育成落ち対策に着手せよ

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望月も育成か。それぞれに事情があるのだろうが、期待の高卒投手たちが次々と育成契約に切り替えられていくのは残念でならない。
それは、もともと育成ドラフトで入団するのとは決して同じではない。支配下ドラフトで指名するからには、少なくとも大卒の年齢までには一軍選手として活躍させるという決意のもと、若い選手を預からなくてはいけない。
そうなれるかどうかは最終的に本人次第の自己責任。だけど、一時その道筋を掴んだ投手たちがこうして次々と育成契約から「やり直し」になる様を見せつけられると、何か間違っているのではないかと考えてしまう。
育成プラン、練習環境、昇格や降格時の対応、栄養や休息といった生活環境、指導や教育方法など、すべてを洗い直して高卒支配下指名選手の育成落ちを防止すべきタイミングなのではないか。時間をかけて1億円プレーヤー になった秋山の例もある。地道な調査、研究と試行錯誤に着手してほしい。

コメント

  1. なかっち より:

    私も全く同感です。
    育成枠とは何なのか?再度NPBは考えてもらいたい。

    話は変わりますが、大山が契約を公開しました。
    大山のコメントを読んでると
    「打点は付かないけどダブルプレーでも1点入る」
    「打順は気にしない」
    とか書かれてました。
    我々ファンは大山にそんな姿を期待してない。
    大山には打線の中軸に座ってもらい、打って打点を稼ぐ。それを期待しているのに、大山はそうではない。残念で仕方がない。
    (私個人的な私見ですが、皆様はどうお考えなんでしょうか?)

  2. いわほー より:

    メジャーには遠く及びませんが、1軍2軍問わずプロ在籍10年以上で55才から生涯、年間約120万円の年金制度があるんですが、育成期間は在籍期間からは除かれるようですね。
    支配下70人枠を目いっぱい使いたいという意図は分かるんですが、育成制度が出来てからというもの、故障したら安易に育成扱いに追いやられるというのは育成枠を便利使いされているようで、どうなんだろうと思います。
    あえて好意的に解釈するとすれば、戦力外の通知の猶予期間にチャンスを与えるということか。
    支配下70人枠を広げるという手もあるんでしょうけど、メジャーなんて支配下選手は40人ですから。
    とにかく今シーズンの小野寺のように、一人でも多く支配下に戻れるように頑張って欲しい。

  3. 西田辺 より:

    先日も書きましたが、果たして現状の育成制度が本来の目的に合致しているのか、
    負傷者・治療中の選手を枠の為に育成と扱うのは正統なのか、と言う疑問が毎年
    沸いてきます。
    望月の場合、「最初の思惑ほどには成長が見られないから、70人枠の為に」育成選手に
    するというもの。
    今後望月にしても、伸びる余地は十分にあると思いますから、簡単に解雇するには
    惜しいから、とりあえず面倒は見る感じの措置。
    アメリカの様に巨大なピラミッド組織ではない日本球界。
    アマチュアを含めカテゴリーは多彩だけど、決してNPBが頂点の組織とは言えない。
    地区の少年野球チームで無双していた連中が、「野球で飯を食う」ためにプロ野球
    選手になる。
    一握りの中の一握りが集まる世界でも、そのまた一握り以外はいつ育成落ちや解雇
    の恐怖が待っています。
    頑張っただけでは報われず、誰も評価してくれない世界。
    そんな中でも、わずかな可能性を期待して残ったチャンス。
    制度としては納得できないけど、選手としては課題を克服して再び99以下の背番号
    獲得に挑むだけ。
    這い上がって来いよ。

  4. 虎轍 より:

    高卒で入団してきた投手が育成契約になってますね。
    怪我もあると思いますが、なんとか支配下登録に戻れるとええですね。
    才木は来年は普通に投げれるみたいな報道がありますが、どうなんでしょうね。
    来年は高卒入団の西純、及川が大活躍で優勝や!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  5. hi64 より:

    育成制度が本来の趣旨と違い、便利使いされているのは常々言われていることです。
    私もおかしいとは思いますが、どんな使い方もルール違反ではない以上、禁止には出来ない。
    選手会も読売の大量育成契約化は問題視しているようですが、
    選手の側からしたらクビにならないだけマシと捉えているかもしれず、
    なかなか難しい問題です。
    私は少なくとも育成契約が囲い込みに使われるのはおかしいと思いますので、
    たとえば自由契約→育成契約にする場合は、キャンプインまでは再契約出来ず、その間に他球団と自由に交渉出来る
    というようなルールが必要だと思います。

    それはそれとして望月ですが、
    155キロを超える剛球がありながらなかなか一軍定着できない。
    ひとつ下の才木と比べられ、ストレートの球質の問題で空振りが取れないと言われていました。
    本人は球児に憧れていたようですが、望月が目指すべきはスアレスだと思います。
    スアレスもホークス時代は球は速いが当てられる、空振りが取れないと言われていました。
    タイガースに来て、スピードが上がったことは確かですが、それより大きかったのは、ツーシームを低めに集めて打たせて取るタイプに変えたことで大成功をおさめたのだと思います。
    スアレスの奪三振率は8.37ですから、クローザーとしては低い方です。
    それでいてあの圧倒的な成績を残せたのは、動くボールを低めに集めてバットに当てられてもフライにならないということを徹底したからだと思います。
    望月もここを目指すべきです。
    スアレスもスライダー、チェンジアップと変化球は投げていましたが、あまり武器にはなっていませんでした。
    望月も変化球のコントロールを気にしすぎることなく、スアレスになれ、とひと声かけて迷いを払拭してあげてほしいと思います。

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