劇場、激情。6点差大逆転

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昨夜試合を見終わって、この試合はしっかり書いておこうと思った。土曜は、ソフトボールをやりにいく予定があるので、朝の時間だけでは書き上がらないかもしれない。その日のうちに構成を考えて、肉付けの方向性もあらかた固め、「下原稿」を保存して寝る。
朝になり、前夜の予定に沿って、調子に乗って書いていたが、ふと手が止まった。

あれ? この話、こんな風に「やっつけ」でやっちゃっていいのかな。

試合の「あらすじ」と戦評であれば、別にどんなに長い文章でもその場で書き上げたもので自己満足できるが、昨日の試合はただの「開幕戦を裏返しにする大逆転勝利」というだけの試合でもないし、ただの「新庄ビッグボスが甲子園劇場を盛り上げてくれた」というだけの試合でもない。

と、いきなりつらつらと言い訳だけ書いたが、この試合については、6/10掲載予定の文春野球コラムに書くことにする。すでに予定テーマも提出してあったのだけれど、変更してもらおう。
別にオリジナリティあふれる着想ということでもないし、似たような記事が先に巷にあふれるかもしれないが、まあしょうがない。個人の感想だから、似たような内容でも感じ方は微妙に違っているはずだし、その時代をどんな風に生きていたかで捉え方も変わってくるだろう。

ということで、無責任にもほどがあるが、今日の時点での試合内容おさらいや戦評は、またまたみなさんにお任せしよう。そして、出かける準備にかかるとする。
お楽しみに。ごめんね。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    「大逆転劇」久しぶりに阪神タイガースのゲームに感動を貰いました。

    今日は何も文句は良いません。
    ヒーローは勿論3発の大山ですが、ゲームを立て直した藤浪を始め全員が「逆転」という同じ方向を向いて戦った素晴らしいゲームでした。

    昨夜のように「諦めない野球」を続けてくれれば浮上のチャンスは必ず来る。

    続けられればですが…

  2. いわほー より:

    今朝ほどtoraoさんの記事が楽しみだったことはありませんでしたが、お楽しみは文春野球コラムで。
    BIGBOSS新庄監督がどんな派手な演出で出てくるのかと興味津々でしたが、甲子園という神聖な場所に配慮したのかわかりませんが、マウンド上での一礼で終えたことに少しほっとしました。
    各球場ならではの演出や習わしはひとつの文化でもあり、甲子園ならではの派手さを排した落ち着いた試合開始でいいんだ。
    その分、試合の中身がド派手な展開で大いに楽しませてもらえましたし。
    初回から常識を覆す新庄ファイターズの戦いぶりに度肝抜かれて、あっという間に7-1。
    その時点で、まさかのあのような結果は想像すらできなかった。
    甲子園を試合の内容で盛り上げてくれたのは間違いなく新庄BIGBOSS。
    やっぱり彼は甲子園が生んだエンターティナーだわ。
    矢野監督にあの野球をそのままやって欲しいとは思わないけど、BIGBOSSのエスプリの効いた采配ぶりに少しは刺激を受けたらいいと思う。
    今日、明日の二日間、勝ち負けのみならず、BIGBOSSの野球を楽しませてもらおう。

  3. こうさん より:

    まさかの次回予告…。楽しみが増えたと思っておきます。

    昨夜の試合、大逆転勝利。もちろん嬉しい。嬉しいが、なぜか新庄監督への「感謝の気持ち」しか沸き上がってこなかった。

    久しぶりに満員になった大甲子園。間違いなく関西の、全国のタイガースファンは新庄監督の野球に興味津々だったはずだ。帰ってきた新庄監督に営業は感謝しないとね。

    3回まで大差をつけられた。けど新庄監督の「矢野さん、そんなもんか?」という激にも思えた。年下だけど野球界では矢野さんの先輩になる新庄監督。もちろん口では「タイガースに興味ない」と言うだろう。けど昨日の大甲子園は新庄監督の愛で満ち溢れていた。タイガースで生まれてくれた新庄監督に感謝。

    4回から1点も取られなかった中継ぎが最高。あれがあったからこその勝利。藤浪は試合を支配し、岩崎は「限界の向こう側」に行ったようなアドレナリン爆発の9回だった。勝ち試合に投げる当たり前の状況ではなく逆転して繋がれたバトン。クールな岩崎の興奮が伝わってきた。新しい岩崎を引っ張り出した中継ぎ陣に感謝。

    昨日の矢野さんは素晴らしかった。采配に迷いがない。「まぁ、ロハスがセカンドに行けば替えるか」と思っていたが糸井も替えた。それは新庄監督への「絶対に、ひっくり返したるからな」という強いアピール。そして自軍の選手への「この回に逆転するぞ」という強い決意。間違いなく新庄監督が引っ張り出した矢野さん。「自分で決めた作戦を敢行するのはヒリつくだろ?自分で責任を背負うのは怖いだろ?けど、それが監督の特権なんだよ。」と試合で伝えてくれた新庄監督に感謝。

    当たり前のことが、普通に監督としてやるべきことさえ出来なかった矢野さん。遅すぎるが何かに気付けたはずだ。大山の3本は素晴らしかったけど、間違っても4番にしてはいけない。そんな愚策はしないだろう矢野さんに感謝(しないよね?)。

    トドメをさして塁上でホッとした3番・近本に感謝。外野への惜しい当たりもあった。島田と中野が1-3塁を作って近本が返せば、また1-3塁になる。近本には盗塁のチャンスも生まれる。もう決まりだろう。

    矢野さんに渇を入れてくれた新庄監督に改めて感謝。だからこそ今日の日ハムは強いぞ。

  4. りさ より:

    久しぶりに山本が活躍してくれてうれしかったよん。

  5. より:

    あまりの激勝に皆んな覚えてないかも知れないが、北條のタイムリー内野安打は地味だけど大きかったと思う。
    あそこで代打があっさり三振や内野フライなら、この勝利はなかった気がする。

  6. 西田辺 より:

    位置づけの難しいゲームと、試合が始まるまでは思ってました。
    セ・パ両リーグの最下位同士の、最弱決定戦なのか。
    監督として甲子園に帰ってきた新庄を、温かく迎えてあげる試合なのか。
    何となく花相撲的な意味合いの強いゲームになるのかな、と勝手に想像
    しておりました。
    試合は序盤から、売り出し中のファイターズ若手が先発ウィルカーソンに
    襲い掛かる展開に。
    ここまで好投を続けてきたウィルカーソンでしたが、昨日はボールの力もなく
    制球も甘かった。
    2回に大山のこの日1本目のソロが出て、2点差とした3回表。
    先頭万波に完璧に捉えられ、バックスリーン左へ。
    その後も満塁からスクイズやヒットエンドランと、まさにやりたい放題に
    塁上を駆け回られ、3回表で1-7と現状のタイガース打線では厳し過ぎる
    点差に。
    ましてや相手先発は、今やファイターズのエースに成長した上沢。
    もうこの時点で、ふて寝でも決め込もうかなと思った瞬間、大山のバット
    から再び快音が。
    なんだ、さっきのVTRかと思いきや、画面には7-2の文字。
    まぁ、それでも厳しいことには変わりがない。
    でもあと2点くらい取れれば、面白くなるかな、と横になった体を起こす。
    4回からは藤浪。
    この男が、大きくこのゲームの傾きを変えて行く。
    各イニング1本ずつヒットは打たれたものの、藤浪の球威に押される打球が多く、
    徐々にファイターズの選手達にも「あれ?さっきまでと違う」という不安を
    植え付けられていく。
    5回の締めは三振ゲッツー。
    長坂の盗塁阻止率は非常に高い。
    捕ってからの動作、肩の強さも素晴らしいのですが、一番は送球のコントロール。
    今季一軍で二塁送球を何度か見たんですが、殆ど二塁で待つ野手が苦も無く取れる
    所にボールが行っています。
    いくら肩が強くても、送球が暴れるようでは刺すことは出来ません。
    打撃も抑えられ、機動力も封じられたこの4回5回が試合の趨勢を変えたと
    言っても過言じゃないでしょう。
    その裏、長坂のライトへの打球を万波が無理な態勢で追って三塁打にしてしまう。
    続く藤浪の代打北條が、三遊間深くへの内野安打で1点追加3-7.
    6回は若干制球を乱し始めた上沢から、糸原のタイムリーと長坂の併殺の間の
    1点で5-7。
    こうなると、俄然タイガースに力が湧いてくる。
    藤浪の跡を継いだリリーフ陣も、ランナーは出すものの後続を断ち切っていく。
    昨日一番びっくりしたのが7回、一死一二塁からの上川畑の打球。
    ショート中野が捕って二塁塁上で待つ糸原へグラブトス。
    その糸原は、素手でそのボールを掴んでベアハンドスロー。
    メジャーリーガーかよ!と思わず叫んでしまいました(笑)。
    8回、先頭佐藤が三振のあと三たび大山のバットが唸りを上げた。
    堀の膝元へのストレートを掬い上げた打球は、大山らしい放物線を描きながら
    レフトスタンドへ。
    6-7の1点差。
    続く糸原・ロハスJrの連打から代打糸井。
    打ち気にはやる所をグッと抑えて四球を奪い、一死満塁。
    ここで二塁走者ロハスに植田海、一塁走者糸井に坂本(糸原には既に代走熊谷
    を送っていた)を代走に送り、渡邉に代打山本を送る。
    先日の楽天戦で、長坂に代走を送らず近本の安打で本塁タッチアウトになった事を
    悔やんでの昨日の代打代走攻勢だったそうです。
    何度かここにも書きましたが、選手起用はチームに対するメッセージになり得る
    んですから、選手たちもこの回逆転するぞと言う気勢が上がったに違いない。
    期待に応えた山本の打球はライト前へ転がり、これで7-7の同点。
    スタンドもワッショイワッショイの大歓声・・いや、声は出せないはずだから
    大きな拍手と録音の音声(笑)
    島田のガッツポーズ付きの押し出しと、近本のタイムリーで9-7。
    9回のマウンドには岩崎。
    普通なら意気消沈で、フニャフニャっと終わってしまいがちになるけれど、
    淺間がセフティで内野安打、ジェームス野村がライト前ヒットで清宮に繋ぐ。
    この試合を諦めない姿勢は、敵ながら素晴らしい。
    岩崎も慌てず、清宮を見送り三振、パ・リーグ首位打者の松本剛をセカンドゴロに
    斬って激しいシーソーゲームに決着をつけた。
    4回以降は完全に試合に引き込まれましたね。
    ダントツの最下位候補と言われたファイターズは、若手を抜擢して戦える体制を
    整え、優勝候補と言われながら、開幕で躓き転倒して大連敗を喰らいながら、
    投手陣の力で徐々に持ち直してきたタイガース。
    この交流戦で拳を交える事によって、お互いを高めあい、一つでも順位を上げる。
    そんな切っ掛けになりそうかな、と感じた激戦でした。

    • 通りすがり より:

      もう、トラオさんじゃん(笑)

      • いわほー より:

        このお方、「他称阪神タイガース評論家」ですから。

      • 西田辺 より:

        コメントどうもです。
        いやいや、torao総帥の足元にも及びません。
        toraoさんの場合、ある時はベンチの中から、またある時は球場のあらゆる席から、またある時は球場外からの視点で書かれてますが、私の場合は三塁アルプスから阪神ベンチをチラ見しながらの視点だけですので(笑)
        toraoさんがこの試合をどう言う視点で書かれるのか、文春オンラインを楽しみにしましょう。

  7. ヒデボー より:

    昨夜も現地でした。自分で言うのも変ですが、幸せ者です(笑)最高の逆転劇でした!こんな試合が見たかったぁ!
    試合後のイチオシ缶バッジ(大山)に長蛇の列。

    劇的勝利の翌日の試合も大事。まだまだ優勝諦めてないよ!

  8. とらかっぱ より:

    3試合分は楽しめました。正直1-7になった時点で私は諦めモード。趣味のロードバイクのメンテをやりながらの観戦。

    書きたかったことは全て西田辺様が投稿されてます。全くの同感で的確にポイントを捉える着眼点にはいつもながら感服させられます。その中でもピックアップしたかったのは7回表の併殺のシーン。中野のグラブトスも素晴らしかったけどこれは想定内。その後の糸原がスゴかった。あれは技術じゃなく気合いで取った併殺。何がなんでもアウトにする気迫がさせたプレーでしょう。いつも守備では足を引っ張り正直昨日も何本か捕れそうな当たりがグラブの先や下をスルーしていってましたが、あのプレーは掛け値なしに良かった。

    いろんな感情を抱きながら最後は最高の気分で締めくくれたゲームでしたが、相手がBIGBOSS ファイターズだったことが大きな要素だった事は間違いないと思います。文春コラム楽しみにしておきます。

    • 虎轍 より:

      とらかっぱ様こんにちは。
      中野のグラブトスが糸原の右手に巧くトス出来てましたね。
      あの状況で、あのグラブトスで正確にベースカバーに入った糸原に「しっかりと併殺を取ってくださいよ!」のトスは素晴らしい守備でしたね。
      糸原もしっかりと握って送球しましたね。
      昨日の糸原の守備位置ももう少し後ろに守ってたら捕れてる打球も有りましたが、あの併殺は良かったですね。
      相手の清宮の足を目一杯開いて、前で送球を受けた守備も巧かったですね。
      ダンがもっと早く変身して飛んでたらセーフやったかな(笑)

    • とらかっぱ より:

      虎轍さま
      糸原の守備にあれほど感動したことは初めてです。これが彼の選手生活一番にならないことを願います。今後ともレギュラーとして起用するならばね。

  9. 虎轍 より:

    いろいろありすぎた激しい試合でしたね(笑)
    ウィルカーソンがいつもより制球が悪く、球が高かったですね。次回は修整して頑張って!
    藤浪vs高校野球オールスターズみたいな対戦で全国制覇を果たした藤浪が抑えたのも良かったし、藤浪に抑えられて準優勝やった北條が粘ってタイムリーにしたのも良かった。GJ
    それを引き出したのは間違いなく大山やったし、大山世代、藤浪世代、北條世代、長坂世代の活躍が嬉しいですね(笑)同い年世代が頑張りましたね(笑)近本も最後に乗り遅れずにダメ押しタイムリーで追随出来て良かった!
    大山の諦めない姿勢が矢野監督に采配を思い出させたのも良かったですね。
    大山!ありがとう!GJ
    中野にバントのサインで1点差にする手もあったが、勝ったから結果オーライにしときましょうかね。
    7点差逆転負けから厳しいスタートになりましたが、6点差逆転勝ちで、これから勢いを増して勝ちを増やしていこう!
    さぁ聖地甲子園に向かおう!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  10. 岩修 より:

    5年前、あの9点差負けを現地で観て興奮し5年後の今年、あの開幕大逆転負け。凄い事は5年ごとに起こるのかなと思ってたら何と2ヶ月後に大逆転勝ち。西田辺様初め皆様のコメントでまたお腹一杯。大山の3発は次いつ見れるかな? 新庄ビッグボスも本当格好良かった。タクロー様の実況コメント早く読みたいなぁ。
    ヒデホー様の大山缶バッチまじで超羨ましいと思った一夜だった。

  11. サヨナラ3ラン より:

    新庄の凱旋ゲームでもあるし
    久しぶりに甲子園で観戦
    しようと今日のチケットは
    早々に取っていた。
    昨日は前泊で大阪入りして
    大正区にある居酒屋で中継
    見ながら酒を飲んでいたが
    店のお客さんもメチャクチャ
    喜んでいた。
    たまには こういう痛快な
    ゲームも見たいよな。
    矢野さん、延長戦へのことを
    重視しすぎて選手起用とかに
    臆病になっていたけど
    ようやく起用のタイミングも
    積極的になってきた。
    積極的になりすぎて延長戦で
    駒が足りないなんて失敗だって
    あるだろう。でもチームに活気
    を もたらすには昨夜のように
    代走三人注ぎ込みとか全然あり。
    今は動くことが肝要。
    少しずつ昨年のような躍動感
    が出てきた。

  12. Yalkeys より:

    外出先から帰るとすでに1-7.あ〜あビッグボスにしてやられたか…と思いながらのテレビ観戦。それが皆様ご指摘のような大逆転勝利!開幕戦の大逆転負けをチャラにしましたが、まだ9連敗の落とし前はついておりません。でも最高の勝ち方でした。個人的にも昨日は82歳の最終日でした。今日、83歳最初の日は青柳が白星をプレゼントして下さると勝ってに期待しています。

  13. タクロー より:

    虎の星

    紺碧の空にぽっかりと浮かぶ三日月の下で甲子園は興奮のるつぼと化した。選手がキラキラとひとつになって流れ星の如く駆け抜けた。
    新庄剛志という名の彗星に衝撃を受け覚醒したかのように。

    あーーいい夢…いい幻…のような百景を観させてもらった。これまでの観戦ストレスをすべて吹き飛ばしてくれた。

    さぁ今日は陽が降り注ぐアルプスから夢の続きを見てこよう。

     島田よ、長坂よ。このまま虎の星になれ!

  14. Akira28 より:

    昨日上げたキーマン3人が、昨日のヒーローインタビューに登場した。
    やっぱりね。
    特に大山は覚醒したね。
    これからどんどん花火を上げてくれるでしょう。
    ポイントを前にさせたのはおそらく藤井巡回バッティングコーチだろう。
    ロハスにも期待しているよ。

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