今朝は、他球団の話。
谷繁監督 ラミちゃん監督を警戒「したたかなところがある」(スポニチ)
常に「ネタっぽい」ところがあるために警戒から外れそうになるが、確かにベイスターズは来季警戒すべきチームだ。
谷繁監督が言うようにラミレスは侮れない男。「NPBで監督をやりたい」と公言していたときには、それは難しいのでは?と第一印象を持ったが、いとも簡単にその地位を手に入れた。これだけでもビジョンの打ち出しから、作戦立案、実行力の高さが証明できた。
そもそもこの人はただの「愛嬌ある陽気なガイジン」なんかじゃない。日本で好成績を残すには、捕手の性格を把握し、配球を読み切ることだとすぐに見抜いた。選手ともファンとも上手くやり、愛される存在になった。それを「計算高いあざとさ」だなんて、嫌味を言うつもりはまったくないけれど、「敵にも味方にも愛されるラミちゃん」というキャラクターを確立したことが、大成功の基礎になった。これらは、研究熱心さ、本質をとらえる目の鋭さ、努力家、ピンポイントで衝くべき所を衝くカンの良さ……能力の高さを証明している。
未知数なのは組織を運営する能力。今までは1人でできる商売だったが、監督となると自分の動きより、人を動かす力が求められる。外国人であるラミレスにとってはそこが一番の不安点だが、どう克服するのか、できるのか。
ベイスターズには、最終的には14勝11敗と勝ち越したが、大失速した交流戦前までを見れば、2勝6敗とやられまくっていた。天国から地獄への大転落はしたけれど、若い才能の芽、客席の盛り上がりなど、上昇機運にあるチームなのは間違いない。
そんな球団で、ラミレス監督がどんな野球をやるのか。純粋に楽しみだ。
コメント
いつもながらtoraoさんの深いヨミに感服させられます。
個人的には、ベイスターズは優勝出来るチカラは十分あるのに、かつてのタイガースのように「優勝はしなくていい、お客さんが入ってグッズが売れ、DeNAの名前がたくさん話題になれば十分」的な考えでの中畑→ラミレスのファンサービス重視ラインかと思っていました。
確かに現役時代神宮球場、東京ドーム、ハマスタのレフト守備で阪神ファンに野次られなかった(むしろ愛されていた)外野手は長い観戦歴の中でもラミレス以外に見た事がありません。
あの「人の心を掴む才能(したたかさ?)」が本物なら、ベイスターズも侮れません(但し先発山口の復活と、2桁勝てる先発型助っ人投手の獲得が条件)。
まあとにかくセリーグは監督全員がまだ現役でプレー出来そうな若い監督。こんな状況も私がプロ野球ファンになってから初めてなので、どんなペナントレースになるのかワクワク感はありますね。
来季セリーグは新監督(監督経験なし)が3チーム(阪神・読売・DeNA)。
2年目が2チーム(ヤクルト・広島)。
一番長い中日谷繁監督でも3年目(去年今年は兼任)。
しかも全員40代(一番年上が金本と言うのも驚きですが)!
それぞれ球団に思惑があると思いますが、どのチームも「未知数」の域を
脱していません。
確かに一番読みづらいのがDeNAラミレス新監督かも知れません。
もっとも高いハードルになりそうなコミュニケーション(言葉)の壁を
どう突き破るか。
確かに10年以上になる日本生活で、日常会話程度は出来るという話も聞く。
人を動かす上で、細かいニュアンスまで伝えられるかが課題になるかも。
今年春ごろに横浜スタジアムで感じたあの良い空気を一年間続けられれば
怖いチームの一つになる事は間違いなさそうです。
来季もセリーグは混戦になりそうですが、どこに決め手を求めるかで大きく
様相が変わって行くかも知れませんね。
現在三重県在住のわたくし。リアルタイムで「ラミレスはしたたかな打者」と称賛していた谷繁監督をサンデードラゴンズで見ていましたww
セリーグ球団の全監督が40代になりセリーグ新時代とも揶揄するようになり、しかも谷繁監督以外は全員外野手出身、選手時代に全員と対戦経験があるという因縁の状態。実に面白いペナントレースが待っていそうですね!
ラミレスは外国人ながら日本人枠獲得、2000本安打達成、名球会入りとただの助っ人ではないです。それこそ日本野球を熟知した超一流選手でした。トラオさんの仰る通り、監督は選手時代の成績より、組織をマネージメントする能力が試されるポストです。そこに関してはラミレスがどう適応していくか興味深いものがあります。
サンデードラゴンズからスパイした情報ですが(笑)
やっぱり中継ぎ事情が1番苦しそうでしたね。クローザーをなかなか固定出来ない。谷繁監督の中では福谷かなぁという雰囲気でした。ルナが抜けるのも地味に痛そうでしたね。新外国人次第では今年より更に戦力低下もありえそうでした。
来季阪神は大きく若返りに舵を取ろうとしていると思いますが、ヤクルト以外の他球団も同じような状況なので、そういう意味では助かりますね。
ラミレス監督は球団から相談役として外国人のコーチを入れることを打診されたそうですが、「コーチの人選はお任せする」とすべて球団に任せたそうですね。この話だけでも一味違うなと思わせてくれます。
NPB初?のNPBで活躍し、MLBで指導者経験を積まずに監督に就任した人物。敵だけど、何か応援したくなっちゃいますね。タイガース戦以外で頑張ってもらいましょう(笑)
ラミレスは、すでに日本語がペラペラと思っていたのですが先日、取材をされた時、殆ど英語で日本語はわずかだったは意外でした。
まだ彼自身には信頼するスッタフがいないと聞いたのですが、監督を任されるには優れた能力を買われてのことでしょうね。
監督も選手も若返りの新しいDeNAは侮れないと思います。
ドラゴンズの高橋聡文は年俸3,000万円だったそうですが、年俸と扱いの低さに驚きました。
近所のドラキチさんは「年俸が安いから仕方ない」と嘆いていましたが、谷繁監督は後ろに控える方にまだ遠慮があるのかな。
金本監督はOB会の後押しも受けて思いっきり変革して欲しいです。
ラミレスは個人的には大好きな選手でした。新監督3人、2年目2人、3年目1人で全員40代なんですね。そう言う意味では、金本監督はライバルチームの監督に気後れの心配も無く、グランドに立てるのも好材料ではないでしょうか。
最初、ラミレスのベイ監督就任のニュースを聞いた時は来年もBクラス決定!と思いましたが、今は意外にやるかもしれないな?と思い直してます。トラオさんが仰るように日本野球を熟知してますから、良い采配が出来るかもしれませんね。戦力的に今の時点では優勝は難しいと思いますが来年、ハマスタでやられないよう少なくても私が観戦する試合はタイガースには心して戦って欲しいと思います。
たまたまバラエティー番組で金本監督が直接では無いですが、大和、今成、梅野に話しかけてるのを見ましたが今後、監督として選手に対し良いコミュニケーションが取れるような期待が持てる感じがしました。
ラミレス監督。まずどこから手を付けていくのでしょうか?
以前打線は梶谷、筒合を中心とするとの報道がありましたが、そこからどんな打順を組んでくるのか楽しみです。打線が良いチームなんで、投手が整備されると今年のヤクルトのようになる可能性はありますから、怖いチームですね。
一方我等がタイガース。今年は兎に角打てない打てないと言われてきましたが、投手陣も散々たるものやったんですね。
まず与四死球はセ・リーグ最多496個。
バッテリーエラーはワースト2位。
この数字の原因は藤浪と鶴岡が一番とは思いますが、これでは勝てません。バッテリーが相手打者と勝負してませんから。まずはそこの改善からですね。
矢野さんはバッテリーの教育並びに作戦コーチとしても重責をにないます。金本監督よりも来季の命運はむしろ矢野作戦兼バッテリーコーチが握ってるように思います。
それにしても前監督はあれほどパスボールの多いキャッチャーをよく使ってましたね。
来季は守れない選手は使わない位の気持ちでいてほしいですね。
ラミレスは招き猫でしょう。
あるいは金本監督に対抗するインパクト、つまり話題性。
それ以外の意味合いは0。
だから全くの未知数。
本来なら佐々木か駒田でしょう。
一時代を築き上げた彼等には説得力がある。
若手をまとめるのは強力なリーダーシップですよ。
中畑も途中までは悪くなかった。
もう1〜2年中畑に託しても良かったのでは?
せっかく苦労をしてチーム作りをしたのだからもう1度中畑を中心にチームが一丸となっても良かった。
慰留に努めるべきではなかったか。
ポーズが得意なラミレス監督は阪神にとってさほど脅威ではない。
そういう意味ではラミレスで良かったのかも(笑)