ちょっと間違えたらビシッと抑えられてしまいそうな新外国人クックを序盤でうまいこと攻略できた。1回、4回ともに二死走者なしからの3得点。相手のミス(四死球)や幸運(打球が照明で消える)にも恵まれた。クックは8月も後半に入っての来日初一軍登板ということで、ハツモノに戸惑うこちら以上に気負いがあったのだろうね。
とにかく値千金だったのが大山の右方向にぶちこんだ3ラン。四球、死球ときてチーム初安打でゴンと3点だから、これは効く。打球方向を狙いがちな不器用な大山だけど、常にセンターバックスクリーンを意識して、あとはコースやタイミングで多少動くという、この日のような打撃を心がけていれば、そんなにドツボにハマることもなかろうにと思う。
もちろん西の中押しタイムリーも効いた。このチームは打者がアテにならないので、先発投手自身で打点をあげないと勝てないのが二日続けて立証されたね(笑)。
大量リードを持ったものの、西は完投ペースには球数が多く継投になった。そこで楽勝ムードから一転、猛然と追い上げられたのだが、私はそこは問題視しない。それが正しいリードの使い方というものだから。
ほんの少しのスキ(ただし理屈に合っている必要はある)を見つけては、経験不足の選手にちょっと背伸びラインの負荷をかけて、実戦でトレーニングをさせる。そこで望外の結果を出してくれれば引き続き左うちわの展開となるが、多少リードを吐き出すのは計算のうち。打たれて学ぶこともある。
僅差リード担当のリリーバーたちにお出ましいただくのは、その展開を見定めてからでいい。まあ連敗と大勝で、彼らの調整登板にちょうどいい日だったので、6点リードでも直接……というのも確かにアリはアリ。でも、ダラッとした場面で打たれるくらいなら、緊迫感のある「自分の仕事場」で働いてほしい。
重圧を感じて投げた尾仲にとっては将来に生きる登板になった。ものごとには何でも陰と陽がある。
だけど、大量援護をもらっても、ハラハラドキドキさせられる西くんはちょっとかわいそうだったな(笑)。
ガンケルもスアレスも言ってみれば、今リリーバーとしての経験値を積んでいるところだ。外国人だから別扱いにしてしまいがちだが、彼らもそんなに厳しい状況の救援を数多く経験してきたわけでもなかろう。場数を踏んで、度胸がついていく部分は必ずある。
ところで、矢野監督には早く迷いを吹っ切ってほしい。矢野監督は矢野監督以外の他の監督にはなれないのだからね。その代わりといっちゃなんだが、矢野監督は、誰よりも矢野監督らしい矢野監督になれる。
お前はどうしたい?どうなりたい?お前はまだまだこんな選手じゃない、もっとすごい選手になれるやんか。なりたいじゃなくて、なると言い切れよ。その姿を思い続けて、練習していれば近づいていける。ちょっとしたことでもみんなで喜ぼう、オレはそういうことが大事だと思う……そんなふうに、まるで体育教師みたいな熱さで引っ張っていくのが矢野監督のスタイルだ。それくらいしかできないとも言えるけれど、そんなことができるのは貴重なことだ。結果が悪くなったからって、自分のスタイルを貫けなくなったら、あなたは誰なんだということになる。冷徹、冷酷なんて矢野監督には似合わない。とことん熱く関わって、行け行けどんどんでやればいい。
今日は少し気温が下がるかな。相手投手は乗っているけど、こっちもノリノリで行け。秋山も自分で打てよ(笑)。
コメント
ホント大山のスリーランが大きかった!
初回、二軍で十分な実績を積んできたクックは開始から3分程度3球で近本、上本を抑え
「これは厄介な投手だ」と思ったら糸井の時から突然ボールが浮き四球、死球でイライラしているところでの失投を捉えた大山は価千金だったと思います。
初回に3点の援護を貰った事で西は大胆に低めのボールを出し入れでき全く危なげない投球、更に自身のタイムリーから6-0になってからはスイスイ、村上のソロで7-1になっても「別に」の左うちわで観ておりました。
8回の尾仲投入も展開的に「経験を積ませる」という意味では間違いじゃなかったとは思いますが「ゲームの流れ」が一気に変わり、
その後
あのゲーム展開から全く「今日は出番はないだろう」と「心の準備(体の準備も?)」が出来てなかったであろう勝ちパターン投手たちもピリッとせず、最後はヒヤヒヤ!
最後、青木の打球のカメラアングルには心臓をやられました。
結果的に「セーフティリードは球場によって違う」という事を矢野監督も我々ファンも学ぶカタチになりました。
しかし本当に勝って良かった。
そして西に勝ち星がついて良かった。
そしてバットマン小幡、一軍デビューおめでとう。
大山ゴンが効きましたね。昨日のは右打ちでなくセンター返しの意識が右に飛んだような打球でしたね。神宮ならではですが球場の特性を活かせるのも技の一つ。同じく狭い東京ドームではなんで出来んのかな。
序盤の大量リードがあれば西はらしいピッチングしますね。昨日は内に入る失投が少なかった。これでようやく西自身の貯金生活。気持ち的に少し楽に投げれそうですね。
今日獲れば週間でチャラ。ノーヒッター恐れるべからず。
デッドボールのサンズは痛みを気にすることなく一塁へ行く準備を始める。それは「ここで痛みから時間を使うのは申し訳ない」と言わんばかり。そして駆け寄ってきたボールボーイに「サンキュー」と言わんばかりに軽く右肩にタッチ。…どこまでや‼️アンタどこまで紳士なんや‼️昔なべ○さみさんに声を掛けた「謎の紳士」とはサンズの父親なんじゃないか?と思った。
そんなサンズが2塁に到達したら痛そうな表情を見せた。とても心配してしまった。今日のスタメン大丈夫なように。
最後はヒヤヒヤしたが勝って良かった。…それにしても読売相手に3連敗したのにヤクルト相手に2連勝。読売は広島相手に連敗。相性なのか?読売は広島が苦手なのか?こんなんだから「まだまだ行ける‼️」と希望を抱いてしまうんだよな。そして読売と戦うと…の繰り返し。次に読売と当たるまでに全身全霊をかけてタイガースを強くしなければならないのが矢野監督の仕事。ソフバンの打力も無ければ広島の守備力も無いのがタイガース。早くそれに気付いてくれ矢野監督。優勝に間に合わせるリミットぎりぎりだぞ。
お化け屋敷が若いカップルに人気なのは「吊り橋効果」でときめきを恋愛感情と勘違いできるから、なんて話を聞いたことがありますが、ならばタイガースの試合は毎日「吊り橋効果」が体験できるお得なコンテンツ。
「若いカップルはタイガースファンになって愛を確かめあおう!」をキャッチにファン獲得に励んだらいいんじゃない?(おっさんには身体に悪いと逆効果ですけど・・・)
西勇には2週続けて援護が出来て良かった。完封行けるかと思ってましたけど、仕方が無い。
尾仲登板も問題無いと思うけど、能見の登板が全然無い。どうもこんなパターンが多いのが気になる。何なら、代打川端から投げさせても良かったのでは。で、9回頭から岩貞とか。まだ頭からでないと、不慣れでは。
小幡は初出場でもおめでとうはまだか。今日はスタメンで良いんじゃないの。使わないならファームの試合に出た方がマシ。
いや、尾仲は大事なピース。
逆に言えばもっと尾仲を使って場数を踏ませれば、苦しい救援陣の中でかなりの戦力になると私は思う。
頑張れ、尾仲!
もっと大事な場面で起用されるように、矢野監督を見返してやれ。
それにしても最後の青木の打球のカメラアングル、あれはあきません。
打った瞬間、打球は押されていたのでセンターフライ間違い無し、打ち取った!討ち取った!と私は確信したが、あのカメラアングルに冷や冷やしたタイガースファンも多かったのでは。
逆にヤクルトファンは、かなりガッカリしたはず。
風にも助けられましたが、あのカメラアングルは「半沢直樹」か!
たしかに、タイガースの野球はドラマより面白い。
毎日お暑うございます。
皆様熱中症にはくれぐれもご注意を。
室内にいてもなるそうなので、油断召されませんように。
油断したかどうかは分かりませんが、7-0から最後サヨナラか?まで追いつめられる
羽目になったのは、試合のどこかにきっかけがあったはず。
首脳陣は何点差であろうとスキを見せないチームを作り上げて欲しい。
打たれるのはある程度仕方がないけど、流れまで相手に渡す事はダメ。
ただ、尾仲が打たれることと岩貞が打たれることは意味合いが異なる。
青木に打たれたホームラン。
初球はスライダーを見逃して1ストライク。
あれはおそらく、青木がどんな球種でファーストストライクを取りに来るかを1球
捨てて観察に来たと思ってます。
またどこかで阪神バッテリーは、この球で勝負してくるという推理を立てたに違い
ありません。
2球目はワンバウンドのフォーク。
3球目の初球と同じスライダーを待ってましたとばかりにライトスタンドに放り込んでみせる。
バッターが初球のストライクを見逃すのは、
・とにかく初球は打たないと決めていた。
・素晴らしいコースとキレで手が出なかった。
・全くその球種を予想してなかった。(打ちたい球種じゃなかった)
・初球の球種で相手の出方を探る
などの理由があります。
おそらく阪神バッテリーは、初球のスライダーを見逃した青木はこの球種には手を
出さないと判断したんでしょうけど、見事に青木の「三味線」に引っかかりましたね。
でも、岩貞も梅野もポッと出のアンチャンじゃないんだから、もうチョット危機管理
能力を磨きましょうよ。
昨日は小幡がプロ初出場。
本職のショートで出して欲しかったですけど。
打席の時はまだフェイスガードが必要みたいですね。
今日はプロ初ヒット見せて欲しいですね。
序盤に相手投手を二死から3点、二死から西のタイムリーで中押し、時短調理であっさり料理しましたね(笑)
最後はヒヤヒヤでしたが、勝ちゃあええんよ!
大山は踏み込んで打てましたね!GJ
ボーアも全力疾走!(笑)
今日はせせらぎを打ち込め!
頑張ろうタイガース!
コロナ対策は万全に!
頑張ろう日本!
いい勝利でした。大山の3ラン、西の力投、終盤の守り、近本の打率アップなどなど全てが好循環な昨夜のゲームでした。このような勝ち方が東京ドームで出来れば・・と少し思いますが、本日ノーノーの小川投手をKOしてドームの借りを神宮で果たして下さい。
青木の最後の打球のカメラアングルについて皆さん言及されてますけど、ホントアレは無いですよね。
リプレイを見ると、打った直後の青木は、しかめっ面をしてます。
強い逆風が突然吹いたことで阪神が薄氷の勝利を得たみたいな実況でしたけど、そもそも上がり過ぎの打ち損じだったのでは?
いつも思いますが、フランチャイズ寄りの実況や解説ってそんなに需要があるものなんでしょうか?
阪神OBが敵方寄りの解説をするのは正直あまり気持ちの良いものではないですよね。
お前魂を売ったのか?とw(実際食べていく為の仕事なのは重々理解してます。)
日テレのクドい実況も大概ですけど、フジテレビも結構やってくれてますよね。
大差がついた試合でフランチャイズ寄りの視聴者を繋ぎ止めるかのような煽り実況を続け、そんなんあり得へんと思ってたら実際試合展開も終盤実況の希望的観測通りになってしまって、余計に腹が立ってしまいました。
地方ローカル局が制作する中継はしょうがないのかもしれませんけど、試合展開とは別に実況や解説に余計にイライラさせられるのはどのチームを応援するファンでも共通のことと思うのですけどね。
理想は高校野球中継だと自分は勝手に思ってます。
敵味方関係なく素晴らしいプレーには拍手を送るような、野球中継というコンテンツ自体をより高い次元へ昇華させることがこれからの時代求められることではないのでしょうかね。
まぁトラキチの私が何を言うかと他の球団のファンからは非難されそうですけどw
笑・慌・焦・祈・逃
少しゆとりが出てきたブルペン。首脳陣が描く立ち位置はこんなもんだろうか?
スアレス> 岩崎>ガンケル>岩貞> 馬場> 尾仲> 望月/ 能見
スイスイと投げていた西。早々に援護点をもらって余裕で完封、完投かと思っていたら、7回で116球も投げていたのか。そりゃ交代だ。ほぼ、余裕の勝ちゲーム。読売戦で望月との評価が逆転したと思う尾仲を指名。大量リードの勝ちゲームに投げさせて経験を積まそう、いいじゃない。ちょっと怯んだ四球やポテンヒット、ちょっと不運だった。ベンチは、ここで満塁本塁打でも打たれたら大変だと慌てて、左の青木に岩貞投入。。。何と、現実となってしまった。
次の左の強打者村上だけ何とかしてくれ。三振。何とかしてくれた。ここは万全を期そう、と投入したガンケルが一発逆転まで追い込まれる。が、当たっていない7番打者で良かった。
9回はもちろんクローザー、スアレス。毎度のことながら、これがなかなかの演出家。またもや一発逆転、おまけにサヨナラの場面をつくり注目を集めさせる。彼は今季負けはないと、信じるよりもただ祈るだけだった。
今日は前回強力DeNA打線をノーノーの葬った小川。序盤から崩したいよね。あの手この手を駆使して。もちろん、3番を何とかして。