満員の甲子園、なんとも言えない試合。涙の復活星から1週間、才木は6回自責点ゼロで踏ん張り、相手エースと堂々と投げ合った。完封負け寸前だったが、9回ウラに追いつき才木の負けを消したところは良かった。ただ、相手の勝ちパターンを崩し、こちらはクローザーから順に勝負手を切れる形勢逆転となったのに勝ちきれなかったのは残念。といってリリーバーの誰かを悪く言うつもりはない。いつも点が取れない試合展開で、よう頑張ってくれているからね。
大野雄から得点を奪えなかったことにつきる試合だが、試合序盤、糸原&陽川コンビの攻守にわたる「イマイチ」プレーが重くのしかかった。
2回表一死一塁、打者高橋周フルカウント。走者がスタートを切る可能性が高いため、サードは三塁線に寄って長打を防ぐ局面だったがあっさり破られた。スタメン起用でレフトに入っていた陽川はスライディングキャッチすればフェンス到達前に止められるコース取りだったが、一瞬の迷いにより後手を踏み、甲子園名物フェンス際コロコロの餌食となった。陽川の思いきりの悪さは残念だったが、それ以前に三塁線を抜かれてはいけない場面だった。
すぐそのウラ、糸原ヒットで出塁、今度は相手にもミスが出て無死一三塁の好機を掴む。陽川の当たりはライト左への浅いフライ、糸原はタッチアップからホームを狙うが途中で引き返す。しかし中継のセカンドから三塁へ転送されタッチアウト。併殺で絶好のチャンスを潰した。
三塁線を抜かれた糸原の守備とフライが浅かくなった陽川の打撃は、技術力が足りなかったということでしかない。これはある意味仕方ない。使う方の問題とも言える。ただ、タイミングは間に合っていたのに慎重になりすぎた陽川の守備と、急に迷いが出た糸原のリターンは弱気の虫。ことにまだ試合は序盤なのだから、チャレンジしてのミスはみんなで挽回しようぜという前向きな空気をチームにもたらす。逆もまたしかり。
1点を返した場面は近本の技術力と勇気によるもの。学びの試合とできるなら大いに価値はある。
コメント
タッチアップを引き返してアウトになった糸原(弱気)と、
浅いゴロで思いっきり突っ込んでセーフになった近本(勇気)の走塁センスの差は、選手個人の状況判断の差なので、これはベンチの責任ではないかも知れない。
陽川のタイムリーエラーも然り。
確かに大野から得点できなかった事に尽きるけど、
不思議なのは「11回は何故湯浅じゃなくアルカンタラだったのか」?
「ホームチームは延長戦に入ったら序列の上の投手から順に」がセオリーであり、前日のゲームでも分かるように現状のリリーフ陣の序列は(渡邊)<アルカンタラ<湯浅<岩崎で、10回岩崎なら11回は湯浅、
そして12回まで行ったらアルカンタラ+渡邊じゃなかったのかな?と。
才木→岩貞→加治屋→浜地→岩崎と素晴らしいリレーだっただけに、ベンチの断ミスで負けた 何とも不可解な、非常に残念な敗戦でした。
余談ですが二軍では藤浪が好投、及川や小川も復帰間近という事で12球団屈指の投手陣が在籍しながら「借金生活」というのはベンチや編成が下手くそとしか思えないです。
タラレバだが糸原が犠牲フライでセーフになっていたら陽川はミスを取り戻し近本のリクエストからのセーフがサヨナラになっていたかもしれないんだよなぁ。
なかなか3タテするのは難しい。けど昨日のような試合を落としていたらヤクルトの尻尾さえ掴めない。主力がいなくてもヤクルトは競り合う試合をしていて、ますますチーム力が上積みされている。
インタビューで糸原をフォローしていた矢野さん。糸原は今季、心中するに値する選手なんだろうな。
とにかく不恰好な残念な試合だった。
なぜ三塁線を抜かれたのか。私もそこに強い疑念を感じます。元々守備範囲が狭い上にポジショニングまで出来ないのなら先発として出場させるべきではない。クッション処理とは別次元の問題です。それでも陽川は消極的すぎたけど。
ポジティブに振り返ると9回の近本のスピードショーは圧巻だった。虎のスピードスターを中野に譲ってしまったかのように最近は打つ方に焦点が集まってたけど、「本気だしたらこれくらい出来ますけど?」的な胸のすく一球目盗塁と当たりゴーでした。
今日はやり返しましょう!
糸原の判断ミスでチャンスを潰した瞬間、ネットのタイガース民が荒れるだろうなと思った。
それにしても、かつて守備や打撃で結果を出せなかったら、これほど叩かれるタイガース選手を私は知らない。
確かに矢野監督の糸原びいきに、今シーズン十分に応えきれていないことにファンも彼自身も歯がゆさはあるんでしょうけど、あまりの叩かれ方はタイガースファンとしてどうなんだろう。
本人もファンの心ない罵詈雑言は耳目に届いているだろうに、なんとも不憫で仕方ない。
かつて能見投手がタイガースを去る時、晩年ファンからの心無い野次に辟易していたこと語っていたけど、糸原も心病んだりしてないかと心配になる。
ご批判を承知で書きますが、来シーズン矢野監督がいなくなることが決まっている機会に糸原のためにもタイガースをリリースしてあげたらどうだろうか?
彼なら引く手あまたと思いますよ。
甲子園は阪神タイガースの本拠地。
ならば、ポール付近のクッションが難しいのは知っているはず。
あの名手福留でも相当に苦労したクッションの難しさ。
打球を見ていると、フェンスで跳ね返るまでに陽川は打球に追いついたはず。
慎重に捌こうとしたのかも知れないが、却ってそれが裏目になった。
糸原も、あの捕球の位置でライトの岡林は肩が強いのも分かっている。
スタートは切って、いい送球なら三塁へ帰るというタッチアップはあります。
にしても、おそらく本塁に突っ込んでもアウトだし、実際に三塁に戻っても
余裕でアウトでした。
経験のない昨日今日の選手なら、相手の送球の強さも、自分がどこで戻れば
良いのかが分からないのも仕方のない所であるけど、自分の足も相手の肩も
全く計算出来てないような中途半端な走塁。
その辺が今日のお題の「技術力」ということなんでしょう。
あと心配な選手がもう一人。
佐藤輝が、大山欠場以降全く元気がありません。
打席での結果もそうですが、プレー中の表情が本当に冴えません。
大山の欠場が我々の想像以上に佐藤にとって重圧となっているのか。
それとも、昨年同様夏場に入ってバテが出始めているのか。
見ていても集中力を明らかに欠いている時があるので、怪我に要注意です。
1日で2位から5位までコロコロ変わる可能性があります。
順位はこの際気にせず、目の前の1試合を丁寧にシッカリ戦って欲しい。
ハッキリ言うよ!もう矢野「さん」はロハスjrは使わんでええでしょ?
インコースに軸足が浮いた打撃フォー
ムで打てると思って起用してんの?
何回も言いますがビックリドッキリの打撃しか無いんやから打てへんって(笑)
陽川は気負い過ぎたか?
ありえへんし、掛ける言葉も無いミスやわ。言語道断やわ。
糸原は野球を。自分の脚力を。自分の立場を。考えなアカンわな。ランナーコーチがGO!って言うたなら自分の判断で戻ったらアカン!戻る脚力が無いんやから。野球は失敗をするスポーツやから、中継からの送球が逸れたり、焦った捕手が球を溢す事もあるやろ?しかもコリジョンも無いのに戻る事だけが許されへんプレーやと思うで(怒)9回の同点打になったのも近本やから良かっただけやで。
昨日は近本だけがGJやん。
その9回もFcで同点に追い付かれて焦ってる相手チームに初球からバスターや粘り、右打ち等なんでもこなせる山本に送りバントもねぇ‥
相手は浮き足立ってるんでしょ?バスターを仕掛けるとか、相手の嫌がる野球をしようや。勝つ野球が出来ひんから下手な采配やねん。
スタメンに大野の嫌がる左打者を並べずに温情采配してるのもイランし、恩情で勝てる野球なんて無いわ。
まぁ才木を筆頭に投手陣全員はナイスピッチングでした。
私も経験はありますが、延長戦で負けて帰るのは疲労困憊になりますから、指揮官は絶対に勝つ野球を目指さんとアカン(怒)
今日は楽勝で勝て!
疫病退散!
頑張ろう日本!
糸原は監督お気に入りかどうかは知る由もありませんが、守備範囲の狭さだけはピカイチだと思います。9裏の近本には鬼気迫る迫力を感じました。結果は残念でしたが、この気持ちさえあれば、大丈夫だと信じています。
糸原は元々、打球判断があまり良くない選手というイメージでした。
たしかにタイガースは打球判断の良い選手はあまりおらず、レギュラー陣では、近本、中野、大山が良いレベルでしょうか。
それにしても昨日の糸原の打球判断ミス3連発はひどかった。
2回裏、糸原は三遊間にヒットを打ちましたが、
三塁手が弾いて、勢いが殺され、左中間寄りのレフトににコロコロと転がっていました。
これはセカンドも狙えるかなと思ってみていたら、
糸原は一塁を回ってすぐに足を緩めていました。
二塁へは行けないまでも、レフトがジャッグルしたらすぐに狙えるように一塁と二塁の中間くらいまでは行ってほしかった。
レフトが捕ったのを確認してから戻っても十分間に合います。
次のバッターが打ったゴロを、セカンドが左中間のセンター寄りに弾きました。
普通にサードまでいける弾き方でしたが、
糸原はセカンド到達あたりで一旦止まって打球の行方を見ていました。
あの弾き方なら、走りながら一部始終見える角度でしたから、躊躇なくセカンドを回らないといけない打球でしたが、ワンテンポ遅い。
そして、陽川のライトフライ。
ノーアウトだったこと、岡林の捕り方と肩を考えると生還は難しいタイミングでした。
もっともスタートを切ること自体は間違いではありません。
無理なら戻ればいいだけですから。
ただ、戻ってセーフになるのは大前提のプレーですから、戻ったはいいがアウトになりましたは、今日び、中学生でもなかなか見ないプレーだと思います。
これらは全て予測、準備が足りていないプレーだったと思います。
レフトがジャッグルしたらどうするか、浅めのフライがライトに飛んだらこうする、ここまでなら行っても戻って来られる、こういう想定が出来ていない、準備不足でいきあたりばったりでプレーしている印象です。
糸原は一塁到達タイムを見ても4秒を切りますから、足の遅い選手ではありません。
なのになぜか、言葉は悪いですがどんくさいイメージを持たれている。
それはこのような予測、想定が出来ていないプレーが多く、判断が常に遅れるからではないでしょうか。
想定、予測は脳内の話なので、今日からでも改善できます。
今のタイガースでは数少ない打てる選手ですから、守備走塁でも貢献できるもう1段階上のプレーヤーになってほしいと思います。
糸原は何となく好きな選手です。
沢山のタイガースファンに逆らっているようで申し訳ありません。
けれど昨日の三塁からの走塁ミスは腹立たしい限りです。
でも糸原がチャンスで打席に立つと期待が持てて少しワクワクします。
矢野監督が糸原を贔屓しているとは全く思わないのです。
私はここの皆さんとタイガースファミリーと思っているので決していらない反発をしているのではありません。
ただチャンスで打ってくれる意識が強く嫌いにならないのかなと自分の心に問いかけています。