11月にプロ選抜vs大学代表の記念試合(共同)。
来年の世界大学選手権や、来年4年になる斎藤佑樹や、その他もろもろ若さ、新鮮さをアピールしたい宣伝イベント。「姑息さ」は隠しようもないけど、上手く機能すると良いね。ところでなんでプロは26歳以下なんだ?大学生と合わせたら良いように思うんだけど…。
いろんな考え方はあるだろうが、基本的に「ん?そうやなあ…まあ、それもアリやな」という、なまくらスタイルで生きている私にとって、今季の真弓タイガースもそれである。「いや、あれはナシやろう」の声もよーくわかる。わかるけれども、やっぱりアリなような気もする(笑)。
「改革にはスピードが必要」「スピード感が大事」…いろんなところで聞く言葉で、きっとそれが正しいという部分もたくさんあるのだろうけど、同時に「あれ、本当だったのかね?」と振り返るようなこともたくさん見受けられる。「ほら、あれを見てみろ!我々もあれを見習って、早急に対策しなければ遅れをとるぞ!」なんて言われていたものを、改めてよく見なおしてみると、なんだかせわしなく動いているばっかりで、最終的にはなんだかワケのわからない形になってしまっている…周囲にそんな事例がないだろうか。「急がば回れ」とか「うさぎとカメ」の話は、こんな現代でもまだ(ある程度は)通じる話なんだろうね。
真弓改革は、世代交代、守備走塁重視など、掛け声ばかりで実体が伴わない感じだったけれど、夏も盛りを過ぎた頃ようやくなんとなく姿を現してきた。初めからそうせいよ!もっと極端にやれよ!の声も聞こえるが、まあこれもアリなんかなあ…と。
どんな選手もトシは取る。トシを取っても、できるだけ長く第一線で活躍したいという選手は多いだろう。タイガースの世代交代はなかなか進まないけれど、選手たちから目標にされるような「憧れの高齢選手たち」がいる。その憧れを傷つけないよう、周囲も本人も納得するような世代交代というのは、どうしたって急激にできるものではない。最上部がそうだから、以下も当然穏やかなチェンジが中心になる。カメの歩みながら若返りは感じられる。
走塁についても、地道な進歩はあると思う。目立つような盗塁や好走塁より、塁上でのリードで投手に重圧をかける姿勢が良くなっていると思う。
しかしながら実に控え目で、3歩進んで2歩さがるような変わりようではある。それにやはり現在の状況は不本意だし、できることならなんとか上昇気流に乗って3位をゲットしたい。もしこれで3位になった日にゃ、勢いとしては一番だろうから、その先だってわからないからね。そのためのプレーオフなんだしね。甲子園スワローズ3連戦、持っている力を全部出し切って、勝てよ!
コメント
今日からのスワローズ3連戦、楽しみです。
ローテからいけば、安藤、岩田、久保でしょう。打線も鳥谷、桜井、が絶好調。新井、金本まずまず。ブラゼルやる気まんまん。
私たちもやる気まんまん。
3タテできれば2ゲーム差奇跡が起きる可能性が十分ありますが、まずは今日の試合に勝たないと始まらないので安藤は7回2失点でしのげば十分に勝機はあると思います。打線も乗っている鳥谷・桜井両選手の働きが鍵を握っていると思います。ハードなゲームになるかと思いますが気持ちを切らずに頑張ってください。
カメ派(こつこつ型)の監督だけに、燕戦も3連勝は無いんだろうナァ。
まあ2勝1敗でこつこつ、そして15日からの東京ドームだけ3つ勝って、最後に10月過密日程の燕を追い越し、CS&日シリも「こつこつ2勝1敗」ペースを維持すれば『日本一』!
気長に「真弓野球」を信じて待ちます。
「カメの歩み」かぁ。今のスピードだと、道半ばで次監督に丸投げしそう。
「急がば回れ」と言うより「臭い物にフタ」って感じですが。
枯渇している星野遺産でCS進出することが、阪神にとって良いことなのかなぁ?
CS進出を理由に、世代交代を遅延するのは本末転倒では。
諦めないのも勇気なら、諦めるのもまた勇気ですよ。真弓監督。
ちなみに、カメの足は意外と速いですよ。阪神もあやかりたい。
政治の世界は、野球と同じで出来るとと信じていた一軍の選手が何も出来ず、(自民)
一度も経験の無い2軍の選手が監督ごと変わったようなもの! ジェフの渡米や今岡の今期限りでの引退やら囁かれていますが、若いやる気のある選手にドンドンチャンスを与えて民主党よろしく一軍へ出てきて欲しいですね。
そして借金を全部返済して、胸を張ってCSへ
出てもらいたいものです。
世代交代について、ウチの原監督は極めてシンプルな考え方を表明しています。
曰く「実力が同じなら若いほうを使う」
若いからといって力が劣る選手を使う必要はないし、ベテランだからといって力が落ちてきた選手をありがたがる必要もない。そう考えるとスッキリするように思います。