プロ野球の正月、2/1のキャンプインを控え、外国人選手も勢揃い。ウィリアムス、シーツ、スペンサー、ブラウンが来日。キャンプ初日から意欲満々で全員集合だ。全員…、たぶん一応…。
キャンプの注目点をメモ。正月気分を煽りましょう(笑)。
《先発投手》
井川問題は頭が痛い。今季の構想として井川・福原・ブラウン・安藤・下柳までは確定だろう。ただし登板間隔を空けた方が良い(といわれている)下柳を「計画的谷間要員」とする可能性もあり、その場合若手から最低もう一人抜擢されることになる。
不安要素を挙げれば限りなくネガティブにもなれるが(笑)、確定のベテランについてはある程度計算が立つ。特に安藤とブラウンの活躍次第では、相当強いローテになる。また激しい競争に勝ち残ってくるであろう若手が一気に次代のエース候補として旋風を巻き起こす予感もある。最右翼、昨年5勝の三東、ローテ復活を目指す太陽がともに安芸(リハビリ組)スタートだが、いずれ追いついてくる。それまでに杉山、江草、筒井和、金澤、前川がどれだけリードを奪えるかが注目。そして遅れてきた新人、能見による「全員抜き」もあり得る。
《救援投手》
開幕では、先発争いの中から、ロングリリーフにも対応できるタイプが1?2人控えることになるだろう。久保田、ウィリアムス、桟原、藤川が構想の内。是が非でも欲しい吉野の復活が見極め所。不調を引きずるようなら、その役割を中村泰、三東、佐久本(安芸)あたりに求めなければならない。使ってみたいダーウィンは開幕すれば枠がない。消耗の激しいポジションなので牧野・石毛(安芸)あたりに頼る場面がきっとある。課題のモチベーション維持を、首脳陣がどう立て直すかにも注目。
《捕手》
矢野・野口は今年も健在。特に野口の起用方法はFA残留を経て変化が予想される。三番手は新人岡崎になりそうだ。ここまでの報道から、新人とは思えない存在感があり積極的な姿勢が目を引いている。プロでもトップクラスといわれる送球動作の速さに注目したい。キャンプ、オープン戦を上手く乗り越えれば公式戦でもたびたび登場しそうな勢いだ。浅井・狩野(安芸)・中谷(安芸)も、黙って抜かされるわけにはいかない。どこに存在感を出せるか出せないか、先輩の意地に期待。
(野手編は明日に)
コメント
奴らが来た!そして上原・・・・
頼みのブラウンはG新助っ人を真っ先に血祭りに
スペンサー&シーツで“助っ人最多本塁打”更新や!
ウィリアムス 3年目マル秘宣言
V奪還に向けて、必勝の切り札となる新助っ人陣が来日しました。
会見の席上、先発を期待されるブラウン選手は宿敵ジャイアンツの
三東は故障の具合があまり良く無いようですね。
回復度が50%程で、手術も考えたとか。
ひぃ・・・
キャンプインの日がプロ野球のお正月なら、今日明日はさながら大晦日。こたつでみかんを食べながら、おれやこれやと思いめぐらすのは楽しいです。
torao様のまとめは「とてもよくできました!」。(えらそうにいいましてすいません。だって異論の余地がないもんで。)
私の一押し。先発では能見、リリーフでは二年目の桟原に期待。桟原は昨年は一年目としてよくやったが、ぶっちぎるだけの力に欠けていた。今キャンプでシンカーをものにすれば、あのストレートがますます生きて、ぶっちぎりが期待できる。
能見は社会人選手権で見せた「キレ」がプロで通用しそう。野間口に対抗心を持って張り合って欲しい。
トピックから離れますが、このところの読売巨人軍の変貌ぶりが目に付きます。「ベースボールカード」を作成したり、デーゲームを検討したりなど、ファンサービスに前向きに取り組む姿勢がいままでと違います。ナベツネがオーナー時なら、一言「読売巨人軍がみっともない!」と一蹴されたであろう。ナベツネ無き今、初めて声に出していえる状況になったのでしょうね。そう思うと昨年の「一場投手栄養費騒動」によるオーナー辞任劇は、オーナー引退の機をうかがっている時期に「渡りに船」。大義名分として利用したのかも。そう思えてきました。
to ichikenさま
え?そうなの…。あまり情報がないので、開幕一軍に間に合うかどうかぐらいかと思っていましたが、ずれ込みそうなのでしょうか。まぁここは焦ることなく鍛えてきてほしいですね。なあにまだまだ大勢…とこうやって一人一人消えていきそうでコワいなぁ(苦笑)。
to いわほーさま
私を含め「阪神情報依存症」の皆様には今さら言わずもがなの「まとめ」ですが、まぁ一応「大晦日」ってことで(笑)。能見は年齢的にはライバルたちより上ですからね。苦労の末に身につけた技術と工夫が実を結ぶと良いですよね。
おっしゃるように一連の巨人の動きはなかなか好印象です。ただし先日の構造改革協議会に出席したあとの清武球団代表のコメント「多くの選手が来てくれ、議題が(多く)出ておもしろかった。個人的にはソフトバンクの鳥越君がプレーオフ反対を訴えていたのがおもしろかった」というのを見ると、危機感、真剣さがまだまだ足りないようです。また完全ウェーバーを主張したオリックスに真っ向反対したということ。それ自体は別に悪くないのですが、対案が伝わって来ないのが残念。完全自由化こそ最高のドラフト改革とでも言い出したら、「なーんだ…」です。