甘さ露呈で競り負け

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無死二塁、無死三塁、無死一二塁、無死一三塁、無死満塁。
点が入って当たり前だが、当たり前に点は入らない。
相手も必死になって点を取られるのを防ぎにくるのだから、当たり前と思うほうが当たり前ではないのだ。
当たり前なら点が入ってしまう状況で失点を防ぐには、当たり前でない策を講じることになる。策とはバランスを崩して勝負を仕掛けることだから、どこかはおろそかになっている。そこを衝けば、当たり前に点は入る。
しかしそれができるようになるには、当たり前の練習だけでは足りない。
新庄ハムは当たり前でない「ペッパー打法」とか「2ランスクイズ」といった練習を当たり前のようにやってきているが、阪神タイガースはそういう練習をしないのが当たり前だ。
凡事徹底とは「当たり前のことを当たり前にやる」と解釈されるが、それでは足りない。当たり前のことを当たり前のようにするには、当たり前の練習では足りないのだ。

……くどい。あとよろ。

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