取られたら取り返すが取られてまたサヨナラ

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ヤクルトが1回バレンティンのタイムリー内野安打(サードヘイグはじく)で先制すると、直後2回表ゴメスの本塁打で1-1。3回ウラまたもバレンティンがレフトに2ラン本塁打して1-3。しかし阪神も直後に福留と原口がソロ本塁打して3-3。5回ウラ川端が2ラン本塁打で3-5となるも、直後ヘイグの2点二塁打で5-5に。阪神藤浪、ヤクルト小川ともにピリッとしない。9回ウラ阪神3番手マテオが畠山にタイムリーを打たれて5-6X。

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対ヤクルト 11回戦 神宮

神 | 0 1 0 2 0 2 0 0 0 | 5
ヤ | 1 0 2 0 2 0 0 0 1x | 6

勝:オンドルセク2勝1敗9S
敗:マテオ1勝2敗11S
HR:ゴメス ソロ13号、福留ソロ3号、原口ソロ4号、バレンティン ツーラン15号、
川端ツーラン1号
阪神:藤浪 – 高橋 – マテオ
ヤクルト:小川 – 秋吉 – ルーキ – オンドルセク

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ルーズヴェルトゲームだかオバマゲームだか知らんけど……。次の回があれば絶対また追いつけたのになあ。まあ今日はこのへんにしといてやるわ。

藤浪と原口のバッテリーはまともにいきすぎた。一軍の試合に出すぎかな。一軍の試合をテレビで見ていたときをもう一度思い出してほしい。投球の極意は、ストライクを見逃させて、ボールを振らせること。相手の心理と狙いを読むこと。労少なくして実り多い投球を目指すべき。そうでないと、いつまでたってもムダな労力ばかりかかって、悪い結果がつきまとう。

身もフタもない言い方になるが、金本阪神(コーチ陣を含めた首脳陣)は今、「頭脳の不調」だ。迷って考えて間違った選択をする。こういうときは、ずっと先の未来を見て、来年、再来年のために何をすればいいかを考えればいい。そうすれば目の前にことに自信を持って集中できる。

「1点でも多く取れば勝ち」。オフェンス面から見ればそうなるが、ディフェンス面から見れば「失点をリードの範囲内にとどめて27個アウトを取れば勝ち」だ。

「もっとアウトが取れた」「もっと失点を防げた」と今はそんなふうに反省する時期だ。「普通に」二塁大和、三塁北條(今成)とするだけで取れるアウトは増えるし、失点を防ぐ可能性が高まる。簡単なことを難しく考えてしまうのが不調というやつ。

マテオにしたってそう。フォームがおかしいのがわかっているのに、「他にいない」と投げさせるのは「頭脳の不調」以外のなにものでもない。フォームを直すのは二軍だ。他にいない=誰かが出てくるチャンス。他が出てきてピタリとハマるなどと都合のいいことを考えているわけではない。誰もいないとき、誰もいないなりに考えて、ひねり出す。たとえ失敗しても、それが投資となり将来きっとプラスになって帰ってくる。
マテオを使い続けることと結果は大差ないが、最終的なリターンの差は大きいはずだ。

問題を切り分けてシンプルにして、「将来」という判断基準に則して機械的に処理していけば、頭脳の不調からは脱することができる。

コメント

  1. とらかっぱ より:

    藤浪、又も勝てず。6連で勝ちなしなんですね。
    球界のスーパーエースとなるべきなのに、このままでは並みの投手になってしまいそう。
    球自体は悪くないと思うので、きっかけさえ掴めば連勝できると思うのですがねぇ。
    好きな夏に近づいてきたし、交流戦で心機一転を願います。

    「悪いのは解ってるけど他が居ない」なんて開き直りは要らないので、未知数の若手を使う開き直りを見せて欲しいですね。
    ただし、期待値だけで起用するのでなく現状をしっかり見極め、状態の良い選手から抜擢してほしいです。

  2. より:

    う〜ん タイガースいまいちだね…。 今シーズンの阪神は 打線は、一試合平均4点取ってるから
    なんだかんだで合格♪

    問題は投手陣、先発 岩貞以外安定せず…。 中継ぎダメ。 リリーフまるでダメ…。
    かといって、替わりはいない…。 つまり上位に行く実力が無いんだから、仕方ない…。
    目標3位位で 優勝考えず 5年後の強いチームに 期待します♪

  3. etc虎 より:

    前回、et虎(エトセトラ)とうい名前で投稿させていただきましたが、判り難いかと思いますので、etc虎と改めさせて頂きます。
    この3連戦、終わってみれば初戦をものにしたのみでしたね。
    皆さんも書かれておりましたがバレンティンのあわやホームランが大飛球に終わり何とか逃げ切れました。
    あの試合、私はバレンティンの打ち損じとは思いませんでした。丁寧に紐解いていくと見えてくるものがあります。
    阪神が今年、初めて甲子園にヤクルトを迎えた日にバレンティンは手打ちのようなやる気のないショートゴロに倒れました。
    しかしその後のホームランを打つ形を見ていますと、どうも軸をブラさない、追いかけすぎないフォームの徹底をしているが為のショートゴロだったのではないかという思いが日に日に増していきました。おそらく杉村コーチのご指導でしょう。恐るべしです。
    しかしこの阪神戦の前のDeNA戦で今永投手の見事なアウトローの出し入れに、覗き込むように見逃し始め、完全に軸を崩されました。
    それが修正しきれていないが故に、阪神線でも捕らえた感触の当たりも大飛球におわったのではないかと、私はこう見ております。単なる風の悪戯ではないように映りました。
    しかし二戦目以降はきっちり崩されたフォームを修正。そこからはやられっぱなしでしたね。
    バレンティンのお話はここら辺にして原口について書きたいのですが長くなりそうなので分けさせて頂きます。

  4. こうさん  より:

    3連戦の合計は20対20(意味はないけど足してみたよ)。それでもタイガースの負け越し。

    書きたいことは昨日の夜中のコメントに書いたので今日はこれまで。

  5. etc虎 より:

    続けての投稿失礼いたします。
    さて、原口のリードと今のヤクルト打線を照らし合わせると、まず勝てないだろうなというのが私の率直な意見です。
    バレンティンは外を追いかけず軸を後ろに残し、極力手の届く球しか振ってこない。
    山田は回転で内角を簡単に捌く。
    川端は手を極限までトップの位置から動かさない天才的なスイングで内角を捉えます。
    つまり、この打線に原口の積極的な内角中心のリードは通用しません。
    藤浪、マテオ。確かに要求どおりにはコースになかなか投げてくれない両者。その点は多いに同情しますし、組み立てようがないのも理解します。
    しかも外中心のリードだとしても必ず各打者に1球は使わないといけないインコース。
    野球人の永遠のテーマのひとつです。
    ではここで一言に内角といってもどのような種類のものがあるのかを考えてみました。
    外を意識させた上で意表をつくここ一番での内角。
    ホームランバッターにありがちな膝元が見えないタイプへの内角。
    ブレーキの効いた変化球で三振にとりたい内角。
    カウントが悪くなり仕方なく要求する内角。
    外の誘い球に乗らずに投げるとこがなくなった場合の内角。
    これ以外にもたくさんございますが、積極的な場面でこそ活きる内角攻め。
    仕方なく要求する、弱気な内角、曖昧な選択。
    ここらへんの回数が多くなったように感じます。
    ましてや外の出し入れから内角に繋げるのではなく初球から勢い任せの内角要求も少なくありません。
    ベンチに帰ってノートに必死に書き込む姿を見ていると応援したくなります。成長を頼むよ!
    あっ!ドメさん、1000打点おめでとうございます!!!

  6. 虎轍 より:

    マテオねぇ…

    キャンプやオープン戦の時のようなスライダーのキレも無ければ、ストレートの伸びも無い。

    どっかに忘れてきたんか?

    北條の守備は目を切るのが早いのか?捕球時に焦ってしまうのか?

    ヘイグはまだまだボール球に手を出してしまいがちでしたが、あの場面はよく打ったと思いますね。守備に関して得意では無いからしゃあないにしときますか?

    愚痴ばかりになりそうなんで、ここらへんで止めときます。

    打線に活気が出てきたんで、そろそろ甥っ子を打ち崩したいですね。

    頑張ろうタイガース!

  7. 虎蜂 より:

    結果はともかく、昨日の藤浪の状態は良かったと思います。しっかり上から腕を叩いて1四球と制球も比較的安定していました。今の状態を維持して配球が改善されれば、エースと呼べる投球ができるかもしれません。

    中継ぎについて。接戦が続いて仕方ない部分もありますが、実績のある選手達に頼り切るのではなく、思い切った用兵でこの苦しい時期を乗り切って欲しいと思います。

  8. いわほー より:

    西田辺さん書く「藤波」は実は隠喩だったことに気が付く。
    好不調の波が大きい藤浪は今後「藤波」でよし。
    いや下手すると「藤波」から「藤並」になるやもしれませんな。

  9. setta より:

    何とも表現しにくい負けでしたね。

    原口のリードが慣れられてきたんでしょうか?日々勉強中とは言え、プロは甘くありませんね!梅野も当初は、そこそこ抑えられていましたが今はもがいています。この最初の壁を如何に打ち破るか!?打撃で使ってもらえてるうちに結果を出せるか?楽しみであり、心配でもあります。
    守備の乱れが毎試合続くとホンマに萎えてきます。ヘイグはもとより北條もエラーはもちろんエラー風味も多く大変厳しい状況です。そこに、投手陣の不調が絡み厳しいを通り越してる感じがします。
    春先オープン戦時期にtorao様が書かれていた、マテオ・ドリスを隠して(無理させず)、ヘイグに慣れさすを今イチ実行せずにマテオ・ドリスにクローザー争い(疲労蓄積)をさせた上に公式戦でイニング跨ぎで二人が不調になりました。他の中継ぎ陣も同様に使い、疲れがかなり溜まっているのではないでしょうか?
    競争を激化させるのは絶対必要で意識改革においては最高の手段で金本監督始め首脳陣は間違ってないと思いますが、根性論チックにやってきた日本の野球での投手の使い方がたくさんの投手を短命に終わらせた事例は多々あると思っています。
    アメリカのように肩や肘は消耗品みたいに機械のように言う事は嫌いですが、上手く休ませながら、今日のtorao様の記事のように一軍二軍の入れ替えをして試しながら、シーズンを戦って頂きたいです。
    今日は神宮での打撃の勢いを存分に発揮して打ち勝って貰いたいです!
    原口頑張れ!

    • etc虎 より:

      setta様
      はじめまして。これからは原口が内角を使うのが先か、打者が原口に内角を使わさせるのが先か、そのような展開になりそうですよね。

  10. 西田辺 より:

    10勝・11勝・14勝と順調に勝ち星を伸ばしてきたこの3年間。
    まだ5月とは言え、3勝から勝ち星が伸びない。
    それ以上にその投球内容に不満が募る。
    野茂・田中マー君・マエケン・・・
    球界屈指と言われる好投手でさえ、5年目までに一度は成績を落としている。
    彼もまたその時期に来ているのか。
    そう言えば、同い年の大谷も勝ち星を伸ばせず苦しんでいる。
    昨日も出来自体は悪くなかった。
    でも、痛い2発を喰らって試合を作る事は出来なかった。
    120球投げて、119球良いボールを投げても1球の失投で負ける事もある。
    決して良くはないけど、相手打線に助けられてまたは味方打線に救われて
    勝てる事だってある。
    チームを背負い、中継ぎ陣の負担軽減を考える姿勢や良し。
    でも、もう少し22歳の若者らしい溌剌さを出しても良いんだよ。
    もっと我を張っても悪くない。

    次期待してるよ、藤並クン(あれ?

  11. なかっち より:

    去年は交流戦前から良くなってきました。今年は肩の違和感などで例年よりスロー調整していた藤浪。これから良くなる余地があるのか?

    少しずつではあるが球じたいは良くはなってきてます。しかし、あれだけ打たれてはいけない。配球の問題があるのなら去年同様に鶴岡と組ませるのも一つの策やと思います。

    言うてもまだまだ22歳の若者。大学4年なんです。

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