鳥谷の今後、PJの今後

納会には鳥谷も来ていたのね。良かった。ただし今まだ行き先が決まっていないというのは、なかなか厳しい現実だ。
どうしても決まらないようなら、ここまでの「不手際」もあったのだから、「コーチ兼任のラスト1年」という助け船を出すことも考えてはどうだろうか。

例えば、私がプロ野球選手に憧れる野球少年だったとする。高卒時のドラフトで、オマケみたいな育成契約の指名を受けたが、ここは授業料全額免除で誘われた大学へ進学する。大学で活躍し、大卒時はドラフト1位であこがれのNPBへと進む。ところが、そこからが苦労の連続。二軍で成績を出して一軍に上がっても抑えきれずに降格。その繰り返しが5年続き、トレード。しかしその先でも同じような状況が2年続き、ついに戦力外となる。
そこで韓国プロ野球の名門チームから声がかかる。過去にはそこでトップクラスの活躍をし、NPBやMLBから声がかかるケースもあったようなので、言葉や文化の壁はあるが、とにかく1年間頑張ってみようと飛び込む。そこで巡り会ったコーチに、自分の強み、こうすればもっと抑えられるというのを徹底的にを教えてもらう。誰もが目を見張るような素晴らしい成績を残すと、当然NPBのチームは放っておかない。いくつかの球団から、ぜひウチに来てほしいと声がかかる。
所属した韓国チームには恩義、感謝は感じるが、提示される年俸額はケタが違うし、何よりもNPBに戻ってもう一度チャレンジしたいという気持ちが強い。NPBでもできるのを証明したい。さらに、シーズン中に生まれた子を育てる妻は、異国での暮らしは考えていないと言う……。

そんな「私」の境遇にいるのがPJだ。どんなに球団が「最優先」と唱えたところで、またファンが「絶対に引き留めろ!」と絶叫したところで、阪神残留は現実的でないだろう。

ドリスについてはそこまで強いMLB志向はないと思われるが、代理人は「市場」が開かれる12月上旬までオファーを見極めたいのだろう。

「ちょうど頃合い」の外国人を連れてきて、見事に日本で花を咲かせたとしても、「やっぱりMLBで」の可能性がある以上、依存はできない。
「助っ人」によってシーズンが浮きもするし沈みもするのは現実だ。だからといって、「助っ人次第」のチーム作りでいいというわけではない。
連日同じ結論になるが、学ばないとね。


週刊虎バカクラブ
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6 コメント

  1. Posted 2019年11月30日 at 09:59 | Permalink

    鳥谷はまだ決まらないんですね。マリーンズと思ってましたが西巻取ったりしてるし、チームとして候補ではないのでしょうか。FAの時もそうやったけど2回目の出戻り出戻りエエんやで。行き先が無いならコーチ手形用意してもう一回話し合って欲しいなぁ。

    PJはやはり保留者名簿から外れそうですね。ウィンターミーティング待ってからってのが規定路線でしょうから仕方がない。可能性は低いけどまだ退団が決まったわけではないし、祈るしかありませんね。ドリスも併せアカンかったときの事は考えて候補は絞っとくべきでしょうがね。

  2. 虎ジジィ
    Posted 2019年11月30日 at 10:09 | Permalink

    全く仰る通り。
    メッセンジャーのように「阪神タイガース愛&親日(ラーメン愛?)」で、ずっと在籍してくれる方が奇跡であり、
    PJの「(子供も産まれ)出来れば家族のそばで」はごく全うな考え方であり、その考え方を批判する権利は我々にはありません。

    ドリスの「出来れば条件の良い球団で」も、プロである以上当然だと思います。

    既にスアレスやジャクソンなど後釜候補と交渉しているようですが、今季機能しなかった才木▪小野▪伊藤和▪横山辺りの自前の選手がリリーフの穴を埋めてくれるのが一番望ましいかと思います(桑原の復活も期待)。

    鳥谷問題についてはコメントに困りますが、本当に野球が好きならば、同い年の川崎宗則のように なりふり構わず場所を問わず野球を続けてみるのも一つの方法かと思います。
    あの藤川球児だって一度は四国に戻ってやっていたのだから!

  3. こうさん
    Posted 2019年11月30日 at 10:28 | Permalink

    ずっと鳥谷のことを語っていると思ったら「私」はPJだった。「PJかいっ‼️」とツッコんでしまうほど夢中になって読んでいた。「夢中なら尚更、気付けよ」って自分にもツッコミを入れた。

    矢野監督は「負けた時の保険」として「もちろん四番」と言っているのかな…なんて思った。矢野監督自ら探してきた訳ではないし。けど「それ」を続けている限りタイガースは変わらない。そろそろ俺もキャンプで打ちまくる新外国人を見て「今年は優勝タイガース‼️」という勘違いをするのをやめなきゃな。学ばないと。

    シーズン中に見た夢で鳥谷はヤクルトのユニフォームを青木と並んで着ていた。一年間「サヨナラ鳥谷シーズン」にしたタイガースは、もう切り替えているのかな。いつかタイガースの監督になる時の為にキレイに別れてほしいな。

  4. なかっち
    Posted 2019年11月30日 at 12:23 | Permalink

    ジョンソン、ドリスの動向云々よりもスアレスの獲得には動いて欲しいですね。何ならミランダを獲得に動いても良いと思います。

  5. 西田辺
    Posted 2019年11月30日 at 13:50 | Permalink

    プロ野球の保留者名簿提出は11月末。
    MLBのウインターミーティングが12月。
    サッサと来季の戦力を確定させてしまいたいのは、球団の事情。
    そこに希望があるなら、元の球団を待たせてでもこの可能性に
    賭けたいのは、選手の事情。
    さすがにMLBはNPBの事情で動いてはくれない。
    だから毎年、こんな事態が発生する。
    誰が悪い訳じゃないんですけどね。
    外国人選手にしてみれば、元の球団を裏切るつもりは毛頭ないでしょうけど
    スケジュールがそれを許してくれない。
    これは何も阪神だけの話じゃなく、中日のロドリゲスもギリギリまで
    交渉したけどMLBとの交渉優先と言う事で退団の可能性が高まったとか。
    PJ・ドリスは退団決定ではなく、残留への交渉は続けて行くとの事。
    特にPJは子供が生まれたばかりで、家族との時間を大切にしたいと言うのも
    分かる。
    もう我々ファンにできるのは、事の成り行きを見守るくらい。
    球団は、色んな場面を想定して備えて欲しいですね。

  6. 虎轍
    Posted 2019年11月30日 at 16:24 | Permalink

    torao様の仰有るとおりですね。
    やっぱりtorao様はタイガースのGMになってええと思います。
    鳥谷はあと一年タイガースで完全燃焼させるべき!
    その練習態度を若手野手にしっかり学ばせる!
    PJ、ドリスは残留する方向性で交渉する!

    ロッテのボルシンガーもええと思うんやがなぁ…

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