スワローズの中堅レギュラーとして、ずっと使われている青木が、金本を抜いて打率2位に浮上したとか。鳥谷らとともに東京六大学で4連覇した早稲田の「同級生」。鳥谷のモチベーションにも相当影響を与えているだろう。負けられないぞ。
もしこの試合、ベイスターズが勝っていたら、サヨナラ打を誰が打とうと、ヒーローは種田だ。なんとイヤらしい守備をするのだろう…素晴らしい。ファン投票1位が藤本ならば、タイガースファンを代表して謝る。代表する筋合いでもないが(笑)。
スペンサー、貴重な代打同点HR。「苦手」三浦を引きずり降ろす。スペンサーに威圧感が戻ってくると、また打線に厚みが増す。
ところで代打が成功しているイメージあったので、調べてみた。交流戦後、代打を出すこと29回。22打数7安打5打点、打率.318。さらに四死球が7もあり、それを加えた成功率は.482と相当な高率。冴えている、そら将よ。
「スクイズやない、初球からフルスイングせい」藤本が決勝点となるどん詰まりポテンヒットを打つ前、岡田監督が与えた指示だ。濱中ら代打を出せば塁を埋められる。どうしても藤本で1点取るしかない。当然選択肢に入るべきスクイズを「消した」のは、藤本がバントを上げてしまう映像が、岡田監督始めファンを含むすべての関係者の目に浮かんでしまったからだろう(笑)。
決してほめられた打球ではない。バックホーム態勢の内野陣と、プチ4番打者として外野フライが多い藤本に対する通常の守備体型をとる外野陣。ポップな打球は、こすったような回転を帯びながら、思ったより早く人のいないところに落ちてきた。
与えられた制限の中で、最良の選択をし、最良の策を尽くした。作戦名「結果オーライ」。そら将よ。
直接的な勝利への決め手は、決勝ランナーとなる二塁打を放った桧山だ。解説者が口を揃えて「代打向きではない、4打席立って結果を残す」というノンビリ屋さん、なるほどおっしゃるとおりだ。だが、そんな理由でスタメンは取れないぞ(笑)。
こう言っては何だが、バッテリーの配球も悪かった。打たれたのは確かに良いシンカーだったが、あくまでも勝負球で空振りを取るような組み立てになっていなかった。
桧山も先日の押し出し四球以来、低めの見極めが良くなっている。この日、泳ぎながら腕一本で運んだことで、沈む球への自信も強めそうだ。6番問題はステージを変えて続行!
悪くて良くなってやっぱり悪かった杉山投手。良い経験と勉強になっただろう。バランスが崩れ、カウントをとるのもやっとだった1,2回、なんとか2失点でしのいだ。とにかく全球種バラバラで、特に前回良かったスライダーが完全なボールになる。マウンドに上がる前の準備に問題があるとしか言いようがない。
3回からは見違えるような投球。テンポ良く、すべての球が狙ったところに決まり、打線の援護も受ける。
しかしタイガースにとって「勝利を決める最終回」とも言える6回二死から、制球が甘くなり、村田・相川・三浦にまさかの三連打で再逆転を許してしまう。
もっともこの場面は、杉山ばかりを責められない。こういう「慎重にいかなければいけない場面」で失敗する時、そこには必ず矢野捕手の弱気なリードがある。杉山にとっては「あと一人コール」がかかっているのと同じ状況だ。すべての気力と体力とファイトを振り絞って、打者に向かって行かせることこそ矢野のつとめ。しかし矢野にとっての「慎重」は、常に「外角低めの隅っこ」になってしまう。そこに決まれば間違いはない。しかし、そこを狙わせることで、すでに投手の闘争心と、球に込める気迫が薄らぐ。そしてそんな球は、少しでも甘くなると打たれる確率が高い。「向かって行く」という杉山の良さをここで引き出してほしかった。
この日は、流れを変える盗塁刺殺、決勝の犠打もありヒーローの一人。それだけに気になった。
コメント
おはようございます。
6回2死になった時点では「今日のヒーローは投打に活躍の杉山で文句なし」と思っていたんですが…ご指摘の通り,「勢い」の投手にあまり細かいことを求めちゃいけないんですね。ベイスターズもしぶとくなってます。多村のリタイアと4番佐伯の不振と,審判にも助けられて(?)連敗を免れたという気さえします。
昨日働いた選手はきっと,toraoさんの意識調査「期待を裏切った選手」を見てたんでしょう(笑)。「からっきしスペンサー」は回生の同点HR,「コンパス桧山」は決勝点の口火となる2塁打,そして「ポップ藤本」はやっぱりポップだけど決勝打…(笑)
通訳の方,「からっきし」はなんて訳したんでしょうね。
「シェーン,キミのプレーはhopelessだってサ…」とか(笑)
それでいくと,今日は「リニューアル安藤」が活躍する…はず。
私としては,「連発」もなかったんですが「代打スペンサーのHR」予想が当たっただけで満足です。
藤本に限らず、スクイズやったことって、ありましたっけ?
スクイズとか、エンドランとか、相手の配球を読む必要のある作戦を
一切放棄しているのが「そら将よ」。
だから勝ち味が遅い。その遅れる勝機の間を耐えているのが救援陣。
昨日も球児が2回、ジェフ1回、久保田2回を無失点リレー。
阪神スタメンでバントが一番上手いのが矢野。その前にノーアウトで2塁打がでるのだから「結果オーライ」
「そらそうよ」なものなのか、ただの「ラッキー」なのか?それが「強さ」?
いつまでたって半信半疑を抜け出せません。
「目を閉じて、10球続けて投げてストライクが低めに決まる」精密機械といわれた小山正明。今でも時々サンテレビで解説しています。
その小山さん、昔から二言目には、「ピッチャーの球が高目にいったら打たれる。低目になげなければダメ。」の繰り返し。私はこの解説が苦手だ。偉大なOBということのみで許容している。
低目と高目ではたしかに高目の球のほうが長打されやすい。それはそうなのだが、しかしピッチングのセオリーは対角線。小山さんの解説は徹頭徹尾、低めオンリーなのだ。高目に行くことを一切許さない。矢野捕手のリードにもそれに通じる堅苦しさを感じることがあります。ピッチャーや場面によってはど真ん中にミットを構えることもありだし、高めのつり球はツーナッシングでなくても良いと思うし、インコース胸元にもミットを構えて、当たったら俺が責任とってやるくらいの男気も見せて欲しいし。ほんに矢野って優しいから…。
白熱の好ゲーム!
横濱とのゲームは、延長11囘表、藤本の執念のポテンヒットで勝ち越し、タイガースが5?4で勝つた。
先發はタイガースが杉山、ベイ・スターズが天敵・三浦。
2點を先行され苦しいゲーム展開となつた。
しかし、あれは何囘だつたか・・・
杉山が自らタイムリー、鳥
こんにちわ?。
せっかくテドさんにぎゃおテレビ教えてもらったのに、
昨日はトラブルとかで見れませんでした。
憤慨してふて寝しました(いつものこと)
去年の夏の甲子園の東海大相模の投手兼捕手の子が忘れられません。
以前も書いたかもですけど、
ついさっきまで投手してて、捕手に変わって、
不安定な投手に対し、自分の胸元を指して、
「どんとこい」と言わんばかり。
とてもいい選手だなあ?と思ったものでした。
矢野さんも、そのくらいガツンといってくれればいいのにね。
すずめは大声で鳴きますよ?!!
今もちゅんちゅんぐちゅぴちゅ、
何が楽しいのか叫びまわって飛び回ってます(笑)
三浦番長攻略? (横浜8回戦)
今日の先発は、天敵三浦番長と、このところ右の先発の中心になりつつある杉山。
立ち上がりに注意と毎回言っていたにもかかわらず、2回に崩れてあっさり2失点(‘A`)
相手が三浦ということもあって、実況スレは早くも敗戦モード。
ところが、5回に矢野がヒットで
こんにちは。
種田の守備は素晴らしいですね。ポジション取りがうまいです。
以前週ベに記事で読んだのですが、コーチ陣は石井琢に守備位置を指示する事はあっても、種田に指示を与える事はないそうです。種田のポジション取りは絶大な信頼を置かれてるわけです。さすがタネタネ(´?`)
私が青木が良いと思う点は、大学時代は常に2番を打っていて、自分は1番のほうが向いてるとか思いながらも、2番に必要なものは何かとか後ろに繋ぐ意識とかをしっかり考えてプレーしたとことか好きですね。2番を経験したものは良い打者になる。青木にもあてはまります。
プロにはいってもしっかり考えてる。考える選手は伸びるし、結果も付いてきます。しっかり考えてプレーできるやつは大好きです。
スペっさんの一撃にはタマゲました。自分の中で全くの想定外だったので^^;桧山の調子(というか気持ちの粘り?みたいな)も段々と出てきたので、六番問題の答えはまだまだ出そうにないですねぇ。てか、シーズン終了まで出ないかも…
それはそうと、自分も矢野の弱気なリードには少々物足りなさを感じておりました。特に久保田がマウンド上の時とか如実に…。矢野の配給は追い込むまではイイのですが、決め球とそこに持っていくまでの布石となる球の選択が弱気だなぁと。もっと高めのボール球を有効に使って欲しい気がします。特に久保田の時は、インハイ157?で仰け反らしてから外へビシッ!頼んます。
連カキスイマセン
いや…前回ン時もなんですが
「ポップ藤本」
と聞いて「エレキバン」を連想せずには居られなかったのでつい^^;
阪神、延長戦を征す。
連敗しないのが、強い”あかし”でしょう。
昨日も、負けても仕方がないような試合内容でした。 一昨日は、一旦逆転しながら、橋本の不用意な一球で、中継ぎ陣の心配が出ましたが、そう毎日、いくら中継陣が良いからといって、何時も何時も押さえるとは、限りませんよ
今日はなかなか辛口ですねぇ。かなり胃の痛い思いをして観戦していたと思われw
代打成功率はなかなかのものですねぇ。
あ、今、G-C戦終わりました。
長嶋観戦で連勝が止まるという、私の予想というか希望通りの展開に胸のすく思いです。
やっぱ、いぢわるなのかなぁ・・・
今日はバスケットボールの試合をして遊んできました(もうおトシなのでちょっびっとしか出ないけど)。試合はこれから見ます。良かったみたいね。
to おかぼんさま
おやおや、ほんとうに安藤投手もかわりましたねぇ。こうなりゃ全員やるんだったかな?(笑)。からっきし…そもそも日本語でもうまく意味を説明できません(笑)。
to ばかぼん父さま
スクイズ、ないですね。エンドランは、まぁなくはないですね、少ないですが。初球バスターなんてのもないですね。基本的に全員打てると思ってますからね、きっと(笑)。
あそこまで膠着してしまえば、長打しか打開できそうになかったですね。ちゃんと欲しい時に出たのは強いからで良いんじゃないでしょうか。そもそもあんなボールに、バットを振って当てようとするゲームなので、運まかせみたいなところが大きいのですから。将棋ですら、棋士が「今日はついていた」とかって言うのが勝負だとすれば、いちばんラッキーな人が強いということで…そういう考えではダメかな?(笑)。
to いわほーさま
ふふふ、この話題も折に触れ出てしまうワケなのですが…。
例えばジェフの場合は、直球とスライダー。左打者は勇気をもって踏み込めるかどうかがポイントとなります。で、初球に膝元に直球のボール球を一つ放ってやるだけで、なかなか踏み込めなくなるはずなのに、その球を投げさせない。私が矢野に対して持っている唯一にして巨大な不満です(笑)。
to ちょびうささま
そうなんですねー。ここに投げれば間違いないぞー、ちがーう、そこじゃなーい!みたいな感じなんです、矢野捕手は。「だいたいここらへん」でも抑えられる配球を目指して欲しいです。
そうかー、すずめは大声で鳴くのかー。知らなかった。
to jagiさま
それほど機敏というわけでもないのに、ヒットコースを潰します。ダイビングのタイミングなども一口で言ってしまうと、とにかくセンスが良いですね、なるほど位置取りが良いんですね。打撃が不調だったようですが、流れを変えるビッグプレーが2つほどありましたね。
青木のように考えて良くなってくるタイプの選手は、はじめ悪いのかもしれませんね。一つ一つ自分のものにして着実に成長する…鳥谷にも同じものを感じます。逆にはじめだけ良くて、すぼんで行くタイプもいますからね。性質と環境の問題なんでしょうね。誰とはいいませんが(笑)。
to 密林の猛虎打線さま
スペンサーの春先の打撃を考えれば、HR量産しても不思議ではないのですが、ここのところのスランプが悪すぎましたからね。それなりに体もスイングも知識も向上してくれば、また好調になるんじゃないでしょうか。甘いかな?(笑)。
そう、だから語呂が良く聞こえるんですよ(笑)>ポップフジモト。
to かきぴーさま
私の場合、やや辛口になるのは、だいたい勝った時です(笑)。これくらい多少辛口に書いても、今日ならいいかなぁ…って時を選んだり…。
そっと見せてやりゃいいじゃないの…と言いたくなるN氏騒動。G戦視聴率問題、ラジオのスペシャルウィーク(聴取率調査期間)、ナ氏復権…いろいろなことが絡み合っての今日の大イベントなんでしょうが、レッサーパンダの風太じゃあるまいし…。ねぇ。
FMハマスタのダンカンの解説は、いいねー。
配球
以前にもこのブログで紹介した
ダントツランキング1位の自称阪神タイガース評論家さんのブログで
矢野の攻めについて書かれていた
矢野の配球に関しては色々批判があるし
私の考えもあるので少し触れてみたい
矢野はピンチを迎えると
外角低目への配球が
to ぺペッチさま(はじめましてでしたか?)
昨日やってましたね。聞きませんでしたけど。いいですか、じゃ今度は聞いてみましょう(笑)。