4回、先取点となった木浪の押し出し四球が大きかった。無死満塁で木浪倒れて一死満塁となると、8番梅野もそう思い切りよくはいけなくなる。3球で追い込まれてからファウル4つなどで粘って10球目で四球をもぎ取ったことで高梨はガクッと来たし、続く梅野も積極的に振っていけるようになった。
3点取って、なお一死満塁となったところで二番手今野にスイッチ。島田が内野フライで二死。ここを火消しされるとイヤな気持ちになるところ、近本がスッキリ走者一掃の三塁打、一挙6点のビッグイニングになった。ここのところ勝てていない将司だっただけに、近本に一打出るか出ないかで試合の行き先は大きく変わったかもしれない。
残念だったのは投手近くに上がったポップフライをマルテと輝明がお見合いで二塁打にしたプレー。あれがなきゃ完封なのにと思うが、まあああいうプレー、ああいう失点のせいで将司が逆に冷静に投げられたのかもしれない。将司にはそういうところがある。
6回近本犠飛、7回将司左中間突破2点二塁打で加点。援護が多ければ多いほど楽に投げる将司は3番以下には3打席しか回さない打者29人での完投。5出塁(5安打、四死球は0)を許したが、うち3つは盗塁死、牽制死、併殺で消した。よって村上は3打席で、カーブで見逃し三振を取るなど完璧に封じた。
相手投手の不出来といえばそれまでだが、役目を果たしていけばこういう試合もできる。
今日11時、文春野球のります。ワケあって構想していたことが実現できず、ちょっとやっつけ仕事っぽいけど、よかったら読んでちょ。
コメント
伊藤将司の100点満点の完投に酔いしれました。
残念な守備からの1自責点は勿体ないけど、そんな嫌な流れも持ち前の牽制(間)の上手さで断ち切るベテランのような落ち着いた投球に、名門横浜高校で鍛えた打撃まで披露しました。
前日の延長戦で疲労困憊のブルペン陣に肩も作らせない素晴らしい責任感には脱帽です。
4回一挙6得点の猛攻は、無死満塁から
影のヒーロー木浪の10球粘っての価値ある押し出し四球が高梨の心を折った。
この球団は伝統的に「無死満塁」からの攻撃が下手くそだけど、木浪の四球の後はイケイケでしたね。
瞬足トリオが揃って盗塁を記録し、ホームラン無しでの9得点は矢野監督も久しぶりに目指すべく野球が出来たのではないでしょうか。
やれば出来るのに、どうして今頃…の「今更感」は強いですが、残り試合全て昨夜のようなゲームをお願いしたい。
文春コラムも大勝したいですね、全力で応援します。
個人的なコメントで申し訳ありませんが昨日の虎轍様とのやりとり楽しくて、在阪だった暗黒時代を思い出しました。けれども一転8安打で9点獲りイトマサはほぼ完封。本当に木浪は良く粘ったと思う。その後は梅ちゃんと近本のタイムリーで勝負あり。
ヒーインでのイトマサの美声に酔いしれ、そのイトマサ絶賛する梅ちゃんに余裕の受け答えの近本。
きっと虎轍様の様な超熱い方の為に、一昨日の7倍(ヒットは半分なのに)もの試合をしてくれたのと思った。
だから虎馬鹿は辞められないのですね。
将司には「一人で投げぬいて絶対勝つ」といった気迫というか覚悟みたいなものを感じました。ここ数試合本人曰く調子は悪くないものの終盤にドカンとやられての敗戦が続いたので、どうにかしてそのイメージを払拭したかったのと昨年僅かながら届かなかった規定投球回達成への強い思いがあってこそ打球直撃が有りながらも完投いや準完封が出来たのだと思います。
素晴らしかった点はいくつもあるのですが、まずは村上を完全に抑えた事。これは今後ほかの投手が投げた時にも活きてくるはず。もう一つ上げれば牽制で二つ刺した事。特に塩見を刺したのは爽快!盗塁王を争うタイガースの俊足トリオが全員キッチリ決めた上での阻止に塩見のダメージがいかにデカかったのか容易に想像できます。
既定回数まではあと18回1/3。順調に行けば水曜のゲームがあと3試合あるので7回以上投げれば届く。出来れば全部勝って12勝と防御率3位以内と行って欲しいものであります。
粘りと選球眼
前夜、降りしきる雨の中、深夜まで現地観戦された虎轍様の鬱憤を晴らすかのような大勝だでした。本塁打無しの8安打で9得点。チャンスがピンチになる打線からは想像できないほどつながった4回の一挙6点。2点タイムリーの梅野と走者一掃の3塁打を放った近本が打のヒーローに違いない。それを呼び込んだのは、強引にならずに我慢して四球でつないだ輝明と、トラオ様が明快に書いてくださったとおり、カウント3-2から4球ファールで粘って先制点となる押出し四球を選んだ木浪。
阪神の選手は初球やファーストストライクから打ちに行くことが多く、四球が少ない。それが失敗をおそれない、超積極野球だと信じ込み、チームに浸透してしまったからかもしれない。レギュラーに何とか食い込みたい、打ちたい、打ちたいで状況バッティングが今ひとつできない島田なんか、典型だと感じてしまう。中野もしかり。もう少し落ち着いて、狙い球を絞って打席に入ってもらいたいね。来季に向けて。
ここ数試合結果が出なかった将司がナイスピッチングを見せてくれた。相手4番を手球に取ったのが気持ちいい。二桁勝利は必ず叶うだろうけど、何とか規定回数に届くといいね。
文春野球コラムが楽しみです。もちろん、ポチッを準備して。
伊藤将は、これで甲子園10連勝。
お見合いエラー(記録はヒット)があったり、足にボールが直撃するアクシデント
があったりしながらも、完投したのは立派。
当たりに当たっている村上を併殺や見逃し三振に仕留めるなど、完璧に料理。
これで今シーズンの投球回数は124回2/3。
あと18回1/3で規定投球回達成。
規定投球回達成は、先発投手の勲章でもありますから、是非とも達成して欲しい。
残り試合考えると、あと3回登板が可能ですから、1試合6イニング以上投げて
シーズン終了できると良いですね。
昨日のゲームの一番の大きいポイントは、やっぱり無死満塁から木浪が粘りに
粘って奪い取った押し出し四球でしょう。
4・5・6番で作ったチャンスを下位打線を抑えて凌ぐか、点をどんな形でも
奪い取るかで大きく試合の趨勢が変わる場面。
3-2のカウントからは、高梨と木浪の我慢比べ。
木浪はとにかく強引にならず、コースをファールで逃げることに専念。
結局高梨と内山のバッテリーが根負けした形。
そこから一気呵成の6点は、木浪が引き出したものと言っても過言ではありません。
ピッチャーとバッターが何の条件もなく相対すれば、当然投手の方が有利に
なるのは野球の摂理。
そこで、どうやって投手の神経や体力を削っていくかがチームとしての作業。
相手のエースクラスになれば、こういう作業なしでは攻略は難しくなります。
こんな野球をドンドン目指して欲しい。
今日は移動日で、明日からは2位ベイスターズとの2連戦。
足元から広島が迫って来てますから、ここは連勝を決めたい所。
今年中々思うように勝てなかったハマスタですが、最後にリベンジして甲子園に
帰ってきましょう。
昨日は甲子園に行っていたのですが、伊藤くんの男気に感動した一夜でした。
ピッチャーライナーが直撃し、しゃがみこんだ時は点差もあったので、これは交代かなと球場の観客は思ったはず。しかも次はもはや別格の村上。交代しても誰も責めることはない。しかし、伊藤は次の村上と真っ向勝負してゲッツー!見事としかいいようがない。
打席では彼はもともと投手としてはかなりホームベース寄りに立つ。大量リードしてからも変わらず打つ気満々、そして見事に左中間タイムリーツーベース!!
おまけに前半には自ら牽制で2人刺している。カッコよすぎだよ、伊藤くん。
やっぱり打者から見て四球は「奪うもの」であって「もらうもの」ではないということですね
木浪も四球を奪えない方の選手ではあるんですが、昨日の粘りは素晴らしかった
中野、島田もアレができるようになってほしい
近本、輝明、大山も四球を奪えない方でしたが今季改善傾向にあります
是非他の選手にもどうやってそれを実現したのか伝道して欲しいです
奪四球力があるとカウントを作れるので、戦術の幅が広がるんですよね
無死一塁で言うとエンドランで無死一三塁・盗塁で無死二塁・バントor進塁打で一死二塁に「四球で無死一二塁」という選択肢も入ってくるので(そもそもエンドラン、盗塁をするにもカウントを作る能力は必要ですし)
昨日は「そういう流れ」になるだろうから敢えて矢野さんを誉めた。なんだかターニングポイントになりそうな試合のように思えたから。
今シーズン…いや、4年間できなかったことが少しだけだが出来た矢野さん。敗けた試合だが、やっと形振り構ってられなくなったのかも。それを出来るのが「監督」に許された特権。…けど昨日の伊藤は采配いらずだったなぁ。
福留がユニフォームを脱ぐ。あの佇まいを放っとくのはもったいない。野球コラム、応援してます。
木浪が粘って、粘ってのええ働きをしましたね。GJ
木浪がいつもああいう働きをしてくれるとチームは機能するし、勝てますね。
前は初球を簡単に打ちにいってポップフライとかでしたからね。
反対に島田は自分の特徴を生かしきれてないね。頑張れ!
伊藤将司は記録員に文句を言いたいね(笑)
あれはエラーや!
今日は試合が無いので疲れが溜まってる選手は休んで、練習したい選手は練習をして明日からの試合に備えてくださいませ。
疫病退散!
頑張ろう日本!