何も思わないんだろうなぁ。
上での争いばかりに集中してると広島が近づいてくるよ。3タテ喰らったら射程圏内。ロードで今日までやってきた和田の「今あるもので、なんとかしよう野球」が丸裸にされるのだろうか。安藤は悪くない。責められる使い方をしてきたベンチの責任だ。和田劇場、開演。
昨夜は勝てた試合だよね。あのトンネルがなければ。
安藤、打たれたからって少年野球でエラーした子供みたいに
フリーズするな。
「山山山山」下に動かせる逸材いるのに目を向けないww
上げても使わないww
何のために上げるんだろうか?下げるための数合わせ??
能見、分の悪い広島だけど今日はギャフンと言わせよう!!
この時期にきて試せる次世代選手の駒がまだまだ少ないですね…トラオさんと全く同じ意見で鳥谷、福留、福原、安藤頼みのチームでは優勝は難しいかと…昨年はゴメス、マートンの活躍で形になってたがやはり日本人の核になる選手を作って欲しい!投手では藤浪がその域に近づいてきてるが打者には?…最近は江越や歳内を辛抱強く起用してくれてはいるがまだまだ刺激剤となる駒が欲しいと!
昨日の試合を見てて走力の差を改めて感じた。
内野ゴロに関して阪神はギリギリがアウトになり広島はギリギリがセーフになる。
なので阪神の守備は1歩前に出ないといけないのでヒットゾーンが広がる。一方広島の守備は1歩後ろでも間に合うし焦りも少ない。
そんなシーンが昨日試合でも何度かあった。
今更言っても遅いのですか…(涙)
『山山山山』スゴく共感できました(笑)何故色んな事をここまでほったらかし(放置)にできるのだろうか…疑問です。っていうかそう見える。昔はどのチーム、監督も看板選手の調子が上がるのを待つ傾向が多かったのかもしれない。でも、今のチーム状況や他チームの監督を見てると、そのやり方では優勝なんて…と不安と監督批判してしまう。和田監督の考えは古い気がする…
去年のクライマックスの時みたいに、動く監督がみたいし、もっと頭脳を使ってるように見せてほしい。今の1軍の控えは、守備力重視の選手が多いのだから、最低でも2人は打撃に魅力がある若手を上げるべし。そして、大事な時にチャンスをあげるといいのにな〜。北条、中谷推薦ですが。
一か八かでゴメスの代役に、ペレスもありかと思いますよ。その間に
2軍監督や掛布さんに、ゴメスの打撃を見てもらうほうが、なんぼか希望があり、これがスパイスなのかと思うんですがね。柔軟性、柔軟性。
トラオさんの言われる「自信という魔法」は器の大きな指揮官なら自然と、言葉なり態度なりで選手を鼓舞することができるはず。そして持ってる選手は大きく成長してきたはずです。
それができないからいつまでも安藤、加藤、福原などのベテランだけに頼りこの暑い夏場にどうしようもなくなる。
しかし、昨日の歳内、岩本は良かったですね。まだまだ石崎、山本もいる。野手にも陽川、中谷がいるのを忘れずに、「山山山山」で固まらずに、頭を柔らかくしてフリーズせずにやって欲しいです。
能見、真っ赤なマツダでカープ女子の黄色い声に負けるな! 頑張れ!
守備の粗さ。お互い様でしたけど、昨日は
徹底的にロサリオを狙って欲しかったですね。ライト守備が合ってない。バンザイしてましたね。虎さんチームはセカンド、レフトと狙われますが、やり返しましょう!
昨日は試合を見てませんが、上本久々にやらかしましたか(笑)
最近はその傾向が減ってきてはいましたが、危なっかしい場面は多々ありました。
いつかはやらかすであろうと予想はしてましたが。あれだけ試合に使ってもらいながら、全く成長しない守備力。如何なものなんでしょうか?
そして今日のセカンド大和スタメン。
和田監督何がしたいの?
去年も同じ事してましたが、学習能力がないのか?
何故右打者でセカンドを守れる選手を作っておかないの?
北條、植田、森越他いるよ候補は?鳥谷残留で大和内野手転向は辞めたんやないの?新しい選手を何故試さない?
今年私は和田監督の養護をするコメントをたくさんしてきたつもりでした。
色々考えがあるのだとプラスに捉えてきました。しかし、今日の大和セカンドスタメンでブチ切れました。
和田監督にポリシーはないと。
和田監督の長期政権。タイガースは監督も育てなアカン。そんな思いもなくなりました。ファンの期待を裏切る和田。幻滅しましたね。