青柳が抑えて大山が打つ

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青柳が7回無失点で7勝目。防御率は0.89まで下がる。立ち上がりからコントロールが悪かったが、コントロールが悪いのを自覚しつつ、それでも安定感を保ったまま抑えるというとんでもないレベルでピッチングをしている。
メッセンジャー以来の交流戦防御率0.00となり、お立ち台で「ランディみたいなエースになりたい」と言ったが、ここまでは前年に続いてエースに相応しい投球内容を継続しており、すでに「ランディみたいなエース」は越えつつある。

大山が先制タイムリーと試合を決める3ランホームランの活躍。初回のタイムリーは外角低めの直球、投手にとってのベストピッチをライト線に鋭く弾き返した。二死なので一走輝明も当然帰ってこないといけない打球コースだが、打球が速すぎて止めないといけないほどだった。

5回は相手の連続エラーなどで待望の2点目が入った直後、山崎福のチェンジアップが浮いたところ、失投を逃さず仕留め、レフトスタンド上段まで放り込む3ラン本塁打。重心を後ろに残し、それと引き合うだけの強烈な遠心力を生み出す。前へと走ったヘッドがボールを芯で捉える。柔らかさと力強さを兼ね備えた美しいスイングだった。

どちらも試合展開上重要な一打で甲乙つけることに意味はないが、それでも私は初回の一打を絶賛したい。追い込まれて相手が優位な状況で投じた「悪くない」どころか「いい球」を仕留める。相手からすれば「打ったほうが偉い」と脱帽するしかない。こういう精神的な体験が「かなわない」「相手が上」と思わせる。それが繰り返されればチームとしての「勝負付け」がなされる。これぞ正に4番の一打というものだった(5番だけど)。

あとよろ!

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    スーパーミラクルエース青柳サマ、交流戦3勝0敗防御率0、凄い!
    「調子は良くなかった」と言いながら、その「とっ散らかり」すら上手く利用し7回2安打無失点に抑える、味方がエラーをしても表情一つ変えず、その佇まいにも余裕が感じ取れました。
    パ・リーグの打者たちにも、この「上手投げのパワー」と「下手投げの変化球」、「変幻自在のクイック」を操る青柳には衝撃を受けた事でしょう。
    昨夜は球数が多かったので7回までで御役御免、未知数の投手を試すチャンスもあり すかさず前日3Kのケラーが出て来ましたが残念ながら信用失墜。
    5点差になってしまい「準勝ちパ」の岩貞〜藤浪を出さざるを得ない展開になってしまった。
    個人的には、もうちょい大差にして岡留の初登板を見たかったけど、贅沢を言ってはいけませんね。

    打線の方は「夏の大山」が彼らしいズドーンと引っ張り込んでのスリーランで勝負を決めましたが、
    糸原をDHに入れ輝明にサードを守らせた事で三塁線の良い当たりを輝明が上手く捌き青柳を助けたのも大きかった。
    糸原贔屓の矢野監督もさすがに前日チャージ&送球が緩く「普通のサードゴロ」をヒットにした糸原の守備力には見切りをつけたかな?!

    ヤクルトが勝ったので、交流戦優勝にはこちらが連勝、ヤクルトが連敗した上で山本.宮城から大量得点し得失点差などでもヤクルトを抜かなくてはならないという絶望的な状況ではありますが、可能性がある限りチャレンジして欲しいところ。

  2. とらかっぱ より:

    エースが投げて4番が打つ(5番だけど)!至極満悦なゲームでしたが、裏を返せば作戦を講じる必要のない展開でなければ勝てないのか。

    青柳は次の登板睨んでの中5日でしょうが、その影響か少しキレが無かったように感じました。それでも抑えるあたりは既にランディー超えてます。あとは継続して続ける事。

    それと今季は沢村賞も狙える。登板間隔を詰めて回数を増やしたいのも分かりますが、条件の中には完投数10があります。今3完投だからあと7回も完投する必要があります。他にも条件はありますが、投球数が減ってスアレスがいなくなった今季は完投数を増やすチャンスでもあります。甲子園や他の屋外球場で夏場のマウンドは過酷でしょうが、青柳なら出来ると信じています。是非とも狙ってほしいものであります。

  3. こうさん より:

    大山のスリーランで勝負あり。打撃フォーム「誰かに似てるな」って思ったら西武の中村だった。地面に着いた両足の裏、ほとんど動くことはなく、まるで上半身だけでスタンドに運んだような一撃。簡単に軽く打っているように見える中村を羨ましく思っていたが、いよいよ大山が、その領域に足を踏み入れるのだろうか。

    青柳は不調でも荒れてても「何でもござれ」状態。不可能だろうが2、3戦目も投げてほしい。

    それにしても同時に行ったり来たりしていたヤクルトvsホークス。ヤクルトは野手のバランスがいいな。20代から40代まで、みんな真剣に野球を楽しんでいる。暴れる20代、安定の30代、チームを締める40代。タイガースは「チームを締める40代」がいない。糸井が嫌われてくれれば、もっと強くなると思うんだよな。

  4. いわほー より:

    シンアオヤギが投げてシンオオヤマが打てば結果はおのずとこうなりますわ。
    さて、問題はシンアオヤギが投げなくてシンオオヤマが打てない日。
    ポイントゲッターが大山ひとりではねえ。
    私が相手チームの監督ならそれこそ全打席四球OKくらいの指示をだすかも。
    そうすれば大怪我せずに済みますから。
    やはりそこは得点圏打率が2割に届かない佐藤輝がシンサトテルに進化してもらわないと。
    そもそも四番張らせるバッターの守備ポジションがたらい回しなんてありえない。
    サード固定で使ってこそ彼も打撃に集中できるんじゃないの。
    てか、矢野監督のうちはそれも叶わないか。
    各選手、来シーズン来るであろう新監督にアピールできるよう、今から戦略をもってシーズン過ごすことにならざるをえないのやね。

  5. 西田辺 より:

    エースが抑え、主砲が点を取る。
    チームとして、最高の形で今年の交流戦の勝ち越しを決めた。
    大山のレフトスタンドへの一発の前の佐藤輝のサードへの打球は、記録上サード宗の
    エラーが記録されましたが、強襲ヒットにして欲しかったなぁ。
    佐藤輝はその他の2打席で、外野フライに倒れましたが(1つはセンターの好捕)、
    見ていると払うようなバッティングで、打球に力が伝わってない様に感じます。
    後ろ(左)の腕の押し込みも足らない様に見えます。
    厳しい攻めをされて、三振を恐れるのも分からなくはないのですが、まずシッカリ振る
    事から元に戻していかないと、当てるだけのバッティングの癖がついてしまいそうです。
    現状、大山が好調の間に本来のスイングを取り戻すチャンスですから、一日も早く
    怖いスイングを手に入れて欲しいですね。
    何やら、新外国人野手獲得の噂がチラホラ聞こえてきました。
    断片的な情報ですと、
    ・元オリックス
    ・外野とファーストを守っていた
    ・でも、その外野もアレなレベルらしい
    ・ファーストの守備も・・・
    もしファーストでしか使えないとしたら、また大山を外野に動かさざるを得ない事態が
    待っています。
    かなりの守備レベルの大山を外してまで使うほど打ってくれればよろしいのですが、
    無駄弾に終われば目も当てられない。
    元々怪我が多いマルテと、去年からその打撃に懐疑的な目を向けられてきたロハスJrで
    今年を戦うと言う目論見は、果たして正しかったのでしょうか。
    今年の躓きは、グランドで戦うチームだけじゃなく、編成の失敗も大きな要因として
    挙げられるでしょうね。
    来週には、株主総会が開催されるそうです。
    それに向けての一時凌ぎのための新外国人獲得であるなら、下の下の策だしそんな事に
    貴重な球団のお金を使う事にこそ、批判の目は向けられるべきだと思う。
    まぁ、あれだけの企業規模の株主総会で、プロ野球球団の意見が飛び交う事自体が
    かなり異常な事態なんですけどね(笑)
    交流戦頑張ったおかげで、5位DeNA・4位中日と1ゲーム差、3位広島とは4ゲーム差
    の位置まで来ました。
    交流戦優勝は数字上難しくなりましたが、リーグ内順位を上げるためにシッカリとした
    戦いを見せて欲しいですね。

  6. Akira28 より:

    青柳は素晴らしい。凄い。
    そして大山!予想通りの働きです。
    toraoさんは軸を後に残し、と言われますが、私の目には前軸スイングにみえます。
    しっかり踏み込んで、テイクバックすることなく、前で捉え、前脚の軸を中心に身体を回転させ、結果的に(最後に)後脚に体重が残るスイング。
    前に踏み込んで、インパクトを前に置くことで飛距離が出るし、前でさばける。
    前でインパクトすれから、落ちる球の変化も少ない状態で打てる。
    結果的に打ち損じも少なく。
    良いこと尽くめの前軸スイング。
    バースだって、掛布だって踏み込んで打っていた。
    佐藤に物足りないのは、踏み込まないこと。
    いつだか交流戦で低めのボール球をセンターに放り込んだけど、あれは前に身体がででいたから飛距離がでた。
    佐藤にも大山のスイングを見習って欲しい。

  7. 虎轍 より:

    ヤクルトが負けへんなぁ‥
    相手は千賀やのになぁ‥
    また1勝差で優勝を逃しそうやなぁ‥
    同率の場合は直接対決に得失点差?前年の成績が上のチームやったんちゃうん?
    まぁそれはさておき、試合は初回大山のタイムリーで久しぶりの得点で青柳を援護出来たのは良かったですね。
    その後の大山のホームランは5階席まで放り込んでましたね。GJ
    今日は5階席まで飛ばさんでええから3本のスタンドインをお願いします(笑)
    青柳は調子が悪くても無失点で抑える術を覚えたんですね。凄いね。GJ
    なんとか交流戦優勝して、MVPを獲得してやりたいですね。
    今日の山本由伸が調子が悪いように!(笑)
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  8. 大虎真弓 より:

    大山はホームランを打つ前山崎福が一塁に牽制する際に握りがチェンジアップのまま投げたのを見逃さなかった!(笑)プロ野球ニュースの笘篠の説だが
    もし事実なら大した観察力だ!

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