この世に絶対的な善はない

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阪神・岡田彰布顧問 カットマン使わないシートノックに苦言「短い距離は1人で投げんの違う」/デイリースポーツ online
「阪神春季キャンプ」(9日、宜野座) 阪神・岡田彰布オーナ付顧問(67)が宜野座キャンプを視察し、シートノックに苦言を呈した。監督時代にはシートノックでのカットプレー練習を徹底。今キャンプではカットマンが中継に入らないケースも目立つことから...

練習のやり方を変えたということは、誰かが「このままでは良くない」と感じていて、確たる狙いを持っていたのだろう。
それをわざわざ伝える必要もないので、前監督にとっては理解不能なのだろう。
大事なのは、その首脳陣の狙いを選手にしっかりと伝えているかどうかであり、まったく伝えずにただやり方を変えることはないと思う。
必ずカットマンに返すのを徹底することで、連携の精度を高めた前監督のやり方はとても好ましかった。守備には何よりも手堅さを求め、チームプレーによって問題解決していこうという姿勢だった。
練習で「1本送球」を取り入れた理由は、個人能力の発揮機会を作ることと、個人能力の向上だろう。
たとえば指揮官が「我がチームはホームランはいらない」と言えば、大谷のようなホームラン王は育たない。同様に「ひとりで長く投げる外野手はいらない」と言えば、イチローや新庄のようなワクワクするレーザービームは出て来ない。
小言モードを面白おかしく取り上げるのもけっこうだが、それを絶対善のように取り扱うのは愚だ。変えた人の狙いと、変更が成功するためにどんなことをしているかを伝えることのほうが大事だ。
あとよろ。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    阪神タイガース愛の強さからかも知れませんが、岡田前監督は解説の時などもタイガースの采配を否定する場面も多いですよね。

    いちいち記事にする記者もどうかと思いますが、藤川監督は全く気にしないで自分のやり方で練習させれば良いと思います。

    森下、ヘルナンデス、井坪など強肩の選手も出てきたので「万波のレーザービーム」のような球場がどよめくプレーも見てみたい。

  2. 西田辺 より:

    どんなプレーだって、良い面と悪い面両方があります。
    カットプレーは、手堅い反面時間のロスが生じる。
    日本一に導いた監督が推奨するプレーが全て正しい
    とは限らない。
    状況に応じてどちらもやれる様に準備する、と言うのが
    唯一の最適解かも知れない。
    マスコミと言うのは、他人の揉め事が三度の飯より大好物。
    わざわざ岡田が物申した!と揉め事の火種を撒き散らかして
    騒ぎ回る。
    真にどうしようもない人達である。
    まぁこんな戯れ言に惑わされず、状況に応じたプレーに
    備える練習をしていただければ結構。
    一々気にしないでイイよ。

  3. とらかっぱ より:

    岡田前監督もイラン事言うなぁと思いますが、必要以上に取り上げるマスコミには不快感を感じます。藤川監督には彼なりの理論があるだろうし気にする必要なし。

    強肩を武器にする選手はノーカットで投げればいいし、そうじゃない選手は今までは通りでいい。その判断は選手に任せるのでなく、コーチがハッキリと伝えておけば問題ない。甲子園でもレーザービームで刺すシーンを見てみたいものです。

  4. いわほー より:

    カットマンへの中継プレーを徹底させた岡田さんの意図は、それなりに一理あったように思いますが、藤川新監督が意図してその方針を廃しているのかどうかわかりませんが、それであれば選手の状況判断に任せる方に舵を切ったのかもしれませんね。肝心なのはその意図を選手にきちんと伝わっているかどうか。
    『凡事徹底』だの『球進一歩』だの、藤川新監督は聞きなれない四字熟語を好むようで、岡田監督とは対照的に短いメッセージを多用する印象ですね。
    監督が代わればメッセージを受け取る選手の読解力が問われます。

  5. より:

    プロ野球は興行なのでファンにも意図は説明してもらいたいところです
    てか岡田が球児やコーチに訊いてからマスコミに話せや

  6. 虎轍 より:

    カットマンに投げる延長で一人で投げるのが理想でしょうが、一人で投げてとんでもないとこに投げる選手が居たから、カットマンまで投げる事を徹底したと思ったんですけどね。
    野球が大好きな岡田前監督の物申しを火種のように扱うのもどうかと思いますね。
    野球経験の無いとんでもない記者も居はるんやろね。
    頑張ろう日本!

  7. タクロー より:

    思わず「イメージの詩」の歌詞を思い出してしまった。

    これこそはと信じれるものが この世にあるだろうか 信じるものがあったとしても 信じないそぶりーー
     岡田語録は端的でわかりやすい。ナーンにも気を払うことなく思ったことを口に出す。周りには懇意の虎番記者がいるんだろう。新しい首脳陣には耳が痛くとも見出しになりそうなフレーズがボソボソと出てくる。ありがたいことだろう。
     新しい首脳陣にとってこの間接話法は「またなんか言ってるみたいやわ」程度、馬耳東風だろう。きっと。だって人気のキャンプ地にはいろんな評論家がやってきて、あれこれ独自のコメントを出そうとうごめいていそうだし。 タイガース二人目の日本一監督という称号を得た岡田顧問はますます大評論家として虎番たちに重宝がられるんやろな。藤川監督の後任としてNHKで「勝負眼!」なんてボードを上げることは絶対ないやろけど。
    古い船には 新しい水夫が 乗り込んで 行くだろう 古い船を 今 動かせるのは 古い水夫じゃ ないだろうーー

    ーー新しい酒は新しい革袋に盛れ、だ。

  8. Akira28 より:

    別の視点から言えば、近本はカット。
    前川もカット。
    この二人にレーザービームは望めません。
    ライト・森下は状況で選択。
    万一、佐藤がライトに回ればレーザービーム。
    森下がレフトにコンバートになればレーザービーム。
    ヘルナンデスがレフトならレーザービームってとこなんじゃないですか。
    左中間への深い当たりは木浪、小幡がカット。右中間の当たりは森下からサードにレーザービーム。
    中野の肩ではカットは不用。
    選手の個の力量に任せるという事でよいと思います。
    そういった意味では、凡事徹底で、岡田前監督が、カットの意図を再確認してくださり、藤川新監督が選手のパフォーマンスを引き出してくれているのでしょう。

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