そこをなんとか根性でというのは存在すると思う。
しかしながら、根性でなんとかできるのも限界はあってやっぱり基本的能力の枠のうち、どれだけ発揮できるか。
学生スポーツであれば、「衰え曲線の個体差」パターンは気にしなくていいが、年齢制限のないプロ野球であれば、「衰え曲線」は冷徹に見ないといけない。この曲線パターンは本当に恐ろしいほど個体差があって、19歳でピークを迎える選手がいれば、35歳でピークになる選手もいる。
アスリート以外だってそうだ。自分の体力がいつピークだったかと考えてみたら、18歳という人もいれば、25歳という人もいれば、30歳という人もいるだろう。ただ35歳という人は少ないはずだ。
医学の進歩もあって、アスリートのピークは後ろに伸びているけれど、体力に限定した話なら20台でピークを迎える人が多いはず。体力に依存したパフォーマンスをする選手ほど、曲線の制約から逃れるのが難しい。
使用者、管理者の方が、「根性でなんとか」という理想論だけで考えず、科学的指標を考え合わせながら、選手起用を考えていく必要がある。
明日くらいから平常営業予定。出来上がりの文章は、あまりかわらないかもだけど(笑)。
m(_ _)m
コメント
自己体力のピークですか。考えた事もなかったけど、20代中盤くらいなのでしょうか。継続的に同じスポーツを続けてないので、比較指標がありません。ですが、現状(40代半ば)は低下の一途なんでしょうな。体重は反比例してますが(笑)
シカゴカブス、108年ぶりの栄冠おめでとうございます。
昨日は休みなので、ワールドシリーズをのほほんと見てましたが、あまりの長時間ゲームにゲームセットの瞬間は見れず終い。普段MLB見てない私が語るのもどうかとおもいますが、改めて難しいと感じた投手継投。チャップマン投入が9回頭からなら、スンナリ勝ててた様な気がしたけどどうなのでしょう?やっぱり回跨ぎはリリーバーにとって難しいと感じさせられた継投でした。
投手と野手で衰え曲線はかなり違ってくるとは思いますが、投手・野手共に大豊作で一時は90人程がプロに在籍した「松坂世代」の選手達を観ると解りやすいです。
この世代は意外と「太く短く(早熟型)」の選手が多く、今季のカープなどは、その世代が交代(梵→田中・東出→菊池・永川→中崎・江草→…)した事でめちゃくちゃ強くなりました。
松坂世代の中でも長い間、我がタイガースをカモにした杉内は衰え、逆に元同僚の和田毅はまだバリバリ!
そしてウチの藤川球児は04年がピークでなだらかに衰え、杉山、久保田、ハシケンは引退。
松坂世代野手でレギュラー出場しているのは讀賣の村田ぐらいですかねぇ。
このデータからも、toraoさんの説通り「35歳ピーク」はあり得ないようです。
で、今日のテーマでtoraoさんが仰りたかったのは「35歳の糸井獲得はNO!」という事ですか?!
ぜんぜんそんな謎かけみたいな意図はなかったです(笑)。
ただ、ひとによって全然ちがうよなーって。
でもたとえば18~22くらいがピークの早熟な選手だって、そりゃそれでいいもんだよなーと思うのです。
健康寿命が延びておめでたいとは思いますが、若いときだけ咲く花もあるだろうなあ……と。
一二三選手などは、高校球児の時がピークだつたのでしょうか?
まだ、24歳。
独立リーグで活躍してふたたびトップリーグに返り咲く、なんてことがあれば面白いのですが。
torao様、黄金バッテリー様返信ありがとうございます。
なるほどね、1番解りやすいはのは「マーくん」と「ハンカチ王子」(死語)ですかねぇ。高校時代は斉藤投手の方が若干リードしてたような感じでしたが、プロでは…
私がタイガースファンになった70年代は、讀賣エース堀内、タイガース江夏でしたが堀内投手は30歳を境にパタリと勝てなくなり引退、江夏投手はあんな体型(失礼)になってからリリーフに転向し、30代からは守護神として再ブレークし長い選手生命を送りました。いろんなパターンがありますね。
特例的な、糸井とスワローズ雄平は、投手としてはアマ時代がピークだったけど、野手転向してからはひょっとするとこれからピークが来るかも知れません(ん〜糸井獲得か否か悩ましい)。
そういった意味では、一二三ももう少し時間をあげても良かったような気がします。
福留が長打を打ち、ベース上で息を切らせている場面を幾度か見た。
見てるこちら側としては、福留は何時までも中日時代の福留のイメージが
離れないから、年齢を考えれば当然なのかも知れないけど、軽いショックを
覚えたりもする。
来年あたりは鳥谷にもそんな場面を見てしまうかも。
我々草野球レベルでも、自分の体力の衰えに愕然とする(笑)
無意識の内に全力を控え、誤魔化しが増えてゆく。
毎日トレーニングを積んでいるプロのアスリートでも、こればかりは避けて通れぬ
道なんでしょうね。
MLBのワールドシリーズもシカゴ・カブスの108年ぶり(!)の制覇で
幕を閉じた。
インディアンズの60何年振りも凄いけど、108年って・・・
日本なら明治時代ですよ、明治。
いよいよ今年も野球を見れる機会も数少なくなってきました。
メキシコに飛んでいる歳内と植田頑張れ!
ユニコーンの川西(西川)さんはユニコーン解散直前に脱退した。脱退前の川西(西川)さんはプレイスタイルを変えた。中学生の俺は「なんで、こんなに力を入れて叩いてるんだ?ユニコーンの曲調には合ってないよ」と思った。けど解散後に発売されたビデオを観たら「一時間のライブの中で10分だけ全力を出せるとしたら、俺は10分の全力で一時間、叩きたい」と言っていた。脱力系のユニコーンには合わない感じだったが、リーダーなりの「ユニコーンに対する、自分に対する危機感」だったのだろう。S×G×Gと対バンして浮かんだ危機感とも言ってたなぁ確か。
糸井に対する「トラオさんの距離感」が伝わる今日の文章。ドキドキするねぇ。
衰えを誤魔化す事が出来ればええんでしょうが、正直、誤魔化せませんよねぇ…
20代の時にピークやったのか、30代前半がピークやったのか…
40を超えて、いつがピークやったのかわかりませんね。
ただ、確実に体力も落ち、衰えはありますね。
衰えをカバー出来る技術があれば誤魔化せるのかも知れませんね。
体力のピークと、選手としてのピークは別物なのでしょうが、
野球では基本的に30前後が選手のピークだと思います。
競技によっては10代でピークのものなんかもありますね。
体力は28歳くらいから大きく落ち始めるのが一般的でしょうが
その辺りで危機感に迫られて真剣に野球に取り組んだ結果
そこから開花する選手も結構居ます。
色々な技術が体力を上回っていれば活躍ができるのでしょう。
ただやはりどんなに摂生に努めても、30代となると回復力が
極端に低下します。
まあそんな訳で私はやっぱり糸井獲得には反対です(強引)
昨日は岡田彰布さんの講演を初めて聞きに行きました。
早くから多くの人が並び、中に入れない人が多数おられて大変気の毒でした。
岡田氏自身の持論を話されましたが、…?の内容もたくさんありました(笑)
しかし、笑う所も多く2時間近くの話がとても短く感じました。
鳥谷はこれからどのような位置で使っていったら良いのかの質問には、やはり3番を打たせたいとの意見のようでしたがはっきりと言われたわけではありません。あまり分かりませんでした(笑)
ただ、まだ契約年数が残っているので活躍しなくても数億もらえる話。そりゃそうやけど、本人は嫌でしょうね。
鳥谷のピークはもう過ぎているように見えますが、今の状態から上向きになっていって福留のようにまだ2~3年は打てるようになれば3番も打って欲しいのですが…
糸井獲得については「いらない!」と言われ、拍手がありましたが、糸井も35歳。
ピークを過ぎれば複数年契約も疑問です。
やはり、20代にピークを迎えて活躍できる選手が多いのでしょうね。
安芸のキャンプは持っている力を出せるように思いっきり練習して欲しいです。