攻守にミス連発で前日の仕返し

頑張っている榎田に抑えられて勝利をプレゼント。まあそんな筋書きは考えないこともなかった。
ただ守備のミス連発、それをことごとく得点に結び付けられる一方、攻撃では意図した作戦が完遂できないという前半の試合運びは残念というよりなかった。

なんとか這い上がろうという「悩める若きエース」を助けたいという気持ちはみんなが持っている。だけれども、ちょっとしたきっかけでパリンと割れてしまうガラスのような脆さを見せているだけに、かえってチーム全体が萎縮してしまうのだろうか。まるで攻める守備ができなくなってしまう。なんとかしてあげたいという気持ちが、攻撃的に働かず、逆に「足を引っ張ったらどうしよう」というネガティブな方向に向かってしまう。

もちろん、守備ミスの中には藤浪自身のものも含まれるので、「藤浪は悪くない」と言うつもりはない。むしろ藤浪自身が「知ってた」と不運を笑っちゃうくらい超越した態度でいることだ。
投球内容自体は十分上向きを感じさせるものがあった。あと少しのことだ。

ロサリオに代わって今季初一軍登録された陽川が追撃の2点タイムリーと、意地の2ランホームラン。2安打4打点と気を吐いた。
タイムリーは見逃せばボール気味の外角へ逃げる球、しっかり踏み込んで右へ弾き返す、まさに狙い撃ち。読みと技術、リーチの長さが噛み合った。試合の流れを引き戻す貴重な一打だった。

ホームランは外へ逃げるスライダーを読み切ったように左足を踏み込んで、泳ぐのを精一杯我慢しながらインパクトの一瞬に力を集中した。打球はテニスのフォアハンドクロスのように体の向きとは鋭角に飛び出し、勢いを保ったままスタンドまで届いた。今の阪神ではなかなかお目にかかれない右長距離打者の一発。

多くの人の頭の中に「陽川は二軍の帝王だから一軍では無理」という固定観念が存在している。その固定観念が陽川を取り巻く世界を支配しているのだ。
だけど陽川自身がそれを認めず、その流れに乗ることに逆らい続けていれば陽川は必ず「できる」。できないワケがないのだ。
足場づくりは上場だ。じっくり自分を証明していけばいいよ。

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10 コメント

  1. 虎轍
    Posted 2018年6月4日 at 10:03 | Permalink

    藤浪のピッチングのリズムが悪いのか?
    野手とリンクしてへんのか?
    ミスをしたらアカンと思って気負ってしまってミスを呼び込んでしまうのか?
    こんな試合をしてたら勝てへんわ。って試合でしたね。
    ライオンズは隙を見せたらつけこんできますね。
    盗塁から崩されましたね。
    やっぱり藤浪は落合氏が言うてたように技術が無いだけのように思いますね。
    陽川は起用に応えてくれましたね。
    今季初ホームランおめでとう!
    今日は残念な気持ちで過ごさんとアカンにゃなぁ…
    先々週は負けが無かって、先週は1つだけしか勝てず。
    今週は勝ちまくってくれ!

  2. Posted 2018年6月4日 at 11:19 | Permalink

    久々の藤浪に援護ならず、その上守備で足を引っ張る。ただでさえ長い藤浪の足をこれ以上伸ばさんでもエエっちゅうねん(笑)しかしアウェーのなかでそこそこレベルには戻ってきた感じはありました。ピーゴロも上手投げでしたし、劇的ビフォーアフター(古っ)にはなりませんが、すこしづつ自信を回復して行けばいいと思います。繰り返し登板して行けば攻撃陣が助けてくれることもあるはずです。暫くは負けが続くかも知れませんが2つ3つ負けても10勝くらい簡単に取り戻せる器です。腐らず諦めず頑張って欲しいものであります。

    「二軍の帝王」今回はリー即ツモドラドラ満貫でしたね。ファームであれだけ打てるのだから上でも打てない訳はないと思ってました。しかしここ2・3年上がっても結果出ず、落ち際にちょこっと打つ程度で一軍の戦力とは呼べない働き。昨日は外の変化球をバットを遅らせながら軽打、そして今度は同じく外の変化球をリストターンでスタンドインと見事な結果。私は個人的にはここ数年のタイガースの中で、陽川が一番ホームランを打てる資質があると思っています。ですがいつまで経っても二軍帝王状態を脱却できない。経験不足もあるのでしょうが、自身で重圧を感じすぎているのではないかと思います。結局は自分で殻を破って成長するしかないのですが、首脳陣も少しでも重圧を取り除いてあげる配慮があってもいいのではと思います。追い込むばかりではなく、やさしく手を差し伸べてあげる事も重要です。重圧がなくなり甲子園のレフトスタンドへ放り込みまくる陽川を見てみたいものであります。

  3. こうさん 
    Posted 2018年6月4日 at 11:51 | Permalink

    「信頼できるフロント、コーチ、選手の皆さんがいたから僕、自信を持って投げました。」という榎田の堂々としたピッチング。西武の野手からは「今の西武がタイガースに連敗するのは許されない。」という強い気持ちを感じた。榎田に対して「必ず勝たせるから。」と口にはしていないだろうが、だからこその投手と野手の繋がりを感じた。…羨ましいねぇ。榎田からは「必ず勝つ❗」というオーラが伝わった。…あんなオーラあったんだな。

    対してタイガースはジワジワと底を脱しつつある。今までなら10対0や10対1で終わっていたが5点なんてヘタしたら勝っている(ヘタしたら?)。交流戦は残りは8勝しないと五分にならない…が「イケんじゃね?」と思わせてくれた攻撃陣。続けていこう。

    藤浪は…まだまだ判断できない。

  4. 西田辺
    Posted 2018年6月4日 at 11:54 | Permalink

    藤浪については、色んな人が色んな事を言ってくる。
    技術が無い(足りない)。
    メンタルが弱い・神経質すぎる。
    成長が感じられない。
    フォームが良くないのじゃないのか。
    表に見えるだけでもまだまだあるんですから、本人の耳にはこの何倍もの言葉が
    届いているんでしょうね。
    現地でも四球を出せばざわめき、体に近い所に行けば怒号が飛び交い、打たれれば
    親の仇のように罵倒される。
    まぁ、皆さん藤浪への期待の高さの裏返しなんでしょうね。
    ここ数年、本人もその期待に応えられないもどかしさに苦しんでいる。
    身体の成長(トレーニングでのものも含む)に、元来の技術や運動能力が追い付いて
    いないのか。
    本人自身が完璧主義者なのか。
    あの規格外の体格の投手のメカニズムを解析・指導できる指導者がいないのか。
    首脳陣にしても、常にこちらから見ても「何でそんな不必要に追い込むような事言うの?」
    って発言が多い。
    高校時代、あれだけの実績を残し、ルーキーからも二桁をつづけた投手のメンタルが
    弱い訳がない。
    弱い訳はないんですが、ファンや野球関係者からヤイヤイ言われ、監督からは追い込
    まれ、マスコミも読む事すら辛くなる記事ばかり。
    もうこの辺で、「そう言う投手」と考えませんか?
    四球も出すけど三振も獲る。
    石井一や野茂がそうであったように。
    周りも藤浪に高い期待をするのも良いけど、過度に高めてませんか?
    170km/h出そうが打ち返されるのがプロの世界。
    「フォアボールは少々出しても、ランナー返されなければ良い」
    「とりあえずQS、球数が許せばHQS目標」
    藤浪を貶めるつもりはないけど、首脳陣もファンも周りも今はこの辺からスタート
    させてあげて欲しい。
    昨日の録画を見ても、投げている球は全然悪くないですよ。
    一度抹消して10日後の登板の予定らしいですけど、ボチボチ勝利の女神様も微笑んで
    くれるかも。
    明日からは甲子園に帰ってのオリックス戦なんですが、ここもオリックスの大将格
    の投手アルバート・金子・西が来る予定。
    今週は打線が頑張れ!

  5. ジュビロタイガース
    Posted 2018年6月4日 at 12:08 | Permalink

    植田の懲罰交替は賛成でした。ただ若手には平等に行ってほしいが。北條が打ってくれれば尚良かったが。
    逆に陽川はよう打った。矢野監督は上でチャンスや甘い球は少ないから、1発で仕留めるように指導しているとか。これを続けられれば良いけどね。
    藤浪と遥人で取りあえず5回まで限定、日曜ローテを組んでみたら。能見も本気で中継ぎ転向してほしい。

  6. なかっち
    Posted 2018年6月4日 at 12:41 | Permalink

    中谷、大山、陽川とようやく期待の生え抜きの右の大砲候補の名前が揃いましたね。暫くこのメンバーを使ってほしいです。しかし金本監督はすぐ変えちゃうからなぁ。江越も負けるなよ。



    藤浪はあともう少し。矢野さんから何か良いアドバイスを受けたのか?球自体は良かったと思います。

    今回は味方のミス(本人も含め)連発で足を引っ張られましたが、一つ勝てば殻を破りそうな気配は感じました。(昨日のピッチングを継続出来ればですがね)
    小野、才木、望月と切磋琢磨して復活してほしいです。



    それにしてもセ・リーグは5球団が借金生活。情けないですね。

  7. いわほー さんのアバター いわほー
    Posted 2018年6月4日 at 12:44 | Permalink

    藤浪、投げては抹消というルーティーンから外して、そろそろ一軍テイクオフさせてもいいんじゃないかな。
    周りもいきなり快投合格点を求めるのではなく、前回より今回、今回より次回、すこしずつ内容を上げていけばOKくらいの見守りでね。

  8. 虎蜂
    Posted 2018年6月4日 at 12:58 | Permalink

    藤浪は結果ほど内容は悪くなかったと思います。球数が多いのも四死球を出すのも藤浪の個性。過去にもそんな投手はたくさんいたはずなのに⋯ 完璧を求めているのは藤浪ではなく、私達ファンの方なのかもしれません。

    苦言を呈すなら継投ではないでしょうか。負担を減らす為に役割を固定しないことは悪くない発想ですが、ブルペンは去年ほど盤石ではありません。今年のように投手に実力差がある状況では逆効果になっている気がします。

    最後に陽川ナイスバッティング!ファームで残した結果を自信にしてこれからも頑張れ!

  9. hi64
    Posted 2018年6月4日 at 15:40 | Permalink

    昨日は現地でした。
    現地で見ている限りは藤浪は悪くなかったと思いますが,斎藤彰へのフォアボールの出し方が,完全にボールを制御できてない感じだったので,変え時はあそこだったのかなと思います。
    藤浪については,僕は完全にメンタルの問題だと思ってます。
    ただ,イップスとかそういうことではなくて,単に,入れ込みすぎて制御できなくなってるだけだろうと思ってます。
    サッカーのプロ選手でも,ゴール前のチャンスボールを,力が入りすぎてふかしてしまうことがあります。
    プロの選手ならゴールする技術は当然ある球でも外してしまうのは,力が入り,それが微妙なフォームのずれとなってミスキックしてしまうということだろうと思います。
    藤浪にも同じことが起きているのではないでしょうか。
    抑えてやろう(または,当ててはいけない)と力が入りすぎ,フォームにずれが生じているということではないでしょうか。二軍でできて一軍でできないというのはメンタルの問題としか考えられません。
    素人考えですが,藤浪に必要なのは成功体験で,以前のように相手を見下ろすくらい余裕をもって投げることが出来れば,改善してくると思います。
    なので,良いイメージのまま変えてやることがしばらくは必要だと思います。
    昨日は久しぶりに藤浪登板ゲームを(藤浪ユニで)現地で観ました。
    全然悲観するような内容ではありませんでした。
    あと一歩,頑張ってほしいです。

  10. トラ11 さんのアバター トラ11
    Posted 2018年6月4日 at 16:13 | Permalink

    藤浪は球に切れがあったと思います。
    野手にミスが多すぎて心に余裕がなくなり、あのような結果になってしまいました。
    そこのところを乗り越えて次に繋いでくれたらと思います。

    西武は隙をついて良く走ってきます。
    阪神タイガースも、あれくらい攻めていく試合をやって欲しいです。
    榎田は幸せ者だと思ってしまいました。

    そろそろカード勝ち越しを決めていこう!

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