好調期はどんなだったっけ

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 「来年のオーダーはどうなるのだろう」を考えた時、打順もそうだけれど、セカンド、センター、ライトがほぼ白紙に近いのが面白いところ。


私はあえて「今年のスタメンはこれだ!」と固めずに、競争を煽りながら、相手との兼ね合い、ゲームプランに応じた自由裁量を確保していくところに妙味があると思う。
 あらためて言うほどのことでもないんだけれど、先日自分で作った「2009 先発別勝敗表」を目を細めて見ると、今季の波に乗れなかった様子をまた思い出す。そんな中で、ようやく乗ってきたな、こうやって勝っていかなくちゃな…と感じることができたのが8月半ばのG戦あたりから1ヶ月ほどの間。
 その頃の先発オーダーがどんなだったのかを、鞘師組(仮)さんのスタメンデータベースでざくざくっと眺めてみると、(1)しばらく休養していた赤星がスタメンに戻り、安定的な働きをしていた、(2)その時平野がほぼ2番二塁に固定されていた、(3)桜井が安定的な働きをしていた、(4)浅井が守備固めから結果を出して活用されていた、(5)葛城が補完戦力として機能していた、(6)赤星欠場時に大和がスタメンを重ねて、守備固めの役目を果たせるようになっていた…なーんてことを読み出したり、思い出したり。
 もちろん投手の状況や、クリーンアップの復調の方が要素としては大きいのだろうけれど、チームとしての雰囲気、真弓監督が指向する野球における歯車の噛み合わせという点で、そういう特に良かった時期(逆に特に悪かった時期も)を大局的にも分析的にも見つめてみて欲しい。
 「赤星は本来の働きができていなかった」今年の戦いぶりのイメージとして、そういうのがある。だけどこうして見るとやっぱり赤星が「悪いなりに頑張っていた」時期と、チームの状態が良かった時期がラップしているんだな。それでもその頃の赤星は、目一杯のプレーはできていなかったし、本当にしんどそうだったよな。だから目一杯のプレーを見せてくれる選手が出てくれば、少なくともポジションはきっちり埋められるよな…これは振り返りのオマケの雑感。

コメント

  1. ジジィ より:

    セカンド、センター、ライトに意外な人が入って来ると面白いですね!
    柴田・大和・上本・W野原・甲斐・藤川あたりが開幕スタメンで「どこか」に入ってくれたら、赤星がいない寂しさも少し紛れます!
    ただ、『白紙』とはいえ、センター=平野・マートン・浅井、ライト=桜井・林、セカンド=関本・平野、という『壁』があるので、越えなければ話しにならない!

  2. イアン より:

    ジジイさんの仰るとおり、「意外な人」っていうのがいいですね、ホント。
    じゃあ、その「意外な人」、誰が一番「意外な人」ですかね??。ちょっとワクワクしてきますね?。

  3. 拉麺 より:

    4月の金本しか働いてなかったときは、藤本が一番張ったりしてたんですね・・・
    まあでも9月ごろは若手が見事にマッチして、とてもいいチームでしたよね。
    あの時は、新井も頑張ってましたね・・・

  4. 西田辺 より:

    オールスター後、ようやくと言うか遅すぎるチーム復調を
    見せた時期って、矢野捕手の復帰時期と符合しているよう
    に思います。
    最終盤に骨折負傷してからチームも何となく…。
    出場機会は多かったとは言えないが、例えベンチでも影響は大きかったのかも。
    「居るべき人」の存在がチームの運営には不可欠。
    来期はその「居るべき」赤星を欠いた状況からのスタート。
    次代を担う選手には、単なるレギュラーではなく必要不可欠なプレイヤーに
    なって欲しいですね。