順位に関する他愛もない考え

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こないだ自分で書いてから、「はて……」と思っていること。
阪神は2005年の優勝のあと、2位や3位になるのがとても多い。下位に沈むほうがめずらしいくらい。これは1985年と2003年の間に無間地獄のように拡がっていた暗黒時代を思えば、楽園のように感じられる。
一方ヤクルトはというと、最下位になったかと思うと優勝したり、また少し低迷したりと乱高下する。
たとえば、1位から6位まである順位を、まんべんなく取るようなチーム、つまり6年に1度ペースで優勝するが6年に1度ペースで最下位にもなるチームのファンであるのと、ほとんど2位か3位で優勝争いはするが優勝できないチームのファンとでは、どっちが楽しいのだろう。

まあ、好みの問題といったらそれまでだ。そもそも私は、いつも優勝ばっかりしている球団を応援するなんてアホのすることだと思い、その対抗馬としてもっとも有力だった阪神をひいきにしたことからファン歴が始まっている。そういう意味では万年2位だった阪神を愛することに愛好の起源がある。だから現状の形はそんなに悪くはないように思っている。

ヤクルトの近年はちょっと中位が少なくて、下位が大半でたまに優勝という分布だが、上もあるけど下もあるのはどうなんだろう。やっぱり阪神みたいに「20年に1度が規定値」では優勝があまりにも少ないので、6年に1度優勝してくれるのなら全然受け入れられる気がする。

V9時代ほどではなくても、読売が突出して強い構図は近年まで変わっていないのがとにかくいかん。理想を言えば、もっと6球団が優勝を分け合う形になったほうが面白いし、そんな前提の中で阪神が6分の1以上の割合を奪えるようになってほしい。それが理想的なんじゃないかな。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    「他愛もない考え」ではないと思います。

    個人的にも昨季「ゲーム差ゼロV逸」後、「優勝〜日本一」について熟考した結果、
    (批判覚悟で言います)出た答えは「自分が生きている間(球場に足を運べる間)に1度達成して欲しい」逆に言えば「簡単には達成しなくても良い」という事。
    昨季のシーズン終了後は東京都在住という事もあり、周囲の方から「惜しかったねぇ」とかいろいろ弄られましたが私は「これが阪神だから」と一見強がりともとれる発言で返しました。
    でもこれが本音であり、こういうなかなか優勝出来ないチームだからこそ約50年間も強い愛で優勝を願いながら応援出来る事を再認識した昨年でした。

    余談ですが、大晦日イベントで勝利した有名格闘家がYouTubeで、勝利した試合翌日から鬱になってしまった事を暴露していました。
    いわゆる「燃え尽き症候群」だと思われますが、
    私も持病を抱えながら通院だけでギリギリ過ごしている身。
    もし阪神タイガースが優勝〜日本一を達成してしまうと「プツンと緊張の糸が切れる」(持病が一気に加速してしまう?)ような感じすらしています。

    勿論「優勝して欲しい」「日本一になって欲しい」「常勝軍団になって欲しい」という願望はありますが、もともとtoraoさんと同じようにV9読売(常勝軍団)への対抗心で、タイガースに縁もゆかりも無い鹿児島在住時代から熱狂的虎バカになった経緯もあり、
    もしタイガースが「常勝軍団」になってしまった場合、今まで通りに愛せるのか?は分からないです。

    ちんぷんかんぷんな文章になってしまいましたが、要は「優勝して欲しいけど、なかなか優勝しないタイガースも好きだ 」という事、これが私なりの答え。
    (常勝軍団を夢に、ここへ熱いコメントをされる方々には理解に苦しむ文章でごめんなさい)

  2. 西田辺 より:

    物心ついた頃、セ・リーグは読売のV9真っ最中。
    阪神はと言えば、毎年のように2位や3位をうろついていました。
    たまにドカンと下位に落ちることもありましたが・・。
    現在のような、ほぼ毎年のように優勝争いをするチームも幸せなんですけど、
    やっぱり、10年空けないうちに優勝はしたいですよね。
    選手も現役の内に優勝するとしないとでは、大きく気持ちも違うでしょうし。
    去年のヤクルトの様に、嵌った時に前年の順位関係なく優勝るチームもファンと
    しては面白いでしょうね。
    長年積上げた「そういうチーム」という認識もあるでしょうし。
    いつまでも1985年を持て囃しているようではダメなんですよ。
    さっさと、リーグ優勝~日本シリーズ勝利で過去の栄光を薄めて行かないと。
    85年も凄かった、でも2022年のチームもバランスのいい強さだった、と言える
    未来にしないと。
    『打倒85年』で今年を駆け抜けて欲しいですね。

  3. こうさん より:

    去年、優勝していたとしてもチーム状態は底の底の底の底だった。CS制覇、日本一には手が届かなかったと思う。ここまで優勝してないんだから「リーグ制覇の先」を望んでしまう。「優勝、優勝、とにかく優勝」と唱えるが今季のタイガースは日本一になれるチームになるのだろうか。ゴールテープを切る直前に優勝を逃したタイガースは「来季もAクラスになるよ」という次回予告をしてくれた。…ということは優勝に近い位置をキープすることは確定した(ホンマか?)。あとは監督、コーチ、選手の「優勝したい」という意地だけに思える。秋の大失速があるなら失速しなければいいのに必ずといっていいほど繰り返す。…球団は優勝したいんだろうか。

    ファンの優勝への欲、矢野監督の優勝への欲、球団の優勝への欲…これが一致した時に優勝できるのかな。星野さんは一致させたということか。本当にファンを巻き込むこと、熱くさせることが上手い人だったな。

  4. より:

    >1位から6位まである順位を、まんべんなく取るようなチーム、つまり6年に1度ペースで優勝するが6年に1度ペースで最下位にもなるチームのファンであるのと、ほとんど2位か3位で優勝争いはするが優勝できないチームのファンとでは、どっちが楽しいのだろう

    MLBでは近年は金の無い球団だけでなく金のある球団までスクラップ&ビルドをするようになって、捨てシーズンになるとマイナーレベルの選手で戦って簡単に100敗するチームが量産されるようになってしまいました。タイガース暗黒時代に自分も「全敗してもええから若手使えや」などと思ったりしていましたが、何事も限度があるな、と最近のMLBを観ていると思います。
    おかげでそこそこの選手がNPBに来てくれるようにもなったわけですが・・・。

    私は両親がトラキチで洗脳されてトラキチになったパターンでして、85年の時に小学校2年生だったのですがその後の青春を全て暗黒時代に捧げることになってしまいました。
    似たような境遇のトラキチ仲間で「自分でファンになったわけではないので辞め時が分からない」「今更辞められない」「読売の独裁を打ち破りたい。そのためには人気球団のタイガースにやってもらうしかない」などと自分達がトラキチを続ける理由や意味を語り合いながらあの18年間を乗り越えました。

    以前もコメントさせていただきましたが、あの18年間は本当に辛く「せめて五割は勝ってほしい」「せめてAクラスにはなってほしい」「勝率4割って一週間に2回は勝ってるハズやのに全然そんな感じせえへん」などと思いながら過ごしていましたので、正直近年の「優勝できないけどそれなりに強い」状態にはかなり満足してしまっていました。
    ただ、昨季の「バチバチの優勝争いでの2位」は近年多かった「1位からも3位からも遠いなんちゃって2位」と全然別物だということを教えてくれました。久々に「悔しい」という想いを抱くことができました。やっぱ優勝したいですよね。

    ただNPB全体で今後は何処が優勝してもおかしくない時代が来ると思います。何処も現代野球の理論を取り込んできているので、そうなると基本的な戦略戦術では差が出来ず、結局首脳陣のひらめきや選手の機転がモノを言う、近年のMLBのようになっていくと思います。
    金本政権・矢野政権のおかげで基本的な部分ではようやく現代野球に追い付いたタイガースですが、ここからひとつ上にいくのは昨季のスワローズの先発ローテーションのような「発明」が必要になると思いますので、なかなか大変だろうなとも思います(そういう点でいろいろ批判はされていますがジャイアンツの投手運用は「発明のための失敗」ではあったんやろうなと思います。まぁモルモットにされた投手陣はたまったもんじゃないでしょうが(笑)。

  5. 岩修 より:

    自分もV9時代にやたら読売ファンが多い環境が嫌で阪神ファンに成りました。頑張っても最後は勝てないのに奮闘する村山、江夏、田淵といった巨星達に憧れていた毎日。勿論花形満も。
    あれから半世紀。後一歩の所で優勝出来ないのが何度もあるタイガースだからこんなに愛したのかもしれません。  
    しかし、17年は永すぎます。
    2003年、オマリーさんが「18年、なっが~い!」と優勝後話されたけど、
    今もその時とほぼ同じ状態。 
    糸原は打率3割、出塁率4割及び守備力強化の為にイメトレを含めたトレーニングしているとの情報。  
    首脳陣も選手達も、そしてファンも願いは皆同じだと思うのでなるべく愚痴らないで見守りたいけどやっぱり愚痴るだろうなぁ…。

  6. いわほー より:

    生まれも育ちもどっぷり大阪市内なだけに、順当にタイガースファンになったようにお思いでしょうけど、当時、私の周りにいたのはジャイアンツファンと、せいぜい球場が近い関係で南海ファンくらい。
    わざわざUHFアンテナ立てないことにはサンテレビも映らなかったんで、日常テレビで目にするのは巨人戦と「巨人の星」、おまけにオロナミンCのゴン攻め。
    そりゃあ大阪と言えども巨人ファンが増殖してましたわ。
    親父に野球を連れってもらったのも大阪球場の南海の試合くらい。
    アンチ絶対王者Gかつ、まあまあ強いけど強すぎないところに魅力を感じた阪神ファンのくち。
    ある意味toraoさんや虎ジジィさんにシンパシー感じるタイプの阪神ファンだと自覚しています。

  7. なかっち より:

    私は85年の日本一になったシーズンに甲子園に初めて野球観戦に行き、タイガースファンになりました。
    私は皆様と違い、毎年でもタイガースに優勝してもらいたい。
    とにかく回りに読売ファンが多く、そいつらが喜ぶ姿を見るたびにムカムカしてます。
    4年優勝から遠ざかるだけで、
    「今年優勝出来なかったらファン辞める」
    「そろそろ優勝しないとヤバい」

    とかほざいてる連中ばかりで、15年以上優勝から遠ざかってるタイガースはどないなんねん(怒)
    と毎年思ってます。

    今年こそ優勝!
    と意気込んでますが、特に主だった補強もなく、スアレス、サンズが退団。
    守護神とクリンナップを担っていた攻撃の軸を失ってどう戦うのかと不安に思う事がキャンプが近づくにつれ増えて来ました。

    2003年に優勝するまでに18年を要しました。その間暗黒時代に入るなど色々ありました。
    2005年に優勝してから今年で17年。あのときとほぼ同じ月日が流れました。しかし、違うのは、最下位になった年が僅かに1回(2018)
    万年Bクラスのチームが、万年Aクラスのチームに変貌しました。

    これが良いのか悪いのか?私にはわかりませんが、ええ加減優勝してもらいたい。読売のV9迄とは言いません。今年優勝して、せめて連覇、あわよくば5連覇位はして欲しい。

    私はタイガースさえ強ければ良いという自分勝手な人間ですから(笑)

    • なかっち より:

      2003年赤星サヨナラヒットを現地で見届け、ヤクルトの敗戦をオーロラビジョンで見届け、目の前で18年ぶりの胴上げを見ました。涙がとまらず、ミナミで泥酔した記憶は今でも忘れられません。
      あの感動を今年こそ。

      勝って泣きたい。感動したい。
      「イチニカケル」
      YOasobiの「夜にカケル」
      のパクりみたいなスローガンで好きではありませんが、とにかくどんな形でも良いから優勝してもらいたいです。

  8. 虎轍 より:

    1985年から2003年までの暗黒時代ありきの時代を知ってますから、2005年から2021年までの優勝無き時代は、まだ勝ってるからええかな?って思っとります。
    金本政権である意味チームをぶっ壊してくれましたからね(笑)
    その最下位やった悔しさと、去年のちょっとした差で優勝出来なかった悔しさを今年に繋げてくれると信じたいです。
    それは選手だけやなく、矢野監督にも有ると思っとります。
    球団は優勝したら年俸を上げなアカンから、優勝争いはしても優勝せんといてくれ。と思ってるかもね。知らんけど(笑)
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  9. yalkeys より:

    私も小学生低学年に甲子園に連れていってもらつて以来、何処に住んでいてもタイガース一筋75年経ちました。カープの赤、ドラの青、ヤクルトの青、ベイのブルーは嫌いではなく洋服も着ますが、オレンジカラーだけは着ません。とにかくGが嫌いという往生際の悪い人間です。理由は特にありませんが、なぜかそうなってしまいました。しかし、難儀なことにうさぎ年なんです。
    生きている間に優勝の感激を味わいたいです。矢野さん、頼みますヨ。

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