吉兆?オープン戦優勝!
2016年のオープン戦は2-2引き分けで終了。これで7勝3敗5分、勝率.700は単独首位となり、いわゆる「オープン戦優勝」。栄光に飾られる2016年(予定)、非公式タイトルではあるが、まず1冠目を頂戴した。
しかも、いにしえより恐れられている「オープン戦で勝ちすぎるのは良くない」と「年間、試合でホームラン打てる数は決まっているのでオープン戦で打ちすぎちゃダメ」という迷信にも対応し、勝利数では7位タイでしかない「たったの7勝」で優勝し、ホームランにいたっては「わずか1本」、それもなんとかかんとか最後の最後にようやく1本がやっと(ちなみに他球団は7~12本)。バカ勝ちしていないので気が緩むこともないし、「競争!競争!」の号令とムチもおさまっていない。いい感じじゃないかな。吉兆吉兆。
ラスト1戦にも多くの意義
最後の試合も実に意義深いものになった。先発、岩貞がテスト及第点の5回5安打1失点。キャンプ序盤で注目されたキレの良さが戻り、7奪三振を奪う好投だった。
イニング途中に投手を代える継投シミュレーションもできた。
オーダーも躍動感と分厚さを共存させるものに定まってきた。1番髙山、2番横山、3番西岡、4番福留、5番ゴメス、6番鳥谷、7番ヘイグ、8番岡崎と梅野の併用。「気になるのは。3番、7番。西岡、ヘイグ」と金本監督も言っているが、西岡の調子が上がらなければ6番の鳥谷とチェンジ、ヘイグを「決断」するなら調子の良いサードを使えば良い。いいオーダーだ。
それを可能にしてくれたのが今季タイガースのセールスポイント、髙山&横田の1・2番だ。この日も大量点にこそ結びつかなかったが6回表、2人の連打で無死二三塁のチャンスを作った。他の人よりどんどん打席を重ねることができる上位を打たせてもらって、ますます成長していくのが楽しみすぎる。
梅野一発は良い方向性の結実
そしてようやく出たオープン戦1号本塁打は、苦しんで苦しんだ梅野が右へ。カウントを取りに来る外角やや低めへの直球。打球はぐんぐん伸びてスタンド中段へ。それを見ていたオリックス先発の西が驚きの表情を隠せないほど。投手としてはしっかり投げられた「いい球」だった。それを完璧なホームランにしたのだから西の驚きもわかる。そしてこれこそ今までの阪神に欠けていた一発だった。
梅野自身、外角球を右にホームランにしてやるという意識で振っていたわけではないだろう。ただ制球力の良い西は、1ストライク目は外角低め「原点」近くの直球が確率的に多い。それに狙いを定めて、遅れずに一発で仕留める。その意識だったろう。
カウント球に狙いを定め、タイミングを合わせて強く振る。キャンプ中から「金本シニア打撃コーチ」がずっとやらせていたことだ。それはオープン戦でもできていた。だからチーム打率もロッテに続く2位だったのだ。ただ「強く鋭い当たり」への意識の強さからか、たまたまライナー性やゴロの打球が多く、上がる打球がすくなかっただけ。梅野の一打が呼び水になって、これからは上がる打球も普通に出てくるだろう。
さて開幕まであと少し。キャンプ、オープン戦とずっと見つめてきたタイガースが、最後の仕上げをして金曜に登場する。まずはここまでの競争で目標とするレベルに勝ち残った選手たちを大いに称えたい。そして惜しくも選には漏れたが、まだ一つ上のランクを目指せる選手たちを応援し、奮起してもらいたい。
いい競争をしていたら、いい結果がついてきた。オープン戦優勝とは幸先良いぞタイガース。
コメント
そら吉兆でしょ。
いやはや、オープン戦首位とはいえ引き分けの多い事w。近年のオープン戦首位=公式戦ものジンクスを信じたい。
まあ、なりふり構わず「勝ち」に来ていたバファローズと、事前のプラン通りに色んな選手にチャンスを与えてゲームを進める金本タイガースでは、この引き分けの価値は大きく違うと思います。
そして事前のプラン通り 小嶋を試してなければ勝てた試合でしたが、小嶋とて岡崎のように遅咲き開花の可能性は十分秘めているので金本監督も公式戦前に試しておきたかったのでしょう。ただ、小嶋も秋山と同じくメンタルに問題がある感じを受けました。左腕王国では厳しいか?!
事前のプランが崩れたのは、高橋の不調→満塁での途中降板、アレは予定外の継投になったかも知れません。高橋は今まで安定していただけに少し不安が残りました。
オープン戦最終戦にしてやっと待望のホームランも出ましたネェ「梅ちゃんアピール」は続きます。
ココのコメでも「梅野を落とすな」の声は多いですが、捕手2人制を主張する矢野コーチは代打でも使える梅野を落とす事は無いと思いますよ。
公式戦、おそらく先発投手5.5人で回すでしょうから、先発6番手が登録→先発(捕手1人を抹消)するゲーム以外は捕手3人を入れる、いわゆる捕手2.5人制で戦うのではないでしょうか?!そして基本的には梅野、岡崎は落とさないで鶴岡、小宮山を上げ下げしながら使う?、なので開幕当初(6番手先発登板まで)は捕手3人制からスタート、あくまでも個人的な憶測ですが。
先発の岩貞は相変わらず躍動感あるピッチングで、現状では6番目(5.5番目)の先発に一番近い位置を獲得しました 。
「強く振れ」でキャンプからやって来た金本タイガースですが、実戦に入ると盗塁、エンドランでコツコツ加点する「伝統のカープ野球」に自然移行。
やはり金本監督には元々カープの赤い血が流れているのか?(血が赤いのは当たり前ですがw)。
まあ高山、横田など俊足選手が多いので、必然的にそうなるとは思っていましたけど。
それにしても、1、2番の高山&横田の出塁率が良いだけに3番打者が悩ましい。適任の鳥谷か福留を入れると左3人が並び、相手の継投を楽にするので西岡orヘイグに頑張ってもらうしかないのですが、調子が上がりませんねぇ。んー開幕戦はどう出る?!
岡田前監督は黄色い血が流れている、みたいですけど(^_^;)
ココにコメントする人達も、おおかた黄色い血でしょww
キャンプオープン戦と金本阪神は超変革のもと大多数のファンにウキウキとワクワクを提供し続けていたと思いますが、その中で僕はモヤモヤしながら見ていた事が多かったです。けどそんな気持ちを梅野が一撃で吹き飛ばしてくれました!!
後は多くを語らず開幕を待とうと思います。
ガッと上がることもなく、下がることもなく1位でゴール。「先発が3点に抑えて5点を獲る打線」が見られるかな。密かに楽しみなのは先発ゆえに2打席は回るだろう球児の打撃。「試合をまたいで藤浪とのアベックホームラン!」なんてあるかも。
球児の存在感が9番で切れない打線、しっかり送る打線を演出する。「送った球児がベンチに戻ってハイタッチ!」…なんて新鮮なんだ!
1番高山、2番横田はまさに嬉しい誤算。4番も監督はゴメスと明言していただけに福留が座ることになったのは意外でした。しかし、その予定調和をぶっ壊してこその超変革。片やヘイグはファームで守備を徹底的に鍛えてもらうのも手かもしれません。
野手は本塁打こそ梅野の1本に終わりましたが打者はみんながしっかりと強く振れていたと思います。走る方も早いイニングでの代走は少なくなると思いますが、オープン戦での積極性を継続してもらいたいですね。
投手では榎田の復活が大きいと思います。昨日のテレビ解説の方もおっしゃっていましたが、ブルペンに計算できる左が3枚いるなんて贅沢ですよね。鶴、歳内も調子良さげで投手王国復活なるか。
こんなに野球が楽しいのは久しぶりです。
金曜日の開幕が待ち遠しい。
まずは一冠。
吉兆でござる。
さて、開幕オーダーはどうなりますかね?
「結果を残した者は使う」をどこまで実践できるか。
勿論、シーズン入って調子が出ないなら下げればOK。
何も年齢や過去に囚われる必要は全くない。
そのために掲げた「超変革」の旗。
そりゃ指揮官が怒鳴ったところで、中々変わらない事もある。
最低限、守らせる約束事とじっくり変えて行く部分は分ければ良し。
何もかもと、そんなにせっついちゃいません。
選手とチームの成長を楽しみにしております。
外野手フェチの私にとってこれほど楽しいシーズンはない!
髙山、横田、福留に江越、緒方、中谷が虎視眈々、守備のスーパースター大和も控える。
守備も普通なら贅沢は言わないが、肩故障のアニキから二塁返球もまともにできない桜井、びっくり箱の柴田、隼太、走られ放題マートンと気が休まる暇がない。どうかレフトへ飛ばないでくれとか早く打席を回して守備固めを入れてくれとか試合展開よりそちらに気を取られて楽しめなかった。
外野手不毛のこのチームに足、肩、伸び盛りの若さを備えた人材がこんなに揃ったのは奇跡のようだ。先生(福留)も師範代(大和)もいる。
大和はセカンドに固定すべきとするご意見も強いが、私は一粒で二度美味しい(内野も外野も超一流)欲張りな起用法を支持します。
遅ればせながら軽く自己紹介をさせていただきます。とある草野球チームで選手兼監督みたいな感じでしております。甲子園の年間指定席を持ってます。toraoさんの記事を10年近く拝読しておりました。
もちろん今年も京セラドーム大阪の開幕戦は観に行きます。
まずは日本一に向けてのオープン戦優勝の1冠目ですね。
あとは交流戦優勝、リーグ戦優勝、日本シリーズ優勝を期待したいです。
超変革を成し遂げて欲しいですね。
ここまで言うといてですが心配の種はサードヘイグですかねぇ…
セーフティーバントをされ続けられる心配がありますよねぇ…今成なら捕球からのスローイングまで安定してるんですがねぇ…
そんなこんなでよろしくお願いします。
いよいよ開幕ですねw
オフシーズンは妄想期間としてしっかり楽しませてもらったので、本番はそりゃぁ結果が伴ってくれれば嬉しいですけど、勝敗よりも躍動感溢れる試合をしてくれることが一番の願いです。
気になるところはヘイグの扱い。守備は送球が安定してませんし、打撃も打席不足の感がありますけど、やっぱ開幕数試合は試してみるんでしょうかねぇ?もう少し慣れてくれば、バットコントロールは良さそうなので、実戦向きでヒットは出る気がします。
首脳陣の見極めと決断が楽しみです。
個人的には上本と新井は二軍でいいかとw
二人とも右打者ですし、ほんとはYMK(笑い)選手なんですけど、ショック療法で、おまえらがいないと困るけどその間なんとか頑張っているから、早く本来の力を取り戻してもっと大きくなって戻ってこいと愛のムチを与えたいw
ここも首脳陣の決断が楽しみです。
秋山も小嶋を始め、それこそ一軍の「枠」を外れてしまった選手も決して諦めることなく、再度挑戦して欲しいです。
誰を残して誰を外すかは、監督の専決事項です。
判断材料としての「結果」は一番大事ですが、あくまでそれはオープン戦だけの話です。
私たちが普段見れない練習や生活を通して、選手の態度なり性格なりを含めた総合的なものを見極めているはずです。
「名前」や「経験」を考慮に入れることだってそれは否定すべきものではないと私は思います。
我々ファンが依怙贔屓と見えることでも、選手間では選ばれて当然ということもあり得えないことではないと思います。
「超変革」の旗印をどのように捉えるかはそれこそ皆自由ですが、自分の思うものと監督が思うものに齟齬が生じたからといってそれが即約束破りに繋がるとは考えない方が健全なのではないでしょうか?
開幕の段階で看板に偽りは全くありませんし、監督がシーズン通して自分の信念を貫き通す人であることは現役時代含めて既に証明済みだと思うのです。
オープン戦優勝、めでたいですね!
何よりもしっかりとテストに費やした中で結果も付いて来たという事に
勝ちがあると思います。
ただやはり、3番に誰を置くかで難儀しそうです。
1・2番はとりあえずは変えたくないですし、丁度良い右打者が
見当たりません。ヘイグはそこまで図抜けて打撃が良い訳でも
ないので、しばらくはファームで日本式への順応と守備練習を
してても良いんじゃないかと。
なので個人的には3番鳥谷押しです。調子良ければ上本も
面白そうですけど、オープン戦の感じだと難しそうですし。
捕手は私的には3人制が良いですね。矢野の横でぼやきを
聞くポジションに梅野を置きたいw
メインを岡崎であとは若手投手の事を考えて鶴岡か、
現時点での次点として小宮山か。
そんな感じになればいいなあと思ってます。
対外試合、オープン戦と全体の半分以上はチェックできた。
明らかに去年までとの違いは実感できたし、今後に期待がもてる
内容に今は大満足。
高山はインコースの早い球に弱点がありそうだけど何とかしてくれる
だろう。(知らんけど)
横山は正直 打率こそ高いが強い打球が打てていない。
上半身の強さというかバットコントロールの上手さでヒットにしている
感が強く、シーズンでの不安を感じるけど、この点は開幕後 ヒットが
直ぐに出るか否かで この先が占えそうな気がしている。
まぁ、この2人に象徴される超変革のタイガースだが、とにかく ここ
数年なかったワクワク感のまま開幕を迎えることが出来るのは
有難い限り。
あとは捕手の起用ということでしょうが,僕は,
メッセ,藤浪の両エースのときはそうそう点は取られない(こちらもそれほど取らなくても勝てる)という判断でディフエンス重視で岡崎。
その他,6回2,3点を期待するローテ投手のときはこちらも点を取らなければならないので,打撃重視で梅野。
こんな感じの使い分けになるのかなぁと感じています。
どなたかも書いておられましたが,上本をレギュラーで使わないのなら,枠が無いのではないでしょうか。
ほとんどセカンド専門ですから,守備固めは大和がいますし,どこでも守れる荒木もいます。
代走としても,代走専門で置いておくほどではないですし,荒木でもさほどのそん色はないと思います。
そうなると上本2軍も現実味があるかなと。好きな選手なので残念ですが。
オープン戦優勝。吉兆ですね。
多い少ないは別として、たくさんの若手がチャンスをもらった。結果が出たもの、そうでないものいましたが、まずは開幕スタメンを勝ち取った選手におめでとうと言いたいです。
しかし、本当の戦いはここからです。
オープン戦で躍動した選手が活躍出来るとは限りません。そんなに甘い世界でないことはわかってるとは思います。
打てなければ即交代。結果が出なければ即2軍。開幕スタメンを勝ち取った選手はとにかく今まで以上の集中力が必要やと思います。高山のインコースの速い球私も弱点やと思います。おそらく徹底的に攻められるはず。データもかなり取られたでしょうから。
金本監督がどこまで我慢するのか?はたまた他の若手同様落としてしまうのか?楽しみです。
後、福留の起用法ですが、私も皆さんと同じように休ませながら使うと思ってましたが、どうやら金本監督の頭の中には休ませながらって考えはないように思います。何故か?福留を4番に起用しそうだからです。
4番の重要性は監督自らが一番わかっているはず。休ませながら使う選手に4番を任せるとは思いません。監督は福留と鳥谷この2人と心中する覚悟かもしれませんね。(どちらかをスタメンから外さないといけない状況が来たらシーズンは終わりってくらいの気持ちかも。)
ゴメス&西岡が良くないね〜
それでも
1高山
2横田
3西岡
4ゴメス
5福留
6鳥谷
7ヘイグ
8岡崎
9メッセンジャー
でイクんでしょうな。
北條にサードの練習をさせていると聞くが、横田にも左利きと長身を生かしてファーストの練習をさせたらどうだろう。
生え抜き打線に様変わり(笑)
横谷、石崎といった連中の情報が無いんだけど、どうなんですか?