阪神は2回梅野の2点タイムリーで先制。4回ヘイグの三飛を落球したのを足がかりに1点を返される。直後5回表、ゴメスの2号3ラン本塁打で5-1と突き放し、7回もゴメスの犠飛で6-1。先発藤浪は粘りの投球で9回二死まで投げたが1点返されなお走者2人を残すセーブシチュエーションでマテオの救援を仰いた。阪神は開幕黒星の後3連勝。ヤクルトは開幕から4連敗。
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対ヤクルト 1回戦 神宮
神 | 0 2 0 0 3 0 1 0 0 | 6
ヤ | 0 0 0 1 0 0 0 0 1 | 2
勝:藤浪1勝0敗0S
S:マテオ0勝0敗2S
敗:館山0勝1敗0S
HR:ゴメス スリーラン2号
阪神:藤浪 – マテオ
ヤクルト:館山 – 村中 – 秋吉 – オンドルセク – 久古 – 古野
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4人目の先発投手藤浪を登録して、これで野手+リリーバー24人と合わせ28人いっぱいいっぱい。初めて二軍に下がる選手が出る。
まあ二軍でも一軍のつもりでやれることやって待てばいい。二軍戦もちらっと見たがみんな気合い入っている。陽川(10試合で14安打、4本塁打)、ペレス(10試合で14安打、1本塁打)はよう打っているし、石崎もいい球投げていた。
ここからは控え選手の上手な活用と、積極的な上げ下げで引き続き競争状態を維持することも首脳陣の大事な仕事になる。
阪神の安打数はヤクルトの8本を下回る7本。しかし先発館山と2番手村中からもらった7四球を活用して6点取った。
「先制・中押し・だめ押し」とはよく言うが、この日の阪神はまさにその形。得点機会を3度ものにできれば勝利はぐんと近づいてくれる。
積極1,2番はこの日機能しなかった。それもOK。それもメリハリ。彼らを出せば足もあり、勢いがつくからめんどくさい。かなり気をつかう。この日のようにそれをあっさり退けられればなんとなく楽になった気がする。
でも本当はそうじゃない。本当はもっとやっかいな打者が続いているのだからね。彼らが上位にいてくれるおかげで、まだそんないい打者が出てくるのか……と相手に思わせるような打線が組める。
3度の得点機では、ベテラン西岡、福留、鳥谷が非常に効果的な四球を取った。自分が決めると気負わなくても、後ろに繋ぐ意識でやっていれば相手バッテリーを追い込める。その勘所がわかっていたのが強みだ。
梅野の先制打は、福留の走塁死で好機を一歩後退させたイニングだっただけに貴重。西岡の四球で満塁となり、館山のうわずった球を逃さず見事に仕留めた。関東は春の陽気で一気に桜の季節になったが、まだまだ梅が残ったね。
ゴメスの3ランは福留の四球直後の初球。相手が苦しんでいるところを一撃で沈める特大の一発。オープン戦や開幕戦では引っ張り込みすぎるキライがあったが、持ち味のセンターを意識したタイミングの取り方を取り戻した。なによりチャンスに強い一昨年のゴメスの姿が戻ってきているのがうれしい。オフから春、気合い満点に努力してきた甲斐がある好スタートだ。
ヘイグの四球、代走緒方の足が生きた一三塁で確実に挙げただめ押し犠飛もお見事。
制球難に苦しみながらも、キレずに粘って、勝利を運んだ藤浪とマテオについて触れようとおもったのだけど、すみません時間切れ。、あとはみなさまコメント欄によろしくです。m(_ _)m
コメント
藤浪(21)と梅野(24)のバッテリーに、お馴染み高山(22)、横田(20)の1,2番。恐らくスタメン平均年齢が12球団でダントツに若い事にワクワクしながら始まったゲームでした。
が、藤浪はこれからスーパーエースになる為に完投しなければいけなかったし、金本監督も 敢えて調子の良くない藤浪を育てる為完投を望んでギリギリまで投げさせたのだから応えて欲しかった。
結果、9回6-1楽勝ムードで明らかに準備不足で不調のマテオをエモやん(初めてマテオを観たらしいw)がボロクソに言っていましたねぇ。
toraoさんが怒ってる顔が頭に浮かびました。
エモやんもプロの解説者なら前のゲームもちゃんとチェックしてから解説するべき(確かにエモやんはスタイル抜群でホームラン7本も打った偉大な投手だったかも知れませんがw)。
まあ、我らの宝「高山、横田は調子のってる」とか「鳥谷は開きが早過ぎる」とか、昨日のエモやんはちょっとウルサかった。
ゲームの方も勝ちはしたものの、内容的には 何と言うか今季で一番躍動感の無いゲームでした。
そんな中でも福留が攻守にわたり若々しいプレーを見せチームを そして藤浪を救いました。
こうやってカバーし合えるのも今年の強みですね。
今日はガンバレ高山、横田!
虎ジジィ様がおっしゃる通り、さすがにエモトの解説には、イラっときました。
お前がなんぼのもんやと、我がヒーロー江夏豊だったらどういうかなんて考えながら、最終回の藤浪とマテオを応援してました。
梅野のリード、苦心の後がはっきり見てとれました。
矢野コーチのシビレるところでの、「一球のリードが捕手を育てる。」との指導が生きています。
マテオの最後の一球の時、明らかに、梅野に逃げるな、俺はベース上に投げ込むという意志がはっきりわかる目力で梅野のサインに首を振って投げ込んだのだと思います。
荒れる藤浪を良くリードしてきた梅野でしたが山田との勝負のころから、苦心の配球は、次第に逃げに入っていたとみました。
準備不足の感があったマテオにも かわし から入ってしまいましたが、ラスト一球はマテオと梅野の信頼が生んだ見事なもの。
あれが見れただけで、最高でした。
昨日の勝利は、梅野にとって大きな成長に繋がったと思います。
去年まどは自分本意のリードかはなについた梅野くんでしたが、本当に変わりました。
梅野!攻守に良くやった!
超変革してます。
Akira28様返信ありがとうございます。
エモやんにイラッとしていたのは私だけじゃなかったようですね。
好調時のマテオのエグさも知らないくせに「腹が邪魔で低目に投げられない」とかw
仰るように、影のヒーローは梅野。
荒れる藤浪(逆球だらけ)と不調マテオ(ほぼ抜け球)を苦心のリードで救った梅野は昨日のゲームだけで経験値が相当上がったと思います。
それでいて打撃でも貢献したのだから昨日の梅野には99点(ほぼ満点)をあげていいと思います。残り1点はワンバンの止めをもう少し小さく止める事ぐらい。
素晴らしい活躍でした。
そう言えば、昨日のヘイさんのサードフライには、お互いビックリポンでしたね。
こっちのヘイさんは「あさ」と違い、まだ虎党のハートをガッチリ掴んでない様子ww
トラオさん皆様
Buongiorno!おはようございます。
ゴメスはセンター中心の打球を打つ練習をして、試合に臨んだそうですね
フジに課金したくないんでヤクルト戦は観れない。けど懐かしい、あの頃を思い出せた。
まだCSで野球を観るなんていう環境が整っていない2003年、ラジオと夜中のスポーツニュース、翌朝のスポーツ新聞だけが頼り。
ヤバイよ…。昨年のリーグ優勝チームに完勝。脳内が「2003年モード」に突入してしまった。忙しくてラジオも聴けずスポーツニュースも観れないと、翌朝のスポーツ新聞を見て「ガッハハ!また阪神勝った!」と高笑いをしていた、あの頃。
このモードに入ると連敗が受け入れられなくなる。勝つのが当たり前になり「ワクワクしなくなる」時が来るのかな。
出場試合で「勝利に絡み打撃で結果を残している」梅野。岡崎へのいい刺激になる。下では鶴岡が結果を出している。それも岡崎や梅野への刺激になっている。下にいても守備固めでの出場でも誰も腐っていない。「腐っていたらチャンスは来ない」ということを頭で理解しているしチームが、そういった雰囲気になっている。これこそが「超変革」の真髄なのかもしれない。
開幕前に「先発が3点で抑えて5点を獲る打線になるか」と書いたが、それよりも良い展開。
開幕3連戦で思ったが金本監督のインタビューは解りやすい。前監督は必ずと言っていいほどコメント前に「ええ~…。」とか「う~ん…。」とか言って会話が止まる。そして絞り出したのが「おいおい大丈夫か⁉」という内容だったりした。金本監督の言葉は単純明快。そこに「駆け引き」はない。真相心理、細かい部分や深いところでの駆け引きはあるだろうけど。
単純明快はベテランにはシンドイかもしれないが、その先に優勝があると信じるしかない。信じたい。
へそ曲がりな私は、藤浪の9回にチョット一言。
完全に個人的意見ですが、昨日は8回までで降板。
決して9回ピンチを迎えたからではなく、長いシーズンと故障明けを考えると
「次頑張れ」と、線引きするべきだったと。
本人は「大丈夫、投げさせてくれ」と言うかも知れないが、彼とチームの為と
納得させるのも首脳陣の仕事。
彼に通年の活躍を期待するなら、球数と間隔の管理はしてあげないと。
只でさえ、投げたがりの傾向があるのに。
とは言え、昨日の投球内容は彼の成長を示してました。
真っ直ぐは若干抑えてたし、ピンチでも落ち着いてた。
今年は相当勝つでしょうね。
本調子でないながらもそれなりにまとめるのがエース…だとすれば昨日の藤浪君の投球は「球界のエース」への階段をまた一つ昇ったと言えるのではないでしょうか。
マテオは気の毒でしたね。
「あと1球」コールが起こる中でまさか自分に出番が回ってくるなんて思わなかったでしょう。
「福留4番」もはまっています。
入団当初は私も尻馬に乗って批判していましたが、今はとてもとても(笑)
ため息が出るほど素晴らしいプレーを攻守にわたり見せてくれます。
巨人も開幕4連勝と好調ですが向こうは「勢い」、でもタイガースは単なる勢いだけではないような気がします。
その答えは近い将来直接対決で出るでしょう。
昨日のゴメスのホームランは福留が誘発させたホームランやったと思います。
得意としてる館山から低めを見送って、見送っての四球。低めは見られる心理状態になった館山のちょっと浮いた球をゴメスはホームラン。よく一球で仕留めてくれました。若手二人に守備位置の指図、次打者へのアシスト、走攻守万全の福留先生です(笑)
1、2番が機能しなくてもタイガースには頼もしい主軸がいることを見せつけてくれる試合でした。
苦手の館山でしたが、今年は負ける気がしませんでした。
荒れる藤浪を上手くリードし、準備不足のマテオにも最後の一球を投げさせて締めくくり、本当に見事でした。
江本解説は、何度もヘイグへヘタクソと言うので途中で笑ってしまいました。
また、解説するからにはマテオがどのように素晴らしい投手なのかを知っておいて欲しいと思います。
ポコンお腹も愛嬌あります!(笑)
ゴメスは一打席目からメガネしてましたかね?
ホームラン打った時に初めて気付いたもので…
藤浪は素晴らしいピッチングでした。
自責ゼロだったので完封させて楽にしてやりたいという金本監督の
気持ちも分かりますが、ちょっと引っ張り過ぎだったかと思います。
高山・横田は不発でしたが、トラオさんや他の方が仰るように
線として圧力の掛けられる良い打線として機能していますね。
懸念はやはりヘイグの守備。打撃が良いだけに今は外せないとは
思いますが…
あとは昨日の様な点差のある展開なら、脚での揺さぶりもより
積極的にやって貰いたいです。
久しぶりの投稿です。オフからトラオさんのブログと皆様の投稿を拝見してます!今年はシーズン終了までワクワク感が止まらないと良いですね。最後の最後にドキドキして…そうなったら最高です!昨日は神宮球場で観戦しました。ゴメスの一発は弁当を食べていて周りの皆様とハイタッチが出来ず残念でした。タイガースの攻撃中は集中しないとダメですね。三塁側内野席でしたがヤクルトファンの男性が1人居て、ヤクルトを大声で応援してました。勇気あるなぁと感心しましたがタイガースファンの男性に注意されてると静かになりました。甲子園の一塁側では考えられないでしょうね。ラッキー7!タイガースはトラッキ―がバク転5?連発。ヤクルトの東京音頭ではレフトスタンドも黄色の傘を上げ、三塁側もメガホンを上げて球場全体が盛り上がってました。これは楽しいですね!高山、横田のワクワクはもちろん嬉しいですがあの打順の鳥谷と西岡は相手投手はイヤでしょうね。今年のタイガース打線は絶対に機能しますよ!福留は攻守に絶好調で頼もしいですね!鳥谷の打率が少し心配ですが守備は相変わらず安定してます。ショートは今さらですが本当に打球がよく飛んできますね!でも鳥谷なら安心です!長文、たいへん失礼しました!今年も宜しくお願い致します!
私は藤浪の昨日のピッチングには不満がありますね。若年寄のようなピッチングに思いました。確かに変化球を巧みに操り、調子悪いなりに投げはしました。しかし、もう少しストレートで押すピッチングが見たかったです。彼には勝てば良いってピッチングを望んでませんので。次回以降もっと若者らしいピッチングを期待したいです。後、藤浪は完投しないとダメでしたね。リリーフが準備をしてないのはわかっていたはず。それをもっと粋に感じないと。まあまだシーズン始まったばかり。去年は10完投を期待してました。(実際は7完投)今年は最低15完投を期待してます。球数減らさなあかんなぁ。