ビハインドの時はスイスイ投げているのに、追いついてもらったり逆転してもらったりすると、また意識過剰になって崩れちゃう。ありがちなビビリ投手の姿。能見もそんな投手の一人だった。ところがそこからすっかり脱却して、ぐんぐん自信をつけている能見だったのに、ヘンだなぁ…得意のカープ戦で序盤大量失点とは…あっ!…
4連勝となる前回の勝利で7勝7敗、勝ちが負けに追いついたんだった!シーズン全体のビハインドが帳消しになっていたんだった!かぁぁ、個別の試合ではクリアできても、シーズンビビリはまだあかんかったのか?(笑)
◇8月21日(金)阪神?広島15回戦(広島8勝7敗、18時、京セラドーム大阪、26545人)
広 島 070 000 200―9
阪 神 000 000 000―0
【広島】青木高 ○長谷川(3勝1敗) 牧野 青木勇
【阪神】●能見(7勝8敗) 渡辺 金村暁
[本塁打] マクレーン14号(広)
二軍戦ではアキレス腱を痛めたと伝えられていた柴田がDHで復帰。2安打3打点を記録している。上本も出場しているね。藤本もショート先発で3安打か。うん、暑いけど、腐らず頑張る。
ブラゼルは軽傷の診断、抹消せずに回復を待つ方針とのこと。もちろん「今季3位に滑り込む」というのは良い目標だとは思うけど、「来季を犠牲にしてまで」となると、ちと話が違ってくる。だから故障者は診断を過信せず無理せず。今より来季だよ。
まあそう良いことばかり続くワケはないから能見の乱調は仕方ない。心乱れて、制球乱れて、踏ん張りの利かない情けない投球となってしまったが、守備の乱れもあったし、不運な打球もあったし、まあ完璧に打ち崩されたという程でもない。好事魔多し。一瞬の緩みから取り返しのつかない7失点という恐ろしいことを招く。昔の能見としてはたくさん経験していることだけれど、自分で一皮むけたと自信を深めてからは初めての勉強。これも必要なことだと思う。取り返しはつかなくても、KO後の続投でゼロを重ねたことで次への整理はできたんじゃない?
次が勝負。絶対に自分に勝って欲しい。自分の根性で「エース能見」を掴んで欲しい。
別に2回に7点取られたからってシュンとなる必要は全然ないのに、思いっきり不甲斐ない試合にしてしまったことがイクナイ。能見に続投させたのは一つの判断だから別に良いと思うけれど、金本二塁打で開始したはずの2回ウラの反撃がひゅるひゅると萎んでからは、淡泊質なポップタイムで、なーんもオモロイことがなかった。青木高のバントミス負傷というアクシデントで急遽登板の長谷川が、とんでもない荒れ球好投だったというのはあるけれど、振っても振ってもポップばかりというのは集中力不足だろうと思う。
大勝の前日に続き、終盤に大和、金村曉、清水、高橋光と入れた。こういう試合で使える若い投手は入れておかなきゃいけないと思う。使い方が原因ですっかり精彩を欠いてしまっている渡辺を敗戦処理で使うくらいなら放牧に出してやって、イキの良い球をグイグイ放り込めるような投手を仕入れて欲しい。もちろん大敗はない方が良いけれど、その後の取り扱いによってはそれなりに興味を持って見られる。真弓タイガースでは、「せっかくの大敗」が浪費されているように感じる。
大波が続いているが、ここらへんで守備をカチっと固めた、キラっと輝くプレーがちりばめられた、脇の締まった試合を見たい。
コメント
前日の一場の事を言ってたら、今度は能見が…
誤審(完全に誤審)もあり、不運もあったがそこを踏ん張ってこそ『エースの資格』が得られるのだと思う。
あとは、何もない試合だったけど、個人的には牧野(←→坂)が元気そうなのがなんだか嬉しかった!「LUI‐LUI♪」(古いかっ)すみません。
負けた翌日のスポーツ紙は苛立ちがよみがえるので、なかなか見る気が起こらないのですが、そんな中、柴田選手、[復帰後即2安打3打点!]ええ事書いてありましたね。
あと2、3試合結果出したら今度こそ上げてもらいたい!
今年話題の[代打桧山、温存してたら結局最後まで出番無かった]みたいな事にならない様、調子の良い間にポンと1軍に上げて欲しいと思います。
バルディリスにしても、ずっと調子良かったのに、なかなか上げてもらえず結局故障してしまいました。
今のスタメンにはワクワク感が無いですね?。ブラゼル1枚欠けただけで、やはり厚みが全然違いますね。
葛城選手、物足らないなぁ?。全く私の個人的な考えですが、代打向きだととらえています。
ブラゼル選手の穴は若手で埋めて欲しいですね。
で、下から上げて来ようと思ったら2軍では故障者続出。今年はとことん悪循環ですね。
全然関係無い話ですが最近よく聞く[甲子園を騒がす150キロ左腕]という言葉を聞きますが、数年前にも同じフレーズで騒がれたG辻内選手、全く見掛けないですね?。
高卒3年以内で活躍する事がいかに凄い事なのか改めて感じました。
なるほど、自分の勝ち負けにさえ敏感に反応してしまうのね、能見ちゃん。
ブラゼルの怪我の経過はまだかいな、と待っていたらベンチ入りはしてるわ、
代打で出て来るわとまだ万全ではないにせよ、大事無く一安心。
ただ、本人の責任感や気概でのみ出てきたのなら首脳陣が上手くブレーキを
かけてやって欲しい。
その辺は結構熱い奴だから。
昨日から新型インフルエンザの影響でジェット風船の打ち上げが自粛された
代わりとばかりに、阪神打撃陣がポンポンと打球を打ち上げてしまった。
そんな事は一向に観客は喜ばないんだけど(笑)
2回裏の金本の2ベースで反撃開始かと思いきや、以下のバッターが7点差を
考慮して打線が早々に店仕舞いとは・・・。
球宴後、完全に広島にカモにされてしまっているんですよねぇ。
6試合戦って未だ1勝。
去年後半から苦汁を舐めさせられたヤクルトと讀賣に勝ち越して苦手払拭かと
勢い込んでも、また新手の苦手を作っていてはチームも浮かんでこれませんわ。
神宮で打ち勝って来たのは良いけど、野球が雑に大雑把になってます。
しまっていこうぜ。
吾輩、広島在住。ちなみに現在トラ戦視聴可能電波は、?地上波、?BS(トラ戦が観たいがためのNHK受信料支払い)、?(スポーツ専門以外の)CS。従い、残念ながら昨夜のバトルは観ること能わず。よって、都度の経過は阪神タイガース公式HPの2分ごと更新の試合情報頼り。
2回表7失点の「一呼吸 or 喝入れ」のタイミングはどうだったのだろう。ベンチには“嫌な予感”などなかったのだろうか?残り40試合でCS進出するには、この6連戦は是が非でも5勝1敗が“ノルマ”。しかも主役は今一番勝利が計算できる能見である。3点失ったあと、「2万6千もの応援団が観ているのだ、”しゃんとせんか!”」の大喝を入れるくらいの必死さをベンチが出さないでどうする!勝負であるから渾身の力を振り絞って投げた球を打たれたのなら仕方ない。ただあの満塁を一掃された場面の投球前の能見は”よしっ”という精神状態だったのだろうか。勿論あの場面での狩野の役割は最重要である。
繰り返すと、この6連戦を4勝2敗では2009年は“ジ・エンド”である。首の皮1枚残すには5勝1敗以外にはない。そんな天王山試合で「2アウトだから何とか3点止まり….」だろう….との浅い読み、というより期待?、でベンチに突っ立っていてどうする!
「閑話休題」
「280/30 vs 240/50」、吾輩は 240/50 が好きである。いや、230/65 のほうがもっと好きである。全くゲームを左右しない場面での安打を加えた4打数2安打より5打数0安打でもボテボテの内野ゴロで1打点を記録した選手が好きなのである。吾輩は“アンチ”ではあるが、落合が常に強調する「バッターはランナーがいる場面で打って、なんぼ」がプロ野球界では正解だと思うのである。特に、クリーンアッパー(塁上掃除人)にはそれが不可欠であり、戦いの雌雄が決したあとのヒット出塁のような個人成績を除いた実績で年間の成績評価をすべきでは、と強く思うのである、
最後に昨夜の”これ必要だろ?”は、
「能見に代打、の前に、併せて狩野に代打!」
言うまでもなくこの策は7失点バッテリーの捕手役としてのペナルティーを科すということである。失念したが、先日の累上にランナーがいる緊迫したゲーム中、筒井への返球がワンバウンドしたことがある。幸い失点には至らなかったが、自軍が1点を取るのに四苦八苦している状況下であのような緩慢プレーは許されるべきではない。星野親分であれば間違いなく“大カミナリ”を落としていた場面。真弓は何よりもまず、更なる緊張感をベンチに植えつけることが肝要ではないだろうか。度々、白い歯を見せながらいつもベンチ内でお隣にいる唯一の”お友達”とニヤついているのを見るにつけ、吾輩の血圧は上がるのである。
ただし、決して“暗くあれ”と言っているのではないことはご理解頂きたい。
淡白なゲーム。
2回裏の攻撃でゲームは決まってしまいました。なんの期待感もなく、大和以外に若手がでてくるわけでもなく、ブラゼルの代打だけです。やはり、今シーズンの不調な原因が出ていたゲームでした。来シーズンへの期待感はなく、ベンチが危機感がないのが、一番気になります。続投宣言は早すぎたのではないか?
負けゲームに来年の種がまかないベンチでいいのかと改めて「ベンチがあほやから」を実感させていただきました。こんなゲームでは球場に足を運ぶ気になれないのですよ!
大勢が決してから大和・清水を起用しても、何も身に付かないのになぁ。
勝負を左右する、震え上がる場面で、力不足を痛感することが実になるのに。
能見、ビビリ王復活っ!!復活は来年だと思ってたのに、仲田幸司の祟りかなぁ。
金村、敗戦処理が板についてきたなぁ(泣)。
のびしろの少ない選手に、経験値を無駄遣いするから、チーム力が平行線なのでは。
「若手中心で負けましたわ、あっはっは。」ぐらいの軽さが欲しいなぁ、真弓監督。
ほんと、能見のキンタマを一度拝んでみたいものです。
何をしたのか、今年は相当補強されたストロングなモノになったはずなのにやっぱり一部はガラス製なのは仕方ないのか・・・。
エースを狙え!ならばその程度のキンタマではあかんのや、もっと鍛えれ!
21日の能見投手、残念ながら2回でノックアウト。今の阪神打線は相手投手は打てず、今日は終わり。
然し今の能見はエースクラスの投手で有り早々と交代さしてやるべくところを延々と続投させさらし首にするとは情けない監督である。
選手の気持ちがわからない監督、だんだん厭になってきた。頼むぜ。