精度向上でスーパーエースへ

ザラテはまだ肩が良くなかったんだね。まだ今年で26歳と若いから、しっかり下半身鍛えながら治して、もう二度と壊さないような投げ方を身につけたい。

→虎・ザラテ「まだ投げられない」左肩痛完治せず(サンスポ)



これから毎日、藤浪のそつのないコメントが虎スポーツ紙上に載るのだろう。もう藤浪の人となりはよくわかったので、なんでもコメントさせるのは控えめにして欲しいな。どんな行動をとっていたかだけで十分だ。球団もそろそろ配慮していった方がいい。

プロで1年過ごした松田との「差」を感じ、能見からは「エース」を感じる。おそらく二人ともじっと見つめる藤浪の目を意識しまくっていたことだろう。特に松田にしてみれば、自分にとっては巨大な山のように感じた「プロでの1年の差」を、あっという間に越えていくであろう藤浪に食らいついていくという気持ちだろうと思う。

→藤浪、松田との差痛感「プロでの1年間の違いは大きい」(スポニチ・共同)



能見への驚きは、その精度の高さにあったとか。これは受けた日高からもコメントがあった。

→虎・藤浪唸った!能見さんブルペンピッチ凄~い(サンスポ)
→阪神・日高、エース能見と初コンビ(同)

WBCに向け、能見の前倒し調整は順調に進んでいるようだ。そしてさらなる進歩のためによりコントロールの正確さに取り組んでいる様子が感じられるのが嬉しい。

奪三振が多いのはクセが出ないフォームから、力のある直球、同じ軌道からフォーク、スライダーのコンビネーションが使えること、さらに右打者には逃げていくチェンジアップも使えることにある。その一方でコントロールにバラツキが出ると、四球から崩れたり、狙い球を絞られたりで一気に崩されるという場面も目立った。

特にカモにしていたジャイアンツにやられた、「低めを捨てる」という戦術からの崩しが効いた。実際はボールゾーンに落ちるフォーク、スライダーには手を出さず、もし真っ直ぐで低めに決められたら「ごめんなさい」という割り切った戦術。個人成績をチームが預かってやるという予算措置まで講じたという。

対抗手段は低めにストレートを決めることだが、相手に主導権を握られていると投手の制球力はままならなくなる。高めに浮けば打たれるし、ボールになれば意味がない。指先に邪念が伝わる。

去年終盤、能見はそこからの脱出策として、相手主導の土俵に乗らないことを選んでいた。自分本来の球の力で追い込んでいくことに集中し、奪三振王のタイトルに届いた。その考え方は正しいと思う。

しかし制球力に徹底的にこだわろうということであれば、それは頼もしいことだ。相手の土俵でやられっぱなしでたまるか、そこでも決して負けないという、もう一段のレベルアップを目指しているのだろうから。遅咲きではあるけれど、エースからスーパーエースへの進化に期待したい。


週刊虎バカクラブ
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9 コメント

  1. 虎ジジィ
    Posted 2013年1月30日 at 09:12 | Permalink

    (古いファンはご存知と思いますが)能見は自由枠での入団ですが、入団した05年のドラフトは、(後にわかった)いわゆる裏金が横行し、要領の悪かったタイガースは野間口・一場・那須野・染谷を逃し、(言い方は悪いですが)仕方なく能見を繰り上げ指名しました。
    以後三年ぐらいは、虎仲間と「あの年(05)のドラフト失敗が大きかったよなー」っていつも言っていました。

    しかも、長嶋一茂主演「ミスタールーキー」にアマチュア時代の能見が出演した時も正直「こんな細せえピッチャー、プロにはいないよ!」と思っていました。

    しかし、今では本当に逞しい投手に成長してくれました。個人的には能見のようなポーカーフェイスの投手は大好きです。
    今年は是非、沢村賞を獲得して球界のエースになって欲しいです。

  2. TJ風船
    Posted 2013年1月30日 at 11:02 | Permalink

    09年、ハマスタで能見が久々の勝利投手で金本アニキとお立ち台へ。

    「腕も良く振れて能見君じゃないみたい(笑)」と語れば、能見は「今まで不甲斐ない成績ばかりで申し訳ない、もっと恩返しがしたいです」と語り、そんな想いで今までやって来たのかと私はスタンドで目頭を押さえずにいられませんでした。

    自分を律する気持ちがある限り遅咲きですが能見はもっともっと進化して行くでしょう。

    ケガだけはくれぐれも気を付けていただきたいです。

  3. ガク
    Posted 2013年1月30日 at 11:07 | Permalink

    我々ファンは長年待ちに待ったスーパールーキー藤浪君の話題で盛り上がりたいのはわかりますが、もうそろそろ落ち着かせてあげましょうよ。先輩に挨拶しただけで一面トップになるなんて・・・
    これでキャンプインしたら球団は本気で何か考えないといけませんね。
    スカイAで楽しめれば十分です!でも楽しみ。

    能見はデビューのころに比べると本当に一皮も二皮もむけました。読売はまたも対策練ってくるとは思いますがぜひスーパーエースになってねじ伏せるところが見たいです。

  4. 大虎真弓
    Posted 2013年1月30日 at 11:17 | Permalink

     ザラテ!強面のピッチャーの好きなわしは大ファンです。(笑)
    しかし丈夫なはずのザラテの肩をも壊してしまう二軍のコーチ陣は、ホンマに最低です!
    藤浪が一軍スタートになりましたが、多くのピッチャーが二軍で肩を壊し現れては消えていく現状をいかに改善していくかが問われます。
     松田、歳内はじめ素晴らしい次代を担う選手をボンクラコーチに任せる訳にはいかない。復活を期待する安藤や久保田もなぜ結果が出ないのか?を無茶な投げ込みだけでなく
    理論的な観点、及び運動生理学観点からも見られるコーチの出現を望む。

  5. さら
    Posted 2013年1月30日 at 12:32 | Permalink

    リリーフはあんまり期待できないかもしれないので、能見ら先発陣に頑張って完投してもらいたいですね。打撃の方も。
    久保も疲れがたまる方だと思うので、負担を軽くしてほしい。

    藤浪はそつがないけど、もっと集中させてあげる事が大事。タイガースの宿命で大変ですが、
    配慮をしてもらいたいですよね。

  6. Posted 2013年1月30日 at 15:44 | Permalink

    WBCに向けて、能見の順調な調整が伝わってくるのが嬉しいです。
    09年に、能見は本来の能力が開花してきた年でした。
    金本さんが「後ろで見ていて、よう腕振れてんなー、誰が投げてんねんやろと思っていた….」と言っていたのを私も覚えています。
    もっと高い水準を目指してほしいし、それができる選手だと思います。

    藤浪は、いらぬことで、あまりしんどい目には遭わぬように、メディア対策に球団はもっと配慮が必要だと思います。

  7. なかっち
    Posted 2013年1月30日 at 18:37 | Permalink

    能見はWBCに出てまた一皮二皮剥けて帰って来てくれること信じてます。真のスーパーエースへコントロールの精度を上げる選択は絶対に間違いやないと思います。今年は最低でも背番号超えの勝ち星、貯金も7つ以上を期待します。


    藤波は本当にキャンプインすれば今まで以上にマスコミからの取材攻勢に遭うんでしょうね!
    可哀想な気がしますが、これもタイガースに入団した宿命でしょう!練習、調整に差し支えあるようなら問題ですが、是非マスコミ対応もしっかりしてほしいですね!(藤波以上にキャンプ中注目を浴びる選手の出没がベストですが)

  8. 梅虎
    Posted 2013年1月31日 at 00:26 | Permalink

     皆様、おっしゃるように今の関西スポーツ紙は寄ると触ると「藤浪!藤浪!」状態ですねぇ…(苦笑)。球団の方でも専属広報をつけるとか、色々話はあったようですが、今の所は機能してるんですかね?なんにせよタイガースの宿命ではありますし、久し振りに引き当てたスター候補ですから騒ぎたくなる気持ちも分かりますけどねぇ。……ほら、西岡に福留に、防波堤になったらんかい!(酷)

     とまれ、スカイAの番組表にもキャンプリポートが出てきました。なんだかんだ、やっぱりこの時期はワクワクしますねぇ。藤浪はもちろんですけど、他にも多くの選手の名が一面を飾るキャンプでありますように。記者さんも、そこら辺、うまく一人一人の選手たちを盛りたてて欲しいですね。

  9. ken3953 さんのアバター ken
    Posted 2013年1月31日 at 01:19 | Permalink

    チームの柱と認められてもなお課題を見付けてより上を目指す姿勢
    若手には是非見習って欲しいものです。

    個人成績をチームが預かってやるという手段にまで出た
    ライバルチームの気概を、うらやましく感じてしまうのが悲しい。

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