なんとなく昨日の続き。
レギュラー争いに負けた者を「誇り高き2番手」にすることも大事じゃないだろうか。つまりは2番手争いも必要ということ。知らんのにイメージで言ってあれやけど、たとえば大きな劇団の公演かなんかで、キャストをオーディションで争ったりするわけでしょ?きっと。そんでそれぞれの役について、正式キャストが決まっていく。でもたぶんそれぞれのキャストに、誇り高き補欠がいて、万一の時はとって代われるようにしているんじゃないかと思う。その役の2番手でいることも競争であり、その位置にいることだって大したもんなんだ、上に何かあれば、すぐに頼むぞ!というのがあるといいよね。
でも全公演にナンバー2まで控えていられるわけじゃないから、それとはまた別に、「偉大なる便利屋」がいて、どのキャストに万一のことがあっても、そいつが代演できてしまう。これがユーティリティ枠。同じ控え選手でも、2番手と便利屋はまったく別の種類。
思いつきで書いただけなので、結論も、オチもなし(笑)。
コメント
昨日の皆様のコメントを見ると、やはり「スタメン確約手形」に納得していないという感じだった。俺も、その一人。
ならば金本の真意は、どこにあるのだろう?本当に「安心してください、座れますよ。」という手形なのか?大和がジョーカーなみの働き(守備でね)をするから鳥谷が怪我をしたとしても心配ないから手形を発行したのか?
答えは見付からないがキーポイントは「記録を達成した金本」と「同じ道を歩いてる鳥谷」になってしまう、やはり。金本の記録を止めた(止まってしまった?)のは敵ではなく俊介。もちろん俊介には止めるつもりはなかっただろう。けど、真弓さんやコーチ、背広組の中に「まさか❗けど俊介、やってくれたな❗」と好意的に捉えた人がいたかもしれない。真弓さん以下コーチ陣が触れられない聖域だった金本。けど金本は逆の立場になるのだ。「手形はやるが、止めるのは俺だぞ❗」という約束が鳥谷との間で交わされてるとしたら、覚醒した鳥谷が見られるかもしれない。ただ手形を発行したなら「第2の俊介、出てこい❗」という金本の気持ちが籠った手形なのかも。そうとは思いたくないが。
FAで揺れたホークスの松田は昨年以上の成績を残す気がする。そこが鳥谷と違うところ。「チームに対する恩義」は昨年の鳥谷からは感じられなかった。 まだまだ間に合うよ鳥谷。「鳥谷のチーム」って言われたくないかい?
どんな偉大な選手、どんな素晴らしい選手にも当然バックアップは必要。
突然の負傷や不調、何に見舞われるか分からない。
肝心なのは、そのバックアップメンバーにどれだけいざと言う時の為の
ダッシュ力をつけさせておくか。
「あぁ、どうせ一年間あの選手が守り続けるんでしょ。俺の出番なんて
あるかどうか分かったもんじゃない」なんて腐らせてはダメ。
「任せておくんなはれ。何かあったらいつでもやりまっせ!」の状態を
キープさせとかないと。
ただベンチでその時を待つのも限界がある。
ファームの試合に出続けるだけでも「二軍ズレ」が生まれるだけ。
やっぱり、時折一軍での出番を作るのがベストではないでしょうか。
ただ難しいのが、「便利屋稼業」の方が一軍での出番の可能性が高いという事。
ある時は守備固め、ある時は代走要員、どこでも守れて小技も利く。
どうしてもそっちに流れがちで、レギュラーを脅かす2番手になりづらい。
この辺は使う側の匙加減になるのでしょうが、競争の創生ともども大事な
今期の仕事になりそうです。
各ポジションを、金本監督が迷うほど実力の拮抗した二人が居るのが理想ですね。
競争の原理はそこから生まれると思います。
ショート、ファースト、ライトも例外なく少し不調なら即交代出来る2番手を育成する事は金本監督の急務ですね。
余談ですが、2004年神宮でのタイガース最終戦を観戦に行った時、岡田監督に届くような声で「よくも星野阪神をめちゃくちゃにしてくれたぁ」と野次るオジサンがいて、その時は私も全くその通りだと思いました。
しかし、翌年岡田監督は「星野阪神をぶっ壊す」事からタイガースを強くする事に着手していた事に気づきました。
金本監督にも一度チームをぶっ壊すぐらいの気概が欲しいです。
「1番手も2番手もねえ!」そこから始めてくれれば長〜い目で金本阪神を見守りたいと思います。
なんて、帰省中でちょうど横田やプロレスの飯伏の故郷、鹿児島県日置辺りから酔って投稿していますw。
今日のサンスポには坂井オーナーのインタビュー記事が
出ていた。
その中で阪神は競争がないと認めていた。
巨人の原 前監督が 村田に対しても容赦なく厳しい
起用をしていたことを事例に挙げ、金本にも同じような
厳しさを求める・・的な話があった。
俺は元々、鳥谷が記録続行中である今、金本監督には
否定的に考えていた。なぜなら金本が鳥谷の記録を止める
非情な采配をするとは思えないから。
個人記録を重んじる起用法こそ このチームが一向に強く
ならない最大の原因にある。
もう何年も前から素人でも気付いてることが分かっていない。
結果として予想通り個の力に頼るしかないチームになっている。
競争意識も産まれないからチームの活性も低い。
一人でも特権を与えるというのは良いことなど何もない。
鳥谷が多少 不調であっても 北條や西田や植田など現状の力量
では まだまだ足元にも及ばないなんて素人でも分かっている。
福留にして同じようなことが言えよう。
だが、その考えを捨てなければ いつまで経っても若手の育成
など出来ない。
阪神というチームは そういう保守的な考えが昔から根付いて
いると思う。実績に基づく安定志向型というか。
今は差があってもチャンスを与えれば、その経験から一気に
素材が花開いて・・・的な夢を見る人が少ない球団なんだろう。
サラリーマンだって同じ。期待できる若手には大きな会議などで
プレゼンとか報告させて失敗させたり恥をかかせたり。
それが結構 後々の彼らを成長させていくことになったりすることが
少なくない。
オーナーが本気で競争が大切だと感じ金本監督を承認したのであれば
あとは それをシーズンの中で見ていくだけだ。
シーズンが始まり3か月もすれば ある程度 金本阪神の評価は
出来ると思うけど今は楽しみにしようと思う。