阪神は2回、先発山口から江越のヒットなどで二死二三塁の好機を作ると、1番鳥谷が中前2点タイムリーを打ち先制。5回は二死一二塁から江越の三遊間ヒットで1点を追加、3-0。投げては中4日の先発メッセンジャーが7回をゼロに抑え、8回から福原へ。しかし福原が二死満塁のピンチを作ると、呉昇桓を投入して火消し。9回も抑えて完封リレー完成。貯金1とし、貯金3と大連勝で飛び出しそうなヤクルトを追う。
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対DeNA 16回戦 甲子園
デ | 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
神 | 0 2 0 0 1 0 0 0 x | 3
勝:メッセンジャー7勝7敗0S
S:呉昇桓2勝2敗27S
敗:山口3勝4敗0S
DeNA:山口 – 福地 – 長田 – エレラ
阪神:メッセンジャー – 福原 – 呉昇桓
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野球は、表とウラのスポーツ。作戦の選択が表と出るかウラと出るかで結果は大違い。この試合のポイントは、「メッセンジャーの中4日」にあった。このいつもと違うことにどう対応するか、あるいは無視するか。タイガースとしては今後のことも考えて、当然無理はさせられない。100球前後で交代させると決めている。ここまではベイスターズサイドも計算の内。”表”の攻め方は、「球数を減らすためにストライクをどんどん投げてくる。初球から甘い球を狙え」。”ウラ”は、「見て、粘って、球数を投げさせてイライラさせろ。そこで攻略しても良し、早めに交代した次の投手を打ち崩すも良し」という作戦。ベイの選択は前者で、これが失敗。結果的には早仕掛けもメッセンジャーの球に負け、凡打を連発。早打ちのおかげで7回までもった。
でも逆だったら攻略できたか、それはわからない。単純に三振の数がもっと増えただけかもしれないし、6回から安藤がマウンドに上がって、2イニングを完璧に打ち取るだけかもしれない。とにかく、メッセが中4日を意気に感じて、しっかり投げた。
誰もが認めるレギュラー候補として光り始めた江越を、試合終了まで出しておくべきか、守備走塁に勝る大和に途中交代させるべきか。テレビ解説や新聞紙上で意見が飛び交う。江越に限ったことではないが、チーム内に競争原理を働かせて、活性化させるためにも、また今だけではなく将来のことも視野に入れ、常に戦力の拡張を考えるべき。これは誰もが思うこと。そのやり方については考え方が割れる。
私は、「勝つためにベストを尽くせ。ただし、ほんのわずかなスキをも見逃さず、戦力拡大に心を配れ」これをサボらない指揮だと考える。ここで注意すべきは「勝つ」の定義。これは状況によって変わる。たとえば10ゲーム離されたシーズン終盤に、その1試合を勝つことは「勝つ」に入らない。すでに負けたシーズンなら、次のシーズンに勝つことが「勝つ」だし、日本シリーズであれば「4勝すること」が「勝つ」になる。現在の阪神が置かれた状況は、今シーズンの優勝が「勝つ」ことであり、それは目先の1勝を取りに行くこととほぼ一致する。
話を江越・大和に戻すなら、今1勝を確実にするため、江越から大和に交代させる選択は「勝つためのベスト」だと言える。ただしそれを繰り返しているだけでは江越の成長という戦力の拡大は図れない。そこで「ほんのわずかなスキをも見逃さず」が大事なのだ。
わずかな綻びも見せたくないという気持ちはわかる。夏の高校野球予選などを見ていれば、8回3点差など、ちょっとした心の動きでガラッとひっくり返されてしまう。でも、ここはみんなプロなのよ。多少は根性決めて、リスクとって、冒険していかないと、責任も自覚も出来てこない。責任や自覚は必要でないケースもある。全員が全員レギュラーを目指さなきゃいけないということはない。ベンチプレーヤーとして貴重な戦力というのはある。そういう選手をも責任や自覚の名の下に潰してしまうことはない。だけどレギュラーにしたいとなれば、多少は目をつぶって「やってみろ」というのは必要になる。
最終打席で好走塁の二塁打を放った江越に大和を出したのだが、これはこの試合を勝つためのベストであったとしても、今シーズン優勝するためのベストと言えたかどうか。ダメ押しの1点として生還するため、守備位置、野手の肩を考え、神経を集中して打球判断をする。大和にとっては手慣れた仕事でも、江越にとっては貴重な実践体験になる。3点リードでセンターの守備につき、勝利の瞬間までそれを務めることもまた同じ。この試合を落とすようなことになりかねない…そんな危険性を感じるまでは、江越を守備に就かせておくことが、「勝つため」に合致する。私はそう思う。
江越に限った話にあらず。中継ぎ投手、先発投手も同じだ。スキを見逃さないで成長機会を与えて欲しい。
攻撃面の”文化づくり”はまだもう少し。ヒット、三振、ヒット、三振、ヒット、三振では、3安打で1点がやっと。下手すると無得点だ。相手の守備陣形を見る。それは打者への攻め方と連携している。来るコースがわかっているということ。それだけでも対応はしやすいのだし、加えて投手は間違ってはいけないと力が入るので失投もする。綺麗なヒットが打てればいいが、頭を使ったコースヒットには大きな価値がある。
鳥谷ナイスバッティング。体調戻って来たかな。一気に3割近くまで上げてこい。江越ナイスブラフ(?)。一つとんでもないボール空振りすると意外といろんないいことがあるかもね。初猛打賞おめでとう。マートンナイスキャッチ。よく集中していたね。福留、ナイス指導。いちいち言う、これ大事。メッセ、ナイスピッチ。あそこよく熱くならずにこらえた。呉昇桓、厳しいところよう働いた。和田監督、フリーズよりはオーバーヒートよろし。ただしそれだけではもたない。バランス良くね。
コメント
中4日であそこまでの投球をしてくれるメッセンジャーには頭が下がります。
リリーフした福原がストレートが走らず苦労しましたが、昨夜は呉が完璧な4人締めで救いました。呉の回跨ぎはあまり使いたくない作戦だけど、昨夜はあれが最善だったと思います(和田監督調子に乗って多用しそうで怖い)。
チャンスで打った鳥谷は貫禄、江越は無我夢中という感じですが、江越にとっては全てが勉強、昨夜も福留コーチwから守備の指導を受けていましたね。
代走大和への交代は賛否両論になると思いますが、江越の経験も大切だけど、大和もあそこで使わないと一軍に居る意味がない!難しい論争です。
ちょっと気になるのは関本の状態、サードランナーは大和、ピッチャーゴロ・キャッチャーゴロ以外ならゴロゴーで点が入る場面でピッチャーゴロというのは寂しい。そろそろ代打の位置付けを関本<狩野にしたほうがいいと思うのですが、どうでしょう?!
余談ですが、早実の清宮フィーバーが凄いです。掛布さん以来和製大砲を育成出来ていないタイガースとしては、喉から手が出るほど欲しい素材!!あっまだ一年生かっw、待ち遠しい。
江越の初球クソボール空振りはブラフだったんですね(^_^;)
大ポカの翌日3安打猛打賞!よく食らいつきました。
大和代走問題は難しいところではありますが昨日の代走はアリだと思います。
問題は江越がこれを悔しいと思い走塁や守備をもっと磨こうと思わなきゃいけないということ。
「大和さんの方が守備走塁は上だから・・・」なんて謙虚に思わないでなにくそと奮起しなくては。もちろん大和も打撃を磨いて高いレベルでの競争を願います。
福原の乱調?が心配です、故障でなければいいのですが。
これからの6連戦が続く夏場に福原がいないと思うとゾッとします。
メッセには、ひたすら「お疲れ様、ラーメン食って夏を乗り切って」としか言えません。
ヒーローインタビューでも「俺にボールを渡してくれれば何時だって仕事はする。俺は
とにかく投げたいんだ」的な事を言ってましたが、首脳陣はこの言葉に甘えないように。
確かに投球内容や馬力を考えると、出来るだけ間隔を詰めて使いたくなるけど、シーズン
を考えた時に果たして正解となるかどうか。
8月に入れば、9月中旬まで6週連続の6連戦シリーズが始まります。
今、このシーズンを勝ち切るためにやる事は、現状の戦力に負担を与える事ではなく
ローテの5枚目6枚目の確保だと思うのですが。
これはなにもメッセだけの事ではなく、他のローテ投手の調整にも関わって来る事なので
是非ともお願いしたいですね。
現状、大和を守備固めで使わないと死に駒になってしまうんですよね。ヒットは期待できないし、バントを確実に決めるほどの精度はない、代走で出しても迷わず盗塁のサインを出せるほどの信頼はない。
今は江越を最後まで使って、隼太の状態が上がった時点で入れ替えるのが良いと思います。大和には3割打てる力があると信じていますので、ファームで鍛え直すという選択肢もあって良いのではないかと。
鳥谷・江越猛打賞!ゴメスも連続安打継続で打線が上げ潮のうちに投手を楽にして貯金を作っておきたいですね。
大和への代走はあれはあれで良いと思います。
現段階で江越にあれもこれも求めるのは酷やと思います。
大和がいるから江越をスタメンで我慢して使える。
今年はそのくらいのスタンスで良いと思います。来年は新たに競争が始まるわけですから。
メッセは前回同様三振の数は少なかったですが、省エネ投球で良かったと思います。
しかし、中4日登板は今後辞めてほしい。今メッセが潰れると大変なことになりますから。
ヤクルトの勢いはすごいですね。
もうそろそろ足場を求めて滑降してくると思います。
巨人も原政権の中では最低のチーム状況。
貯金を積んでいく、という雰囲気ではありません。
阪神としては2勝1敗ペースを維持していけば展望が開けてくると思います。
先発ピッチャーをどう配置するかですね。
基本的には4本柱:若手ピー=2:1かなと思います。
たまに柱が負けて若手が奮闘しなければならないケースも生じてくるでしょう。
しかしセ・リーグの中では阪神だけがきちんとしたレールを持っているように思われます。勝つ負けるは別として。
バッティングの方はボチボチですね。
クリンラップで2点、伏兵で1点、計3点打線だと思っています。
あと1点分打撃力が増せば言うことないでしょう。
6、7番が鍵を握りそうです。
江越に活躍を期待しましょう。
『死のロード』の前に中日、ヤクルトと当たります。
特にヤクルトには早く楽をさせてあげましょう(笑)
以前からセンターはずっと江越推しでしたが数度のファーム落ちを繰り返し気持ち的に吹っ切れたのか元来の潜在能力の高さを発揮しつつある今是非ともレギュラーを取って欲しいと!決め手のないサード争いもそうですがマートンの長打力の無さ守備力などトータルを加味してレフトも隼太と上手く併用して欲しいと…日ハムの若手活用術並みには上手く往かないだろうが徐々に活用する選手の幅を広げチームの新陳代謝を図っていって欲しいと願う!
はじめまして。m(__)m
マートンと併用というのに驚きました。隼太選手って評価が高いのですね。
将来も見越して持ってる力を出してくれることを願ってます(^-^)/
久し振りの充実した攻撃。「三者凡退が1度も無かった」という意味で(鳥谷の盗塁死が無ければ四人での攻撃)。攻撃は長ければ長いほどいい。
2回だったか、よくメッセに打たせたなぁ。「またサイン無視か⁉」と思ったもん。ゲッツーを取りに行かなかったセカンドも謎。ラッキーな回だった。
メッセ、審判にキレそうなところ、上本よく止めた❗和田、出るのが遅いよ。メッセに無理させてるんだから態度で示さないと。
俺もトラオさんに同意見。江越って「脚もある」っていう触れ込みじゃなかったっけ?あそこは替えるべきじゃなかった。「8回に福原。8回に江越」という考え方を当たり前にしちゃだめだ。
「マートンにとってのペレス(だったっけ?)」が「大和にとっての江越」なのかな。いい刺激になってるわ。大和、負けられないね。
そろそろ今成に断を下さないと。使いたいなら2番、何度も言うけど。上本6番で江越7番の方がいい。上本には打たせないと。未来のクリーンアップになるかもしれないんだから。そして8番に梅ちゃんが入る来季、ワクワクする❗
はじめまして。m(__)m
梅ちゃんの登場、本当に心待ちにしています。
素人なので分かりませんが、相応の理由があって外されていると思いますので、そこを乗り越えて来てほしいです(^-^)
やまくん様、ありがとうございます。「梅野を育てる」と言っていたのに「甘やかし過ぎた」の一言でケリをつけた首脳陣やコーチ、俺は怒ってます。読売が小林を、もて余してる今、未来への投資を怠けてる現状、悔しいです。2軍に下げたら「1軍で勉強」という方針にも矛盾が生じます。なぜ1軍に置いていたのか⁉「俺は優勝しなきゃならない。梅野に構ってられるか❗」って和田が言ってくれれば諦めもつきます。…嘘です❗梅ちゃん、諦められません❗けど諦めてる自分もいます。今季は。
ご返答有り難うございます。m(__)m
来期以降は勿論、今期も期待を抱きつつ応援してみたいと思います(^-^)
新亀の時のような若い選手のブレイクを見てみたいです。
トラオさんの戦評にほぼ同意ではありますが、江越への代走大和は
何人かの方と同様正解だったと私は思います。
僅差の展開であり、ひっくり返される可能性があった以上、勝利への
ベストを尽くさない事は「ミス」に繋がりかねません。そうなった場合
チームの勢いにも大きく影響してしまいます。また大和を試合で使う
という事にも意味があります。
メッセについては皆様同様無理させるべきでないと私も考えます。
まだスパートのタイミングではありません。にんにくラーメンなり
坦々麺なり食って、しっかり終盤まで投げきって貰いたい。
それより一番心配なのは捕手。なんとか藤井・鶴岡の負荷軽減を
図って欲しいものです。
7月26日の朝日放送の「虎バン」(関西ローカル)で、赤星憲広はんが「セ・リーグは大混戦で、巨人に勝てばいいという状況ではない。館山昌平やバレンティンらケガ人が復活してきたヤクルト、砂田毅樹を始めとした若手の台頭が著しいDeNAが怖い存在となる」とゆうふうなことを言うてはりました。ほんでタイガースも「江越大賀が起爆剤になってくれることを望む。投手陣は山本翔也のような選手が出て来て活躍してほしい」とのこと。赤星はんの見方は当然のことどすやろうなあ。
さて、明日からの中日戦は気合いを入れて行かなあきまへん。中日も連敗続きやさかい、「必死のパッチ」できよりますやろうしな。
メッセンジャーの中4日は、8月のたたかいを見越してのことでしょう。
7月31日からの週末3連戦はヤクルト。
翌週8月7日からの週末3連戦は横浜。
さらに14日からの週末3連戦はヤクルト、21日からの週末3連戦は横浜、8月最終28日からの週末3連戦はヤクルトという超変則日程というか、バカ日程。
ここに藤浪とメッセンジャーをあてて、週頭の広島、巨人、中日には能見、岩田をあてる、とするのではないでしょうか。
しかしこのバカ日程、セ・リーグの全チームが同じ状況なんだそうで、何を考えてこんな日程を通したのか理解に苦しみます。
江越と大和の交代は昨夜に限ればありだと思いました、でも、大和のお嬢様みたいなスライディングはダメでしょう。タイミングはアウトに違いありませんが、もっと闘志を見せないと。関本<狩野のご意見には100%同意です。
江越はいいですね。隣に先生がいて何かあったら逃さずスグにアドバイスをくれます。無我夢中の夏、江越は充実一途ではないでしょうか。将来的には勝負強い5番か、核弾頭1番なんてのも面白いですね。ドメ先生からいただけるものはいただいちゃって下さい。頑張れ!代走の件は大和でアリだと思いました。スンファンの対ベイ戦内容、本人の心情を考えるとセンターラインを固めると。大和はウカウカしていられません。
メッセさん、お疲れ様。でも中6日でお願いしたいのですがね。8月の甲子園に帰ってくる辺りからでもスクランブルは。
ローテは仮に岩田、若手、能見。 藤浪、若手、メッセで若手の調子良い者を順次投入で8月を乗り切って欲しいです。中継ぎも同様で手駒増量で最終的には4コーナー辺りにベテラン達にムチを入れられるくらいの余力を残せるかがキモになるかと。チャンスなんで若い衆にはもっと奮起してもらいたいです。
しかし、駒大バット投げの系譜は脈々とですね。キヨシさんも新井ブラザース、江越と(笑)。
中日、ヤクルト。気を引き締めてイキましょう!頑張れタイガース!
久しぶりのコメントです。
と言っても数回しかコメントをしたことがありませんが(^o^ゞ
今年は15年ぶりくらいに現地観戦をしました。やっぱり最高に楽しいですね。
広島に敗れて、巨人勝ちましたが、気のせいか一塁ま全力で走っているチームに勢いを感じました(^-^)/
(素人感覚満載です!)
暑い夏で力を抜きたくなる季節ですが、タイガースの皆さん、頑張ってください!
江越→大和の是非は、交代したこと自体より、監督の頭の中がどうだったのかが気になります。状況問わず定石の打ち手と考えられているようでしたら、少し寂しい気がします。(´・ω・`)
メッセンジャー投手、ナイスピッチング。「俺にボールを渡してくれたら、しっかり投げる自信はある」なんて、最高にカッコいいセリフです。
これからも中4日で廻していくのでしょうか?本人は投げる気満々で頼もしい限りです。しかし、監督インタビューでも話されてたように、100球を目途とするならば、当然リリーフ陣にも負担がかかります。メッセンジャー投手自身が消耗し調子が下降するだけでなく、リリーフ陣、特にベテランに疲労が蓄積するとなれば、最悪です。また、彼の中4日を優先すれば、他の先発投手の調整にも影響を与えるかもしれません。メッセンジャー投手の中4日による損得勘定をしっかりと見極めてください。シーズン全般を見通して最善策は何か、投手陣全体を考えバランスの取れた起用を期待します。
江越選手、乗ってきましたね。前日のミスも借りもしっかりと返しました。週3回のヒロイン、チームの起爆剤になってくれました。いい時もあれば悪い時もあるでしょうが、これからも結果を恐れず”らしさ”をアピールしてください。
その江越選手に対する大和選手代走起用について。
江越選手をこのままセンタースタメンで起用するとして、大和選手を守備固めで使わないとするならば、大和選手を一軍に置いておくことはメンバー枠がもったいないでしょう。走塁だけなら同じような働きを期待できる選手はいますし、現状の打撃成績なら代わりはいるでしょう。代打陣の構成を考えれば左打者を上げることを考えるべきではないでしょうか。
しかし、やはり彼の守備力は魅力ですしスーパープレイを見てみたいです。彼がセンター守備固めに入るときは、江越選手をレフトに回しマートン選手をベンチに下げるのが理想だと思います。江越選手のスタメン起用を続けるのであれば、走塁も守備ももっと経験を積ませるべきでしょうし、その意味で昨日のように大和選手を代走で起用するのは疑問です。この試合に勝ち切るのに何がベストかだけでなく、シーズンを戦うに於いて最善策は何か、あるいはこれからのチームビジョンをどうするのか、そのあたりも考えた采配を望みます。
ベンチも代打陣の順位付では狩野選手>関本選手だと考えてると思いますが、豊富な経験と実績のある関本選手には早く調子を上げてもらいたいと思います。監督自身が「福留選手は休ませながら起用したい」と言ってる訳で、福留選手が休養の時には狩野選手のスタメンもありだと思います。そのためにも、関本選手の復活が望まれます。
その福留選手、本気で休養を取りながらと考えてるのでしょうか。だとすれば、打順は今のままでいいとは思えません。3番打者を休み休みとはいかないでしょう。1番江越選手、3番鳥谷選手、6番福留選手、みたいな打順が嵌れば楽しめそうです。
TVの解説で矢野氏が。「ベンチのサインではなく、選手個々人が自分で考えて行動できないとダメ」と苦言を呈しておられました。現状の阪神に欠けているのはこういった点ですよね。監督を初め首脳陣に求められるのは、そういったチーム文化というか土壌といったものを創り、指導するということで、采配や選手起用は極論すれば監督のやりたいようにやればいいことと思います。
矢野氏が阪神の指導者の一人として再びユニホームを着られる日が来ることを楽しみに待っています。