http://www.daily.co.jp/baseball/2005/01/21/158551.shtml
吉野投手が、アリゾナ直輸入の最新流行「ライス・エクササイズ」で手を鍛えるそうだ。へえ?これ懐かしいなぁ、子供の時少年野球の監督に教わったよ。お米に手を突っ込んで、握ったり、ぐるぐる回したりって。まさに逆輸入だなぁ。
確か吉野の去年は、指先の異変がケチの付き始めだった。しっかり鍛えろ。
若手投手陣はキャンプイン前から熱い感じ。もはやブルペンの取り合いだ。期待の投手が余りまくっている。こっそりヒントだが、先発の枠は、井川・福原・下柳・ブラウン・安藤まで事実上決定済みで、残りは1または1と半分。強い球を持っている投手は、クイックや牽制、仕上がりの速さや、従順さなどの「コンビニエンス」をアピールして、中継ぎを狙った方が良いぞ。
ケガの回復にことのほか時間がかかっていたようだが、金本選手が急ピッチで仕上げているという。ことトレーニングについては、「鬼」以外の何者でもない。
今年、4番金本の後は今岡が控えるという。そうなれば相手投手は、びびりながらも金本と勝負せざるを得なくなり、そのパワーの餌食になることも増えるだろう。
85年の優勝の後、天から地へと転がり落ちた時と、現在のチーム状況を比較する向きもあるが、私はこの男の存在がある限り、チームの緊張が緩み、切れてしまうことはないと信じる。それほど周囲のテンションに影響を与える人物だと思う。
鋭さとセンスはあっても、清原のような天才少年ではなかった。そんな技もパワーもない若者が、東北福祉大と広島カープに見いだされ、鍛えられ、意地と努力で実力を築き上げた。そして、今や彼の力を借りて、強豪チームを目指そうという阪神タイガースで、大輪の花を咲かせようとしている。中堅、若手の選手たちは、一緒に練習ができる幸せを認識して、一歩でも近づこうと日々精進せよ。
コメント
金本選手は今のタイガースにおいての「精神的支柱」。若手への影響にとどまらず、ベテランにも波及効果が感じられる。残念なのはこの「屈強鉄人モニュメント」が虎製ではなく鯉製であること。タイガースに金本、前田、嶋のような選手が自前で養成できない要素があるような気がする。球団の人的投資の次は選手養成のシステム作りに着手して欲しい。
カープは昔から私好みの選手を多く輩出するんですよ。それがいつも悔しくて悔しくて。。。
こんにちは!
タイガースはよくぞ金本選手を獲得に動きましたよね。
星野前監督の素早い行動、さすがでした。
『金本選手はベテランになってもここまでやっているのだ』と、身近で感じることができるのですから、そのことを幸せに思わなければいけませんね。
今年もおそらく虎の4番だとは思いますが、まさに“主軸”としてがんばってもらいたいものです。
to いわほーさま
「練習が厳しい広島」というのは、いつ頃からのことなのでしょうか。安い選手の「伸びシロ」で勝負する心意気には敬意を表したく。
システムというよりは、精神的風土と伝統という気もします。星野氏と金本選手が新・阪神の二大「外来文化伝道師」となってヌルい阪神体質を改善してくれましょう。
to ヒロキさま
まいど!ええ、やはり生きた成功例と一緒にやっていくか、生きた失敗例と一緒にやっていくかではずいぶん気持ちも変わってくるでしょう。阪神暗黒時代、「負の螺旋階段」に入り込みました。これからは金本発「ポジティブ・スパイラル」ですよ!たぶんね(笑)。