岩田打たれ3連勝で止まる

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開幕から4連敗のヤクルトと3連勝の阪神。昨年好相性の先発岩田だったが2回ウラ、大引のタイムリーで先取点を渡す。4回表、ヘイグの左越1号本塁打で追いつくも、そのウラ鵜久森が移籍1号で再び勝ち越し。岩田はさらに6回中村の一発など連打を浴びKO、鶴も火消しできず5点のビッグイニングとなって試合が決した。最終回、ゴメスが今季3本目の3号3ラン本塁打で反撃するも、ヤクルトに今季初勝利を献上、連勝は3でストップ。

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対ヤクルト 2回戦 神宮

神 | 0 0 0 1 0 0 0 0 3 | 4
ヤ | 0 1 0 1 0 5 1 0 x | 8

勝:成瀬1勝0敗0S
敗:岩田0勝1敗0S
HR:ヘイグ ソロ1号、ゴメス スリーラン3号、鵜久森ソロ1号、中村ツーラン1号
阪神:岩田 – 鶴 – 榎田
ヤクルト:成瀬 – ルーキ – 杉浦 – 徳山 – 久古 – 秋吉

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ヘイグ&ゴメスは快調なスタート

ビシエドもすごいけど、ゴメス&新マットのコンビもなかなかのもんやね。ゴメスは本塁打3本目でビシエドに並び、10打点はダントツ(2位ビシエド&ギャレットは6)。

打率では.526のビシエドを追ってヘイグが2位(.500)。長打率も同様で1位ビシエド(1.053)、2位ヘイグ(.929)。出塁率はビシエド(.591)を抑えてヘイグ(.619)がトップだ。

もちろんたった5試合のサンプルで率を語ってもしゃあないが、両外国人がいいスタートを切れたのは良かった。

ディフェンス面もチャレンジしているか」が大事

次の塁を狙っての盗塁死や走塁死。早いカウントで強振して凡退。横田や髙山らが成長していく過程で、こういった「ミス」を山ほどしでかすことについては、金本監督がいろいろ発言していることで、「かめへん!もっとやれ!」というコンセンサスが出来ている。とてもいいことだと思う。いろいろと上手にやろうとして、縮こまって、小さくまとまって借金1に終わったチームを変えていくのには、そういう姿勢が何より必要だから。

そのように攻撃面はわかりやすいが、守備面も同じだ。攻撃ほどわかりやすくないが、守備にも前のめりのチャレンジングな「ミス」とそうでないものがある。ある程度の状況判断というものがあるのは攻撃面と一緒。挑戦しての失敗は、たとえエラーが記録されても「かめへん、もっとやれ、次は決めたれ」でいい。逆に上手くやろうとして思い切りに欠けるプレーはたとえエラーが付かなくても注意されてしかるべき。たとえば併殺の取り損ねは多くの場合、チャレンジ不足による「ゆるみ」「ひるみ」が原因。もっと攻めろ、思いっきりやれという号令が必要だ。

バッテリーも同じ。チャレンジしてるかどうかでその時の結果だけでなく、得られる経験値も違ってくる。金本監督には守備や投球においても「攻めろ、攻めてのミスはOK」という考えを発信して欲しい。首脳陣全体としてチャレンジを引き出す指導をして欲しい。

岩田登録で緒方が二軍へ

岩田登録にともない緒方が抹消。左の代打は薄いのでこのチャンスを生かしたかったが、まあスタメン外野手が左左左という状況ではまっとうな選択の一つだ。

いつものように勝手に定義づけると、金本阪神が掲げる「超変革」とは、「厳しく明るく」というモットーを徹底し、常に競争状態を激化させ、もってチームを強くすること。厳しい現実(結果主義)を明るく前向きに肯定的に乗り越えて行くことである。

たとえばフルイニング出場継続中のキャプテン鳥谷でも、潜在能力抜群の選手会長上本でも、不調なら別の選手が出ることもあるし、二軍で調整させることもある。それをことさら事件ととらえたり、悲観的に感じる必要はまったくないのだ。チームにとっても、個人にとってもポジティブなことだからね。

それはともかく、下がった緒方もチャンスは大あり。10日後に戻るつもりでやっとけ!

さあ、対ヤクルト第3戦。コツコツ勝ち越しが大事だ。今日はメッセンジャーに1勝をつけてやろう。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    んー、その「ディフェンス面」のちょっとしたユルミから、春眠中の燕を完全に起こしてしまいましたねぇ。

    コチラはヘイさん&ゴメス以外はほぼ抑えられました。

    「我らの宝」高山、横田もまず一つ目の「壁」に当たった感じですが、まず一つコレを超えて欲しい。原点回帰、迷わず振れ、そして走れ!

    岩田も5回までは打たれながらも要所を抑えるピッチングでしたが、ゴメスのやや不甲斐ない守備2つで糸が切れてしまいました。
    リリーフした鶴も期待外れ、オープン戦良かっただけに残念です。

    勝負がほぼ決してからは、緒方の次に落とす野手の「ふるい」起用もありましたが、結果的には江越が残り、北條が落ちるかな?!北條は鳥谷が絶不調で またとないチャンスなのですが…

    ボロ負けの中でもまた最終回に「福留四球→ゴメスが初球HRパターン」の意地を見せたのは今季のタイガースの違う所!
    しっかり今日に繋げて欲しいし、toraoさんも仰るように、前回「猛虎魂」を魅せたメッセに まず1勝を付けてあげたい。

  2. 虎蜂 より:

    昨日はディフェンス面での課題が大きく浮き彫りになった試合でした。飛球が取れない、併殺が取れない、一コマ取られる。ただ、昨日の今日でいきなり守備が上手くなるわけはないので、守備のマイナスを補えるほど点を取るしかないのかなと思います。

    ゴメス、ヘイグが打撃好調なのは吉兆です。一昨年も開幕からゴメスとマートンが打線を引っ張ってくれていました。まだ6戦目、スタメンをどうこうする時期ではないと思うので、他の選手には今のうちに状態を上げてもらいたいですね。アグレッシブに動くにもまずは塁に出なければ始まりませんから。

  3. トラオさん皆様Buongiorno❗️

    岩田&鶴投手劣勢でもどんどん攻め込んで欲しかったですね❗️

    最終回の反撃を今日の試合の初回につなげてもらって.2003年と同じ軌跡を辿ってもらいましょう(≧∇≦)
    2003年は広島に○7-2で開幕2カード連続勝ち越しで、4勝2敗でした。

    高山&横田初回から飛ばしてけー❗️

  4. そよ風 より:

    岩田も調子のいいときは成瀬に負けないピッチングができると思うのですが、全体的に球が高かったですね。
    期待していただけに残念です。

    中継ぎにはもう少し違うタイプのピッチャーを揃えておいた方がいいのではないでしょうか。
    好不調もあるのでしょうが、石橋(もしくは青柳)を上げるとか。
    速球投手も欲しいところです。

    打線の方は昨日成瀬の緩急を使ったピッチングにやられましたが、9回の反発力を見ると心配はないでしょう。

    問題はディフェンス面ですね。
    まずセンターライン。
    センターに福留を持ってくるとか、セカンド西岡を大和に替えるとか。

    あと鳥谷君が依然暗い顔をしてますね。

    • Akira28 より:

      鳥谷のことなんですが、私もちょっと気になっています。
      超変革の目玉として、6番強打者説の金本監督が鳥谷をその打順に据えました。
      しかしここまで、打率に苦しんでいるように見えますね。
      あいかわらず選球眼は良いですし、金本監督の指導の基、股関節から脊柱の回転を通じて、背中までが良く回転して振り切れているように見えます。
      ただ、重心が高い打席が多く、打ち上げるだけのスイングにしか映りません。(重心が低いときの打球は威力がありますが。)
      なかなか長打が出ませんね。
      四球を選ぶ技術は超一流で、西岡へのつなぎは出来ていますが、、、。
      でも、敢えて金本監督が鳥谷を6番に据えたのは、剛打への期待からでしょう。

      やはり6番は性に合っていないのか。1回から打席に立ててきた今までの自分から、6番に回ることによって、毎試合の打撃のリズムに乗れてこれていないのか。
      ヘイグ、福留、ゴメスが長打でランナーを返してしまってからでは、裏一番的役割に徹してしまうのか。
      やはり鳥谷には2番を打たせた方が良いのか?
      まだ、始まったばかりですから結論出すのは早いですね。
      鳥谷の剛打一発、超変革に期待してま〜す。

  5. こうさん  より:

    試合を観てないので解らないが「梅野を
    代えて岡崎を出した理由」は、なんなんだろう。今日、岡崎が出る前に「ずっと梅野が出てたから少し出しとくか」という理由?それとも梅野の配球への勉強を促したのか?テキストからは理由までは解らない場面だった。

    矢野コーチが提唱する「捕手2人制」。プラスに捉えようとしていたが「どっちも決め手に欠ける」から正捕手として1人制に踏み切れないのかもしれない。勝ちに貢献した捕手のスタメンで出る比率を多くするのか、最後まで貫き通すのか、下から第3の起爆剤を投入するのか。オールスター明けには何かが変わるのかな。

    「メッセに勝ち星を!」という気持ちが岡崎を硬くしてしまうのが心配だ。まだまだ緊張が顔から伝わりまくってる岡崎、慣れるしかない。

    ゴメスの好調さに誘惑されて、もっと点が欲しくなって「高山、横田を6、7番にして西岡、鳥谷を1、2番」というのはヤメてほしい。2人が後ろにいるから思い切り振れてるのかもしれないから。高山、横田が壁を乗り越えて更にステップアップすれば打線として厚みが増すから。

    以前「そろそろ横田の長打、引っ張る打球が見たい。」と書いたが「まだ横田は、それを望むレベルじゃない」と思うようになった。今のままで突っ走ってくれ。…けど塁に出たら「盗塁の成功率」を意識してほしいな。あ…これも「まだまだ、それを望むレベルじゃない」のかもしれない。しかしフォアボールで出塁という意識がないなら次に同じチーム、同じピッチャーと当たる時はズバッと決めてほしいな。それも楽しみだ。

    何点取られようと、ただの1敗。今日の勝利の為の1敗。メッセじゃなく6人目の投手だったら岡崎と梅野、どっちを使ってたのかな。チームの勢いを止めないため、自分に勢いを付けるためメッセはまた「完投覚悟」で投げるだろう。しっかりベンチが手綱を引いてほしい。

    • 虎ジジィ より:

      こうさん様いつも明るいコメントを楽しみにしています。

      「梅野を代えた理由」ですが、
      ①.単に点差が開き色んな打者に打席のチャンスを与える為。
      ②.6回裏、まだ5-1でこの球場なら勝負はわからないシーン、満塁で畠山を0-2と追い込んだのに、一番安全な外角低目に中途半端に投げさせた逃げのリードで2点タイムリーを打たれ勝負が決した事。
      矢野コーチの逆鱗に触れたのかも?! あのシーン、ド素人の私でも外角低目を読めました。外すならもっと低くか遠く要求すべきだったかも知れません。勿論、鶴の失投とも取れますがボールはミットの所へ行っていました。

      あくまでもド素人の推測です。

      あと、横田は昨日はキレイに引っ張りヒットを打ちましたよ。江越も打ったのでセンター争いの活性化が楽しみです。

      • こうさん  より:

        虎ジシィ様ありがとうございます。テキストからは解らない部分を教えていただけて感謝しております。
        ①なら金本監督の考えだから納得です。しかし②なら残念ですね。藤井の構える位置に、ずっと不満を述べてきましたが、梅野が似てきているような気がします。気のせいかもしれませんが。梅野の安全策(ベンチのサインかも)を矢野コーチが「攻めてるサインか、守りに入ってるか」、どう捉えるかですね。
        横田、クリーンヒットだったんですね!テキストはライトへのヒットと書かれるだけなので内容が知りたかったんです。教えていただきスッキリしました!

        • こうさん  より:

          今気が付きました。虎ジシィ様
          になっておりました。む、無念‼失礼しました。 

  6. Akira28 より:

    ①ヘイさんこと、ヘイグについてですが、一昨日、ヤクルト戦第一試合が終わって、息子の友人から「ヘイグのここまでの打撃に関して、ボール球を振った確立は何と5%」とのこと。
    そして、驚くことに「まだ、空振りがない。」とのことでした。

    まさかと思い調べてみました。今の時代は便利なもので、スマホアプリで簡単に開幕からの4試合でのヘイグの各打席の詳細を確認できた。まさしく、空振りは一回もない。ストライクは見送りか、ファウルでのもの。
    三振は、3/27(日)の中日第3戦第5打席の外角カーブを見送っての一回だけです。

    そして、昨夜のゲームでも第一打席は、一度もバット振ることなくストレートの四球、第二打席は一度もバット振ることなく3ボール1ストライクからの5球目をホームラン、第三打席は一度もバット振ることなくストレートの四球、第四打席の第一球目は低めのスライダーを見送ってボール、二球目はきわどいコースのストレートを見送ってボール、そして三球目を二塁打!!、、、。

    なんとおそるべき、三番バッターである。打率444、フォアボールの取得率も高い。
    まさに攻守にビックリポンの選手ですが、首位打者への期待も高くなるというものです。

    ヘイさん頑張れ‼️

    ②次に江越のこと。

    さて、掛布道場から帰ってきた江越の昨日8回の打撃。ビックリポンだす。

    いままで高めには強いスイングが出来ていましたが、低めには完全に腰の落ちるバッテイング。とくにステップする左足膝の折れ方がひどかったです。

    しかし、この打席は腰が粘り、ステップがスムース。股関節の回転がじつにスムースで綺麗なスイング。

    後ろ腰が落ちる癖をステップ側の左脚内転筋を上手く使うことで、弱点を利点に変えてました。

    たった一打席だけで満点は出せないのでしょうが、掛布二軍監督が「今度一軍に送り出すときは、本物の江越君として送り出したい。」と指導した賜に感じた一打でした。

    足と破天荒さも魅力だが、やはりここへ来て雑さが目立ち初めてきた横田と競わすことも必要だと思いますね。

    江越の長打と足も魅力です。

    • renkaisuzu より:

      横田に関してですが、オープンスタンスから右足を上げて、踏み込み着地する際もオープンなのがどうしても気になるのですが。
      (昨日の引っ張ってのヒットは観てないんですけども)

      • Akira28 より:

        きっと横田は天性の身体能力に、必死さとガムシャラさから、ここまでは結果を出してこれていると思います。金本監督が制御不能というのは、嬉しさの別表現なんでしょうね。
        今までタイガースにいなかったタイプですものね。
        オープンスタンスのまま踏み込むのは、一塁への走塁に有効だからだと思います。
        踏み足が着地した瞬間には、股関節をズラして軸足側が既に一塁方向に走りだせていますね。
        右投げの選手が左で打つ以上に左投げ左打ちの横田選手には、この瞬間にパワーが出やすいのではないかと個人的には解析しています。
        さて、バッティングフォームに関しては、掛布にしても、金本にしても右投げ左打ちですから、彼らの理想の体重移動理論を、左投げ左打ちの横田が理解する途中、道半ばでの状態が今のフォームなんだろうな〜と暖かい目で見守っています。
        それよりも、残念なことは今のタイガース走塁コーチ陣の中には盗塁のスペシャリストがいないことです。
        赤星が自らの秘伝の盗塁術を、どっかでこっそり陰に隠れて横田に教えてやってくれないかなぁ〜、
        踏み出しの一歩とベース手前のスライディングの向上でかなり盗塁成功率が上がると思います。

  7. 西田辺 より:

    まぁ、ずっと続く連勝もなければ連敗もない。
    昨日はその交差点が来たのでしょう。
    でも岩田、せっかく同点にしてもらった次の回にすぐ吐き出したのは
    いただけませんね。
    そこまで粘って1点に抑えていただけに・・・
    高山、初のノーヒット。
    毎日違う投手が出てきて、ぼちぼちプロ野球の最初の壁が来た感じ。
    出来るだけ早めに乗り越えて欲しいものですが。

    去年までは、相手救援投手を攻められずに負けた試合が多かったけど、
    昨日の最終回の3点は、今後の攻撃と相手の意識に影響を与えそうです。
    今日勝って、2カード連続の勝ち越しと行きましょう。

  8. ガク より:

    昨日は粘り切れずミスも出て完敗しましたが金本監督はおそらく今の時期想定内のことでしょう。攻めの姿勢を失わず今後同じミスをしないよう気を引き締めよう!
    敵ながら鵜久森のホームランには感動すら覚えてしまいました。未完の大器と言われながらハムを解雇されトライアウトで這い上がってきた姿は立派。
    今日は岡崎がマスクを被ると思うので阪神にも「苦労人岡崎ここにあり!」を見せつけてほしいですね。                                  

  9. 金沢の虎 より:

    何年ぶりだろう?久々に負けて悔しい、と思うようになった。正直、去年迄は負けても覚めている自分が居たような気がする。

    野球、タイガースに対してワクワクする熱い気持ちを思い出させてくれた今年のタイガースに感謝。そろそろ負けるのも、ヤクルトがそろそろ勝つのも想定内。昨日負けても今日取り返せば全然オッケー。

    今日はメッセ。開幕戦の負けを取り戻せ!

  10. なかっち より:

    昨日は悪い岩田が出ましたね。とにかく投球テンポが悪すぎる。

    今日のデイリーの西山さんのコラムにも書かれてましたが、この投球テンポを治さない限り岩田はいつまでたっても10勝10敗の投手だと。
    投げてる球は一級品なんでその辺を考えながら投球すれば岩田はエースになれると思います。頑張れ!

    • 虎轍 より:

      岩田はねぇ…単調なんですよねぇ…あのリズムを変えると勝てる要素はあるんですよねぇ…
      クイックで投げる、球持ちを長くする、長く持ってクイックで投げる。いろいろと工夫しないと勝てませんよね。
      いつまでも負ける理由はあるんですから改善せんと駄目ですよね。

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