「破竹賞」たくさんの投票をいただいており感謝感激。まだ済んでない方、是非ともご参加を!
さてどんな記念品を用意して、たくさんのメッセージともどもどうやって受賞者に渡そうか。なーんて考えるだけで楽しい気持ちになる。投票は週末日曜いっぱい受け付け。
もう一つ楽しい気持ちになるのが、和田コーチ&大和&上本の「ちまちま練習」の記事(サンスポ)。バント、右打ち、ファール粘り、そんなのをみっちり仕込んでいるらしい。加えて二人は走塁のセンスがとても良いらしい(大和は見てしっているけど)。個人的には、超ハイレベルな切磋琢磨の末、どちらか一方に二塁レギュラーを掴んで欲しい。なんとしてでも。1番か2番を掴んでくれればなお結構。ホント期待しているよ。
ゴールデングラブ賞について数えてばかりいたため、記者投票の詳細がどんなだったか、基礎データ守備成績がどんなだったかをチェックしていなかった。西田辺さんのコメントで気づいて、あらためて見てみる。
→投票の詳細 →守備データ(セ)
…なーるほどなるほど…全チームの全試合なんて見られるハズがないんだから、記者たちもまずはこういう記録を抑えて、自分なりに取材をして、それで責任ある投票をしてくれればこんな結果にはならないだろうにね。
といいつつ、私自身ぜんぜん広い視野で全球団の選手を見ているでもなく、記録面は軽視、印象面重視で野球を楽しむスタイルなので、こうやって改めて記録を眺めるとビックリしたりして…正直に言って(笑)。
特に鳥谷。印象では「すごく良くなった。でもトップレベルと呼ぶにはまだまだ」って感じだったけど、記録面では堂々だ。ほぼフルイニング守って、失策数がリーグ最少、守備率もリーグトップなんだから立派な受賞候補であり、悪くったって僅差の次点でなきゃおかしいくらい。ある意味「印象」を引っ張る、打つ方の数字だって良いんだしね。でもチームの沈み方、特に前半戦その原因の一人となってしまったという悪印象の方にに強く引っ張られてしまったというところか。
ただ印象面はともかくとしても、記録面での「あとちょっと」が実は大きいとも言える。確かに鳥谷は、守備率、失策数で受賞した井端を僅かに凌いでいるのだが、守備機会(=刺殺+補殺+失策)は25少ない。球場の違いや、味方投手のタイプ・能力に影響されるから一律には考えられないが、まあ乱暴に言えば「アウト製造能力」であり、「守備範囲」である。刺殺(アウトの現場のこと。一塁手が最も多くなる)数は、フライやライナーの処理数だけじゃなくて、一塁手&二塁手のゴロ処理能力(フォースプレー)と密接に関係するから、ショート単独として特に重視すべきは補殺数だね。鳥谷467、井端477(ちなみに坂本は437)この10のカベを逆転する時、印象点も逆転するに違いない。そうでなければイメージ映像ビデオをつくってキャンペーンしたるわ(笑)。
というわけで鳥谷選手、こんなに近いところにいるっていう印象を持っていなくて、悪かった。反省してる。
コメント
『守備率、・990で12球団No.1の鳥谷が選出されないとは…』久慈コーチも怒ってますネェ。
まあ、チームが低迷して印象が悪かったのは仕方ないか。
鳥谷。確か08年の補殺数は、リーグトップだった気が。抜群の安定感は、
もっと評価されてしかるべきだと思います。
大リーグのゴールデングラブ賞は、監督・コーチ陣の投票で決まるそうですね。
プロの目で9年連続で選ばれているイチローは、やっぱすごいね。
日本の選考方法も、そろそろ一考の余地ありかと。
こんにちは。
鳥谷は15票で、井端の170票,坂本の37票に次ぐ3位だったんですよね。
拙ブログで怒ってますけど(この記事書いたときは頭に血ぃのぼってたなぁww)。
本来なら、「井端100票,鳥谷92票,坂本30票」、これくらいやと思うんやけどなぁ。
チームの低迷はそれはそれとして、守備の賞なら、守備を純粋に見て決めて欲しいですね。
あー確かに数字では良いですね。
でもやっぱり印象が良くないんですよね、鳥谷は。なんでだろ・・・。
日本シリーズでの日ハムの守備を見てると余計にそう思ってしまいますね。
打球に対して直角に体を入れて、懐を深くしてボールを柔らかく捌く。
鳥谷はこの懐を作るのに腰を引いちゃうからかなぁ・・。
確かに、数字だけで守備能力を語れると暴論を吐くつもりはないけど
今年の鳥谷の守備面の成長を見るにつけ、そりゃないよと思いました。
狭いと言われた守備範囲も、久慈コーチの薫陶の成果か一歩目の早さが
目につきます。
「難しい打球の処理を、難しく見せない」と言うのも、ある種プロの技。
讀賣V9時代に堅実な守備を見せるも隣にド派手を絵に描いたような
サードがいるばかりに、実力に対し余り評価の高くなかった
広岡氏を思い出しました。
同世代で考えても、SbH川崎やL中島にも引けをとらないと思うし、
国の代表に選ばれてもおかしくない選手と思います。
贔屓目と言われれば、そうかも知れないけど、その位置には居る選手。
来年は首位打者でも獲って、世間の目を向かせてやれ!
この記事、嬉しいです。えっ、そうなんだ、という感じ。たまにはいいことあるな。久慈コーチとしょっちゅうベンチで話してましたものね。コーチも頭に血上ったことでしょう。井端選手はともかく、どこぞのショートと一緒にされては。今季のシーズンはこのいぶし銀のような記録と、能見君で終わり!!です。あ、今岡さんの入団が決まるといいですね。
私は、鳥谷選手の三遊間深い所の打球処理に、物足りなさを感じます。
捕ってから投げるまでの速さ、スローイングの正確さ等は、井端選手には遠く及んでいないと思います。
凡ゴロの処理時も、スローイングに安定感が無い様に思います。
スローイングに安定性が無いのは、タイガースの選手全体的に言えると思いますので、そこを重点的に鍛えて欲しいですね。
セカンドに平野がいるから、鳥谷の守備範囲が狭く見えますよね・・・
さらに新井とともにスローイングの精度も課題でしょうね。
まあ、ゴールデングラブ賞なんて、結局は名前で選ぶんですよ。
>まあ、ゴールデングラブ賞なんて、結局は名前で選ぶんですよ。
確かに。ゴンザレスってねえ・・・?
吉田義男を知る世代にとっては、鳥谷は全く物足りないし、ゴールデングローブが取れなかったといっても、そんなにおかしくは思わない。それに、成績のみで決まるタイトルなのだから、例え守備率がよくても、それは仕方がない。首位打者でも、最多勝投手でも、MVPとは限らないのだから。
それにしても、吉田のスローイングは、それだけで、ゼニがとれたのだ。あれは、グローブにボールを入れてから投げるのでなく、グローブのどこかにボールを当てて、そのままつかんで、投げていたようで、今の鳥谷と全盛期の吉田と比べたら、鳥谷はアマです。
去年のことですが、「ベースボールタイムズ」という雑誌で、統計的な分析を用いてゴールデングラブ賞を独自に選出するという企画がありました。
セリーグのレギュラー遊撃手6人中では、確か鳥谷が1位だったと記憶しています。鳥谷は見た目より遥かに守備力が高い選手ということみたいですよ。
ちなみに最下位は誰だったと思いますか?これが意外なんですが、中日の井端でした。
メジャーでも華麗なプレーで魅せるヤンキースのジーターは統計的には最低レベルの守備力らしいです。本当の守備力は見た目では分からないということみたいですよ。
>>ショート単独として特に重視すべきは補殺数だね
鳥谷は2006年に捕殺数490のセリーグ記録を作ってるんですけど…、ご存知ないのですね。
ちなみに2008年は刺殺、捕殺、併殺の3部門で鳥谷はトップでしたけど、
わずか311捕殺の井端がゴールデングラブをとりました。