藤浪乱調からの大敗で連敗

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初回、藤浪が坂本に本塁打を打たれ0-1。3回は巨人先発投手マイコラスにヒットを打たれ、暴投で生還を許し0-2。4回表福留の本塁打で1-2とするも、すぐそのウラにまたも阿部四球から下位で失点1-3。5回は二死から亀井に四球、ランエンドヒットや盗塁と足を絡めた攻撃でピンチを拡大されると阿部四球、村田死球で押し出し、1-4。6回表、マートンの犠飛で2-4と迫ったが、試合になったのはここまで。6回ウラ、藤浪は二死満塁のピンチで長野にタイムリーを打たれ1-5とされてKO。しかし代わった高宮も阿部に2点タイムリーを打たれて2-7。7回ウラは3番手松田が二死を取ってから上位打線に4連続長打など5連打され2-11。試合終了直後、和田監督は原監督に「今日はこれぐらいにしといてやるわ」と言った(←ウソ)。

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対巨人 13回戦 東京ドーム

神 | 0 0 0 1 0 1 0 0 0 | 2
巨 | 1 0 1 1 1 3 4 0 x | 11

勝:マイコラス5勝3敗0S
敗:藤浪7勝5敗0S
HR:福留ソロ15号、坂本ソロ6号、井端ツーラン1号
阪神:藤浪 – 高宮 – 松田 – 筒井
巨人:マイコラス – 宮國 – 矢貫 – 香月

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好調メッセが四球乱発でやられれば、やはり好調を維持していた藤浪はさらに四死球の嵐で苦しんだ。さてこれは単なる連動なのか、それとも例えば事前準備により、何か「見透かされているような」精神状態に追い込まれて、自分の持っている力をそがれてしまったのものなのか。その本当のところはわからないが、「決め手」の二人が攻略されての連敗は残念無念。やり返す機会はまだまだあるので、チームの総力をあげて復讐だ。

Gに連敗…虎将、今成に不満「結果うんぬんじゃなくて、気持ちが」(サンスポ)

好機に2度凡退した今成について、和田監督は「いつも打てるわけじゃない。結果うんぬんじゃなくて、気持ちがね。気持ちが(投手に)向かっていない感じにみえてしまったからね。そういうところだろうな」とコメントしたそうだ。

感じ方は人それぞれだろうが、私はプロ野球の監督が選手に対して「気持ちで負けていた」的なセリフを吐いて欲しくない。考えられる限り、最悪のセリフではないだろうか。
打てない勝てないのはともかく、気持ち「だけ」は負けないようにするのが監督の最低限の仕事。もしチームに集中力がない、闘争心がないなんていう話なら、それは「監督なにやってるんですか?」ということでしかない。

凡人とは違う才能があって、日本の頂点という舞台で野球をしている。そこにいる選手たちが「気持ちだけ」の部分で優劣がついているはずがない。

能力、技術の絶対値があって、それへの評価がある。それによってこれから起きるであろうことへのシミュレーションがあって、そこから自信や動揺が生まれる。しかしそこで相手の精神状態を推理して、再度冷静に分析して、不利でも勝てる戦術を考える力を持つ。技能と戦術を考える頭脳。そのギンギンの競り合いを見せるのがプロ野球だろう。そんなことは和田監督だって百も承知のはずだろうに。

結局言っているのは、「結果うんぬん」の話なのだろう。もしたまたま相手の守備のミスが出たりしていれば、「気持ちでは負けていなかったから」っていう話になったりするのではないのだろうか。

勝負は時の運。運を味方につけるためには、楽をせずに、サボらずに、凍りつかずに、やるべきことを淡々とやるのみ。敵は自分の心の内にある。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    急遽参戦して来ましたが、爪楊枝を身体に一本ずつ刺されるような、しんどいゲームでした。

    藤浪は悪い時に戻ってしまったような投球、コントロールが定まらずカウント球を打たれてしまうパターンでした。

    藤浪交代の時、たまらずトイレに行ったら偶然ココの虎バカ仲間に遭遇、私が「これ以上(点を)取られたら終わっちゃいますね」と言い終わると同時にグランドから大歓声が……、席に戻ると讀賣のバッティング練習状態になっていました。
    「阿部専・高宮」が阿部に打たれたのも痛い!

    悔しいです。なんか毎年夏に東京ドームで3タテ(今日はわからないけど)を食らっているような感じがします。

    打線にカンフル剤が必要です。
    サードもウィークポイントになりつつある今、二軍で他人の高級車を破壊するほど飛ばした(ファールながら)陽川など使ってみてはどうでしょう?!

    • hi64 より:

      昨日は突然声をかけてすいませんでした。
      劣勢の展開で幸運の神様に会ったような気分で、つい声をかけてしまいました。
      またお見かけしたら声をかけさせていただきます。

      • 虎ジジィ より:

        返信ありがとうございます。
        痛恨の連れションになりスミマセンでしたw。
        昨年のCSから東京ドーム連勝が続いていたのに残念でした。
        またお会いできるといいですね。

  2. 虎蜂 より:

    またしても「首位攻防だ!」と意気込んで巨人戦に臨んむとボコボコにされるというデジャヴのような試合でした。

    気負いもあるのかもしれませんが、トラオさんの「見透かされてる」というところもあるのだと思います。データの分析と使い方というところでジャイアンツと大きな差があるのかもしれません。

    松田は今の状態では厳しそうですね。何よりコントロールが甘い。球威がある状態であればそれでも抑えられますが、スタミナ面に課題があるだけに安定して活躍するためには真ん中に集まらない程度のコントロールの習得は必要不可欠だと思います。期待値の高い選手だけにあれだけ打たれるのは胸が痛いです。

  3. トラ11 より:

    和田監督コーチ共に現在リーグ2位という地位にあるためか、G戦には警戒心と勝ちたい意識が異常になり、チーム全体が縮こまったプレーになっている。
    投手も野手も攻める気持ちでいって欲しい。
    相手にやりたいようにやられ、メッセ、藤浪で負けることは悔しい限りです。
    今日は岩田、思いっきりやってくれ!
    野手も思いっきり振ってくれ!中途半端はダメだよ!ムチャクチャやったれ!
    なんか自暴自棄になったような文になってしまいましたが、私の気持ちです(笑)

  4. こうさん  より:

    昨日は「6」という数字を意識する1日となった。
    藤浪は「6」回途中に降板、自身の連勝も「6」でストップ。タイガースの連勝記録、「6」だったなぁ…というのは遠い思い出。そして東京ドーム「6」連敗…。さすがに、もう無いか…と思ったが、最後にあった。中日の指定席…。それだけは勘弁してほしい。

    藤浪頼りは分かるが、引っ張りすぎ。藤浪で負けられないのか、藤浪で負けたくないのか。藤浪の不調を察知して次に切り替えさせるのもベンチの仕事だ。

    前半戦は相手のミスで勝ててた試合も多かった。後半戦はミスが多いチームが下がって行くのか?
    打線が湿ってきた。「藤浪でダメなら勝てないか」という雰囲気を満員のレフトスタンドに伝えてしまってはダメだ。9回でも、ほとんど帰ってないんだからさ。
    下からの朗報。陽川が小松のベンツをレッカー移動させるという大儀…じゃなくて、江越が「6」、いや7本目のホームラン。オールスター明けになるのだろうが旬を逃さないでほしい。
    ハズレろ俺の予想❗岩田、負けるな。

  5. やっさん より:

    首位攻防・・・ボコボコにされたw
    3回の追加点、3塁にランナーがいるのに鶴岡の守備
    またかって・・・ピッチャー心理・・・身体で止めろよ!!
    昨日の試合、あれがすべてかも。

    バット振れよ、手打ちじゃ飛ばんよ!!
    きっと皆お疲れなんだね。
    シジミ飲んで今日はがんばれ!!

  6. としとまき より:

    とらおさんと同感ですね。
    今成に対して気持ち云々は、もし和田の目にそう映ったとしても公には言って欲しくなかったですね。
    監督としての器のなさを感じます。
    今、水道橋着きました。まさか3連敗はないでしょう

  7. そよ風 より:

    和田の今成に対する『気持ち』コメントはオフィシャル仕様ではありませんかな?
    後に本人とは別の会話の場が持たれたと期待したいところです。

    この中日戦、巨人戦で自慢の4本柱が打ち砕かれましたね。
    ヤクルト戦でのまずい戦い方が尾をひいて、その結果タイガースの野球をやらせてもらえなかったのではないかと思います。
    先発投手の能力を軸に試合を組み立ててゆくのがタイガースの野球であり唯一の勝ちパターンです。

    メンバーも同じ、変わった環境と言えば少し蒸し暑くなったぐらい。
    なのに首位を奪取したときはあれだけ噛み合っていた投打が今は全く噛み合っていません。
    今年は流れが悪くなったときに巨人と当たり負けています。
    あんなチーム状況の悪い巨人にです。

    気持ちが空回りしている面もあると思います。
    岩田の『心の』投球が、またタイガースに足が地についた野球を思い出させてくれると思います。

  8. hi64 より:

    昨日は現地で観戦していましたが、微妙な展開だったからかビールが進み、藤浪降板でトイレに走ったところ、虎ジジィさんに遭遇するという幸運に恵まれましたが、その後は良いこともなく、消化試合の趣でした。
    今成は去年から何故かチャンスで全く打てていない印象です(データとか確認してません。単なる印象です。)。おそらくメンタルの問題だろうとは思いますが、その点から言うと、七番という打順は後ろがキャッチャー、ピッチャーですから、余計力が入り、ますますうまくいかないのではないでしょうか。
    昨日も書きましたが、今成はどんな状況でもヒットを打ちに行くというバッティングで、臨機応変さがありません。
    そこで、二番を打たせてみて、打席に思いっきり制約をつけるというのはどうかなと思ってます。
    バットに当てるのはうまい選手ですから、エンドランを使えばそれほどバントは要りません。
    二番で一つでも塁を進めてクリーンナップに回すという仕事をこなせば、今成のバッテイング変わってくるのではないでしょうか。
    気持ちが入ってないというよりも、入りすぎて気負って空回りするタイプだと思います。
    明確な仕事を与えて余計なことを考えさせないのが得策のように思います。

  9. なかっち より:

    まず和田監督は、何故そこまで讀賣戦に拘るのか?
    この時期藤浪を中5日でまわした意図はなんだったのか?
    疑問に感じます。

    2つ勝ちにいって負けました。負けたもんはしゃあない。ある意味切り替えられる大敗でした。

    改めて自分達は弱いって事を認識出来ましたある意味収穫やと思います。
    讀賣に勝つにはチームが同じ方向を向いて、一人一人がキッチリ仕事をする。

    攻撃では無駄なアウトを相手に与えない。(初回から送りバントなど)

    守備では大事な所でのミスをしない。隙を見せない。

    そうしたことを意識してやっていかないとこれからの讀賣には勝てません。

    毎年夏場以降の讀賣はそれを全員が普通にやってくるから強いんやと思います。(主軸が送りバントをしたり、進塁打を打ったり。タイガースはそれが普通に出来ない。それだけベンチ、選手一人一人の意識の持ち方が違うと思います。)

    讀賣戦に限らず、これからの試合はそんな戦い方をしていかなければいけないと思います。

    そんな差配が和田監督に出来るのか?
    クライマックスシリーズのように勢いだけでは勝てません。
    これからは和田監督の手腕に期待したいと思います。

  10. 西田辺 より:

    「気持ち」どすか…
    まぁ、我々が居酒屋やネット上で
    「淡泊やなぁ」
    「やる気あるんかいな」
    とボヤくのと変わらしまへんなぁ。
    何や、金土の試合見てると、チーム全体がビビって様に感じましたなぁ。
    その「気持ち」とやらで負けてたんは、和田監督あんたはんちゃいますか?
    大体、読売ローテとか言うてピッチャーの間隔ムチャクチャにして、ロクな事おまへんな。
    でもまた読売戦になったら、やるんでしょうなぁ。

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