「なぜ大阪南部からプロ野球選手が続々と誕生するのか」(報知)
まさに「そこにボーイズリーグがあるから」ということになるのだろう。
今は全国組織になっているとはいうものの、もともとは大阪の28チームでスタートした連盟で、推進者は南海ホークスの「ドン」鶴岡一人。
現在もボーイズリーグの本部は大阪市浪速区日本橋西の南海日本橋ビルにある。
「なぜ大阪南部から?」にあえて答えるなら、「鶴岡さんと南海ホークスが努力したから」ということかもしれない。
記事中にあるとおり、ボーイズ出身者の活躍たるやものすごく、NPBの高給取りだけでなく、MLBでの成功者も多数輩出している。
さらにプロ野球選手にはならなくとも、野球で人生を切り開いていくという生き方は現に存在する。
そう考えると、今はなき鶴岡さんと南海ホークスが種を蒔いたボーイズリーグ、それがもたらした影響は計り知れない。
事業かくあるべし。
コメント
確かに大阪南部ボーイズ出身者の、プロでの活躍は目覚ましいです。ほぼお膝元であるタイガースは、どうしてみすみす他球団にさらわれていくのを、見過ごしてしまうのか(悲)
まあ見逃してる訳でもなく、調査していないわけでもないのでしょうが。私はもう少し地元優先で行けばイイとずーっと思ってますが、球団は全国区のタイガースを標榜するあまり網を広げ過ぎている様な気がします。
タイガースもタイガースカップという大会を催しており、中学生が関西№1を目指すのですが、決勝は甲子園で行われるので子供達には、結構憧れの舞台であるみたいです(昨年は鳴尾浜でしたが)。ここでは結構高いレベルの試合が行われています。まだ歴史が浅いですが、ここを経てタイガースに入ってくれたなら嬉しいことこの上ないです。
う~ん、まさに「ローマは一日にしてならず」
作物じゃないけれど、良い土地があって良い生産者がいて
育成のノウハウが蓄積されている。
記事の中にある「土地柄」と言うのはそう言うことなんでしょうね。
サッカーにはサッカーが強い土地柄があり、他の競技も然り。
ただそこに至るまでに、様々な苦労や物語があったと思います。
高校野球でも出身地を離れ、所謂野球留学する選手も関西の子が
目立ちます。
一概にそれを悪と捉えるわけにもいきません。
学校側もそれを求め、選手も機会を求めてる。
レベルの高い地域の子が引っ張られるのは仕方のない事なんでしょうね。
けど、関西に本拠地を置くチームが低迷するのは如何にも寂しい。
節角の野球処なんですから、頂点のプロ野球が盛り上がらないとね。
高校野球でも西高東低と言われてた時期がありましたね。関西の、大阪の野球文化があり、そこから全国の強豪高に行って名を馳せてプロ入りの流れが多くなってますね。
鶴岡一人氏の功績は素晴らしいですね。
深い題材だなぁ。タイガースという球団の企業努力はもちろんだが、もうこれは文化。両親が我が子にタイガースを応援するという文化を「洗脳(良い意味でね)」して、子供が成長して結婚して、また我が子にタイガースを応援するという文化を「洗脳(良い意味でね)」するというスパイラルが出来上がってる特殊な球団。安定的なスパイラルに胡座をかくか、何かを始めるか。なんか馬場さんの時の全日みたいになってるような。毎年、同じシリーズを繰り返す。春にはチャンカン。冬には最強タッグ。三沢は自分が体験したから「下の世代に同じ思いはさせたくない」とノアを旗揚げした。そのノアも三沢が亡くなってから分裂した。何が正解だかは俺にも分からない。けど「イベント=新しいユニフォーム」を繰り返すタイガース、どうなるんだろ。いつか「今年は○○県が出場していません。」という高校野球になるのかな。東京から5校出場とか。ちょっと何言ってるか分からない今日の俺のコメント。
稀勢の里が頂点の横綱になり、19年ぶりの日本人横綱が誕生しました。
稀勢の里のお父さんが「全国の小学校に土俵を作って欲しい」と言われていましたが、日本の相撲の底辺を広げたいという気持ちがよくわかります。
野球も同じで、たくさんの子供たちに野球を体験して好きになって欲しい。
南海ホークスの鶴岡さんがボーイズリーグを作り大阪南部に野球の底辺を広げる努力をされたことは我々野球ファンにとっては嬉しいことでした。
しかし、タイガースの地元としては、もっと少年たちに「タイガース大好き=タイガースの選手になって活躍したい」と思われることが必要です。
でも、G坂本も田中マー君も阪神ファンだったような気もします。
なかなか思うようにならないのが歯がゆいです。