類い希なる敏捷性を伸ばせ

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目標は大きく〝3冠〟取り! 阪神・中野拓夢内野手(27)が12日、愛知・岡崎市の岡崎中央総合公園野球場で自主トレを公開。前所属の三菱自動車岡崎が練習を行う横で、…

中野の長所はごく短時間で力を出せること。敏捷性。
内角高めの球をライト線に弾き返せるのもそう、外角低めのボール球にバットを当てられるのもそう、キャッチ→リリースの時間が短いのもそう。

センサーと運動器が圧倒的な高性能で、反応速度が並外れている。

その一方、出力時間は短く、出力自体も低いのが短所だ。

成績を振り返って、足りない部分を補おうと考えるのは理解できるが、短所を克服しようとするあまり、長所を殺すことにならぬよう注意してほしい。

長打率を上げるより、もっと出塁率を上げること。打率そのものに焦点を当てるのではなく、出塁率を上げる取り組みの中で、それに付随して上がるくらいでいい。大方の評価が打率に集まるのが日本の野球界なので、気持ちはわかるが。

バントヒットはもっと多くていいし、四球もまだまだ少ない。今さら「怖い打者」になろうとしても道に迷うだけだろう。「イヤな打者」「むかつく打者」への道を究めてほしい。わかっているとはおもうけれど。

コメント

  1. 西田辺 より:

    年末の平田コーチ・掛布氏・真弓氏が出演した放送での会話ですが、中野は
    低目のボールゾーンでもヒットに出来る自信があり手を出してたが、昨年
    手を出すゾーンを見直す事で四球数が増え(一昨年18個→昨年57個)、
    出塁率が上がった(一昨年0.301→昨年0.349)。
    もちろん岡田監督の方針も影響しているのでしょうが、本人の意識次第で
    これだけの結果の変動をもたらすのかと驚きました。
    体格的にそう恵まれているとは言い難いが、昨年はWBCにも出て日本シリーズ
    まで全く休むことなく完走した中野のスタミナには感心しました。
    若い選手も多いタイガースですが、一人一人体づくりやあらゆる面で高い意識を
    持つ選手が多く、お互いに刺激を与えあって相乗効果を得ているように見えます。
    二遊間を共に守った木浪には、小幡と言ういつでも取って代わろうとするライバル
    が存在するが、今の中野にはそういう選手が見当たらない。
    安定したメンバー構成も良いけれど、背中を脅かす選手の存在がチームを底上げ
    してくれますので、コアメンバーにもそういう若手が現れて欲しいです。

  2. いわほー より:

    「アレ」の実現に四球が大きな役割を果たしたことは知るところです。
    中野選手も一昨年の18個から57個と、大きく四球を増やした一人ですね。
    大山選手が四球を見極める上で選球眼以外に、事前に相手投手の攻め方の傾向が分析データが出ていることで、そのことが見極めにつながっているということを語っていました。
    サトテルにしっかり聞かせてやりたい話ですね。

  3. 虎ジジィ より:

    中野の特徴は、テニスのロブショットのように内野手の頭を越えるヒットであり、相手投手はあのヒットを食らうと(打ち取ったのに!)精神的にもダメージが大きいと思います。

    なので、あまりにもクリーンヒットを狙うと打球が延び過ぎて外野フライになってしまう。
    中野は中野らしく相手の嫌がる「泥臭いヒット」と「際どいボールをカットする技術」を磨いて、相手投手に嫌われる打者になって欲しいです。

    昨季は元来早打ちだった近本&中野が、かなり四球が増えましたが、この二人のタイプならもっともっと四球を増やせる技術はあると思います。

    レギュラー打者なら3割(首位打者)を目指すのも当然ですが、昨季のようにみんながやるべき事をやってこそチームの総得点も増える。
    個々のチカラだけならDeNA打線の方が断然強力ですが、タイガースは打者の役割分担がしっかり出来ていたからこそ独走できた事を、それぞれの選手は自覚して欲しい。
    もちろん、プロの選手なので分かっているとは思いますが。

  4. 虎轍 より:

    そうなんですよね。
    セーフティの構えをするだけでも、それにシフトをとる事で相手投手も野手も疲れるし、嫌がられる選手になるのにね。
    脚が速いからもっともっと仕掛けてもええと思いますね。
    野手を前に出させてヒッティングでヒットコースを増やせれば率も上がると思うんですけどね。
    最多犠打に最多安打の選手やから、最多安打に最高打率も目指して貰いたいですね。
    顔は可愛いモンチッチみたいやけどね(笑)
    頑張ろう日本!

  5. とらかっぱ より:

    打率アップを目指すのは素晴らしいことですが数字を掲げてしまうと足枷にもなりかねないので心配です。仰るように出塁率アップを目指すべきであり、これも数字ではなくリーグ内の順位で上位を目指して欲しいですね。近年の投高打低の状況下では3割打つ事がとても困難なことになってるし、その年その年で平均の数値も変わります。昨季BN、GG、最多安打と野球選手としてはほぼ最高峰の活躍をしたからこその目標設定だと思いますが間違った方向へ進まぬように更なる高みを目指して欲しいです。

  6. より:

    OBP.349はリーグ8位
    輝明の.339(11位)よりも上なのですから、芸風を考えればかなり凄いことなんですよね
    ただ身近に近本(.379、3位)がいるのでそこを目指したくなったりするのかも

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