伸びしろ

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阪神・糸井 外野手で開幕スタメン奪還の誓い 昨秋から続ける一塁練習の真意は…(スポニチ)

伸びしろ。確かに年齢だけで伸びしろの多寡を断定するのは愚かなことだ。
数値にしやすい筋力や可動域、反応速度といったものはピークを越えれば衰えていく。その衰えの速度を遅くすることも重要だが、それ以上に数値にそうした「能力数値」に表現しにくい部分をいかに成長させるかによって、伸びしろは年齢と無関係に存在する。

基づく判断力や予測力。これらは経験則が増えることによって養われる。
視野を広く持ったり、自分を俯瞰して見られるようになるのも、いろいろと痛い目を見てから身についていくものだ。自在に視点を変えられる余裕があると、意外な選択肢があることに気づけたり、選択肢ごとの成功確率の見積精度が高くなる。
ものごとを大きく捉えることで、個別ではなく総体としての成果を考えることができる。
情報収集能力と分析力、あるいは「読み」と言い換えることもできるが、それらが伸びればピンチやチャンスで好結果が出しやすくなる。

ものの理屈への理解が高まれば、エネルギー損失の少ない運動ができるようになる。使いこなせる「道具」を増やして、幅広い状況に対応できるようになる。

体の衰えはあらがっても限界はある。しかし、心と技は蓄え、伸ばすことができる。
なにも糸井に限った話ではない。

コメント

  1. 西田辺 より:

    やる気満々のベテランほど、若手にとってウザいものはない(笑)
    元々、首脳陣の覚えはいいし、マスコミも味方につけられる。
    一番すごかった時代の姿も、皆覚えていてくれている。
    ベテランが目立てば目立つほど、実績のない若手はドンドン人も目からも
    指揮官の記憶からも消えていく。
    FAできた糸井からは、過去のどの移籍選手よりも「阪神で優勝したい」という
    気持ちを強く感じます。
    野球選手たるもの、それを職業にした以上はより多くの出場機会を得たいのは
    どの選手だって同じ。
    糸井自ら外野と一塁の両睨みをしながら若手に向かって「かかってこいや!」と
    挑発しているようにも見える。
    糸井くらいの年齢になると、首脳陣も競争の輪の中には入れづらくなる。
    それでも彼自身、ファイティングポーズを採った。
    若手もその挑戦を、正々堂々と受けて欲しい。
    せっかく大ベテランがチームの為に壁になってくれるんだから、ぶつかって
    乗り越えて欲しい。
    その壁を乗り越える選手が多ければ多い程、糸井悲願の「阪神での優勝」が
    叶うのかも知れませんね。

  2. こうさん より:

    比べるのもおかしいのかもしれないけどイチローさんが同じ立場なら「糸井、まだまだやれるぞ」と熱くなっているはず。それはイチローさんが現役の時に「前の年の自分を越える」と努力していることを知ってるから。もちろんテレビから流れる努力しか知らないが、影ではそれ以上の努力をしていたはず。

    新井の兄ちゃんからそうだがタイガースはベテランになる選手には余計な気を遣い始める。燃え尽きていないベテランはベンチに座りながら腹の底で燃料が燃え始める。そんなベテランを他球団は見逃さない。「ウチで最後に燃え尽きてほしい」と声を掛けられたら、そりゃ動くよねぇ。なぜベテランにタイガースで燃え尽きさせてやれないのかな。何を見誤っている?

    糸井がイチローさんのように去年の自分を越える努力をしているなら外野のレギュラー候補になるだろう。新庄監督に影響されただけなら現実は甘くないだろう。若手は簡単に糸井をレギュラー争いに参戦させるな。怪我もあったけど糸井は「本気になってない」はずたから。若手が立ち塞がれば更に強固な外野になる。

  3. 虎ジジィ より:

    糸井は完全に本気で「開幕スタメン」を狙いに行っていると思います。
    あえて「状態は99%」と発言したのは「自分はまだまだこんなモノではない」という彼なりのメッセージとも解釈できます。

    先日toraoさんの「首脳陣はこう考えているのでは」の開幕スタメンに糸井が入っていて、正「ソレはないでしょ」と思いましたが、
    糸井は投手で2004年入団し打席にも立たないパ・リーグで投手専念。
    打者として実質的で本格デビューしたのは2008年〜であり、「伸びしろ」という面では他の同年齢の打者と単純に比較出来ない選手!
    状態によっては開幕スタメンもあると思うし、ソレを目指さなくなったらモチベーションも上がらないでしょう。
    「ベテランの悪あがき」おおいに期待しています。

  4. トラ11 より:

    ベテラン糸井は足の傷も癒え状態が良くなると、一軍にいれば当然レギュラーをとりに行きたい意欲も湧いてくると思います。
    また、その姿を見て若い選手達も競争心が増してくるというもの。
    糸井の本心もそこにあるのかな。
    優勝から遠ざかり、嬉しさも幸福感も忘れかけたこの頃。

    糸井が引っ張って行ってくれるのなら応援したい。
    まだまだスピードある姿を見せて欲しいです。

  5. 虎轍 より:

    一言だけ。
    糸井が最後に一花咲かせて優勝してくれるでしょう!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

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