1試合で4点以上取るのが勝ち方の本筋だ。ただ取ればいいってもんではない。初回に4点取って、そのあとピシャリやられるような展開では逆転されることも多々ある。
理想は、相手先発が不安定な立ち上がり襲って遅くとも2回までに2点を取り、さらには中盤の4回か5回に中押し1点、終盤7回か8回にダメ押し1点と追加する。これだと試合の主導権を握ったまま進められる確率が高まる。
髙橋遥人1009日ぶり登板、落とせば自力優勝消滅というエモーショナルな試合で、万全の4点勝ちができたのは大きい。
左の黒原が投じた外より低めの直球を引っ張って、ライナーでスタンドまで運んだ前川のホームランは力強かった。
足腰の使い方は独特で、重いのに強く動く。股関節や足の関節は柔軟だがグニャグニャはしていない。骨と骨を結び付ける靱帯のゴム弾力は強いのでビシッと決まっているが、それを強い筋力でググッと伸ばして、弛緩させた時に生み出される強いエネルギーで小さくともパワフルに動く。その動きの方向はスイングと逆方向なので、振るときはバランサーとなってヘッドが走り、タイミングずらされたときに遊びになり、バットを止める時にはブレーキになる。
若いカウントでタイミングドンピシャ、完璧ミートというのがこれまで非常に少ないのだが、このホームランみたいな打球が今後は少しずつ増えていくだろう。
大山がいい長打2本。力みが抜けてくれば調子はもっと上がる。
復帰登板の髙橋遥人は上出来。速球の殺傷力は、スーパーエースという表現がピッタリだった頃には遠く及ばない印象だったが、それでも緩急を使い、狙ったところに投げ込んで三振の山を築くのだからモノが違う。一軍での疲労は、二軍とはまったく異質というので、5回までで降板し、石井、桐敷、ゲラ、岩崎の必勝パターンにあとを任せた。無理をせず、しっかり検証しながら、少しずつ一軍で投げられる体を取り戻していって、できることなら勝負どころでマウンドに君臨してほしい。ここまで頑張った本人も、支えてきた人たちも、我慢した球団も、とりあえずホッとしただろう。復活勝利おめでとう!あとよろ。
コメント
一昨日のゲームは同窓会(42年振りの再会)で全く見られませんでしたが、仲間のLINEを見てだいたい内容は把握していました。
そして昨日は朝東京に戻り、高橋遥人の投球が楽しみでなりませんでしたが、実際に遥人がマウンドに上がった時は、彼がチームの優勝や日本一を他所に度重なる故障にリハビリを続け、やっと乗り越えての投球姿に込み上げるモノがありました。
相変わらず童顔ですが気がつけばタイガース投手陣では上の世代になりましたが、やっぱり体調が万全なら潜在能力は抜群、ここへ来て救世主が復活したのは何よりも嬉しいこと。
岡田監督もとりあえず無理をさせず、6回から「リリーフ四天王」に任せた采配は見事でした。
打撃陣も初回の近本〜森下〜大山のドラ1トリオで2点先制し、右京の1発で中押し、大山の1発でダメ押しと理想的。
特に左腕から打った右京の1発はこの先を考慮すれば、素晴らしく価値あるモノでした。
余談ですが今回の帰省では、山本酒店という鹿児島の街をタイガースの旗を立てて配達しているお店にも寄り、店内もタイガースグッズでいっぱいで虎愛を感じ、店主もタメという事もあり同じような境遇で とても元気を貰いました。
勿論、ココのコラムも宣伝しておきましたが、見ていてくれるといいなぁ。
今宵は現地観戦ですが、ペルセウス座流星群のごとくタイガース打線の乱れ打ち希望!
高橋遥人復活おめでとう、そしてありがとう!!
3年ものブランク、面差しは殆ど変わりなく、相変わらずの童顔で、ヒーローインタビューも、早く終わって上げてと思わせるような口下手ぶりでしたね。
試合は理想的、当たりのない野手もちらほらいましたが、あのような試合が出来れば、まだ希望も持てるし、観戦にも楽しさもあります。そうそう前日登板前の会見で、才木が記者団に混ざり遥人の会見を見ていたようですが、どうしても聞きたいことがひとつあると前置きして、今日の夕食は何が食べたいですか?と切り出して、遥人の答えはまだ決まっていません、だそうで、なんか双方のほんわかした感に頬が緩みます。
プライベートでは、緩くても二人ともチームに取って、これからも要になるべく選手、後半戦また次のシーズンに向かって、良い意味で切磋琢磨してチームに貢献して欲しいと思います。
期待してます!!
1008日ぶりの登板。
本人にとっては10年にも感じる長さだったでしょうね。
昨日の勝利は嬉しいけど、また何処かに痛みが
出たりしないかの心配の方が大きい。
何事もなく、次の登板に向かって欲しい。
負け越し2つで、首位からジワリと離される展開。
何やら読売は、ローテを前にズラして全員中5日で来るとか。
相手はどうであれ、シッカリ自分達の野球をやるだけ。
しまっていこうぜ!
もう昨日はゲームが始まる前からワクワク、ソワソワ。この時期に首位カープ相手に連敗で迎えた3戦目だったけど、私には勝敗は二の次でした。あの遙人がまた観れる喜びでいっぱい。
なんとか無事に投げて欲しい、出来れば打たれずに、そして勝つことが出来れば。
私の心配はよそに遙人は5回を抑えきり、攻撃陣は理想の点の取り方で万全の4点勝ちで復活星を上げた。想像を絶する先の見えないリハビリを3年間も行いようやく戻れた一軍の舞台。もう二度と怪我することなくプロ野球人生を全うしてくれることを祈っています。
昨日は現地観戦でした。
勝てて良かったです。
遥人の初球148キロの球を見て、込み上げるモノがありましたが、これから先を考えて満面の笑みで見届けました。
久しぶりの一軍マウンドは楽しかったかな?ナイスピッチング!GJ
前川のホームランは来た!と思って見てて、大山のホームランは行った!と思って見てました。
前川は前日の森下からの死球で左足に体重が残ったようなしっかりしたスイングでした。GJ
大山も綺麗な放物線でした。GJ
今日も勝とう!
ガンバレ!タイガース!
頑張ろう日本!
虎轍さん
昨日の応援は気合い入ってましたね。
絶対負けられない、絶対勝って欲しい、その気持ちが大きな圧となっていたと感じました。
私は今年一番だったと思います。
ドーム球場だったことで多少割り引いても、声量とあの一体感は世界に誇れる芸術的「応援」ですよ。
星の輝きさんありがとうございます。
一部のレフトの赤い応援者たちを除いて、京セラドームは遥人の復活を大変嬉しく思い、逞しい姿に感動を覚えたでしょうね。
中10日でもええんで、これからも遥人の素晴らしい投球を見ていたいです。
今日は為すべき用事は全て18時までに終え、シャワーも浴びてテレビの前にスタンバイ。
なんか開幕戦を迎える心境で妙にドキドキワクワクヒヤヒヤが入り乱れる心境。
嫁には今日だけはしっかり1球目から観ないといけない試合!(あんたは毎試合でしょ!)と突っ込まれるも昨日は無視(笑)
プレイボールがかかり1球目を投げた瞬間、込み上げるものが。。
遥人が8末からローテで投げてくれれば、今年最大の補強になるのではないでしょうか。
偉大なる先人29の様に昨日は大エースへの第一歩だったと思います。
ただ、まずは本当にコレから今年だけでなく現役を続けるまで、ケガなく投げきってくれ!!
そんな遥人の好投に応えた打線。
良い感じのまま今日から遠慮なく3ついただきましょう!
本日は現地で虎の連勝を観てきます!
高橋遥人、三年振りの登板で今季初勝利。魂の89球に痺れました。息子と泣きました。
また、それを祝うかの様なドラ1達による2点先制。4回満塁のピンチも代打石原に切れ味抜群の内角スライダーで三振斬りでチェンジ。
そしてその後直ぐ右京の特大弾が飛びだした。安定のイシキリゲラザキに主砲大山ば7年連続二桁と成る滞空時間長い一発をレフトスタンドに放り込む。嗚呼幸せ。
遥人が岩崎からWボールを渡された瞬間、互いに涙ぐんでた気が…
久々の遥人節。でも、「完璧でし、嫌嫌完璧じゃなかったです」と言い直す余裕さもあり頼もしかった。
試合前、岡田監督が遥人と梅野を呼び「勝ち負けどうでもええから、思いきって勝負しろ」と語った話にもウルっと…
そして息子は今朝早く上機嫌で関西へ帰って行った。
ありがとう、遥人にタイガース。
でも戦いはまだまだ続くので皆怪我だけはしないで下さい。
高橋遥人登板と聞き、全ての予定を調整してテレビ観戦に集中しました。
初球のストレートを観て、もう興奮。
素晴らしい!
と、言っても、あの巨人戦に見せた迄には戻っていないのも確か。
しかし梅野のリードも冴え渡り、遥人のストレートを活かしていく。
素人の私ながら、流石の配球。
ミスリードは2球だけだった。
そしてその後の配球でカバーした。
但し、その分球数がかさんだと思うけれど最初から5イニングと決めてあったのなら、梅野なりに餌巻きを慎重にしたともいえる。
うがった見方だけど、遥人とのバッテリーを梅野に託すことありきの坂本登録抹消だったかと。
もし昨日も坂本だったならこうも上手くは行かなかったかも。
それは坂本を否定している訳ではなく、昨シーズンの坂本が余りにも素晴らしかったから、どのチームにも配球や癖が丸肌にされているだけのこと。
幸い、梅野はそこまでは研究されていない。梅野のリードにも無駄や余計な球を要求する場合もある。
されど今は梅野にマスクを任せるのがベスト。
高橋遥人の次は8/21(水)ヤクルト戦あたりか?
とにかくケアをしっかりして、焦らずに調整して欲しい。
とにかく打線もリリーフ陣の活躍もみんな合わせて素晴らしいゲームだった。
ケラー凄かった。
リリースした魚はGODZILLAになっていた。
終わった。
笑顔で復活
露払い森下、大刀持ち大山を従えてのヒーインかと予想してたら、遥人単独インタビューだった。なるほど、そりゃそうだ。
涙、涙、涙を誘うヒーインかと思って準備を整えていたら、笑いと笑顔に包まれた。なるほど、やっぱり遥人はあの日のままの、ありのままの姿がいい。
ちょっと気がかりだった立ち上がりも連続三振でこともなく快調に幕を開けた。攻撃陣も気合い十分だった。近本が左中間を破り、中野が進塁打で森下がクリーンヒットで先制。流れるような攻撃で盛り上げる。1点だけじゃプレッシャーになるかもしれないな、と思っていたら大山のフェンス直撃が飛び出した。これが大きかった。大きな大きな追加点。4回2アウトから輝明がお馴染みになった暴投でよもやの満塁になった時はヒヤヒヤだった。ここを凌いだあとの前川の弾丸弾で勝利を確信。リリーフ陣の投げ込む球にも気合いがこもっていたし、大山のトドメ弾も値打ちがあった。チームと球場のファンがひとつになったいい試合でした。
余談ですが、できたら場内アナウンスは「髙橋」で止めずに「タカハシ ハルト」と呼んでほしいなあ。
タクローさん
>チームと球場のファンがひとつになったいい試合でした。
ほんとコレ。
「見とったんや、隠れて。俺が行って余計緊張したらあかん」
漫画「◯◯の星」の飛雄馬の姉の明子か?と