8人の外国人というけれど、正直なところ呂彦青(ル・イェンチン)は勘定に入れていない人が多いと思う。8人の中で最も若く、明らかに8番手だけれど、チーム歴は最も古い。
二軍での2年間の成績は以下。
2018年が12試合48.0回、防御率4.31、奪三振28、与四死球21、被安打49、被本塁打9。
2019年が22試合56.2回、防御率4.76、奪三振53、与四死球37、被安打60、被本塁打5。
短いイニングの登板が増えたのもあってか、奪三振率がアップし、ホームランを打たれなくなっている。しかしながらイニング数を超える被安打は改善できず、四死球が増えて、防御率も悪くなった。まあ、単純に数字だけ見るとそういうことになる。
映像、写真で見る限り、下半身の粘りを使ったジャパニーズな力投スタイルではなく、ステップ幅がせまく腰高な、アメリカンな投球フォーム。速い球とチェンジアップの緩急など、頭を使った投球術が信条のようだが、制球がままならず、自分のペースにもっていけていないのが現状か。
「助っ人」というよりは、日本で大きく育てたいという意図を持って契約した選手。前年のオフは台湾での軍事訓練義務をこなしたようなので、思うようなスタートを切れなかったのかもしれない。そんな中でファームではいつも楽しそうな笑顔でプレーしていて、チームにも上手く溶け込んでいるようだ。
この3年目は、本人も勝負の年だとわかっている。外国人投手があふれる中、二軍戦でのチャンスは減る可能性が高いが、そこで抜群の内容を見せなくてはいけない。
過去2年を見て、あり得ないと思うのは早計だ。むしろ、この数字を見ていると今年はブレークしそうだなあという予感がある。
台湾にはNPBをチェックしている熱心なファンも多いと聞くので、頑張ってほしいな。
とっても遅くなって申し訳ない!
コメント
育成型で獲ったけれど、アメリカから来る助っ人に勝たなければ出られない、厳しい立場ですね。
林や簫みたいに、日本の学校経由でドラフトされないと若いと難しいね。
ファンクラブのユニで「LU 26番」を作ったのは一去年のシーズン前。
台湾選手好きってのもありますが、何かやってくれそうな予感がしての作成でした。
今年こそ1回くらい甲子園で投げる姿が見たいが、壁は高い。
しかし、だからこそ楽しみです!
呂彦青投手、正直期待しているファンは少ないと思いますが、個人的には凄く応援しています。
台湾からは、過去に鳴り物入りで入団してきた郭李建夫という投手も在籍しましたが、彼もブレークし始めたのは3年目ぐらいからであり、
しかも当時1軍登録できる外国人選手は2人までという規定があり、主力のパチョレック&オマリー両外国人選手との併用に首脳陣の頭を悩ませた(阪神PKO問題)事もありました。
助っ人数もガラッと変わった現在ですが、立場的には当時の郭李投手に似ていると思います。
チンプレーばかりクローズアップされがちな郭李投手ですが、全盛期の藤川球児並みの「無比」の時期があった事を私は覚えています。
„第8の男“呂彦青投手、ガルシアを押し退ける程の「豹変」を期待します。
弾けろー呂「虎の氷川きよし」になるんやー!!
呂に関しては制球力を磨いて、球速を増し増しにしないと現状では難しいでしょうね。
ただ若さもあり、育ってくれるとええかなぁって立場ですね。
いわゆるタイガースアカデミー的な選手でしょう。
今年は成長して育ってくれると期待してます。
台湾の左腕投手と言えば、中日からMLBに渡ったチェン・ウェインを
思い出します。
彼も、呂と同じく小さいステップからキレのいい真っすぐを放っていた
記憶があります。
基本的に、上半身の力が強いんでしょうね。
タイガースとしても、即戦力としてより育てる方向で獲得したはず。
野球に対する意欲も高く、日本野球に対応しようとする姿勢も見せてくれる。
どうしても、外国人枠と言う制限が常に立ちはだかりますが、きっと
その姿勢は良い結果をもたらしてくれるはず。
今年こそ一軍でその姿を見せて欲しいですね。
第8の外国人の呂投手については何も知らなかったのですが。気になっていました。
阪神が育成する気でとった投手なら、応援したいです。
年々、上達している数字。楽しみです。
今年はどれだけのイニングを投げて、良い数字を出してくれるでしょうか。第8の外国選手頑張れ!
呂については今年の終盤あたりに出てきてくれることを期待してます。
去年は体重を落として来日してきた記憶があるので、先ずはしっかり身体を造って来日して来て欲しいです。
ストレートの球速をあげて、得意のチェンジアップに磨きをかければ中継ぎとしての活路が見えてくると思います。
左の中継ぎは貴重です。
頑張って欲しいです。