「勝つ」連呼の大山に思う

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阪神・大山 勝たせる「5番」に 10分間に“勝つ”6連発 もう一度リーグ優勝&日本一へ責任感/デイリースポーツ online
 阪神の大山悠輔内野手(30)が24日、甲子園球場の室内練習場で自主トレを公開した。藤川球児監督(44)は大山の5番起用構想を明かしているが、「チームが勝つためにどうしたらいいか」と任された打順で全力を尽くすと宣言。国内FA権を行使しながら残留を決めたシーズンとなり、王者奪還だけを目指す。 シーズンオフの空気感は一切感...

子どもの頃、飽きもせず毎日野球をして遊んでいたが、あらためて何がそんなに楽しかったのかと考えてみた。
でこぼこの原っぱで思い通りのプレーなんてできやしない。結局のところ、「勝つか負けるか」だったんじゃないか。勝てばうれしい、負ければ悔しい。べつにチームがあるわけじゃない。ただ、その日その日で組み分けしただけだから、主体はあくまでも自分だ。自分がいるチームが勝つ。単純に、そのよろこびのためだけに、本気になって遊んでいた。

スポーツにはいろんな意義があり、そこに求めるものはさまざまだろう。

「負けても成長できればそれでいい」「負けて学ぶことは多い」は、人生訓として誠に正しい。

でも、野球という遊びの本質は、すばらしいプレーがどうとか、技術レベルがどうとか以前に、自分が帰属する側が「勝てばうれしい負ければ悔しい」、そんな単純なところにある。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    大山の今季にかける並々ならぬヤル気を感じます。
    85年の岡田型か、05年の今岡型の頼れる5番打者になってくれそうな予感がします。

    投手の駒は揃っているので、とにかく得点力が課題のチーム。
    大山が100打点以上稼げば「勝つ」チームになる事は間違いない。
    6番候補の右京も率が上がれば相手も大山との勝負は避けられない。
    大山の前後の打者も頑張って、是非大山に得点王を、そしてタイガースに勝利を!

  2. サヨナラ3ラン より:

    運動会の徒競走などでも順位付けしないなんて最近は聞くけど個人的には違和感しかない。でも順位付けしないことを肯定する人の考えを聞くと理解できなくもない。ただプロ野球は違う。興行であることから収益こそが最大の目標ではあるが収益は結果であり、勝って優勝することが目標達成最大の手段。大山のように個人として大型契約を勝ち取った今、チームが勝つことを最大のモチベーションにするのは当然。大山自身が残留会見で話してたように阪神でもう一度、日本一を皆で喜び合いたいってことなんだろうね。何度でも喜びを味わってほしいし、我々にも味あわせてほしい。

  3. いわほー より:

    同じスポーツでも団体スポーツと個人スポーツでは、良し悪しではなく人格形成の上でも違いが生まれてくると聞かれる。団体スポーツでは協調性が養われて、個人スポーツでは自己管理能力が培われると。
    でも、それらは一概に決めつけられない部分があるんじゃないかと。
    団体スポーツ(特に球技)の中でも、とりわけ野球は団体スポーツであり、個人スポーツの要素も多く含まれているように思う。
    なぜならチーム成績とは別に、打者も投手も明白に個人に数字を背負わされる。
    投手と打者のデュエルは、半ば個人スポーツといっても差し支えない。
    その意味では球技の中でも団体スポーツと個人スポーツの両面で成長させてもらえる要素が大きいのが野球というスポーツの特徴であり特長なのではと思う。

  4. 西田辺 より:

    2023年、最高の「勝利の味」を味わった大山。
    2024年はシーズンも2位に甘んじ、CSもあっという間に終わってしまった。
    そしてFAでの決断。
    大山自身が下した決断は「もう一度タイガースで勝ちたい」。
    もしかしたら金額や待遇的なものは、獲得に動いたあの球団の方が勝って
    いたかも知れない。
    それでもタイガースを選んだ大きな要因は「勝ち」や「優勝」への渇望だった
    のではないでしょうか。
    その為には4番と言う打順にもこだわりを捨て、チームが勝てる形に選手と
    しての矜持を求める。
    佐藤輝・森下と言う若き主軸を従え、「後ろは俺に任せて、自由に暴れろ」
    と言わんばかりに後方支援にも快く当てはまる。
    近本にしても大山にしても饒舌にチームを語るタイプではないけれど、この
    タイプの違う2人のチームリーダーがいれば、チームが変な方向に行くことは
    ないでしょう。
    実に男前で、頼りになるリーダーです。

  5. 虎轍 より:

    日本一のタイガースの4番打者大山が連覇を目指した昨年に打ち方が分からず二軍に行っていた事もあり、悔しいシーズンやったでしょうね。
    負けて悔しい花いちもんめ。
    それを今年は勝って嬉しいに繋がればええですね。
    近本は無理やと思いますが、やっぱり大山、佐藤輝明、森下には3割30本塁打、100打点に挑戦して貰いたいですね。
    近本は50盗塁以上で3人の打点のアシストをして貰えたらと思います(笑)
    あと一週間でキャンプですね。
    頑張ろう日本!

  6. より:

    NPBはクローズドリーグかつドラフトや外国人選手の一発ツモで他球団との差を詰めやすい・つけやすいため「勝てばうれしい負ければ悔しい」文化が根付きやすいのかもしれません
    入れ替えがあるJリーグや球団数が多くそうそう簡単に優勝のチャンスが巡ってこないMLB、育成目的ながら「オラが村チーム」として多くのファンを持つチームもあるマイナーリーグ辺りは「勝ち負け以外の何か」の価値を高めないとエンタメとして成立しないのかなーと思いました

    まぁ、NPBでも簡単には再建できず「勝ち負け以外の何か」に価値を置かないと応援してられないチームがちょいちょい現れることは身をもって知ってますが…w

  7. タクロー より:

    4番と5番と…

    4番はチームの顔であり中心。元4番曰く、「チームの負けを背負わなきゃいけないんですよ、ええ。」 えらいプレッシャーかけはるなあ、と思う。かつては本塁打王は45本以上が当たり前だったけど今や30本台半ば、打率も3割を打つ選手も数人。投手力の強くなったのか、ボール?のせいなのか、よくわからないけど。そんなに4番に背負うものを重たくしなくてもいいのにと思うけどねえ。
     勝負強さでいえば森下。若き4番を託すのはいいですね。そして、彼を育てるために責任感の塊大山が控えるのがいい。ちょっとニヤッとして、安心して俺に任せろ、と。じっくり見極めることも多そうやから6番打者も大事だなあ。要するにつながりが一番。チームの勝利が一番。

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