阪神・森下 送球時のフォーム改善へ本格導入 大谷やダルらも取り入れる練習方法は… - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神・森下が、鳴尾浜球場でアメリカンフットボールを使ったトレーニングを行った。
森下の発言を聞いていると、子供みたいに素直だ。ここぞのチャンスにめっぽう強くて、どうでもいいところではからっきしなのは、心の中の「快不快」「浮き沈み」「興不興」がそのまま体の動きに出てしまうからなのかもしれない。
それはそれで強みだ。チームに絶対必要なクラッチヒッターは、基本的にその精神性でいい。その気持ちのまま勝負を楽しんでいってほしい。
ただ、技術面で成熟し成長するのは一向にかまわない。体の使い方に対する知識を貪欲に取り入れているのはとてもいい。
股関節の柔軟性と胸郭の動かし方というキーワードに期待をそそられる。相撲界で重視される股関節の柔軟性は、ケガの予防につながると言われるがそれだけではない。股関節の靱帯は超強力なゴムベルトなので、それをほんのわずかでも伸ばすことができれば下半身が生み出す強大なパワーが如実にアップする。
胸郭の動き(胸椎の回旋)も重要。バットを振る運動は、でんでん太鼓のように、背骨を回旋させ、それに腕がくっついてくるものだが、背骨の中で実際に大きく動いているのは腰椎ではなく胸椎。その回旋可動域を大きくすることで安全・安定・強力な回転を得ようという取り組みだ。
上と下の連動という意味でも、土台たる股関節と上層部たる胸郭がそれぞれ割れてトップを作り、寄り合ってインパクトポイントを作ることでエネルギーを最大限に集中することができる。
スローイングでもバッティングでも共通の要点を着実に体得していけば、技術は安定し、対応力が上がっていくだろう。
コメント
「部屋とYシャツと私」みたいなタイトルに少しウケてしまいました(古いかっw)。
少年のように素直な森下は本当に愛すべき存在。
その性格を理解していて上手く手綱を引いている岡田監督も流石です。
素直な性格が故、相撲とかアメフトから吸収できる技術も多いのではないでしょうか?!
素人なので難しい技術的な事は解りませんが、本人がこだわる20発&20盗塁を是非達成して欲しいです。
野口の存在も良い刺激になりそう。
森下のようなタイプは時に「ムラッ気」だの「気分屋」だのと言われて
しまう。
「チャンスで打てて、何故そうでない時に打てないのか」とも。
いつも打てれば、毎年三冠王だしメジャーでもスーパースターになれる。
説明は難しいが「そういう打者」としか言いようがない。
1・2番の出塁率が高い今の構成なら、3番で相手の出鼻を挫く役割が合って
いるのかも。
言動もチョット天然っぽいし、今の主力たちにしてみれば「天真爛漫な
可愛い弟分」なのでしょう。
1月の初め頃、今年のバッティングのキーワードに「旋回」「回り切る」という
言葉を発していました。
本人は昨年の打撃にこの回ると言うところに不満や反省があったのか、しきりに
そこを強調してきます。
来週になれば、チーム全員が沖縄に集結してキャンプが始まります。
森下がどれだけ回るのか、楽しみにしてます。
森下は今岡のようにランナーが居れば還してくれる打撃で打点に拘ってもええと思いますね。
強靭な身体を作るのはええけど、間違っても糸井のように鍛え過ぎてインコースにバットが出ないって事は無いようにね(笑)
頑張ろう日本!
昨年新人ながら二桁Hの選手に使う表現ではないと思いますが今季森下が化けそうな気がしで仕方ないです。スイングスピード、強肩、脚の速さ、ポテンシャルは相当なものがあると思いますが昨季はまだまだ活かしきれなかった印象です。今、取り組んでいる身体の動かし方も大事ですが、メンタル面でのオンオフを上手く切り替えることが出来ればチームNo.1の打撃スタッツを残すことも可能だと期待しています。