粘りと好走塁で負け試合消す

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【岡義朗氏の眼】いい面と悪い面が出た阪神 八回2点は「いい選択、いい判断を下した木浪の走塁」/デイリースポーツ online
 「中日2-2阪神」(12日、バンテリンドーム) 阪神は今季初の引き分け。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏は「いい面と悪い面が出た」と今後をにらむ。

好調ドラゴンズと敵地での対戦。チーム状態からして相当な苦戦を覚悟していたが、まさしくその通り、得点の遠い前半戦、いい流れで加点される中盤戦を強いられた。首をかしげたくなるストライク、ボールの判定が阪神不利に働いたのもいくつかあった。

ゲームを壊さなかったのは青柳の粘り。カード頭でバンバン勝ちという形にはならないが、相手エースに食らいつく投球はできている。

岡氏の言うとおり、好走塁、好判断連発で追いつき、負け試合を落とさなかったのは大きい。相手のミスを呼んだのも近本の足があったからこそ。小幡の生還ともども、走塁のキレとスピードは脅威だと、同時に決して俊足とは言えない糸原、木浪のダブルタッチアップが引き寄せた同点劇でもある。

粘りに粘った四球の糸原、そして踏ん張ったリリーバーたち。たくさんのイニングを使って、勝ちでも負けでもない結果となったが、粘り強い戦いを続けながら、なんとか個人の調子を上向け、歯車が噛み合うのを待っているようだった。

じたばたしながらしがみついていくしかないね。

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コメント欄は、自由に書いてください。批判も愚痴もネガも個人の感想も「独断と偏見」も、個人研究の披瀝も大いにけっこうです(当たり前ですが誹謗中傷に類する表現はNG)。ただし、ネガティブ的表現をする時には、できるだけユーモア精神の発揮を期待します。愛情も笑いも救いもないコメントは削除する場合があります。
また、他者のコメントに対して反応するのも大いにけっこうで、楽しい雰囲気づくりや、建設的議論を盛り上げていただけたらと思います。ただし、議論は個人の感情を極力排除することを心掛け、できるだけトゲを抜いた表現にするなど「大人のスキル」を要求します。それが無理な方は、「他人の見解など華麗にスルー」の技術を身に付けてください。とくにチーム状態が悪いと誰でも感情が暴走しがちなので、個人のスキルに応じて情報の遮断をオススメします(笑)。
今回、対応が遅れてすみません。ケーススタディとして放置します。個人の意見でも何にも問題ないので萎縮せずどんどん書いてね(ただ「救い」を忘れないようにね)、他人に意見するときはよくよく表現に注意してね(感情抑制技術がない場合は「華麗にスルー」推奨)、ということでよろしく!

コメント

  1. yalkeys より:

    仰る通り「負けずに済んだ」ゲームでした。タイガースから見れば「勝ちに等しいドロー」だったと思います。ドラの終盤は、立浪監督はスクイズかも…と思いましたが弱い当りのゴロゴーで助かりました。あれならサトテルでもアウト取れます(笑)。
    本日は大竹の好投と大山復活の一撃を信じながら応援します。

  2. 掛布にインタビュー より:

    劣勢のまま終盤へ
    でも糸原の打席を見ながら満足感が込み上げてきました・・・例え塁に出られなくても、この粘りを見てチームが変わってくれたら、いや、きっときっかけになる。もし今日負けても、このままズルズル沈んで行かないはず、と
    更に木浪のつなぎにタッチアップ。良いものを見させてもらいました。
    ジタバタしながらも、必死にやってる姿に、再び長い目で今シーズンは見ようと誓った夜。勝ちに等しい引き分けだったと思います

  3. とらかっぱ より:

    負けずに済んだ。今日はこれくらいにしとったるわって言いそうになるくらいの劣勢ゲーム。チーム状態が上がらないなか青柳が粘り、抉じ開けたワンチャンスをみんなで膨らませ負けなかったのは大きいと思います。

    チーム状態が悪い時は長いペナントレースでは幾度となく来てしまう。投手はブルペンが踏ん張ってくれている間に先発も徐々に上がってきてます。打者は好調な選手が少なく連打やタイムリーをなかなか見れませんが、ボール球を振らず粘りを見せればそのうち上がり目は来ると思います。普通にやったらエエんよ。

    華麗にスルー。肝に銘じます。

  4. 虎轍 より:

    8回一死。
    ノイジーの打球も神宮球場なら逆転スリーランやったよ(笑)
    二死になり近本の内野安打で小幡の生還は喜びました。
    相手三塁手の高橋はセカンドが捕った。よっしゃチェンジや!と思ってホームのベースカバーに行って無かったですね。
    あの打球やと投手は一塁ベースカバー、捕手は悪送球に備えてカバー、三塁手は三塁ベースをあけてでもホームのベースカバーですよね。
    助かりました。
    でも、小幡の走塁にGJ!
    今日は勝ちたいですね。
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

  5. 星の輝き より:

    トラオさん皆様すみませんでした。
    以後肝に銘じます。

    苦しい試合でした。
    個人的にこの試合の一番のトピックは
    「同時に決して俊足とは言えない糸原、木浪のダブルタッチアップ」
    でした。
    上から俯瞰した映像で見ると、とても果敢でとても綺麗で、涙が出てくるような二人の走塁でした。
    特に一塁からタッチアップした木浪の勇気に感動しました。

    去年日本一を達成して個人的に感じたことを書かせて下さい。
    ファンとして嬉しいこと極まりない出来事でした。
    ただ、その日本一の余韻が時間の経過によって少しずつ薄まってくる中で、一ファンとして何も成しえていない事実が頭の中でもたげ、大きくなって行きました。
    パレードでの選手それぞれの笑顔を見るにつけ、あぁ優勝というのは選手のものであって、ファンは傍観者でしかないのだな・・・と酷く冷めたような気持ちになってしまったのです。
    (勿論懸命に応援するファンがいてこそ成り立つ興行であって、ファンの存在意義を否定する意味ではありません。あくまで個人的に感じたことです。)
    と同時にファンが選手を軽々しく批判することへの疑義が生じてきたのです。
    チャンスで悉く凡退する選手がどれだけの努力をし、どれだけの想いを持って打席に立っているのか?
    刹那的な感情の発露こそ抑えられる訳ではありませんが、少なくともファン目線で不甲斐ないプレーをした選手に対しても、もう少し愛情を持って見守るべきではないか?と思うようになったのです。

    「じたばたしながらしがみついていくしかないね。」

    英語で言うと「struggle」という言葉になります。
    何故か一番好きな言葉です。
    (海外ドラマでは「ケンカする」という意味で割と頻繁に出てきます。)
    「じたばたする・藻掻く」のは人生そのもの。
    結果はどうなるか分かりませんけど、選手たちの藻掻きをこれからも見守りたいです。

  6. 西田辺 より:

    なかなか点の取れないバンテリンドーム(以下バンド)で相手エース柳。
    かなり厳しい戦いはよそうされました。
    もしかしたら1点がそのまま決勝点もあり得るかと。
    青柳さんも2点は奪われたものの、無四球で7回を投げてくれました。
    しかし昨日の内容でも勝ちを付けてあげられない打線の状態がもどかしい。
    現状好調の中日の打者は、単打でも構わないからシッカリ野手のいない所や
    間に打つという意識が高いですね。
    広くパークファクターの低いバンドに適した野球を展開しています。
    投手陣が一年間働ければ、上位争いしてきそうですね。
    柳の前に7回までヒット2本に抑えられていた打線も、2番手勝野から点を
    奪う。
    一死からの糸原が、12球投げさせて奪った四球が大きい。
    木浪の安打、ノイジーの大きなレフトフライの時に二塁走者糸原・一塁走者木浪も
    タッチアップで前の塁へ。
    ここでベンチは同点のランナーとなる二塁走者木浪から小幡にスイッチ。
    昨日の岡田監督は積極的にベンチメンバーを起用してましたね。
    終わってみれば長坂以外の野手を全て使い切ってました。
    近本の内野安打(二塁手の悪送球)で小幡までホームに還り、スポーツ新聞の
    見出し的に言うと「岡田采配、ズバリ的中!」といったところか。
    その後の9回から12回まで毎回ランナーを出していただけに、得点に繋げたかった
    けど今の打線の状況では負けなかっただけヨシとするべきか。
    大山が1本引っ掛けたコースヒットは打ったものの、中野と共に相当悪い状態
    と言わざるを得ません。
    こういう時に、核となるメンバーを外すべきか否かが議論のタネになりますが、
    私はこの二人に関しては一度外してみるべきだと思う。
    大山は、今本当に万全で野球が出来る状態なのかを確認させるために。
    中野は、一度ゲームをベンチから見せて頭の整理をさせるために。
    大山はおそらく膝が万全ではないのでしょう。
    守っていても横の動きが相当に悪いし、捉えたような打球が伸びないのもシッカリ
    踏み込めないのかとも思えます。
    中野は身体的な事やフォームにあまり問題はなさそうですが、頭の中が整理
    されないままゲームに臨んでいるように見えます。
    何試合も外す必要はありませんが、一度脳を休める試合を作って上げられれば
    状態を戻せると思うのですが。
    今日は大竹とメヒアのマッチアップ。
    メヒアとはオープン戦で対戦してますからイメージはあると思います。
    一足飛びに何もかも良くなることは無いでしょうけど、やれる事をやって
    必死にパッチで戦っていけば、徐々に好転してくると思いますよ。

  7. 虎ジジィ より:

    全て後悔のない采配を振るい、やれる事はやっての引き分けだから仕方がない。

    最初の失点などはサードとファーストがバックホーム体制(前進守備)なら簡単に防げたが、今季はそういう采配が裏目に出るという典型的なシーンでした。

    苦しいゲーム展開を救ったのは「仕事人-糸原」でした。
    代打出場からフルカウントに持ち込んだ7球目以降5球続けてファウルで粘り、最後は12球目の外角低め直球を見極めて四球を奪い取り近本の同点タイムリー内野安打に繋げた。
    あの姿勢(粘り)こそが、昨年は全員がやってきた打撃であり、皆も手本にして欲しい。

    まあ、アウェーでゲラ&岩崎を先に使って12回まで凌いだのだから悪くない引き分けだと思いたい。

  8. torarest より:

     広い球場バンテリンで、守備力に不安のある前川を敢えてレフトスタメン、前夜の反省か、前川育成の再考をしてくれたのかはさておき、開幕オーダーのスタメン打順で臨んでの試合です。
     その前川が、2回エラー記録にはならないが、判断悪く単打を二塁打にしてしまうミス、このときは青柳が抑えてカバーしました。4回では逆に前川がフェイクプレーで青柳を助けました。そうやって徐々にプロの外野手として育ってくれれば良し。
     試合は予想通り、青柳と柳の投手戦のマッチアップで先制を許したのは青柳です。しかしながら、立浪中日は昨年の阪神の攻撃パターンを参考にしているのでしょう、近本真似の三好が一番、打てない捕手加藤を七番にして、木浪真似の八番村松と、しかも中田の内野ゴロの間に得点です。
     青柳は前回の立ち上がりよりは良く、七回二失点でよく凌ぎました。柳にはここまで完璧に抑えられ、先に代打を出して動いた中日が勝ちパターンの継投にうって出た8回です。
     まず、前の打席で安打した坂本に敢えて代打糸原、九番代打で糸原のところを、相手の抑えマルティネスを考えての早めの勝負手、この岡田采配が当たりました。
     糸原は粘って四球出塁、続く本家本元木浪が繋いで一二塁、九番代打ノイジーの大きなレフトフライで木浪もタッチアップし二塁の素晴らしい好走塁、二塁代走小幡に替え、これまた本家本元の近本がセカンド内野安打で一塁送球が逸れる間に小幡が生還で同点と、キナチカコンビが炸裂して、本家の面目躍如です。
     8回は桐敷、ピンチになりましたが、立浪中日が中田に続いて獲得したとっておきの代打中島を全球ストレートで三振にとり、桐敷の一年の成長を感じました。
     この日の岡田采配は、守りでも攻めの姿勢で9回ゲラ10回岩﨑と投入し、ゲラは前夜と同じシチュエーション、二死二塁の場面で外野前進守備の攻め方を投手コーチを含めて確認し、バッテリーはキッチリと低めスライダー、カットボールを使って打ち取り、前夜の反省が生きています。
     11回、ここまで中日中田は出場し続けていて移籍し充実しているのか、三塁線を抜きそうな打球を佐藤が好捕し、送球は逸れたが体制悪くこれはしょうがないが、ランナーの足を学ぼう、しかし、大山に替わっての小野寺は佐藤の送球を止めないといけない、犠打で送られて一死三塁のサヨナラのピンチです。ここでの加冶屋は定石とおり低めに投げ、サード佐藤が落ち着いて処理して、ゴロゴースタートのランナーを刺しピンチを脱しました。佐藤も徐々にプロのサードになってくれれば良し。
     最終12回島本が何事もなく三者凡退とし、ドローのゲームセットで、まさに阪神の強みは、勝ちパターンを繰り出してからも、この加冶屋、島本の働きといえます。
     実に好ゲームでのドロー、正直現在の両チームのチーム状態と球場の相性から三連敗を覚悟していましたし、阪神にとっては価値あるドローゲームです。

    追伸: トラオさん、昨晩はお騒がせしました。

  9. Akira28 より:

    開幕前は圧倒的に阪神アレンパ間違い無しというゲバ評でしたが、なんとなく打撃陣と先発陣の調子が上がってこないなと、感じてはいました。
    やはり案の定の開幕2週間ですが、まだ借金は2だけ。
    何やら竜が好調ですが、勝野がフル回転状態で、昨日はその綻びが出ました。
    竜の先発陣とクローザは強力ですが、中継は弱い。きっとある時から下行していくとみてます。
    巨人は高齢者世帯なので、やはりある時期から下行していくとみてます。
    ベイは先発陣と中継陣、打線が強力で、たしかに手強いと思いますが、クローザーにはにわかに弱点あり。
    やはりそう考えると、やっぱり我がタイガースのアレンパは間違いなし!
    今は岡田監督がいろいろ試しながら、アレンパ達成に向けて策を練っているとみてます。
    大丈夫、今が底。飛行機も滑走路が必要。これから舞い上がれ!虎に翼!カムカムエブリバディ?

  10. タクロー より:

    よく追いつき守り切ったもんだ。

    青柳も気合を込めてよく投げていたんやけど、7回に残念な追加点を取られたとき万事休した、と思った。残された攻撃は2回。期待の右京が初球を打ち上げて凡退。この回はアカンな、一縷の望みは、近本に回る最終回やなぁ、と思っていたら、予想もしなかった、坂本に代打糸原。ここで代打の切り札を出すんか? でなきゃもう出す場面がないとみたんか?といぶかしげに見ていると、糸原が粘る粘る、納豆とオクラを混ぜ合わせたような久しぶりの粘りで1塁に歩く。さあ木浪。2点差になってしまったから、打つしかない。見事な流し打ちをみせてチャンスを広げる。代打は誰だ?ノイジーか原口かの2択。指名はノイジー。大きな当たりやったけど、捕られてしまう。ここで相手が見せたホッと一息の隙を見逃さず、木浪までもがタッチアップ。予想外の出来事。
    期待の近本につないだ。近本はバットに願をかけるようにをじっと見つめてバッターボックスに。岡田監督も勝負をかける。同点となるランナーに小幡を送り込む。さあ、舞台は整った。粘った6球目を振り切った打球を1,2塁間へ。抜けた!いや抜けなかった。けど2塁手が慌てて1塁に投げたときには小幡はもう三本間を走ってる。同点。8回は桐敷がしのぎ、9回はゲラがピンチを断ち切り、10回は岩崎。えっ?クローザー
    の投入は先攻めやからリードしてからちゃうの?とも思ったけど、岩崎は期待どおりに完璧に抑え込んだ。
    11回は目をつぶった。岡留、加治屋。漆原、島本から加治屋をチョイス。ン?とちょっと思ってしまったのが良くなかったのか、サードに強い当たり。輝明がよく捕ったけど悪投。小野寺も体で止めることできず、無死2塁の大ピンチ。送りバントも決められて1死3塁。深く息を吐く。打球はまたも輝明へ。これが運よく、程よいバウンドになり、いくら何でも難なくさばいてホームタッチアウト。やれやれ。12回最後の攻撃。今季初打席の熊谷が初安打。すかさず盗塁を初球で決めた。けれど、決めてほしかった梅野、小幡が空振り三振。これで勝ちはなくなった。
     でもよくぞ粘った、よくぞ追いつき、負けなかった。これだこれ。底は脱したぞ、これから良くなるぞ。あとはクリーンアップがクソボールを追いかけず、淡々とスルーして好球必打に徹したらきっと、よくなる。

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