喜ばしい気持ちと過去への強い疑念

スポンサーリンク
定期投稿

韓国LGとの練習試合は10-0勝利、スコアも内容も若虎のいいところばかりが現れたようだ。

投げては二神や秋山や岩本が好投し、打っては今成、新井良、森田、緒方、北條、西田らが活躍したという報道だ。FA関連や外国人との交渉も重要な案件だが、それらのなんとも言えないドロドロ感に比べて、彼らの話題に触れる時の清々しいことと言ったらないね。ついつい「そんなん全部いらんわ!若いのだけで1年やったりいな。負けばっかりでもカメヘン!」と豪語したくもなるが、実際それで毎日負けたらどうだろうね。私は少なくとも2年間、ワクワク感ばかり、まったく我慢とも感じないという自信がある(笑)。

今のところ、掛布氏の「乗せ上手」が目立つ。若手選手たちはもちろん、監督始め周囲の指導者をも巻き込んで、「絶対に育てよう」「彼らを主力にするチームを作ろう」という機運を作り出している。初めは「ホンマかいな」と懐疑的でも、続けていればだんだんその気になっていくもの。ただ…

西田の粘り!北條の打撃!掛布DC絶賛「一番、驚いた」(報知

「シーズン中はバッティング練習もただやっていただけ。今ほど意識して取り組んでいなかった」

この北條の言葉を聞いて、「掛布前」の指導に甚だしく疑問を感じてしまうのは私だけではあるまい。ほんのわずかなスキをついてでも、少々のムリをしてでも、若手にプレー時間を与えて行こうという努力が足りない。そこから来る「どうせやっても」という空気の蔓延。二軍指導者のモチベーション低下と、そもそも資質不足…。現状、「掛布現象」が大げさに取り上げられ過ぎているのを差し引いても、「前掛布時代」の若手育成への取り組みはいったいどうなっていたのだろうと、疑問を抱かざるを得ない。また、たった一人の人間でも、注ぎ込む「情熱」により、これだけ組織に変化を与えることができるということも痛感する。組織はなかなか変わらない。「変えられる」とポジティブに思いこんでいる人が、周囲をもまた「変えられるかも」と思いこませていかない限り、変わらない。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    スタンが抜けて、一番頑張らねばならない投手、秋山、二神、岩本の好調は嬉しい限り、打線でも北條や西田の名前が揚がるだけでニンマリします!
    掛布効果ホントに楽しみです。

    補強関連は「全滅」のウワサもありますが、若手にチャンスが増えるなら、それもいいでしょう。

    一方個人的に楽しんでいるアジアシリーズ、楽天イーグルスの準決勝進出が決まりました。
    準決勝と決勝は「決着がつくまで果てしなく戦う」というプロレスで言えばデスマッチルール!
    例えば延長15回以上とか、タイガースで例えるなら「キャッチャー池辺」とか「レフト西村」とか大変な事が起こりそうで面白くなって来ました。

    余談ですが、自称鹿児島観光大使の私としては女子バレーボールで迫田&新鍋の鹿児島コンビが活躍、サッカーで大迫(実家近所の子)&遠藤コンビが活躍、あとは来季、タイガースの鹿児島5人衆の活躍が待たれます!

    • なかっち より:

      虎ジジイさんそれを言うなら来季からは6人衆でしょう!
      ドラ2の横田君1年目からレギュラー取りに行くと宣言してますよ(笑)

  2. なかっち より:

    今は掛布DCが目立ち若手育成に取り組んでます。若手も目の色を変え、積極的にアピールしようという姿勢は、各スポーツ紙を見ていても伝わって来ます。

    今年の秋季キャンプは例年になく若手の底上げが出来たんやないでしょうか?

    後は、オフをどう過ごすか?若手の意識と、レギュラークラスが入ってくる春季キャンプの時、
    『チーム内競争』
    という同じ土俵に若手を上げることが出来るのか?

    監督の手腕が試されると思います。

    個人的に野手では森田、緒方、伊藤隼、一二三、中谷、西田、北條の7人は沖縄に連れて行くべき!レギュラークラスと練習することで、何かを掴む可能性があるから。

    逆に新井、福留、藤井、日高らベテランは安芸でじっくり調整させればいいと思います。

    投手陣もローテ枠が4つ空いてる
    (確定は能見とメッセのみ)
    から、徹底的に競争させるべき

    藤浪、岩本、秋山、白仁田、二神、鶴、歳内、岩田、岩貞、小嶋、藤原、筒井、島本(支配下登録して)吉見

    この14人で4つの枠を争ってほしい。
    最初から中継ぎとか言わないで、とにかく走り込みと投げ込みをさせるべき。

    臨時投手コーチで江川さんでも呼びます?(笑)

  3. サヨナラ3ラン より:

    私も阪神が目新しい若手を積極的に起用した試合をシーズン通して
    見せてくれるなら、極端な話 2年は最下位が続いても応援します。
    この数年は惰性での応援が続き、自分自身が熱くなることがなかった。
    特に今年も、契約していてもスカパーで阪神の試合を見ることは少なく
    たまに放送される2軍の試合の方を良く見ていたくらいです。
    このチーム、ファンも含め よく若手の積極起用を!という話が出ると
    例えば、現状の実力ではスタメン選手>若手選手だから仕方ないだろ。
    というような結論が出たりします。
    いつも不思議に思うのですが、実力=実績で言ってるのだと思うのですが
    なぜ、今はこうでも経験積ませれば、一気に素材が開花する可能性を
    考えないのでしょうか?
    ソコソコ安定した成績が望める実績優先の選手起用法ではシーズン通して
    勝てないことは周知の事実かと。
    会社でも同じです。多少 失敗させても経験させることでコイツは!と思う
    部下は育てるし、失敗のフォローは上司が責任を持って行いますよ。
    縁があって獲得した選手なんですから、もっと試合に起用して失敗も経験
    させてあげてほしいと願っています。競争の結果、実績のある選手の方が
    上なら、その選手を起用すれば良いだけのこと。
    常に選手のコンディションを把握して、その時の調子の良い選手を起用
    するという普通の選手起用をするだけでも、このチームは強くなると思います。
    もう見飽きた選手で、いつもと同じ阪神の野球には辟易しています。

  4. 大虎真弓 より:

     スタンが去ったのだから元祖「スカタン」中村GMにも責任を取って辞めてもらいたい。
     この人に関わるとチームワークが乱れるのがここ数日間の増強のニュースでわかる。
     一方掛布氏は「人を活かす天才だ!」二軍でしょぼくれていた西田や北条を一言でやる 気にさせただけでなく、マスコミや監督、コーチまでその気にしてしまい 輝かせるの だから感心する。
     一足早いクリスマスプレゼントの様な嬉しいニュースに感謝感激だ。(笑)

  5. ハマトラ親父 より:

    私もトラオさんが
    言われたように若
    手を起用しての負
    けなら二年間、ワ
    クワク感で過ごせ
    ます!将来の生え
    抜き4番やストッ
    パーの成長を楽し
    みにして応援しま
    す!補強だけが戦
    力アップの方法じ
    ゃないですよ!球
    団も覚悟して下さ
    い!二年連続最下
    位でも内容や意味
    が有ればファンは
    離れないです
    (-_☆)キラリ

  6. 阿太郎 より:

    掛布DCに躍動感ありますね。相当野球の現場に餓えていたんだと思います。

  7. ミツルハナガタ2000 より:

    皆さ~ん、あまりDCを持ち上げすぎると、監督が拗ねて「辞める!」と言い出しかねませんよ~。
    狙いはそこ?

  8. 金沢の虎 より:

    去年の藤浪、今年の掛布。たった一人の加入でこんなに盛り上がるんですから我々も単純と言うか何と言うか(笑)。

    今年のチームも西岡一人の為に大きく変わりました。やっぱりチームや組織には、定期的に新しい風が必要なんですよね。

    虎ジジイさんがバレーの話を少し入れてくれましたが、女子バレー、去年のロンドンオリンピックから見てもどれだけの選手を入れ換えたか。

    前監督の時は高橋、栗原、荒木、竹下等の変わらないメンバーで戦っていましたが、現監督になってから積極的に選手の入れ換えを行なっています。そしてその結果も残しています。

    要は、使う或は育てる方の覚悟なんですよね。

    水もたまにかき混ぜないと濁りますから。その役目を担うのは誰かと言う事を首脳陣は考え直さないといけないんですがね。

    もしも、本気でタイガースの10年後を考えるなら、今からでも遅くはない。覚悟を持って育成から始めて欲しい。

  9. kuri より:

    全くおっしゃる通り!
    確かにタイガースの勝利は見たいけど、若い選手が試合に出て苦労しながら成長していく姿を見たいもんです。つぎはぎのチームはもう見たくないです!(^_^)
    再来年は掛布監督を熱望します!⇒もうメディアの注目度はすでに掛布監督ですけどね!

  10. 虎見 より:

    皆さん物の例えで、最下位などと仰っていますが、若手選手の起用だけで最下位にはならないと思います。若手を起用している他チームを見ているとそう思うのです。今年の星野監督初日本一チームも若手主体だったと。

    トラオさんのご指摘の今までの指導や起用采配に関しても、素人が何も判らず言いますが、勉強不足なのではないでしょうか。野村監督も星野監督も、打撃の神様と言われ9連覇を成し遂げた川上さんを、真似学び教えを請われたとTVや記事で仰っていました。

    掛布さんはOBの試合等でTVで見ると、それはとても楽しそうに、往年の阪神のスター選手達とプレーし談笑されています。そういう輝いた掛布さんを見るのが好きでした。その頃を思うと掛布さんがこんなにも阪神の若手選手達と密に野球に取り組んで下さっている記事を毎日目にする事ができて、本当に嬉しく幸せに思います。これから主力選手達とも接して下さると思いますが、みんな楽しみにしているのではないでしょうか。
    元ヤクルトの内藤投手をとても久し振りにTVで見たのですが、野村監督から教えられたキャンプでのノートを、指導者となった今毎日の様に読み返しそのチームを優勝に導いたそうです。マートン選手も良い成績を残した年はノートを付けていたと思います。今掛布DCに指導して貰っている若手選手方には春までに忘れてしまわぬ様、又、一生の宝物として是非とも記録しておいてほしいなと思います。チームとしても考える野球を是非お願いしたいです。

  11. れいん より:

    まあペナントレース中では無く、心穏やかにバイオリズムも良く若手選手が伸び伸びと結果を出しているような感じなので今日のようなコメントになったのだろうけども・・・・

    もし仮に来年若手中心で再会街道ばく進した際に今日のようなコメントが言えるのだろうか???

    ペナントケースが始まると例年通り手のひら返して、あいつが悪いこいつが悪いと戦犯探しして、ネガティブにならないのを祈っているのと同時に、今日同感に感じた人たち(私も含めて)が手のひら返した時に同感と言わずにこの日のコメントと言っていた事と違うと言えるかどうか?

    結局は毎年この時期は来年に対する期待が満ち溢れているが、ペナント始まると特に若手のミスに対して何故ベテランの誰それを使わなかったとか、当然逆のベテランに対しての何故若手を使わなかったのかとの論議が主にならず、去年の11月に負けてもこの状態で良いと思った事が思い続けられるかが肝心で、良く使われる言葉で言うとブレないのが大事じゃないだろうか。

    応援する側も思いっきりブレてる訳だし、別の球団みたいに思い切った事が出来ないのが阪神球団であることは大半のファンが重々承知しているのだから、ファンだけでも秋のキャンプで感じた事をペナント中も持ち続けないと堂々巡り。

    岡田監督が鳥谷育てるために使い続けても結果出なかったら罵詈雑言言い続けたのが大半の阪神ファン。
    その時の監督の意志汲取って支持出来たような人、大半が手のひら返した際にそれは違うと言える人がどれだけ増えるかが若手の起用にも当然つながるとは思う。

    お気楽モードの秋のキャンプと切羽詰まったペナントとでどの程度の差で秋の気持ちの維持できるのか、ある意味来年の楽しみの一つに入れていたいとも思う。

タイトルとURLをコピーしました