建山が入団会見。背番号は53で、建山自身は遠慮したのだけど、球団側からどうぞどうぞということだったそうで。赤星の番号だから、しかるべき野手にいい感じで承継できれば良かったのだけれど、これだけ時間を空けてのことだからしょうがないかもね。それだけ赤星という選手がスペシャルすぎたのかもね。この先誰が着けようと、期待されていない新人が背負わされる「ゴミ番号」53を着けて、グラウンドを暴れ回っていた赤星のことを忘れることはないんだから。建山には背番号ロンダリングに協力してもらって悪いけど。
もうずっと思っていることに、「日本で活躍できる投手はMLBでも活躍できる、逆もまた真」というのがある。例外はごく一部で、井川なんかはきっと何かわかりやすい原因があったのではないかと類推している。野球の質やパワーは違っても、腕を振って球を投げ、バットを振ってそれを打つことに変わりはないから、抑えられる要素というものに大きな違いはない。だからアメリカでそろそろ現役引退かと思っていたという建山は、日本でもそう大差ないと考えるのがまっとうだ。何かわかりやすい原因により、例外となれるかどうかがポイント。せっかくだからそれになって欲しい。
何度も聞かされて、何度も言っていることになるが、「勝ちながら育てるのは難しい」というのは大いなる言い訳でしかなく、しかもどう考えても間違っている。「育てなければ勝てない」が正しく、「勝つ時ほど育つ時はない」も正しい。どんなに実績のある選手でも、調子の波はあるし、好調だからといって毎日毎日猛打賞なんてことはない。これから伸びるであろうという選手にしてもまたしかり。どういう体験をさせればより伸びるか。自信をつけるか。あるいは教訓として学べるか。細心の注意を払って、育てることがやがて訪れる「大勝利」に繋がる。そのためには敗戦をコントロール下に置いているかどうかが重要になる。わざと負けろなどと言っているのではない。どこにでも負けに繋がるリスクはある。それを巧みにバランスさせることが「敗戦をコントロール下に置く」ということだ。リスクの存在、種類を認識して、タイミングを間違わずに選択する。失敗した時に何が残り、どんな空気が漂うかを想像し、それもまた計算の内、次に繋がっているのだと「わかって」いながらやること。これを意識的にやれるようにするには、相当緻密にストーリーを練り込まなければいけない。特に運営予算が厳しい球団は、これを徹底的にやる。一軍の監督だけでなく、編成や育成部門も含めてトータルでやっていく。そういった人たちから見れば、タイガースの関係者あたりから「育てながら勝つのは難しい」なんて言葉が出ているのを知れば、大いに呆れるのではないか。そろそろ運営方法を外部に学ぶ時期なのではないだろうか。
タイガース戦がないもんだから、どうでもいいことをつらつらと考えてしまった(笑)。
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後ろの方、「四国アイランドリーグplus特集」に、締めの記名記事「10年のその先へ…」2ページを書きました。その他、「鍵山誠CEOインタビュー」2ページ、「アイランドリーグ10年史・アドベンチャー戦記」6ページを書きました~!
※担当ページに、校正直し漏れが2つもあってショック!!ドタバタ校了みたいだったからなぁ…。
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仮参加表明
・ハンドルネーム(呼び名・参加者全員)
・参加者人数
・ご意見ご要望など一言!
送付先アドレス(トラオこと菅野徹)
torao@torao.net
コメント
建山は入団が決まったからには全力応援します。猿人系は多い球団なのでw早く溶け込めるかも知れません。
先日の二軍戦など見ていたら、西村のキレが戻っていたので昇格を期待していましたが、これでライバルが増えましたね。
西岡の復帰で良太が抹消、これは明らかに西岡をサードにはめ込む事が既定路線であり、そこに競争原理は存在しないのが不満です。おそらく
1西岡・三
2上本・二
3鳥谷・遊
4ゴメス・一
5マートン・左
6今成or緒方・右
7捕手
8大和・中
こんな感じですかねぇ。
鳥谷が重傷の場合は大和がショートへ、センターを柴田と俊介で争うのかな?!
余談ですが、ブレないデイリー!他社が全てザックジャパン関連なのに表紙「良太抹消」はさすがです。
何がさておいても「Fukudome」わかってはいても言わさるこの空虚感
Welcome to Tigers!
一昔前は、変則中継ぎ投手王国だったタイガース。
最近はめっきり減ってしまい、右に関してはほぼ絶滅危惧種。
新しいアクセントとして期待してますよ。
育てることと勝つこと。
育てると言っても、ファームでのそれは技術面体力面でのスキルアップがメインでしょうし
一軍の体制の中で「育てる」というのは経験値のアップであり、「準備」の学習がメインだと思います。
「育てながら勝つ」ことの困難さを言い訳にするということは、チーム運用のまずさを表明してること。
過去の実績にのみ頼った選手起用ではシーズンを乗り切れない事実は、最も身を以て知っているチームのはずなんですけどね。
原点だの何だのと言いながら、結局そこへ戻ってしまう。
何やら、西岡の復帰と同時に福留も一軍へ戻ってくるとか。
一部マスコミでは、若手外野手の守備力が安定しないので、そこを買っての昇格とか。
確か抹消した時は「無期限」と謳ってたはずなのに、なんとタイガースの「無期限」の短いこと(笑)
そんな急激に上体が上向いたのでしょうか?ファームの成績を見るに、そうは思えませんが・・・。
福留の本当の状態は、プロでもコーチでもない私などには知る由もありませんが、これで良いのでしょうか?
使う側にも、抹消前より厳しい目が待っている事だけは自覚した方が良いと思います。
↑でも言っておられましたが、福留の昇格に疑問です。
調子が上向きとの事ですが果して?
打率.220台…
練習ではいいと言う。それでは降格前と変わっていないのでは?
根本的な所からみっちりやるもんだと思っていたので首脳陣には非常に懐疑的です。
成績だけ見れば隼太辺りが妥当だと思います。
競争どころか…
プロ野球はプロスポーツである上で興行でもある。
従って球団を運営していくために利益を最優先に追究するのは当然。
で、その利益を出すために何が球団として最も重要なことなのだろうか?
答えは全球団、同じ ファンに喜んで満足してもらうことにある。
例えれば読売巨人。
この球団は(少なくとも ここ数年)間違いなく勝利・優勝こそ最大のファン
サービスだと考えているハズ。
で強いチームにするために弱点の補強もする。
しかし補強したからと言って、選手任せにはしない。
そこは監督以下、首脳陣が正しい目で支配下にいる全選手のコンディションを
常に把握して状況に見合った選手起用をしている。
そこには補強をしたからと言って、特別扱いはない。
人気・実績・経験など関係ない。とにかく選手のコンディションが最優先である。
野球は作戦も重要だが、やはり選手起用で大抵の勝敗は決まる。
逆に言えば、選手起用さえ正しければ、そのメンバーから作戦を探せばよい。
そんなことは多分、原でなくても和田でも分かっていると思っている。
じゃ、なんで出来ないのだろう・・・
そこには巨人とは違う球団体質があるのだと思うが、実は球団体質だけの問題ではない。
極論を言えば、ファンの質なんだと思う。
ファンの求めるものは千差万別であり、そこに正しいとか間違っているとか答はない。
だけどチームを変えるのは監督でも球団でもなくファンなんだと思う。
リリーフカーに乗ってる久保田をヤジる阪神ファンもいてますからねぇ
「ファンから変わろう!タイガース!」
明日は今季二度目の甲子園観戦。
前回は、雨の中、福留の決勝弾とメッセンジャーの完封劇に酔いしれましたが、二匹目のどじょうはめったにいませんから、明日はどうなることやら…。
おっさん四人の小祝勝会を開催できることを願っています。
阪神球団は勝利より興行収入の方により意識があるようです。
勿論、利益は重要です。
毎年、今年こそ「阪神優勝!」という錦の御旗をファンの前に掲げながら上手く誘導していると思い込んでいます。
負けゲームでも、ただつまらないゲームに終わらず、先に繋げる何かを見せてくれたら良い。
やはり強い阪神タイガースが見たい、その先に優勝というものをはっきりと見据えているという方向性が解ると応援のしがいがあります。
強いチーム作りの作業は難しくしんどいし能力も必要です。
阪神球団はそれをしないし、できないのか…
強いチームの中で選手は育っていくものだと思います。
選手の足を引っ張るような野次は聞きたくない、ファンからも強い阪神タイガースを作っていく態度が必要です。
明日からの戦い、暑い夏を乗りきれ!阪神タイガース頑張れ!
勝つ事と育てる事の両立が難しいのは、昔からどんな球団でも、どんな名将でも頭を悩ませてきたプロ野球永遠のテーマなんでしょうが、だからと言ってそれを言い訳に何年も放ってきたのがタイガース。
しかも、最近は「ファンが許さないから。」なんて他人のせいにもしますし(笑)。
ここ数年、外部から獲得した矢野、金本、下柳等、何年も体をはって頑張ってくれてたベテランがいた間に見事に誰一人として育てられなかった、或いは育てる事を怠ったツケが出てきているチーム状態なんですよね。
緒方が育っている。と言っても、福留がもしも元気なら使われる事さえ無かったでしょうから。(想像すると恐ろしい…)
交流戦の間に指名打者は新井のお兄ちゃんが入っていましたが、本来の福留を含めたライト争いを考えるなら、何試合かだけでもマートン指名打者、外野一枠は若手のチャレンジ用に使っても良かったんじゃ無いですかね?(新井のお兄ちゃんは良く頑張ってくれてたと思いますが)
負けた時の苦しい言い訳が嫌なのか、ある程度計算の立つベテラン集めに走り、その為に育てる事を放棄している首脳陣、マスコミや株主からの口激を怖れて(考えすぎと思いますが…)若手を育たせる時間も与えない球団幹部。これが昔からの悪い伝統として今も残る現実ですよね。
そもそも、高卒を育て上げた四番打者だって掛布だけ。この数年で育て上げた高卒の先発投手も井川しかいないんですから。
こんな大変なチームですが、入団が決まった建山投手、ウェルカム!失礼ながら今まであまり興味がなかったのですが、今日から改めて応援させていただきます。53が似合うと言われる位の活躍を期待しましょう。
マートンの指名打者、賛成です!色々試せたと思います。後の祭りですけど!金沢は2回仕事で行きました(^^)
鳥谷 本当は右膝痛いんじゃないの?
仕事帰りに、久しぶりに街中の本屋に立ち寄って、
「週刊ベースボール」を手に取ってみたのですが、なんとカープ特集。
店員に尋ねたら、九州は明日新発売だそうです。
トラオさんの今後の更なるご活躍を祈念いたします。