契約更改の季節になり、各選手の成績をあらためて見ていると、シーズンが終わってなんとなく持っていた印象と違うのに気づいたりする。
高山、北條、原口は、まとめて「ダメだった」という枠に入れてしまっていたが、高山はチームで6番目に多い353打席をもらって、やはり6番目に多い82安打を放っている。
北條は、大和と同じチーム7位タイの252打席をもらって、大和(16)より多い20打点を記録している。
原口は11番目の216打席しか入っていないが、打点25はチームランキング8位。しかも決勝打を7本打っている。
高い高い期待があって、チャンスをたくさんもらった。だが、それに応えられず、ふがいないシーズンだった。そのとおりかもしれないが、苦しい格闘の末、しっかりと爪跡は残している。
誰にだってうまくいかない時はある。オレはまだまだこんなもんじゃないと奮い立たせていけばいいだけのことだ。
週1連載の更新されました。よろしかったらこちらもお読みくださいませ。
→「DH制」とっととセ・リーグでも採用しやがれ!(「虎バカ旬だより」ベースボールクリックス)
コメント
高山・北條・原口には捲土重来を期してほしいものです。決して油断してた訳ではないでしょうが、何かが足りず何かが間違っていた結果として、今季の低調があったと本人達も重々承知での、ダウンサインだったと思います。来季はレギュラー候補一番手ではないでしょうが、巻き返せばすぐに取り戻せる位置には居ます。レギュラーを取るだけでなく、もっと上を見据えた克己心を持ってやり返して欲しいものであります。
セのDH制導入コラム、良かったです。前にもここで掲載があった時に述べましたが、投手が打席に立つメリットがほとんど感じられません。行けば戻れない道ではありますが、前に進まねばリーグとしての向上はないかと思います。ほんと『「DH制」とっととセ・リーグでも採用しやがれ!』で、あります!
高山・北條・原口
勝負強い打撃で新人王まで獲得した高山。
鳥谷からショートを奪い、開花を予感させた北條。
育成からのシンデレラストーリーを描き、正捕手も目の前と目された原口。
ファンの期待は否応なしに高まった三人。
それ以上に指揮官の期待も高く、3割や本塁打20本の指令まで出した。
でも、そんなに上手くはいかないのがプロの世界。
(実質)2年目のジンクスに嵌り込んだのか、弱点を意識し過ぎたのか、
三人とも「思てたんと違う!」と叫びたかったでしょうね。
この一年で自分には何が足りなかったのか、何が自分の「売り」なのかを
十分自覚したはず。
特に原口はキャッチャー再挑戦を直訴し、文字通り「背水の陣」で来季に
臨む。
キャンプ終了時一塁メインと言われ、捕手としての出場は1イニングのみ。
一年のブランクは途轍もなく大きい。
その間にも、梅野・坂本・岡崎はチーム内での地位を確立しつつある。
右から左にポジションが与えられるとは、本人も思ってないはず。
この先の野球人生で、どう転んでもやっぱりキャッチャーで終わりたいの
でしょう。
今年引退した狩野でさえ、「最後はキャッチャーで終われて良かった」と
語っている。
自分が納得できる道を選んだのだから、必死にもなれるし踏ん張れる。
この三人に出て来てもらわないと、タイガースに明るい未来はないんですよ。
来年は三人でお立ち台に立ち、「必死のパッチ」を叫んでもらいたい。
金本監督は我慢して、それなりの打席を与えてましたが、結果を出せずに悔しいシーズンやったでしょうね。
使った監督も、推したコーチも使われた選手もそれぞれ悔しかったでしょうが、その鬱憤を来年に生かして貰いたいですね。
岡田さんなら、高山、原口、北條etc…のポッと活躍したからってヒッティングマーチが出来て活躍を怠ったとか言いそうですがね(笑)
悔しさを自主トレにぶつけて、来年活躍し年俸アップを勝ち取れ!
DH制はパ・リーグを無くして、交替でセ・リーグに導入が、私の持論です。
理想は投手も野手並みに打てること、だと思います。このままでは私もDH制は大賛成ですが、投手も野手並み、下手したらそれ以上に打てる野球、それができたら最高に面白いと思います。DH制が採用されるまでのあと何年か、どこかのチームにそれを挑戦してもらいたいです。革命が起こるかも?
高山、北條、原口はまさしく2年目のジンクスとやらにまんまと陥ったシーズンやったと思います。
来季大山、中谷、糸原等がまさにそれに陥る可能性があります。したがって、高山、原口、北條の復活無くして来季の浮上は考えにくいと思います。頑張ってほしいです。
小野が来季の目標を二桁勝利&100イニングと言ったそうですが、淋しい目標ですよね。最低でも規定投球回と言うて欲しかったです。
セ・リーグのDH制導入は賛成ですね。投手が打席に立つとどうしても指先のケガの心配をしなくてはなりません。野手の出場も1人増えますし、投手も長いイニングを投げる機会が今より増えるはず。日本プロ野球界のレベルアップにもつながると思います。