意識を変えるための言葉選び

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たぶんだが、「エラーの数を減らせ」という号令をかけるのは得策ではない。意識がどうしても「エラー」に向かってしまうから。
むしろ、「ミスはいい。質が問題」という意識を徹底させて、攻める守備を意識するようにもっていきたい。イージーな打球をミスするのは、たいてい慎重になりすぎて体をこわばらせてしまうとき。むしろ簡単な打球を難しく魅せる「プロっぽさ」こだわるくらいの遊び心があったほうがいい。そのほうがひとつの打球にスリリングな気持ちで打球に対峙し、小さな不規則バウンドにも対応しやすくなる。毎回チャレンジングな守備をしていけば、おのずと守備範囲が拡がりつづけ、アウトにできる打球が増えていく。「エラーを減らせ」に意識が向くと、そのスパイラルは逆向きになる。
ファンやメディアが「エラーの数!」と言うのは仕方ないこと。ただし、結果として目的を達するには、首脳陣が手段を吟味する必要がある。練習の効率を上げるためには、コーチの言葉選びも重要だ。

コメント

  1. とらかっぱ より:

    人の修正として「~してはいけない」はプレッシャーを与えかえって良くない結果を招きがちです。矢野監督も「ミスした後が大事」と言ってる様に後に引きずる事無く何事もなかったかのようにプレー出来ればそれが一番いいと思います。。ですが性格的な面で出来ない選手もいますからコーチが上手く言葉をかけてあげ前を向ける様仕向けられればと思います。

    気の持ち様はもちろん大事なのですが、今季のタイガースのエラー大方は単に技量不足だと思います。練習が足りないのか指導が悪いのか。何かを変えなければ大きな改善は見込めそうにないでしょう。里崎氏は「エラーを減らそうと思ったら選手を変えるかコーチを変えるかどっちしかない」と言ってますが、これはまさに正論。コーチが変わらなかったので選手を変えるしかない!?それでは今まで育ててきた選手が使えなくなるしねぇ。残す策は、オフと沖縄で練習量増やしまくるしかないですね。

  2. 虎番地 より:

    元讀賣で中日の川相氏を臨時コーチとして呼ぶような記事がありましたが、バントだけではなく守備に関しても…なんだったら来季は臨時コーチで仕方ないですが、2022年は本当のコーチとして招聘してはどうですかね。。

    ファームの監督もされてたと思うので、若手への接し方も充分に心得てるのではないかと。。

    期待しています。

  3. 西田辺 より:

    ゴルフで言う池ポチャ理論ですね。
    あそこに池があるから、入れちゃいけないイケナイいけない・・・って強く思えば
    思うほどに打球は池に向かって一直線(笑)。
    もう私は10年ほど前にゴルフ止めましたけど、過去に何度も経験があります。
    極端な話、エラーを減らそうと思えば難しい打球をグラブに当てなければいいんですよ。
    そうすると、公式記録員もエラーとは記録しづらい。
    昔々、ある名選手が驚異的な守備率を達成しました。
    でも、ネタばらしすると自分が腕を伸ばした範囲しか捕りに行かなかった結果だとか。
    今は、指標で守備範囲の広さとかも算出されますので、その辺も考慮されますけど。
    誰の目にも明らかなポロリとか、悪送球以外が目立ってしまうのは仕方がないけど、
    挟殺プレーや外野からの返球・中継が数字には表れないけど、上手くない印象。
    あと、投手の失策が余りにも多すぎます。
    各チームの投手失策数( )内はチーム失策数。
    G2(43)、D9(51)、DB8(52)、Ys10(65)、C7(77)
    そしてタイガース17(85)・・・
    投手もボールを離した瞬間から野手になるという意識を、もっと持たせないと何時まで
    経っても同じことを繰り返すだけ。
    ミス・エラーの多いチームと言うのは、相手からすると「接戦になってもアッチが
    勝手にこけてくれる」と余裕を持たせることになる。
    堅牢な相手だと、ミスが許されないとプレッシャーをかけられる。
    上っ面の数字だけじゃなく心理戦と言う面でも、大きな武器になります。
    読売戦で大きく負け越したのも、こういう部分がかなり大きいんじゃないかと思います。
    もちろん消極的な守備はダメですけどね。

  4. 虎ジジィ より:

    今季は開幕当初こそエラーが少なかったものの、エラー数が増えるに連れ、やや難しい打球が飛ぶと観ている我々も心拍数が上昇し、それと共に選手も萎縮しながらプレーしているように感じました。

    そんな中、一番リラックスして守っていたのがサンズでした。
    サンズは守備の上手な選手ではありませんが、当たり前なプレーを当たり前に淡々とこなしていた感じですが、そのリラックス感(萎縮しない)こそがミスを防ぐ大切な要素であり、コーチもそんな雰囲気で選手がプレーできるように指導して欲しいと思います。

    タイガースの内野陣、小さなイレギュラーは当たり前な土のグランドで鍛えられており、みんな下手ではありません。
    意識革命が上手くいけば質のいいプレーが増え、自然とエラー数は減ると思います。

    まずは矢野監督があんまり「ミスがミスが…」と言わない事から!
    もちろん、自信を持てるよう(萎縮しない)練習をたくさんやる事も大切ですが。

  5. ジュビロタイガース より:

    タイトルを見て、ガースーの会食のことかと思いました。自分たちであれだけ言ってても、行動が共なわなければ、意識していなくて意味が無い。王さんは残念。

    バッティングも同じですね。低めを捨てろと高めを打ての違い。そんな事は分かっているでしょうけど。

  6. 虎轍 より:

    ひたすら練習あるのみ!
    ノックを受けてれば下半身強化にも繋がるし、捕るだけの練習でなく、送球までの練習をすれば送球ミスも無くなる!
    練習方法にも問題があるなら改善するべき!
    ミスを起こすより、ミスを起こさない準備が必要!
    準備不足を補うためには、やっぱり練習やね。
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  7. なかっち より:

    エラー云々の前に、準備を怠らない事やと思います。
    先日中西さんのYouTubeを拝見しました。ゲストに阪神園芸の金沢さんが出ておられましたが、鳥谷はランナーが走った走路を必ずスパイクでならしていたそうです。
    試合が終わった後にグランド整備に行くとショートの守備位置はスパイクでならされた跡が残っていたそうです。
    スパイクの跡でイレギュラーをしないよう自分で次に備え準備してたんでしょう。
    今の選手にそんな準備をしてる人がいるのか?
    そこまで意識をしないと名手にはなれないのかと感心しました。

    エラーを減らすため練習が1番大事なのは言うまでもありませんが、我々が気付かない準備の面も意識して練習して欲しいですね。練習で出来ないことは試合で出来る訳ありませんから。