小山さんへの喪章に半旗、江夏さんが立って田淵さんが泣いて掛布さんが笑った今季初の甲子園ジャイアンツ戦。負けられない、負けなくてよかった。
森下ノリノリ、大山しぶとく、輝明ドカン。よいね。
とくに絶好調という感じでもないから、きちんと攻めればほぼ確実に三振に打ち取れる。だが、ひとつ甘い球がいくとホームランにされる可能性がまあまあある。現状の輝明はそんな打者だ。
しかし、そんな「当たり前」をしているだけで22試合で8本もホームラン打てるんだから、当たり前の打者ではない。あとはきちんと攻める過程でも1球は来る「甘くない」ストライクをホームランできれば当たり前からほど遠い存在になる。バックスクリーン左を常にイメージして振っていればそんな日がきっと来る。
連勝中はブルペン陣もフル稼働だが、悪いことではない。そのおかげでチームは接戦をきっちり勝ち切っているのだし、当該の投手は給料爆上げのボーナスチャンスだ。そこでへばって離脱したら、他の人にチャンスが回るだけ。現実に毎年たくさん投げても平気な投手もいるのだから、フォーム、調整、それを学べばいい。生きた教材があって受け継がれているのが阪神の強みだ。
それはそれとして、8回まで投げてダイレクトにクローザーに繋ぐ村上の好投は連戦連勝の半ばで大きい。さすが開幕投手だ。もちろん完投がなおよろしいので、次こそ狙おう。
あとよろ。
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