記録的連打で大勝3連勝

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静かなゲーム序盤だったが阪神が4回ウラに猛攻。3番江越の単打に始まり犠打、四球をはさんで10打数連続安打。9点を奪って試合を決める。投げては能見が完投シャットアウト。3連勝。

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対ヤクルト 15回戦 甲子園

ヤ | 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
神 | 0 0 0 9 0 0 0 0 x | 9

勝:能見6勝8敗0S
敗:杉浦1勝1敗0S
HR:原口スリーラン9号
ヤクルト:杉浦 – 中島 – 岩橋 – 松岡
阪神:能見

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いいね、ウル虎。黄色まつり、わっしょいわっしょい、盛り上がった。
「相手投手が……」というのは確かにあるのだけれど、たとえ相手投手が悪くても、それすらどうすることもできなかったのが「どん底」の阪神打線だったのだから進歩ありだ。

やっぱ、夏の甲子園は「一三塁、一三塁」だよね。原口3ランのあとゴメスが右前打で出て、新井の左中間ヒットでゴメスが三塁まで。少し前までなら絶対に行ってない。痛かった足の具合が良くなったとかかもしれないが、とにかくこの走塁を見ればゴメスが精神的に復調しているのがよくわかる。で打者荒木1ボールからの2球目にエンドランのサイン。良太がスタートし、荒木は低めの難しいチェンジアップにしっかり目で追って一二塁間に転がした。これが間を抜けてプロ初打点のタイムリーヒット、当然良太は一気に走って、また一三塁。ここが超きもちいいポイントだった。荒木プロ初打点おめでとう。
二塁守備で失点を防ぐという意味では大和を入れた方がシーズントータルでの勝ちは増えると思っている。だが大和は打席の内容が悪い。チーム全体が貧打となると使いにくい。
いや、それでも打撃は「絶不調期の鳥谷」よりは期待できたのだ。問題はとにかく作戦遂行能力が低いこと。バントはできない、エンドランはファウル。これが重なり、信用を失っていった。この日荒木が一発で決めたことでまたチャンスが回りそうだ。

援護に守られて能見スイスイ完封ナイスピッチング。
でも、けっこう紙一重なところのあった試合だ。2回表先頭のバレンティンを「見逃し三振」に仕留めたはずのクロスファイアを、ボールと判定されてからの能見は本当に危なかった。「完璧なストライクじゃないか!」という怒りを必死に殺そうとしているが、うまくいかない。結果、四球で無死一塁。バランスが崩れたまま連打を浴びて無死満塁。これがこの後、3失点とかになっていたら、ヤクルト先発杉浦の投球も違っていただろう。ここでジェフンの打ち気を利用して三振。原口も「チャンスはピンチ」の心境で打席に入る心境をイヤと言うほど味わって、いい攻めを見せた。一死となって中村にはストライク先行から2球目、フォークに合わせるだけの一ゴロ、3-2-3の併殺完成。ピンチを脱した。なんてことないキャッチボールプレーだが、つい先日までの自信喪失状態だったらゴメス、原口ともに丁寧&確実なプレーができたかどうか。心の持ちようが変化して、それが守備にも表れている。

守備といえば「鳥谷お休み中」で、初めて北條がショートに入り1試合まるごと守った。難しい打球がない試合だったが、大過なく終えた。ショートを守ることで北條はまた一段上の野球ができるようになるだろう。それがまた打撃に好影響を与えるかも。負担が大きくなるということは、若い選手にとっては心と体の成長の促進になる可能性がある。

1イニングで3ラン本塁打と2点タイムリーの原口は、打って良し、リードして良しのヒーロー。
今の阪神ではもはやクリーンナップの一員として欠かせない存在だ。となるとレギュラー捕手にするか、野手としてポジションをあてがうかのどちらか。現状は、もう原口を正捕手にしていくという方向性で腹が決まっただろう。故障歴があるので、経験を必要とする坂本をときどき起用しながらにはなるだろうが、もう決めるのが当然に見える。

当然に見えることを、当然のようにやっていくこと。これがとっても大事。誰の目から見ても「そう」と言えることを、ねじ曲げて「いや」とやっていると、チームのあちこちに無理な力が生じ、それがひずみとなって、プレーに集中できなくなる。将来のセンターライン構想に理屈にかなった競争と、理屈にかなった取捨選択が行われるようになれば、ひずみが取れて、チーム全体の集中力は増していく。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    まさにセンターライン構想の競争が吉と出ています。
    鳥谷ファンには申し訳ないけど、彼がスタメンを外れた事で内野陣をいろんなバリエーションで試せるのは大きな収穫!
    昨日は入団時より「ポスト鳥谷」の呼び声が高かった北條が一軍初のショートを守り、無難にこなしていました。
    これは中堅 大和(母校甲子園出場オメ)にもいい刺激となりそうです。
    鳥谷自身もベンチで明るい表情が目立つ事もチームにいい影響を与えているように思います。

    能見は2回、また「連打病」発症かと思われましたが、ノーアウト満塁を抑えた事で大きな自信になりました。
    バックがしっかり守ってくれれば流れも変わる!

    そして怒涛の4回の攻撃ですが、初回チャンスで打てなかった原口が その悔しさを爆発させるようによく打ち、その後も「嘘やんw」と思うほど打線が繋がりました。
    根拠はあったと思います、toraoさんご指摘の良太の打球で3塁まで激走したゴメス、それで前進守備になった内野をあざ笑うかのように抜けた荒木の一撃、その後も「これがホンマにあのタイガース?」と思う程、相手のエラーも絡まずの一挙9得点には驚き、戸惑いました。
    しかし、最後 良太のゲッツーでやっと現実に戻りwある意味落ち着きました。まあどうせなら2桁取って欲しかったですけど……

    大量リードに守られた能見は、完全に戦意喪失した相手打線と原口の好リードもあり9回までスイスイ、9回に「お見合い」のミスはありましたが大事に至らずほぼ完璧なゲームでした。

    今日は小川(今季イマイチ)の名前にビビらず、勢いで3タテを狙って欲しいです。

  2. yalkeys より:

    確かに2回のピンチを無失点で切り抜けたことが、大勝への伏線でした。それにしても4回の攻撃は圧巻でした。試合の展開から言えば、鳥谷の代打出場は記録のためだけですが、やはり必要だったのでしょうか。いろいろなご意見があると思いますが、スッキリさせても良かったのかな・・と思いました。緒方にも守らせたいという趣旨と考えるようにはしますが・・
    大勝した翌日が心配です。心肺停止はダメですよ(^O^)。

  3. とらかっぱ より:

    能見さん、久々の完封GJ!
    2回の併殺が分水嶺でしたね。今まではあそこで失点し、これ以上点をやれない焦りを必要以上に感じ、ズルズル失点のパターンを、無失点で切り抜けた事が、後の10連打を呼んだのでしょう。
    ゴメスも弾いたり、送球を手間取ったりすることなく、落ち着いて捌けた。後の好走塁をみても、少しポジティブになって来たかな。ここからの爆発を見てみたいです。

    原口は流石と言いたい勝負強さですね。集中力が違うのでしょうか?ここぞの打席では、全盛期のヒクソングレーシーのような胆力を感じます。この打席を見るためだけに、球場に足を運べます。
    矢野Cの目には、まだ足らん部分があるのでしょうが、どうか主戦捕手として育てていって下さいまし。

    良い事ばっかで、終わりかと思った9回のフライ落球だけは反省忘れずにね。

  4. 西田辺 より:

    何だ、年間通してこのユニでやれば?って思ってしまうほどに黄色い虎は強い。
    やっぱりこの試合の分岐点は、2回表無死満塁を無失点に抑えた所でしょうか。
    原口の捕手としての視界も、かなり広くなってきた感じが見受けられます。
    相手の狙い・状態・ベンチの雰囲気。
    キャッチャーとして大切なアンテナの感度がグレードアップしてます。
    思えば、故障から復帰してぼちぼちファームの試合に出始めた昨年。
    腰や故障個所と相談しながら代打・DH、守っても1塁や3塁。
    キャッチャーとしては殆ど(全く?)出場していなかったはず。
    春のキャンプの最終盤に一軍に呼ばれ、4月末に支配下登録。
    5月は月間MVPを獲得し、今現在まで成績を落としてないのが凄い。
    厳しく攻められてないのかと言えばそうでもなく、死球数はチーム内ダントツの8。
    (セリーグ3位の数です)
    最近、原口がマスクでも以前ほど盗塁を企図されなくなっているのに気付きませんか?
    今度機会があれば見て欲しいのですが、イニング間の投球練習の最後にキャッチャーが
    セカンド送球をやるんですが、その時に以前とは比べ物にならないほどのクイックスロー
    で放っています。
    あれは相手ベンチには絶大な「走らせないぞ」アピールになります。
    城島は常人を超える肩、古田や谷繁は送球の素早さと正確さでランナーを制してました。
    故障によってキャッチャーとしてのスキルを重ねる時間を奪われた原口が、今ものすごい
    成長曲線を描こうとしてます。
    昨日試合終了後、矢野コーチが原口の肩を抱いて何やらニコニコと談笑してました。
    コーチも原口の成長や手応えを感じてるんだと思うし、ようやく認め始められたのかな
    と思ってしまいます。
    勿論今後も腰の状態との相談にもなるのでしょうが、去年末の段階で今年支配下に
    なれたらいいなと思ってた選手がこれほどまでの活躍を見せてくれるというのは
    何とも嬉しい話じゃないですか。
    この94番を背負った若虎が、この先どんな活躍を見せてくれるか楽しみでなりません。

    • ガク より:

      西田辺さま

      そうなんですよね。
      オールスター以降原口への盗塁企図は減ってますし1回刺しましたよね(^^♪
      彼の欠点であったクイックスローが克服されたのであれば安心してマスクを任せられます。
      あとはキャッチングですかね(;^_^A

      • 西田辺 より:

        ガクさま、返信どうもです。
        実際にセカンドで刺さなくても「走りづらいぞ」と思わせるだけでも効果抜群ですからね。
        >キャッチング
        一軍投手の球筋に慣れればある程度は良化すると思います。
        もう少し股関節の柔らかさが欲しいところです。

    • 勿来 より:

      私、縁があって帝京時代からの原口を注視していたのですが、昨シーズンの原口は練習試合を含め全くマスクを被っていなかったです。たまに練習後のブルペンでスタッフに投げてもらった球を受けさせてもらっていただけらしいですから、逆に捕手としてのブランクが長い中、いきなりなのに、よくやっていると感心していました。
      本人はかなり練習したのでしょうね。西田辺さまがおっしゃられているとおり、最近はセカンドへの送球が良くなっていますね。見た感じ育成契約する前のイメージに戻ってきているように思います。
      打つほうの原口はブランクないですが、捕手としては長い間ブランクがあったので、これから更に良くなるでしょうね。
      いや、良くなってもらわないと本当に困りますけどw

      • 西田辺 より:

        勿来さま、コメントどうもです。
        やっぱり昨年は捕手で出てませんでしたか。
        きっと彼ならもっと上の捕手になってくれるはずです。

  5. 虎風 より:

    昨日は今年初めての気持ちいいテレビ観戦でした。
    朝日だったのですが、解説の有田さんが、盛んに能見の組み立てについて言及していました。
    曰く、右打者の外角低めを突いていかないと駄目だ。と。
    インサイドのクロスファイアが決まったら能見も観てる人達も気分良いが、勝ち星は伸びないと。
    確かに言われる通りだと思います。インサイドのクロスファイアは能見の投手としての美学かも知れませんが、やっぱり勝ってナンボなのでは。
    昨日は意識してか外角の攻めが多かったような気がします。それが原口が考えたリードなら嬉しいですね。
    とりあえずみなさん打ち過ぎた翌日が心配!って、私もですが、今は打線全体が振れていると信じます。

  6. 黄金バッテリー より:

    やっと底なし沼から脱したようで、今後が楽しみですね。
    (^-^)/

    ただ、気になることがひとつ。
    私も昨日の鳥谷の代打は、単に連続試合出場の更新だけを目的としているようで、疑問に感じてきます。

    果たして、そこまでして、連続記録を伸ばしてやる必要があるのか?

    もちろん、言うまでもなく鳥谷はドラフト一位で入団してからこれまで球団生え抜きの不動のショートとして攻守に渡ってタイガースに貢献してきたスター選手です。

    しかし、そのことと、実力社会で勝つことが何よりも優先されなければならないプロスポーツ界において、そのことを犠牲にしてでも
    優遇することとは、別のはず。

    金本監督も、どこかでベテランと若手で実力が同じレベルであれば、伸びしろのある若手を使うと発言していたように思います。

    それが、鳥谷のレギュラー復帰は決まっているかのような発言。

    鳥谷はしばらく2軍で心身ともにリフレッシュして、再び実力でポジションを勝ち取るのが、最も良い道であると思います。
    球団に取っても、鳥谷本人に取っても。

    トラオさんを始め、ことブログを読まれている多くの方々が同じ思いでいると思います。

    • 星の輝き より:

      黄金バッテリー様

      私も8回の鳥谷の代打についてはもはや勝負は決していたし、結果が三振だったこともあり、いらんかったかなぁ・・・という思いも致しました。
      あの場面では鳥谷自身のモチベも高まることはないでしょうしね。
      間違いなく、もう一つの記録継続のための出場だったと思います。

      私は取りあえず先発から外すという大きな山を越えたばかりの今なら、この記録継続については目を瞑ってもいいのかな?と思います。

      二軍に落とさないということは、深刻な故障は生じていない証左でもありますし、あれだけの実績を積み上げて高年棒をもらっている選手が二軍に落ちることによって簡単にリフレッシュ出来るのか?と疑問を感じます。
      故障もないのに鳥谷を二軍に落とすことは、それはイコール引退が現実的になるということです。
      実際衰えが著しいのであればそれもしょうがないですが、首脳陣の見極めはそこまで至っていないということでしょうし、私もそう見ています。

      黄金バッテリーさんが仰る「実力」とはどういうことなのでしょうか?
      文意から考えるとそれとも鳥谷の衰えを深刻なものと捉え、もはや以前のような活躍は出来ないと仰るのでしょうか?
      若しくは「実力」を「調子」と取り違えていらっしゃるのか?

      私は鳥谷の「実力」がないとは思えませんし、対戦するチームからしてみても、調子が出ないとはいえ若手選手とは比べ物にならないほど脅威を感じていると思います。
      四球を「散歩」と揶揄されるファンも結構見かけられますけれども、プロの投手から四球を選ぶということがどれほど大変で、その中に積み重ねられた経験とそれに裏打ちされた技術(選球眼も含め)がどれほど駆使されているか・・・シロウトの想像をはるかに超えるレベルにあると思っています。

      調子が上がらない今でも相手に対する時の「格」は若手選手とは比べようもありません。
      以前の貯金や「鳥谷」という名前が、まだまだ通用しています。

      どのようにしたら鳥谷が自分の調子を取り戻すのかは分かりませんが、二軍に落とすことは間違いだと思いますし、衰えが深刻だと判断するのも今この時期ではないと思います。

      • 黄金バッテリー より:

        星の輝き様、貴重なご意見有難うございます。

        鳥谷の今シーズンのこれまでの成績から判断すると、彼のためにも一度リフレッシュして、調子と、気力を取り戻してから、復帰した方が良いと思い、そのように発言しました。

        鳥谷の実力、これまで積み上げてきたネームバリョーは、まだまだ価値はあると思いますが、あまりにも取りらしくない成績。

        2軍に落ちたら引退という道については、考えていませんでしたが、2軍をもっとポジデイブに有効に使えるようになれたら、良いと思います。

        彼の健康面の問題については、おっしゃるとおり、トレーナーや監督などの身近にいる人たちが、問題ないと判断しているようなので、深刻な問題は抱えていないと考えても良いのかもしれませんね。

        いずれにせよ、鳥谷の復活のタイミングもまた、監督の頭を悩ませそうです。

        • 星の輝き より:

          黄金バッテリー様

          二軍行きが即引退に繋がると言うつもりは全くありません。
          鳥谷のプライドを考えると、二軍ではリフレッシュするどころか現役続行のモチベーションさえ維持できないのではないかと推量されるのです。(今の調子に一番納得出来ないのは他ならぬ鳥谷自身であり、これ以上は傷口に塩を塗るのと同じ行為ではありませんか?)

          今回先発を外れたことに関しても金本監督と散々協議した上での決断です。
          本人が納得の上での二軍行きなら私も反対は致しませんが、現状で二軍の選手で鳥谷より使いたい選手が果たして見当たるのでしょうか?

          確かにどういうタイミングでショートに復帰させるかは仰る通り大変難しいと思います。
          復帰したとしてもすぐ昨年並みに活躍できるかは全く分かりません。

          まずは先発を外れたことを一番の英断と捉え、一日も早い完全復活を祈るばかりです。

  7. 虎友 より:

    トラオさんみなさんこんにちは。
    こんな勝ち方もできるんですね〜。
    もしかして今、セリーグで1番強いのでは‥
    と考えたら足元を救われるので、一戦必勝!
    油断禁物!

    8番ショート大和なら8番ショート鳥谷の方が相手は嫌がるのにと思ってましたが昨日は2番で北條だったので良かったです。

  8. hi64 より:

    昨日のヒーローインタビューで,原口が,
    僕のリードが悪くて(バッテリーが)組めなかった,
    と正直に告白してて笑ってしまいました。
    監督の談話で,能見から坂本の指名があったと聞かされては,原口も燃えますよね。
    その反骨心が良い方に向かったようで良かったですね。

    他の方もおっしゃってますが,スローイングについては長足の進歩が見えます。
    以前は取ってから投げるまでがわちゃわちゃしてましたが,今は比較的スムーズになりました。
    肩の良い悪いは,取ってからの速さとコントロールでカバーできますし,それは練習の成果が出やすいところです。
    一つずつ課題をクリアしているということでしょう。

    もうタイガースの選手として欠かせない一員となった原口。
    打てる捕手の優位性を存分に発揮してもらいたいですね。

  9. TJ風船 より:

    阪神、破竹の3連勝‼︎(笑) 昔ならネタにされるところですが、若いチームが少しずつではありますが進歩しているのが伺えます。ベンチのムードも明るく映りますね。
    荒木、初打点おめでとう。

  10. こうさん  より:

    大将「なぁ母ちゃん、今日も来るかな、あの客?」

    女将「こんな田舎の小料理屋に2日連続で顔を出すなんて地元の常連さんでも珍しいのに、3日続けては、さすがに来ないわよ。」

    大将「なんだか有名な野球チームの監督みたいなんだがワシ等は野球に興味がないからな。」

    女将「験を担いで来てくれてるのかしらね?看板直前に来るから周りの目を気にしてるのかしら?」

    大将「今日も来るなら熱燗かな?けど3本目を呑み終わると、またあの儀式が行われるのかな?」

    女将「酒が強いんだか弱いんだか分からないけど周りに他のお客さんがいないから好きにヤらせてあげましょうよ。」

    大将「そうだな。大事な常連さんになるかもしれんからな。…って、来たぞ❗いらっしゃい❗」

    客「すいません。今日も遅くに悪いね。熱燗もらえる?」

    大将「熱燗ね。只今❗」

    ~~~~~1時間後~~~~

    大将「(小声で)なぁ母ちゃん、3本目の熱燗、呑み終わったぞ。今日も出るかな、あれ?」

    女将「(小声で)しっ❗父ちゃん聞こえるわよ。さすがに今日は言わないと思うわよ。」

    突然、カウンターのテーブルを叩く音が店内に響く。

    大将「来たぞ❗来た来た母ちゃん❗アレ言うぞ❗」

    客「あ~❗もっと早く外してればなぁ❗」

    女将「なにかの呪文なのかしらね?誰かに聞かれてはマズイ言葉なのかしら?」

    大将「分からんけど、お客さんが気持ちよくなってくれるなら構わんよ。おっ。母ちゃん儀式が終わったから帰るぞ。」

    客「大将ごちそうさま。また明日、勝ったら来るわ。」

    大将「分かりました。お待ちしてます。勝てるといいですね。」

    客「あ~、いい店を見付けたわ。」

    大将「母ちゃん、閉めるぞ。しっかし草野球か何かなのかね?」

    女将「さぁね。さ、朝になっちまったよ。スポーツニュースが始まったわ。」

    アナウンサー「今日も鳥谷はベンチスタート。タイガースは3連勝なったのでしょうか⁉試合前の金本監督のインタビューからどうぞ。」

    女将「…父ちゃん❗こ、この人❗儀式の人だよ❗」

    大将「疲れてるからって何を寝ぼけてんだか…。ひっ❗ぎ、儀式の人❗」

    フィクションです。目指せ4連勝❗

  11. カズ より:

    つくづく原口を育成にしたままにしていた前政権は何を見てたんや?と思いますね。もちろん、今年急激に打撃力が上がったのかもしれませんけど。
    それと現政権もこれほどの打者を交流戦明けからチームが貧打にも関わらずほとんどベンチに置いたまま。
    3年目の打率1割前半のバッターと天秤にかけてホンマにこれでええと思ってるの?と憤っていました。
    結局、超変革で次々抜擢された若手打者も最後まで成績を残しているのは原口だけ。ちょっとモノが違いますね。
    キャッチャーだけは経験からしか守備力は成長できません。リードは叱りながらも長い目で見てやって欲しいですね。送球はそれこそ大先輩鶴岡から肩が弱くてもしっかりと刺せる奥義を学んでいただきたいです。

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