「最強得点力」の4月から、5月は一気に「打線低調」まで落ち込んで、ゴールデンウィーク9連戦を4連敗含む3勝6敗と負け越してしまった。でも良かったのはカード3連敗がなかったこと。不調時でも連敗をしないこと、対戦成績で一方的に押し込まれないことがシーズン通しての戦いでは重要。
「僅差で競り勝って、大差で負ける」という好循環でずっと来られたが、競り負ける試合がちらほらと。打撃に好不調の波があるのは当たり前のこと。ここはいったん4月の大当たりのことは「何かの間違い」くらいに思い留めて、投手力を中心とした守りを固めて、少ない好機をものにするという原点回帰のチームづくりに徹したい。
得点力が低下するとついつい「打てる方」を選びたくなるが、そんな時こそ守備と走塁を重視すべきだと思う。点は取ろう取ろうとすると寸前で逃げていくけれど、やりようによっては相手が勝手にコケて、勝手に点をプレゼントしてくれることもある。そっちの方が相手には応えるし、「負けた」という意識を植え付けられる。積極的な走塁、全力疾走で追い込み守りのミスを誘う。粘りの打席を重ねて焦らせる。勝負を急いで甘い球を狙い仕留める。盗塁やエンドランという作戦を警戒させて制球を乱す。四球で崩す、失投を誘う…。得点力が低下した時は、こうやって意識を変えて、点がもらえる良い形を作ろうとする努力が大事だ。
何にも増して重要なのがその「必要な点」が少なくて済むようにしっかり守ること。目の前の問題としてあるのは、福原の穴をどうやって埋めるか。リードをしていても意識の中で守勢にまわらず、「攻める8回」にするにはどうしたらいいか。単に代役を求めるだけでなく、柔軟な発想で対応したい。
もう一つの要点は、攻撃時に個人的な役割よりイニングの中での役割を意識していくことだと思う。チャンスメークをするために自分がするべき打撃。うまく出塁できたなら、塁上でやるべきこと。塁上に走者がいる時の狙い。選手にはそれぞれ「持ち味」というのはあるのだけれど、その個人の持ち味よりも、今このイニング、この打席で求められることを「やろうとする」ことがチームとしての意識のまとまりを生んでいく。それは打率の高低やパワーの有無とは関係なく、献身的な姿勢の問題。パーソナリティに関係なくそれができるチームは強いし、今はそれをやるべき時期だと思う。
さあ米子。相手は地元の九里投手。悪いけどここで引き離されるわけにはいかないので、故郷に錦を飾るのはまた別の機会に…ということで。
コメント
toraoさんの仰る通り原点回帰は大事ですよね!元々打撃で勝ってきたチームではないだけに、しっかり守って勝つ野球にしてほしい。
私もペナントレースが始まる前は
『交流戦までは何とか5割で!』
って気持ちで応援しようと考えてたのに、ちょっと負けが込み出しただけで、少し焦ったようになってしまって・・・!(笑)
勝ちパターンで2度やられ、9連戦負け越したといっても3つだけ。まだ5つ貯金がありますから。
さあ今日から米子2連戦!島根に住んでる私は2試合とも現地観戦してきます。私の周りは九里君応援団を結成し盛り上がってますが、
(上司が九里君のお父さんのいとこらしいです(笑)知らなかった・・・(泣))
そのアウェー感満載の中タイガースの応援をしたいと思います。
2連戦はとにかく頭を取るのが大事です。九里君に地元に錦を飾らせる訳にはいかないので、しっかり応援してきます。
「原点回帰」確かにこれに限ると思います。
今は、4月に計算外に爆発した打線により、戦い方を「勘違い」しているように思います。
一昨日見せたような好走塁から1点を奪い、守り勝つ野球をたくさん見たいです。
素人目ですが、今季の藤浪は球速も出ていて、決して昨年より悪いとは思いません。ショート・セカンドが上手いので、メッセのようにどんどんゴロを打たせて省エネ完投して欲しいです。
「原点回帰」で思い出しました、今街中で流れているこの曲、ずっと耳から離れませんw
(アナと雪の女王・サビ)
『♪ありのままの姿見せるのよ
ありのままの自分になるの
何も怖くない
風よ吹け♪』
これだ!
今日は藤浪の予定
キャッチャーは鶴岡以外を期待
休ませたらんと
「鶴岡が居なかったら大変だった!」と「鶴岡が居なかったら梅野が育ってた?」が半々の気持ち
交流戦ではスタメンで梅野が出る試合があるはず
「代打」では、もったいないスイングだからさ
星野さんが「松井を甲子園で復帰させるか?」だって
相変わらず話題を提供していただいて
阪神タイガースが好きなんだねぇ
頭を使った藤浪のピッチングが見たい
100球の壁があるなら100球で完投できるピッチャーになっちゃえ!(ハードル高過ぎか)
勝て阪神タイガース!
いやいや目ざとい星野さん、タイガースが敵の若手投手育てるのが上手いことをよく知ってますから。w
やーめーてー!
貯金あり Aクラス 首位射程圏内 下からの追い上げ無し この現状に感謝です。
原点回帰☆その通りですね!チームとしての戦い方がブレない事を基本として西岡、上本離脱の今、リードオフマンとしてオープン戦に光る物を見せた緒方抜擢を願いたい!そして福留の枠には期待を込めて伊藤隼太を…福原の穴は松田が故障の今、伊藤和雄が最適かと…
福原の穴、玉置ではダメでしょうか?何故か玉置には情がうつってます(笑)
「原点回帰」
あのお方が言われると、イヤ〜な感じしかしないんですが(笑)
悪い意味で「振り出しに戻る」みたいで。
打線は元々こんなもの、と自覚して戦っていくしかないでしょう。
最上の過去ばかりを追い求めても、上手く行く筈ないですから。
如何にポイントゲッターの前にチャンスを作れるか、チーム全体で圧力を
かけられるかを重点項目にして数少ない機会をモノにするしか。
現時点では、ここにしか活路はないと思います。
幸いにして、近年のタイガースは地方球場に強い。
利点があるなら、最大限活かして首位カープに食らいついて行こう。
今日の先発予告は藤浪。
投げてる球は素晴らしいんだけど、フォームバランスを崩しやすいんですよねぇ。
自然とコントロールが乱れたり、余分な体力を消費してしまう。
今日は彼のバランスに注目して、応援したいと思います。
九里応援団の上にカープ女子の応援、物凄いでしょうね!
4月は打線好調に我々ファンも勘違いしていたところもありましたが、何時までもこのような絶好調打線が続くはずはありません。
やはり守り勝つゲーム、出塁して返すゲームの基本が大事になってきます。
九里アレンってイケメン?
可愛いイケメンの藤浪だって負けていない。
負けるな藤浪、頑張れ!
ロースコアの接戦。
ピンチでもチャンスでも、あの緊張の中のシビレ感がたまりません。
そういうカラダになってしまいました。
八代目三津五郎の気持ちが良くわかる?
ハイ、4月はもう奇跡のような打ちまくりですっかり勘違いしてしまいました。
原点回帰と言う事でやっぱり投手を中心とした堅い守りと足がらめで相手にプレッシャーを掛けつつ少ないチャンスを物にし、勝利する事が目標になりますね。
ベンチと選手、選手間の意志疎通が大事と思います。
晋ちゃん、気負うことなく投げてね♪
遅ればせながら、週刊 私鉄全駅・全車両基地 阪神電気鉄道 入手させていただきました!
目次からいきなり巻末まで飛び、ダァーっと読み、気付いたら目頭が熱くなっている自分がいました。反則です(笑)
10年程前、日比谷公園で行われていた(今も?)全国鉄道フェアの阪神電鉄ブースにて 85年優勝記念切符(選手写真付き)を入手して以来の電鉄関係で流した涙です。
ケチの電鉄さんには泣かされる事は多々あったんですがね、野球的に(笑)
頑張れタイガース!